トレド旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回もやってしまいました歩き倒しの旅。<br />そろそろ年も年なんで、あくせくせず、のんびり滞在してゆったり観光しよう!と思ってバルセロナに10泊もするという計画を立てたのに、気が付けば北へ南へ東へ西へと、とにかく歩き倒してしまうという、旺盛な好奇心とたぐいまれな貧乏性のわたし。またしても相方から「歩きすぎだ」「強欲だ」「苦行だ」と罵倒されてしまいました。でも治りませんよ、私のあっちもこっちも行きたい病。<br />この旅行記は、そんなわたしの訪れたあっちやこっちを、備忘メモ程度にまとめておこうというものです。<br />その5回目はバルセロナからトレドへの2泊3日の小旅行の2日目、中日の足跡です。この日の総歩数29,004歩…ちょいと歩きすぎました。この旅行で最高の歩数です。ご想像どおり、相方に呆れられました ((^_^;))<br /><br />何はともあれ、「16世紀で歩みを止めた町」の歩き倒しの記録スタートです。写真もてんこ盛りですが、お許しください。<br /><br />ちなみに、今回のバルセロナ訪問の大きな目的は、スペインのアール・ヌーヴォー=モデルニズモ建築巡りでしたので、その様子は先に旅行記全9篇で公開しております。ですので、先の旅行記では全く触れなかったこのトレドへの旅は、今回お初の登場となります。とはいえここは、ただ足跡を書き連ねていく予定ですのであしからず。m(__)m<br /><br />バルセロナのモデルニスモ建築巡りの様子が気になる方は、下記旅行記を覗いてください。<br />(1)サグラダファミリア&グエル公園<br />  https://4travel.jp/travelogue/11568448<br />(2)カサ・ミラ&カサ・バトリョ<br />  https://4travel.jp/travelogue/11622978<br />(3)カサ・ビセンス&グエル邸<br />  https://4travel.jp/travelogue/11623386<br />(4)グエル別邸とその他のガウディ作品たち<br />  https://4travel.jp/travelogue/11624946<br />(5)サン・パウ病院(モンタネール作)<br />  https://4travel.jp/travelogue/11625773<br />(6)カタルーニャ音楽堂とその他のモンタネール作品<br />  https://4travel.jp/travelogue/11626592<br />(7)カサ・アマトリェールとその他のプッチ作品たち<br />  https://4travel.jp/travelogue/11627998 <br />(8)モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち 前編<br />  https://4travel.jp/travelogue/11629209<br />(9)モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち 後編<br />  https://4travel.jp/travelogue/11629670<br /><br />【旅ログ】<br /> 10/27 13:45 羽田発 AFにてパリ経由でバルセロナ 同日22:55着<br /> 10/28 カタルーニャ音楽堂、スペイン広場、蛾の館、ゴシック地区<br /> 10/29 モンジェイックの丘、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・パトリョ(みゅうミキ・ツーリストの日本語現地ツアーに参加しました)<br /> 10/30 モヌメンタル闘牛場、逆さだファミリア、サン・パウ病院、カサ・ミラ<br /> 10/31 バルセロナサンツ駅→マドリード乗換→トレド<br /> 11/1 トレド<br /> 11/2 トレド→マドリード→バルセロナサンツ駅 <br /> 11/3 カサ・カルベ、バルセロナ歴史博物館、バルセロナ海洋博物館、ゴシック地区、ランブラス通り、サグラダ・ファミリア夜景<br /> 11/4 グラシア通り建物外観、アントニ・タピエス美術館、カサ・ビセンス、クアドロ男爵邸、カサ・コマラット、カサ・フステル、ラス・プン シャス集合住宅、カサ・アマトリエール、グエル別邸<br /> 11/5 グエル邸、ボケリア市場、マリーナ地区  <br /> 11/6 12:45 バルセロナ発 AFにてパリ経由<br /> 11/7 12:25 羽田着

またやってしまいました歩き倒しの旅 バルセロナ&トレド&ちょこっとマドリード11日間の足跡 【旅日記編 6日目】

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2019/10/27 - 2019/11/07

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mirilin

mirilinさん

今回もやってしまいました歩き倒しの旅。
そろそろ年も年なんで、あくせくせず、のんびり滞在してゆったり観光しよう!と思ってバルセロナに10泊もするという計画を立てたのに、気が付けば北へ南へ東へ西へと、とにかく歩き倒してしまうという、旺盛な好奇心とたぐいまれな貧乏性のわたし。またしても相方から「歩きすぎだ」「強欲だ」「苦行だ」と罵倒されてしまいました。でも治りませんよ、私のあっちもこっちも行きたい病。
この旅行記は、そんなわたしの訪れたあっちやこっちを、備忘メモ程度にまとめておこうというものです。
その5回目はバルセロナからトレドへの2泊3日の小旅行の2日目、中日の足跡です。この日の総歩数29,004歩…ちょいと歩きすぎました。この旅行で最高の歩数です。ご想像どおり、相方に呆れられました ((^_^;))

何はともあれ、「16世紀で歩みを止めた町」の歩き倒しの記録スタートです。写真もてんこ盛りですが、お許しください。

ちなみに、今回のバルセロナ訪問の大きな目的は、スペインのアール・ヌーヴォー=モデルニズモ建築巡りでしたので、その様子は先に旅行記全9篇で公開しております。ですので、先の旅行記では全く触れなかったこのトレドへの旅は、今回お初の登場となります。とはいえここは、ただ足跡を書き連ねていく予定ですのであしからず。m(__)m

バルセロナのモデルニスモ建築巡りの様子が気になる方は、下記旅行記を覗いてください。
(1)サグラダファミリア&グエル公園
  https://4travel.jp/travelogue/11568448
(2)カサ・ミラ&カサ・バトリョ
  https://4travel.jp/travelogue/11622978
(3)カサ・ビセンス&グエル邸
  https://4travel.jp/travelogue/11623386
(4)グエル別邸とその他のガウディ作品たち
  https://4travel.jp/travelogue/11624946
(5)サン・パウ病院(モンタネール作)
  https://4travel.jp/travelogue/11625773
(6)カタルーニャ音楽堂とその他のモンタネール作品
  https://4travel.jp/travelogue/11626592
(7)カサ・アマトリェールとその他のプッチ作品たち
  https://4travel.jp/travelogue/11627998 
(8)モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち 前編
  https://4travel.jp/travelogue/11629209
(9)モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち 後編
  https://4travel.jp/travelogue/11629670

【旅ログ】
 10/27 13:45 羽田発 AFにてパリ経由でバルセロナ 同日22:55着
 10/28 カタルーニャ音楽堂、スペイン広場、蛾の館、ゴシック地区
 10/29 モンジェイックの丘、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・パトリョ(みゅうミキ・ツーリストの日本語現地ツアーに参加しました)
 10/30 モヌメンタル闘牛場、逆さだファミリア、サン・パウ病院、カサ・ミラ
 10/31 バルセロナサンツ駅→マドリード乗換→トレド
 11/1 トレド
 11/2 トレド→マドリード→バルセロナサンツ駅 
 11/3 カサ・カルベ、バルセロナ歴史博物館、バルセロナ海洋博物館、ゴシック地区、ランブラス通り、サグラダ・ファミリア夜景
 11/4 グラシア通り建物外観、アントニ・タピエス美術館、カサ・ビセンス、クアドロ男爵邸、カサ・コマラット、カサ・フステル、ラス・プン シャス集合住宅、カサ・アマトリエール、グエル別邸
 11/5 グエル邸、ボケリア市場、マリーナ地区  
 11/6 12:45 バルセロナ発 AFにてパリ経由
 11/7 12:25 羽田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩

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  • トレド2日目の朝が始まりました。<br />朝食はホテルの地下にある中世の雰囲気溢れるバンケットルームでのバイキングです。<br />オーク材の重厚な扉を開くと、入口にたくさんの手が並んでいました。<br />よく見ると、各国の言葉で「こんにちは」って書いてありました。<br />日本語をみつけると、やっぱり嬉しいですね~

    トレド2日目の朝が始まりました。
    朝食はホテルの地下にある中世の雰囲気溢れるバンケットルームでのバイキングです。
    オーク材の重厚な扉を開くと、入口にたくさんの手が並んでいました。
    よく見ると、各国の言葉で「こんにちは」って書いてありました。
    日本語をみつけると、やっぱり嬉しいですね~

    ホテル アルフォンソ ビ ホテル

    中性の雰囲気漂う便利なホテル(道に迷いません!) by mirilinさん
  • 挨拶の書かれた手の横には、甲冑姿の騎士も立っています。<br />石造りの壁や、レンガ造りの天井など、なかなか雰囲気があります。

    挨拶の書かれた手の横には、甲冑姿の騎士も立っています。
    石造りの壁や、レンガ造りの天井など、なかなか雰囲気があります。

  • 広いバンケットルームの壁際にいろんなお料理が並んでいます。<br />バルセロナのホテルの朝食もとても良かったのですが、ここのホテルもなかなかの充実ぶりです。強いて言えば生野菜とホットミールが少なかったかな…

    広いバンケットルームの壁際にいろんなお料理が並んでいます。
    バルセロナのホテルの朝食もとても良かったのですが、ここのホテルもなかなかの充実ぶりです。強いて言えば生野菜とホットミールが少なかったかな…

  • でも、私はスイカがあれば満足です(笑)<br />細かく切ったスイカもあったのですが、もしかしてヨーグルトに入れるの?と挑戦してみたところ、みなさんのご想像通り、さすがのスイカ狂の私にも、ヨーグルトにスイカは今ひとつと思いました。<br /><br />紅茶を入れているカップはアンティーク風のとても素敵な柄の陶器なんです。<br />いろいろな絵柄や形のカップが用意されていて、自分でチョイスして使うことができました。<br />ジュースは安定のオレンジジュースです。

    でも、私はスイカがあれば満足です(笑)
    細かく切ったスイカもあったのですが、もしかしてヨーグルトに入れるの?と挑戦してみたところ、みなさんのご想像通り、さすがのスイカ狂の私にも、ヨーグルトにスイカは今ひとつと思いました。

    紅茶を入れているカップはアンティーク風のとても素敵な柄の陶器なんです。
    いろいろな絵柄や形のカップが用意されていて、自分でチョイスして使うことができました。
    ジュースは安定のオレンジジュースです。

  • たっぷり朝ごはんを食べ、トレドの街の歩き倒しに、いざ出陣!<br />足元の石畳には、トレド旧市街の地図のプレートがあったりします。<br />網の目のような道が広がっている様子がわかりますね~

    たっぷり朝ごはんを食べ、トレドの街の歩き倒しに、いざ出陣!
    足元の石畳には、トレド旧市街の地図のプレートがあったりします。
    網の目のような道が広がっている様子がわかりますね~

  • まずは、スペイン一の有名人(?)セルバンテスさんにご挨拶です。<br />ホテル前の坂道を下ること3分ほどのところにある「ソコドベール広場」前の建物の間に空いている鍵穴のような通路を抜けたところに立っていらっしゃいます。<br />ドン・キホーテの作者として名を馳せた「ミゲル・デ・セルバンテス」の像は大人気で、日中はなかなかオンリーワンの写真が撮れないそうなのですが、朝9時前は人の姿がありません。<br />独占できますよ~ (V^-°)イエイ!<br /><br />ちなみに、鍵穴のような通路は「血のアーチ」と呼ばれているそうです。

    まずは、スペイン一の有名人(?)セルバンテスさんにご挨拶です。
    ホテル前の坂道を下ること3分ほどのところにある「ソコドベール広場」前の建物の間に空いている鍵穴のような通路を抜けたところに立っていらっしゃいます。
    ドン・キホーテの作者として名を馳せた「ミゲル・デ・セルバンテス」の像は大人気で、日中はなかなかオンリーワンの写真が撮れないそうなのですが、朝9時前は人の姿がありません。
    独占できますよ~ (V^-°)イエイ!

    ちなみに、鍵穴のような通路は「血のアーチ」と呼ばれているそうです。

  • セルバンテスさんの銅像の横には、「サンタ・クルス美術館」があります。<br />石造りで重厚な建物の「サンタ・クルス美術館」は、16世紀にイザベル1世によって建てられた病院・孤児院を改築した美術館だそうで、トレドゆかりの「エル・グレコ」の作品が多く収蔵されているそうです。<br />ゴシック様式の建物に、ルネサンス様式の白い浮き彫りが施されたプラテレスコ様式(スペインのルネサンス様式)の典型です。

    セルバンテスさんの銅像の横には、「サンタ・クルス美術館」があります。
    石造りで重厚な建物の「サンタ・クルス美術館」は、16世紀にイザベル1世によって建てられた病院・孤児院を改築した美術館だそうで、トレドゆかりの「エル・グレコ」の作品が多く収蔵されているそうです。
    ゴシック様式の建物に、ルネサンス様式の白い浮き彫りが施されたプラテレスコ様式(スペインのルネサンス様式)の典型です。

    サンタ クルス美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • ファサードの繊細な装飾、アップにしてみました。<br />

    ファサードの繊細な装飾、アップにしてみました。

  • 窓の装飾も、とても繊細です。<br />館内の階段や手すり、アーチには建築家の「アロンソ・デ・コバルビアス」による美しい彫刻があり、廊下の壁には見事なタイル画が飾られているそうですが、まだオープン時間前だったので、外観だけ拝んで次へ向かいました。

    窓の装飾も、とても繊細です。
    館内の階段や手すり、アーチには建築家の「アロンソ・デ・コバルビアス」による美しい彫刻があり、廊下の壁には見事なタイル画が飾られているそうですが、まだオープン時間前だったので、外観だけ拝んで次へ向かいました。

  • 強者どもが夢の後…昨夜のハロウィンの喧騒が嘘のように、朝の「ソコドベール広場」は静寂そのものでした。<br />でも、早朝ってわけではないんですよ。9:00過ぎなんですが、トレドの人たちは朝遅いみたいですね(笑)<br />(v_v) スヤスヤ

    強者どもが夢の後…昨夜のハロウィンの喧騒が嘘のように、朝の「ソコドベール広場」は静寂そのものでした。
    でも、早朝ってわけではないんですよ。9:00過ぎなんですが、トレドの人たちは朝遅いみたいですね(笑)
    (v_v) スヤスヤ

    ソコドベール広場 広場・公園

  • 「コメルシオ通り」も全然人がいません。<br />ここは、「クアトロ・カレス広場」という五叉路にようになっている小さな広場。何度も通りましたが、毎回どっちに行くのか迷いました(笑)<br />正面のピンクの建物の右に行っても左に行っても、結局はカテドラルに辿り着きますが…。<br />

    「コメルシオ通り」も全然人がいません。
    ここは、「クアトロ・カレス広場」という五叉路にようになっている小さな広場。何度も通りましたが、毎回どっちに行くのか迷いました(笑)
    正面のピンクの建物の右に行っても左に行っても、結局はカテドラルに辿り着きますが…。

  • お店はまだ閉まっていますが、シャッターに書かれた絵も、なかなかにアートです。<br />これは、「エル・グレコ」と天使ですよね?

    お店はまだ閉まっていますが、シャッターに書かれた絵も、なかなかにアートです。
    これは、「エル・グレコ」と天使ですよね?

  • 道路表示も、とても綺麗。トレドは街全体がアートです。

    道路表示も、とても綺麗。トレドは街全体がアートです。

  • こちらの標識も周囲を鉄細工で囲み、レンガの壁と街灯と共に素敵な雰囲気出してます。

    こちらの標識も周囲を鉄細工で囲み、レンガの壁と街灯と共に素敵な雰囲気出してます。

  • こんな可愛い看板もありました。トレド名物「マサパン」というお菓子を売る店です。「マサパン」は尼さんが作り出したというアーモンド粉と砂糖を練って焼いた伝統菓子ですが、昔食べてあまり美味しくなかった記憶があったので、購入は見送りましたが、食べてみるべきだったかな…。<br /><br />

    こんな可愛い看板もありました。トレド名物「マサパン」というお菓子を売る店です。「マサパン」は尼さんが作り出したというアーモンド粉と砂糖を練って焼いた伝統菓子ですが、昔食べてあまり美味しくなかった記憶があったので、購入は見送りましたが、食べてみるべきだったかな…。

  • このお店のショーウィンドゥには、修道女たちがマサパン作りをしているフィギュアが飾られています。<br /><br />こんな可愛いお店行ってみたいですよね?「El Cafe de las Monjas」というカフェです。<br />でもごめんなさい、場所を説明できません。市庁舎前の「アユンタミエント広場」から「サント・トメ教会」目指してウロウロ歩いていたら、巡りあったお店です。<br />はい、ご想像通り、十分迷子になっている矢先でした(笑)<br />トレドの街の迷路のような道には、ホント悩まされました。<br />

    このお店のショーウィンドゥには、修道女たちがマサパン作りをしているフィギュアが飾られています。

    こんな可愛いお店行ってみたいですよね?「El Cafe de las Monjas」というカフェです。
    でもごめんなさい、場所を説明できません。市庁舎前の「アユンタミエント広場」から「サント・トメ教会」目指してウロウロ歩いていたら、巡りあったお店です。
    はい、ご想像通り、十分迷子になっている矢先でした(笑)
    トレドの街の迷路のような道には、ホント悩まされました。

  • そして、何とかたどり着きました。「サント・トメ教会」です。<br /><br />「サント・トメ教会」は12世紀に「アルフォンソ6世」が建造した教会ですが、荒廃していた教会をオルガス伯爵が私財を投じ14世紀に再建したそうです。そのときに建築された、教会のシンボル「モサラベの塔」は現在トレドに残る最も素晴らしいムデハル様式だと言われています。<br />

    そして、何とかたどり着きました。「サント・トメ教会」です。

    「サント・トメ教会」は12世紀に「アルフォンソ6世」が建造した教会ですが、荒廃していた教会をオルガス伯爵が私財を投じ14世紀に再建したそうです。そのときに建築された、教会のシンボル「モサラベの塔」は現在トレドに残る最も素晴らしいムデハル様式だと言われています。

    サント トメ教会 寺院・教会

  • 塔の上の方をよく見ると色違いのセラミックの柱があったりして、なかなか凝った造りになっています。

    塔の上の方をよく見ると色違いのセラミックの柱があったりして、なかなか凝った造りになっています。

  • 「サント・トメ教会」は、「エル・グレコ」の最高傑作と言われている「オルガス伯の埋葬」が展示されていることで有名です。<br />この絵は壁一面を覆い尽くすほどの大きさがあり、門外不出なので、トレドに来たらぜひ見ておくべきと言われています。<br />が、私は以前見ているし、相方は「エル・グレコ」に全く興味がないとのことで、オープン時間までここ待っているほどのことはないかと、塔と入口だけ眺めて次へ向かいました。

    「サント・トメ教会」は、「エル・グレコ」の最高傑作と言われている「オルガス伯の埋葬」が展示されていることで有名です。
    この絵は壁一面を覆い尽くすほどの大きさがあり、門外不出なので、トレドに来たらぜひ見ておくべきと言われています。
    が、私は以前見ているし、相方は「エル・グレコ」に全く興味がないとのことで、オープン時間までここ待っているほどのことはないかと、塔と入口だけ眺めて次へ向かいました。

  • 「サント・トメ教会」から5分ほどのところにあるのが「トランシト教会」です。<br />ユダヤ人の「サムエル・ハ・レビ」によって1350年に建てられたムデハル様式のユダヤ教会ですが、1492年にユダヤ人が追放された2年後には、カラトラバ騎士団の礼拝堂として使われていたそうです。<br />なんと、1877年にはスペイン政府から重要文化財の指定を受けたそうです。

    「サント・トメ教会」から5分ほどのところにあるのが「トランシト教会」です。
    ユダヤ人の「サムエル・ハ・レビ」によって1350年に建てられたムデハル様式のユダヤ教会ですが、1492年にユダヤ人が追放された2年後には、カラトラバ騎士団の礼拝堂として使われていたそうです。
    なんと、1877年にはスペイン政府から重要文化財の指定を受けたそうです。

    トランシト教会 / セファルディ博物館 寺院・教会

  • この辺りはかつてユダヤ人街の中心部だったといわれており、現在「トランシト教会」はユダヤ文化を紹介する博物館「セファルディ博物館」となっています。<br />ちなみに、「セファルディ」とは、スペインやポルトガルに居住する「ラディノ語」を話すユダヤ教徒のことです。

    この辺りはかつてユダヤ人街の中心部だったといわれており、現在「トランシト教会」はユダヤ文化を紹介する博物館「セファルディ博物館」となっています。
    ちなみに、「セファルディ」とは、スペインやポルトガルに居住する「ラディノ語」を話すユダヤ教徒のことです。

  • 中に入ると「祈りの大広間」があります。<br />壁は、まるでレースをかけたような、繊細なムデハル様式の漆喰装飾で飾られていて、優美な空間になっています。

    中に入ると「祈りの大広間」があります。
    壁は、まるでレースをかけたような、繊細なムデハル様式の漆喰装飾で飾られていて、優美な空間になっています。

  • 天井には格子の木工細工が施され、窓の幾何学模様の装飾もとても美しく、陽の光が入ることで輝き、壮麗な雰囲気です。<br />壁の上部には小さなアーチが集まってできた54の窓があり、装飾帯には「イスラエルの神」、「ペドロ1世」、「サムエル・ハ・レビ」を讃えるヘブライ語の聖句が刻まれています。

    天井には格子の木工細工が施され、窓の幾何学模様の装飾もとても美しく、陽の光が入ることで輝き、壮麗な雰囲気です。
    壁の上部には小さなアーチが集まってできた54の窓があり、装飾帯には「イスラエルの神」、「ペドロ1世」、「サムエル・ハ・レビ」を讃えるヘブライ語の聖句が刻まれています。

  • 広間の装飾に圧倒されていましたが、ここは博物館ですから、トレドの歴史やユダヤ教徒に関する展示がされている部屋もあります。

    広間の装飾に圧倒されていましたが、ここは博物館ですから、トレドの歴史やユダヤ教徒に関する展示がされている部屋もあります。

  • 女性用の礼拝所だったといわれる2階に上がると、天井近くの繊細な装飾を間近に見ることができますし、神秘的なヘブライ語が並んだ書物や贅沢の粋を極めた宝飾品なども見ることができます。<br />ベンチも、イスラムの香り漂う美しいタイル張りでした。<br /><br />比較的観光客が少ない場所かと思いますが、なかなか見ごたえがありますよ!

    女性用の礼拝所だったといわれる2階に上がると、天井近くの繊細な装飾を間近に見ることができますし、神秘的なヘブライ語が並んだ書物や贅沢の粋を極めた宝飾品なども見ることができます。
    ベンチも、イスラムの香り漂う美しいタイル張りでした。

    比較的観光客が少ない場所かと思いますが、なかなか見ごたえがありますよ!

  • さて、次なる目的地はユダヤ人街地区に残るシナゴーグ、「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」。グーグル地図を頼りに、迷路のような道が入り組むユダヤ人居住地区を歩きます。

    さて、次なる目的地はユダヤ人街地区に残るシナゴーグ、「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」。グーグル地図を頼りに、迷路のような道が入り組むユダヤ人居住地区を歩きます。

  • このユダヤ人街地区あたりは、トレドでも特に古い町並みが残っているそうですが、マンホールウォッチャーの私、古そうなマンホールを見つけましたよ。

    このユダヤ人街地区あたりは、トレドでも特に古い町並みが残っているそうですが、マンホールウォッチャーの私、古そうなマンホールを見つけましたよ。

  • この建物と建物を繋ぐ渡り廊下のようなものは、人目を避けて建物間を移動できるようにと設けられたものだそうです。

    この建物と建物を繋ぐ渡り廊下のようなものは、人目を避けて建物間を移動できるようにと設けられたものだそうです。

  • 街全体が美術館と言われるトレドの街は、入り組んだ道に翻弄され、素直に目的地につくことができないのですが、翻弄されながらも、趣ある石積みの家や、美しい窓辺を見ていると、迷っている時間も楽しめちゃうのです。<br />(@^∇^@)

    街全体が美術館と言われるトレドの街は、入り組んだ道に翻弄され、素直に目的地につくことができないのですが、翻弄されながらも、趣ある石積みの家や、美しい窓辺を見ていると、迷っている時間も楽しめちゃうのです。
    (@^∇^@)

  • 細い路地を抜けるといきなり視界が開け、立派な建物の前に出ました。<br />どうやら「トレド美術学校」のようです。<br />目指す「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」は、地図によればここを左に行ったところのはずです。

    細い路地を抜けるといきなり視界が開け、立派な建物の前に出ました。
    どうやら「トレド美術学校」のようです。
    目指す「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」は、地図によればここを左に行ったところのはずです。

  • そして1分も歩くと、壁におしゃれな看板がありました。<br />無事到着したようです。

    そして1分も歩くと、壁におしゃれな看板がありました。
    無事到着したようです。

    サンタ マリア ラ ブランカ教会 寺院・教会

  • 門を入り、前庭を抜けるとシックな木製の扉があり、下半分が開放されているのでそこから内部へ進みます。

    門を入り、前庭を抜けるとシックな木製の扉があり、下半分が開放されているのでそこから内部へ進みます。

  • 一歩室内に入ると、そこには純白の世界が待っていました。<br />思わず「うわぁ~綺麗」と声が出てしまった私。<br />「サンタ・マリア・ラ・ブランカ」=「白い聖母マリアの聖堂」という名のとおり、真っ白の聖堂内は、とても清廉な雰囲気です。<br /><br />

    イチオシ

    一歩室内に入ると、そこには純白の世界が待っていました。
    思わず「うわぁ~綺麗」と声が出てしまった私。
    「サンタ・マリア・ラ・ブランカ」=「白い聖母マリアの聖堂」という名のとおり、真っ白の聖堂内は、とても清廉な雰囲気です。

  • このシナゴーグは1180年に建築され、211年もの間ユダヤ教の礼拝が行われてきました。12世紀から13世紀、町には1万人以上のユダヤ人が暮らし、キリスト教王の下、ユダヤ教徒、キリスト教徒、そしてイスラム教徒が共存していましたが、1391年の反ユダヤ人の反乱の影響を受けて、ユダヤ教徒はキリスト教徒に虐殺され、遂には1492年にユダヤ人追放令が発せられて、この地を去ることになったそうです。その後、15世紀にカトリック教会となり、現在の「サンタマリア」の名が付けられて教会となったそうです。<br />

    イチオシ

    このシナゴーグは1180年に建築され、211年もの間ユダヤ教の礼拝が行われてきました。12世紀から13世紀、町には1万人以上のユダヤ人が暮らし、キリスト教王の下、ユダヤ教徒、キリスト教徒、そしてイスラム教徒が共存していましたが、1391年の反ユダヤ人の反乱の影響を受けて、ユダヤ教徒はキリスト教徒に虐殺され、遂には1492年にユダヤ人追放令が発せられて、この地を去ることになったそうです。その後、15世紀にカトリック教会となり、現在の「サンタマリア」の名が付けられて教会となったそうです。

  • 1550年には、シリセオ枢機卿の命により女子修道院となり奥に礼拝堂が作られたそうです。シナゴーグ部分の天井は木製ですが、礼拝堂の天井はゴールドに輝いていて、異空間感たっぷりです。<br />どこからどう見てもシナゴーグなのに、十字架がちゃんと付いていて不思議です。

    1550年には、シリセオ枢機卿の命により女子修道院となり奥に礼拝堂が作られたそうです。シナゴーグ部分の天井は木製ですが、礼拝堂の天井はゴールドに輝いていて、異空間感たっぷりです。
    どこからどう見てもシナゴーグなのに、十字架がちゃんと付いていて不思議です。

  • 身廊は5本あります。<br />その間には白く塗られたレンガ造りの八角柱が連続して続き、馬蹄形のアーチを描いています。そして、その柱には漆喰細工のレースの様な繊細な透かし彫りが施されています。<br />このような馬蹄形のアーチや、柱塔に施された装飾が典型的なムデハル様式であることから、ユダヤ教の建物ではありますが、イスラム教の職人が建てたものだろうと言われています。<br />

    身廊は5本あります。
    その間には白く塗られたレンガ造りの八角柱が連続して続き、馬蹄形のアーチを描いています。そして、その柱には漆喰細工のレースの様な繊細な透かし彫りが施されています。
    このような馬蹄形のアーチや、柱塔に施された装飾が典型的なムデハル様式であることから、ユダヤ教の建物ではありますが、イスラム教の職人が建てたものだろうと言われています。

  • 真っ白な装飾は、まるでデコレーションケーキのようでもあり、壁の繊細な漆喰細工はゴージャスなネックレスのような感じですよね。<br />そして足元を見れば、床のタイルはしっかりユダヤ教のダビデの星のデザインです。<br /><br />それにしても、ここがユダヤ人の悲劇の舞台でもあったなんて、信じがたいですよね。宗教というものにとんと疎い私には、宗教戦争は理解に苦しみます。

    真っ白な装飾は、まるでデコレーションケーキのようでもあり、壁の繊細な漆喰細工はゴージャスなネックレスのような感じですよね。
    そして足元を見れば、床のタイルはしっかりユダヤ教のダビデの星のデザインです。

    それにしても、ここがユダヤ人の悲劇の舞台でもあったなんて、信じがたいですよね。宗教というものにとんと疎い私には、宗教戦争は理解に苦しみます。

  • 「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」の前の「レジェス・カトリコス通り」を戻り、トレド美術学校の前を過ぎるととすぐに、次なる目的地「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院 」があります。<br />ここは迷うことはありません(笑)

    「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」の前の「レジェス・カトリコス通り」を戻り、トレド美術学校の前を過ぎるととすぐに、次なる目的地「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院 」があります。
    ここは迷うことはありません(笑)

    サン ファン デ ロス レイエス教会 寺院・教会

  • 入口を入ると、いきなり八角天井の筋状の模様の天井に目を奪われます。<br />昨年リスボンで見た「ジェロニモス修道院」を思い出しました。階段を降りた地下ホールで入場券を買って見学スタートです。

    入口を入ると、いきなり八角天井の筋状の模様の天井に目を奪われます。
    昨年リスボンで見た「ジェロニモス修道院」を思い出しました。階段を降りた地下ホールで入場券を買って見学スタートです。

  • 1階はアーチ状の回廊で、天井のアーチの曲線と窓のアーチ部分のレースのような透かし彫りが回廊を優雅に彩るさまは、やはり「ジェロニモス修道院」を彷彿とさせます。

    1階はアーチ状の回廊で、天井のアーチの曲線と窓のアーチ部分のレースのような透かし彫りが回廊を優雅に彩るさまは、やはり「ジェロニモス修道院」を彷彿とさせます。

  • 柱にはたくさんの彫刻が施されていますが、優しい顔をしたマリア様の像など、全体的に丸みを帯びた優しい線の聖像群なので、柔らかな雰囲気を醸し出しています。

    柱にはたくさんの彫刻が施されていますが、優しい顔をしたマリア様の像など、全体的に丸みを帯びた優しい線の聖像群なので、柔らかな雰囲気を醸し出しています。

  • この回廊の窓。素敵ですよね~

    この回廊の窓。素敵ですよね~

  • アラビアの雰囲気あふれる壁の透かし彫りも、まるでレースのカーテンのような美しさです。

    アラビアの雰囲気あふれる壁の透かし彫りも、まるでレースのカーテンのような美しさです。

  • パティオにはオレンジの木などが植えられています。この日は真紅の薔薇が咲いていました。

    パティオにはオレンジの木などが植えられています。この日は真紅の薔薇が咲いていました。

  • 回廊から礼拝堂への入口の装飾も素晴らしいです。

    回廊から礼拝堂への入口の装飾も素晴らしいです。

  • こちらは、チケットを買って一番最初に通る入口。順番が後先になりましたが、繊細な彫刻が素敵だったので、こちらも一緒に載せておきます。

    こちらは、チケットを買って一番最初に通る入口。順番が後先になりましたが、繊細な彫刻が素敵だったので、こちらも一緒に載せておきます。

  • 礼拝堂は、ゴシック様式とムデハル様式が融合したスペイン独自のイサベル様式で、白を基調としています。そして、祭壇には立派な祭壇屏が掛けられています。

    礼拝堂は、ゴシック様式とムデハル様式が融合したスペイン独自のイサベル様式で、白を基調としています。そして、祭壇には立派な祭壇屏が掛けられています。

  • 祭壇屏はイエス・キリストの生涯が表されているといわれています。

    祭壇屏はイエス・キリストの生涯が表されているといわれています。

  • ドーム型の大理石の天井には、八角形の筋状の模様が施されています。

    ドーム型の大理石の天井には、八角形の筋状の模様が施されています。

  • そして、柱や壁を覆う繊細な彫刻の数々。<br />日本人は器用だから細かい仕事ができるけど、西洋人はね…なんていう人もいますが、運慶・快慶もびっくりの彫刻ですわ。

    そして、柱や壁を覆う繊細な彫刻の数々。
    日本人は器用だから細かい仕事ができるけど、西洋人はね…なんていう人もいますが、運慶・快慶もびっくりの彫刻ですわ。

  • アップにしてみると、その細かさがよくわかりますね~

    アップにしてみると、その細かさがよくわかりますね~

  • イスラム系の教会で見られる聖句が書かれた装飾帯も健在。これ好きなんですよ、エキゾチックで。

    イスラム系の教会で見られる聖句が書かれた装飾帯も健在。これ好きなんですよ、エキゾチックで。

  • たくさんの聖人と紋章も壁に整列してます。

    たくさんの聖人と紋章も壁に整列してます。

  • アップにしてみました。いや~いい仕事してますな~

    アップにしてみました。いや~いい仕事してますな~

  • 彫刻ばかりに目が奪われますが、こんなありがたい雰囲気の絵画なんかもありました。<br />この絵、背景はトレドの街ですね。

    彫刻ばかりに目が奪われますが、こんなありがたい雰囲気の絵画なんかもありました。
    この絵、背景はトレドの街ですね。

  • 「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」の回廊は、ゴシック様式とムデハル様式を融合させたイサベル様式というスタイルだそうで、1階がゴシック様式、2階がプラテレスコ様式、その天井はムデハル様式になっています。

    「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」の回廊は、ゴシック様式とムデハル様式を融合させたイサベル様式というスタイルだそうで、1階がゴシック様式、2階がプラテレスコ様式、その天井はムデハル様式になっています。

  • いろんな建築様式が出てきましてので、ここで確認しておきましょう。<br />◆ゴシック様式(12~15世紀)<br />フランス北部に発し、中世後半の西ヨーロッパ全般に広まる。<br />尖塔アーチなどの新技術で天井を高く窓を広くすることが可能になり、ステンドグラスの発展につながった。<br />◆ムデハル様式(12~16世紀)<br />ムデハルとは、スペインがキリスト教徒によりイスラム教徒の手から奪還された後も、自分たちの信仰や習慣を維持しながらスペインに残ったイスラム教徒のこと<br />イスラムの高度な建築、金銀細工、彫刻業などの技術が、中世キリスト文化と融合した。<br />◆イサベル様式(15世紀末~16世紀はじめ)<br />ゴッシク様式とムデハル様式が融合したもの<br />◆プラテレスコ様式(16世紀)<br />ゴシックの建造物にイタリア発祥のルネッサンス装飾を取り入れた、スペイン・ルネッサンス建築様式<br />φ(..)カキカキ<br /><br />このように、とにかく建築様式のデパートのような教会ですが、それがうまく調和していて、素敵な空間となっています。

    いろんな建築様式が出てきましてので、ここで確認しておきましょう。
    ◆ゴシック様式(12~15世紀)
    フランス北部に発し、中世後半の西ヨーロッパ全般に広まる。
    尖塔アーチなどの新技術で天井を高く窓を広くすることが可能になり、ステンドグラスの発展につながった。
    ◆ムデハル様式(12~16世紀)
    ムデハルとは、スペインがキリスト教徒によりイスラム教徒の手から奪還された後も、自分たちの信仰や習慣を維持しながらスペインに残ったイスラム教徒のこと
    イスラムの高度な建築、金銀細工、彫刻業などの技術が、中世キリスト文化と融合した。
    ◆イサベル様式(15世紀末~16世紀はじめ)
    ゴッシク様式とムデハル様式が融合したもの
    ◆プラテレスコ様式(16世紀)
    ゴシックの建造物にイタリア発祥のルネッサンス装飾を取り入れた、スペイン・ルネッサンス建築様式
    φ(..)カキカキ

    このように、とにかく建築様式のデパートのような教会ですが、それがうまく調和していて、素敵な空間となっています。

  • こちらは2階回廊。確かに、すっきりとした雰囲気が漂っていて、スペイン独特の建築様式のプラテレスコ様式ですね。そして天井は、ムデハル様式の格天井で、長く続く回廊の天井を埋め尽くす木の細工が施された姿は、とても美しい光景です。

    こちらは2階回廊。確かに、すっきりとした雰囲気が漂っていて、スペイン独特の建築様式のプラテレスコ様式ですね。そして天井は、ムデハル様式の格天井で、長く続く回廊の天井を埋め尽くす木の細工が施された姿は、とても美しい光景です。

  • 木製の天井の装飾は、複雑に入り組んだ模様と色彩豊かで、カスティーリャとレオン王国の紋章が施されています。<br />日本の寄木細工にも似ていますよね。

    イチオシ

    木製の天井の装飾は、複雑に入り組んだ模様と色彩豊かで、カスティーリャとレオン王国の紋章が施されています。
    日本の寄木細工にも似ていますよね。

  • バルコニーや建物の柱には怪獣の彫刻がたくさん。まるでガーゴイルのように教会を守っているようです。<br />いくつもそそり立つ尖塔のデザインは何なんでしょうか?<br />歯間ブラシに見えちゃう私は、歯周病が気になるお年頃…。

    バルコニーや建物の柱には怪獣の彫刻がたくさん。まるでガーゴイルのように教会を守っているようです。
    いくつもそそり立つ尖塔のデザインは何なんでしょうか?
    歯間ブラシに見えちゃう私は、歯周病が気になるお年頃…。

  • この「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」は「イサベル女王」と「フェルナンド2世」が1476年に「トロの戦い」でポルトガルに勝利したことを記念して建てさせたもので、フランシスコ会の修道院です。<br /><br />特徴的なのは外壁に飾られている鎖です(写真左上)。1485年から86年の間にあったアラブ人とのマラガとアルメリアの戦いで助けられたカトリック教徒捕虜が、神と彼らの女王への永遠の感謝の気持ちとして奉納されたものだそうです。現在壁に飾られている数よりも、当時はもっとたくさんあったそうですよ。

    この「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」は「イサベル女王」と「フェルナンド2世」が1476年に「トロの戦い」でポルトガルに勝利したことを記念して建てさせたもので、フランシスコ会の修道院です。

    特徴的なのは外壁に飾られている鎖です(写真左上)。1485年から86年の間にあったアラブ人とのマラガとアルメリアの戦いで助けられたカトリック教徒捕虜が、神と彼らの女王への永遠の感謝の気持ちとして奉納されたものだそうです。現在壁に飾られている数よりも、当時はもっとたくさんあったそうですよ。

  • 教会前の広場からの眺めも素敵です。

    教会前の広場からの眺めも素敵です。

  • そして教会前にあるこのお店。25年前に来た時、確かスペイン初日で、バスでトレドについて街に入った途端に目に飛び込んできたお店なんです。壁に飾られている絵皿の美しさと、このお店の雰囲気に大感激したんです。こんなに美しい場所があるのかと…まだまだウブでしたね~(笑)<br />でも、今もその時の素朴な雰囲気のまま健在で、嬉しかったです。<br />

    そして教会前にあるこのお店。25年前に来た時、確かスペイン初日で、バスでトレドについて街に入った途端に目に飛び込んできたお店なんです。壁に飾られている絵皿の美しさと、このお店の雰囲気に大感激したんです。こんなに美しい場所があるのかと…まだまだウブでしたね~(笑)
    でも、今もその時の素朴な雰囲気のまま健在で、嬉しかったです。

  • 美しいお皿たちですよね~<br /><br />街歩きの途中だったので、このお店では買いませんでしたが、ホテル近くのお店で<br />数枚おみやげに買って帰りました。お皿を買って帰るつもりで、ちゃ~んとプチプチを日本から持ってきていたんですよ。<br />( ^ ≧^)フフーン

    美しいお皿たちですよね~

    街歩きの途中だったので、このお店では買いませんでしたが、ホテル近くのお店で
    数枚おみやげに買って帰りました。お皿を買って帰るつもりで、ちゃ~んとプチプチを日本から持ってきていたんですよ。
    ( ^ ≧^)フフーン

  • 「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」の前の坂を下りていくと西側の門「カンブロン門」があります。<br />1576年に建てられた門のアーチの中を車が走り抜けるさまは、まるでタイムトラベル状態ですよね。日本じゃ織田信長の時代に作られた門ですから。

    「サン・フアン・デ・ロス・レジェス修道院」の前の坂を下りていくと西側の門「カンブロン門」があります。
    1576年に建てられた門のアーチの中を車が走り抜けるさまは、まるでタイムトラベル状態ですよね。日本じゃ織田信長の時代に作られた門ですから。

    カンブロン門 建造物

  • 城壁外から見た「カンブロン門」<br />平和な時代に築かれた門なので、防御施設は見られません。<br /><br />

    城壁外から見た「カンブロン門」
    平和な時代に築かれた門なので、防御施設は見られません。

  • 「カンブロン門」付近から見た西側の眺めです。<br />緑も豊かで綺麗ですね。

    「カンブロン門」付近から見た西側の眺めです。
    緑も豊かで綺麗ですね。

  • 「カンブロン門」を抜け、城壁に沿って坂を下っていくと、タホ川にかかるトレド西側の橋「サン・マルティン橋」が登場します。<br />「サン・マルティン橋」は、14世紀のゴシック様式の橋で、「ペドロ1世」と「エンリケ2世」の兄弟戦争の際、破壊されてしまいましたが、司教の命令により、再建築されたものが現存する橋です。元々あった橋は、1165年に建設されているのではないかと推測されているそうです。

    「カンブロン門」を抜け、城壁に沿って坂を下っていくと、タホ川にかかるトレド西側の橋「サン・マルティン橋」が登場します。
    「サン・マルティン橋」は、14世紀のゴシック様式の橋で、「ペドロ1世」と「エンリケ2世」の兄弟戦争の際、破壊されてしまいましたが、司教の命令により、再建築されたものが現存する橋です。元々あった橋は、1165年に建設されているのではないかと推測されているそうです。

    サン・マルティン橋 建造物

  • 橋の街側の入口には、素敵なドレスを着た女性の像が飾られています。

    橋の街側の入口には、素敵なドレスを着た女性の像が飾られています。

  • アップにしてみました。美しい絵で周囲が飾られていますね。

    アップにしてみました。美しい絵で周囲が飾られていますね。

  • 橋の上からタホ川を覗いてみました。結構流れが速いですね。

    橋の上からタホ川を覗いてみました。結構流れが速いですね。

  • 城壁に続くこの橋の入口に建つ塔は、16世紀に造られたものだそうです。<br />後ろに「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」のてっぺんが見えてますね。<br />

    城壁に続くこの橋の入口に建つ塔は、16世紀に造られたものだそうです。
    後ろに「サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会」のてっぺんが見えてますね。

  • 立派なトレドの紋章もついてます。

    立派なトレドの紋章もついてます。

  • 橋を渡った先にも塔が建っており、そこに空いた鍵穴の様のところを潜り外に出ることになります。こちら側はいたってシンプルです。

    橋を渡った先にも塔が建っており、そこに空いた鍵穴の様のところを潜り外に出ることになります。こちら側はいたってシンプルです。

  • この橋は、5つのアーチを持ち、真ん中のアーチは、27メートルの高さがあるそうです。結構な高さですよね。

    この橋は、5つのアーチを持ち、真ん中のアーチは、27メートルの高さがあるそうです。結構な高さですよね。

  • 橋を渡った対岸からトレドの街を見てみました。<br />川岸には、まるで竜舌蘭のような植物が群生していました。ここでしか見かけませんでしたが、なんでしょうか?

    橋を渡った対岸からトレドの街を見てみました。
    川岸には、まるで竜舌蘭のような植物が群生していました。ここでしか見かけませんでしたが、なんでしょうか?

  • 「サン・マルティン橋」から、古い城壁に沿って坂道を上ってみます。<br />この石積みが独特ですよね。日本ではあまり見かけません。日本の城壁の石積みとは手法が違うようです。

    「サン・マルティン橋」から、古い城壁に沿って坂道を上ってみます。
    この石積みが独特ですよね。日本ではあまり見かけません。日本の城壁の石積みとは手法が違うようです。

  • ユダヤ人街をウロウロしていると、見るからに古い建物があらわれました。<br />ムデハルの大聖堂として知られる「サンティアゴ・デル・アラバル教会」 です。1245~48年にサンチョ2世の命令で建てられたものだそうです。鎌倉時代ですね。<br />そしてその向こうに見える二つの三角屋根は、「ビサグラ新門」。トレド旧市街の入り口です。<br />

    ユダヤ人街をウロウロしていると、見るからに古い建物があらわれました。
    ムデハルの大聖堂として知られる「サンティアゴ・デル・アラバル教会」 です。1245~48年にサンチョ2世の命令で建てられたものだそうです。鎌倉時代ですね。
    そしてその向こうに見える二つの三角屋根は、「ビサグラ新門」。トレド旧市街の入り口です。

    サンティアゴ デル アラバル教会 寺院・教会

  • この門は2層になっており、内側のこの門は、以前からあったイスラム時代の城門の名残を残しています。 <br />1550年に作られたそうですが、それでも「新門」なんですね、トレドでは(笑)

    この門は2層になっており、内側のこの門は、以前からあったイスラム時代の城門の名残を残しています。
    1550年に作られたそうですが、それでも「新門」なんですね、トレドでは(笑)

    ビサグラ新門 建造物

  • 内門の上部には双頭の鷲の紋章が刻まれています。

    内門の上部には双頭の鷲の紋章が刻まれています。

  • 内門の2つの塔の三角屋根の屋根瓦も、紋章のモザイクになっているみたいです。

    内門の2つの塔の三角屋根の屋根瓦も、紋章のモザイクになっているみたいです。

  • 門の柱には、由緒書きのようなものが書かれた美しいタイルが、はめ込まれていました。何が書いてあるのかな???

    門の柱には、由緒書きのようなものが書かれた美しいタイルが、はめ込まれていました。何が書いてあるのかな???

  • 内門と表門の間は、小さな広場になっていて、「カルロス5世」の彫像があります。<br />「カルロス5世」ってスペインの人でしたっけ?ドイツ人だったような。。。

    内門と表門の間は、小さな広場になっていて、「カルロス5世」の彫像があります。
    「カルロス5世」ってスペインの人でしたっけ?ドイツ人だったような。。。

  • 表門はまるで凱旋門のような、重厚で威厳に溢れた姿です。さすが、トレドの表玄関!<br />中央には、双頭の鷲の姿のトレドの町の紋章がデーンと掲げられてます。てっぺんには、トレドの守護天使サグラリオのマドンナ像が立っています。

    イチオシ

    表門はまるで凱旋門のような、重厚で威厳に溢れた姿です。さすが、トレドの表玄関!
    中央には、双頭の鷲の姿のトレドの町の紋章がデーンと掲げられてます。てっぺんには、トレドの守護天使サグラリオのマドンナ像が立っています。

  • この「ピサグラ新門」は、スペイン・ハプスブルク家出身の「カルロス5世」と、その息子の「フェリペ2世 」によって修復されたので、ハプスブルク家の「双頭の鷲」の紋章がその正面に掲げられたそうです。「カルロス5世」の像があったのもそのためですね。

    この「ピサグラ新門」は、スペイン・ハプスブルク家出身の「カルロス5世」と、その息子の「フェリペ2世 」によって修復されたので、ハプスブルク家の「双頭の鷲」の紋章がその正面に掲げられたそうです。「カルロス5世」の像があったのもそのためですね。

  • 再び街中に戻り歩いていると、観光列車ソコトレンがやってきました。可愛いですね~<br />昨日お世話になりましたが、実は今日も夜景を狙って乗る予定です。

    再び街中に戻り歩いていると、観光列車ソコトレンがやってきました。可愛いですね~
    昨日お世話になりましたが、実は今日も夜景を狙って乗る予定です。

  • 鎧やら、盾やら、刀剣やらが並ぶ道をひたすら登っていると、カッコイイ門が見えてきました。昨日もソコトレンで横を通った「太陽の門」です。

    鎧やら、盾やら、刀剣やらが並ぶ道をひたすら登っていると、カッコイイ門が見えてきました。昨日もソコトレンで横を通った「太陽の門」です。

    太陽の門 建造物

  • 「太陽の門」はトレドの街に入る最後の門ですが、結構な坂の途中にあります。<br />アーチ部分は、イスラムの影響を受けた馬蹄型で、中世の雰囲気に溢れています。この感じ、私たちが思い描くおとぎの国の門みたいじゃないですか?

    「太陽の門」はトレドの街に入る最後の門ですが、結構な坂の途中にあります。
    アーチ部分は、イスラムの影響を受けた馬蹄型で、中世の雰囲気に溢れています。この感じ、私たちが思い描くおとぎの国の門みたいじゃないですか?

  • 門中央のレリーフは、16世紀のキリスト教の儀式の様子が刻まれているそうです。

    門中央のレリーフは、16世紀のキリスト教の儀式の様子が刻まれているそうです。

  • 「太陽の門」をくぐって、さらにひたすら坂を登ります。<br />ε~ε~ε~(; T_T) テクテク<br /><br />実は、景色のいいところでランチをしようと、朝のパンをお弁当代わりに持って歩いていたんですが、疲れちゃったのでホテルで休憩しようということになりまして…ホテルはトレドの丘の最高標高地点にありますから、帰りはひたすら登るわけです。<br />((^_^;))

    「太陽の門」をくぐって、さらにひたすら坂を登ります。
    ε~ε~ε~(; T_T) テクテク

    実は、景色のいいところでランチをしようと、朝のパンをお弁当代わりに持って歩いていたんですが、疲れちゃったのでホテルで休憩しようということになりまして…ホテルはトレドの丘の最高標高地点にありますから、帰りはひたすら登るわけです。
    ((^_^;))

  • 途中で、トレドの丘の下の新市街と丘の上の旧市街を結ぶエスカレーター乗り場を通り過ぎました。なぜ突然エスカレーター?って感じですが、1986年にトレドが世界遺産に登録されると同時に旧市街にバスの乗り入れが禁止になってしまったため、旧市街に徒歩で簡単にアクセスできるように、巨大エスカレーターが造られたそうです。確かに、駅から旧市街に徒歩で上がるのは、なかなかの強者でなければ無理な高低差ですからね…。<br />ちなみに、このエスカレーターは、アラブ時代の城壁沿いに、美観を損なわないように…つまり外から見えないように建設されているんです。さすがですね。<br />

    途中で、トレドの丘の下の新市街と丘の上の旧市街を結ぶエスカレーター乗り場を通り過ぎました。なぜ突然エスカレーター?って感じですが、1986年にトレドが世界遺産に登録されると同時に旧市街にバスの乗り入れが禁止になってしまったため、旧市街に徒歩で簡単にアクセスできるように、巨大エスカレーターが造られたそうです。確かに、駅から旧市街に徒歩で上がるのは、なかなかの強者でなければ無理な高低差ですからね…。
    ちなみに、このエスカレーターは、アラブ時代の城壁沿いに、美観を損なわないように…つまり外から見えないように建設されているんです。さすがですね。

  • 坂道の途中では、眼下に広がる美しいい街並みが見られます。さきほど見た「ピサグラ新門」の三角屋根や古い城壁も見えていますね。

    イチオシ

    坂道の途中では、眼下に広がる美しいい街並みが見られます。さきほど見た「ピサグラ新門」の三角屋根や古い城壁も見えていますね。

  • 美しい景色を眺めながらなので、長い坂道もあまり苦になりません。<br />…嘘です。半世紀以上生きている私には、息切れ必至の苦行でした。<br />(´ヘ`;)ハァ

    美しい景色を眺めながらなので、長い坂道もあまり苦になりません。
    …嘘です。半世紀以上生きている私には、息切れ必至の苦行でした。
    (´ヘ`;)ハァ

  • さて、ホテルでパンをかじって2時間ほど休憩し、トレド大聖堂=カテドラル見学へ向かいます。<br />昨日外観は見学していますので、今日はじっくり内部の見学です。<br />バチカンの「サンピエトロ大聖堂」、イギリスの「セントポール大聖堂」、スペインの「セビリア大聖堂」に次ぐ世界第4位の規模ということですから、楽しみです。

    さて、ホテルでパンをかじって2時間ほど休憩し、トレド大聖堂=カテドラル見学へ向かいます。
    昨日外観は見学していますので、今日はじっくり内部の見学です。
    バチカンの「サンピエトロ大聖堂」、イギリスの「セントポール大聖堂」、スペインの「セビリア大聖堂」に次ぐ世界第4位の規模ということですから、楽しみです。

    トレド大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

  • ちなみに、ファサードの上部には、18世紀に作られた「最後の晩餐」がモチーフとなった彫刻があります。

    ちなみに、ファサードの上部には、18世紀に作られた「最後の晩餐」がモチーフとなった彫刻があります。

  • 見学入口は、「アユンタミエント広場」側の正面からではなく、カテドラル南側の「獅子の扉」側から入ります。手前門柱の3頭身の獅子の像から名づけられたそうです。<br />入場券は通りを挟んだ向かい側の建物で購入。オーディオガイド付きですが、日本語はないので、私はオーディオは受け取らずに入りました。

    見学入口は、「アユンタミエント広場」側の正面からではなく、カテドラル南側の「獅子の扉」側から入ります。手前門柱の3頭身の獅子の像から名づけられたそうです。
    入場券は通りを挟んだ向かい側の建物で購入。オーディオガイド付きですが、日本語はないので、私はオーディオは受け取らずに入りました。

  • カテドラルお約束のバラ窓です。<br />カテドラル内にはなんと、750枚もの美しいステンドグラスが飾られているそうです。

    カテドラルお約束のバラ窓です。
    カテドラル内にはなんと、750枚もの美しいステンドグラスが飾られているそうです。

  • カテドラルの大きな見どころの一つである主祭壇です。主祭壇は鉄柵で囲まれているため、近付くことができませんが、柵の間にカメラを突っ込んで写してみました(笑)<br />高さが約30mもある主祭壇には、キリストの生涯を綴った「新約聖書」の20場面がびっしりと描かれています。<br />大聖堂自体はルネサンス様式ですが主祭壇はゴシック様式です。

    カテドラルの大きな見どころの一つである主祭壇です。主祭壇は鉄柵で囲まれているため、近付くことができませんが、柵の間にカメラを突っ込んで写してみました(笑)
    高さが約30mもある主祭壇には、キリストの生涯を綴った「新約聖書」の20場面がびっしりと描かれています。
    大聖堂自体はルネサンス様式ですが主祭壇はゴシック様式です。

  • 知っている場面あるかな?<br />キョロ(・.・ )( ・.・)キョロ

    知っている場面あるかな?
    キョロ(・.・ )( ・.・)キョロ

  • 主祭壇の向かい側には、緻密な彫刻の壁に取り囲まれた「聖歌隊席」があり、その中央には、トレドの守護神である白いマリア像が立っています。

    主祭壇の向かい側には、緻密な彫刻の壁に取り囲まれた「聖歌隊席」があり、その中央には、トレドの守護神である白いマリア像が立っています。

  • 「聖歌隊席」は、上下2段になっており、上がルネサンス様式、下がゴシック様式に分かれています。<br />中央の鷲は、聖書台です。

    「聖歌隊席」は、上下2段になっており、上がルネサンス様式、下がゴシック様式に分かれています。
    中央の鷲は、聖書台です。

  • 「聖歌隊席」の上部には、立派なパイプオルガンがあります。金色に美しく装飾されており、可愛らしい天使たちがちりばめられています。

    「聖歌隊席」の上部には、立派なパイプオルガンがあります。金色に美しく装飾されており、可愛らしい天使たちがちりばめられています。

  • 椅子の一つ一つには、それぞれ異なった彫刻が施されています。この彫刻は、キリスト教の再征服運動(レコンキスタ)が終結したグラナダ戦争の際の、キリスト教徒が入城する場面が彫られています。16世紀の彫刻家「アロンソ・ベルゲーテ」によるものとのことです。

    椅子の一つ一つには、それぞれ異なった彫刻が施されています。この彫刻は、キリスト教の再征服運動(レコンキスタ)が終結したグラナダ戦争の際の、キリスト教徒が入城する場面が彫られています。16世紀の彫刻家「アロンソ・ベルゲーテ」によるものとのことです。

  • 主祭壇の裏側には、「ナルシソ・トメ」作の「トランスパレンテ」と呼ばれる透かしが施された祭壇衝立があります。<br /><br />「トランスパレンテ」は、ゴシック様式の大聖堂の中で異彩を放つバロック様式の祭壇ですが、「これでもか!」というほどに彫刻がぎっしりと施されています。とにかく豪華絢爛。このカテドラルの一番の見所じゃないかと私は思います。圧倒的な存在感と迫力に畏怖の念すら感じます。

    主祭壇の裏側には、「ナルシソ・トメ」作の「トランスパレンテ」と呼ばれる透かしが施された祭壇衝立があります。

    「トランスパレンテ」は、ゴシック様式の大聖堂の中で異彩を放つバロック様式の祭壇ですが、「これでもか!」というほどに彫刻がぎっしりと施されています。とにかく豪華絢爛。このカテドラルの一番の見所じゃないかと私は思います。圧倒的な存在感と迫力に畏怖の念すら感じます。

  • ゴテゴテした中にあって、涼やかなお顔のマリア様。金ピカの中でその白さがひときわ際立っているように感じました。

    ゴテゴテした中にあって、涼やかなお顔のマリア様。金ピカの中でその白さがひときわ際立っているように感じました。

  • 天窓のドームから差し込む光が「トランスパレンテ」を照らし、何とも神々しい雰囲気です。

    イチオシ

    天窓のドームから差し込む光が「トランスパレンテ」を照らし、何とも神々しい雰囲気です。

  • 天窓のドーム天井には美しいフレスコ画が描かれ、天窓の周りには、今にも舞い降りてきそうな天使や聖人の彫刻が施されています。<br />ずーっと見ていると、吸い込まれそうな気がしてきます。

    天窓のドーム天井には美しいフレスコ画が描かれ、天窓の周りには、今にも舞い降りてきそうな天使や聖人の彫刻が施されています。
    ずーっと見ていると、吸い込まれそうな気がしてきます。

  • 「トランスパレンテ」の向かい側には、トレドの歴代高位聖職者の肖像画が飾られている「参事会会議室」があります。入口も豪華ですね。<br /><br />

    「トランスパレンテ」の向かい側には、トレドの歴代高位聖職者の肖像画が飾られている「参事会会議室」があります。入口も豪華ですね。

  • 「参事会会議室」に並ぶ歴代司教の肖像画は、不祥事などで失脚した大司教の顔色は悪く、十字を切る右手を下げているそうです。また、18世紀中盤の大司教はカツラを付けているそうです。<br />描かれる歴代大司教のその姿から、それぞれの時代背景がわかるのは面白いですが、何百年も後に見学に来た異国の民にまで、不祥事を起こしたことを知られちゃう肖像画ってのは、気の毒のような…

    「参事会会議室」に並ぶ歴代司教の肖像画は、不祥事などで失脚した大司教の顔色は悪く、十字を切る右手を下げているそうです。また、18世紀中盤の大司教はカツラを付けているそうです。
    描かれる歴代大司教のその姿から、それぞれの時代背景がわかるのは面白いですが、何百年も後に見学に来た異国の民にまで、不祥事を起こしたことを知られちゃう肖像画ってのは、気の毒のような…

  • 天井は、イスラムとキリストが融合したムデハル様式の美しい装飾が施されています。イスラムの幾何学模様は、何度見てもため息ものです。<br />「参事会会議室」の壁一面にはキリストの生涯がモチーフとなった「フアン・デ・ボルゴーニャ」のフレスコ画がびっしりと描かれています。<br /><br />キリスト教とイスラム教が融合している部屋を見ることが出来るのも、トレド大聖堂ならではですね。

    天井は、イスラムとキリストが融合したムデハル様式の美しい装飾が施されています。イスラムの幾何学模様は、何度見てもため息ものです。
    「参事会会議室」の壁一面にはキリストの生涯がモチーフとなった「フアン・デ・ボルゴーニャ」のフレスコ画がびっしりと描かれています。

    キリスト教とイスラム教が融合している部屋を見ることが出来るのも、トレド大聖堂ならではですね。

  • こちらは、十二使徒の1人「サンティアゴの礼拝堂」です。<br /><br />「サンティアゴ」とは「聖ヤコブ」。844年にイスラム教徒と戦ったグラビーホの戦いで「白馬に乗ったヤコブが現れてキリスト教徒を救った伝説」が壁面に描かれています。<br />壁についているホタテ貝は「聖ヤコブ」の象徴であり、「カミーノ・ デ・ サンティアゴ」を往くサンティアゴ巡礼者のシンボルだそうです。<br />

    こちらは、十二使徒の1人「サンティアゴの礼拝堂」です。

    「サンティアゴ」とは「聖ヤコブ」。844年にイスラム教徒と戦ったグラビーホの戦いで「白馬に乗ったヤコブが現れてキリスト教徒を救った伝説」が壁面に描かれています。
    壁についているホタテ貝は「聖ヤコブ」の象徴であり、「カミーノ・ デ・ サンティアゴ」を往くサンティアゴ巡礼者のシンボルだそうです。

  • そしてこちらは、カテドラルで絶対に見逃せないポイントである「聖具室(香部屋)」です。

    そしてこちらは、カテドラルで絶対に見逃せないポイントである「聖具室(香部屋)」です。

  • 「聖具室」は聖杯や聖衣などを保管するための部屋なのですが、著名な画家による宗教画がたくさん展示されています。<br />天井画は「ルカ・ジョルダーノ」作「聖イルデフォンソの昇天」。必ず上を見てくださいね。見事です。

    「聖具室」は聖杯や聖衣などを保管するための部屋なのですが、著名な画家による宗教画がたくさん展示されています。
    天井画は「ルカ・ジョルダーノ」作「聖イルデフォンソの昇天」。必ず上を見てくださいね。見事です。

  • もちろん、「聖具室」の部屋の正面に飾られている「エル・グレコ」作「聖衣剥奪」も見逃せませんよ。<br />絵の周りの額縁装飾もとても豪華ですよね。

    もちろん、「聖具室」の部屋の正面に飾られている「エル・グレコ」作「聖衣剥奪」も見逃せませんよ。
    絵の周りの額縁装飾もとても豪華ですよね。

  • 左側は「カラヴァッジョ」作「洗礼者ヨハネ」、右側は「ラファエロ」の作品です。<br />この他にも「ジョヴァンニ・ベッリーニ」や「ティツィアーノ」、「ヴァン・ダイク」、「ベラスケス」と、美術の教科書を賑わす画家の作品がずらっと並び、まるで美術館のようです。

    左側は「カラヴァッジョ」作「洗礼者ヨハネ」、右側は「ラファエロ」の作品です。
    この他にも「ジョヴァンニ・ベッリーニ」や「ティツィアーノ」、「ヴァン・ダイク」、「ベラスケス」と、美術の教科書を賑わす画家の作品がずらっと並び、まるで美術館のようです。

  • カテドラルで一番のお宝が展示されている「宝物室」には、純金と純銀製で本物の宝石があしらわれた「聖体顕示台」が展示されていて、たくさんの人だかりが出来ていました。<br />このゴシック様式の「聖体顕示台」は、細工職人の「エンリケ・デ・アルフェ」が制作したもので、コロンブスが持ち帰った金を使用しているそうです。制作に要した期間は1517~1524年と約8年にもなり、バロック式の台座は18世紀に作られたものです。<br />高さは2.50メートルにも及び、重さ約200kgとたいへん巨大なもので、当時世界の覇権を握っていたスペイン帝国の繁栄を象徴するかのような眩さです。ありたがや~<br />(☆。☆)キラーン!

    カテドラルで一番のお宝が展示されている「宝物室」には、純金と純銀製で本物の宝石があしらわれた「聖体顕示台」が展示されていて、たくさんの人だかりが出来ていました。
    このゴシック様式の「聖体顕示台」は、細工職人の「エンリケ・デ・アルフェ」が制作したもので、コロンブスが持ち帰った金を使用しているそうです。制作に要した期間は1517~1524年と約8年にもなり、バロック式の台座は18世紀に作られたものです。
    高さは2.50メートルにも及び、重さ約200kgとたいへん巨大なもので、当時世界の覇権を握っていたスペイン帝国の繁栄を象徴するかのような眩さです。ありたがや~
    (☆。☆)キラーン!

  • 修道院の回廊は、中庭を取り囲むような設計になっており、中世西洋建築やイスラム建築様式を活かした様式になっています。<br />回廊の壁には巨大なフレスコ画が描かれています。

    修道院の回廊は、中庭を取り囲むような設計になっており、中世西洋建築やイスラム建築様式を活かした様式になっています。
    回廊の壁には巨大なフレスコ画が描かれています。

  • ここは「聖ブレイズ礼拝堂」で、1397年に「ドン・ペドロ・テノリオ大司教」の埋葬の命令により、回廊の北東の角に建てられました。 カテドラルには22の礼拝堂がありますが、この礼拝堂だけ回廊側にぽつんとありました。<br />野菜をモチーフにしたアーチボルトのあるアーチ型のゴシック様式の入り口には、芸術家「フェルナン・ゴンサレス」による受胎告知の彫刻があります。

    ここは「聖ブレイズ礼拝堂」で、1397年に「ドン・ペドロ・テノリオ大司教」の埋葬の命令により、回廊の北東の角に建てられました。 カテドラルには22の礼拝堂がありますが、この礼拝堂だけ回廊側にぽつんとありました。
    野菜をモチーフにしたアーチボルトのあるアーチ型のゴシック様式の入り口には、芸術家「フェルナン・ゴンサレス」による受胎告知の彫刻があります。

  • 中に入ってみると、とても美しいフレスコ画が壁と天井一面に描かれていました。<br />受胎告知からキリストの復活までの聖書の一連のエピソードが描かれているそうです。一部剥げてしまっていましたが、とても綺麗な礼拝堂でした。

    中に入ってみると、とても美しいフレスコ画が壁と天井一面に描かれていました。
    受胎告知からキリストの復活までの聖書の一連のエピソードが描かれているそうです。一部剥げてしまっていましたが、とても綺麗な礼拝堂でした。

  • 8分割された青いドーム型の天井が、本当に美しく、宇宙を感じました。

    イチオシ

    8分割された青いドーム型の天井が、本当に美しく、宇宙を感じました。

  • カテドラル内部の見学は、この「モサラベ礼拝堂」で終了です。<br /><br />モサラベ(イスラム教下でカトリックの信仰を守った信者)のミサが、16世紀に、シスネロス大司教の命で復活し、今も続けられていることは、トレドらしい特徴です。ミサは入り口左側の奥にあるこの「モサラベ礼拝堂」で今も行われ、モサラベの家系の子孫たちが参列しているそうです。<br />

    カテドラル内部の見学は、この「モサラベ礼拝堂」で終了です。

    モサラベ(イスラム教下でカトリックの信仰を守った信者)のミサが、16世紀に、シスネロス大司教の命で復活し、今も続けられていることは、トレドらしい特徴です。ミサは入り口左側の奥にあるこの「モサラベ礼拝堂」で今も行われ、モサラベの家系の子孫たちが参列しているそうです。

  • さて、またまたソコトレン。<br />どうしても展望台から夜景のトレドの街を見たくて、18:00出発のチケットを購入していそいそと乗り込みます。<br />相方はホテルで休んでいるというので、一人で勇んで乗り込んだのですが…。

    さて、またまたソコトレン。
    どうしても展望台から夜景のトレドの街を見たくて、18:00出発のチケットを購入していそいそと乗り込みます。
    相方はホテルで休んでいるというので、一人で勇んで乗り込んだのですが…。

  • やっちまいました。18:00ころに日が沈むのは日本。トレドの日の入りは19:00ころだったのです。<br />展望台についた時には、まだまだ明るいトレドの街が…

    やっちまいました。18:00ころに日が沈むのは日本。トレドの日の入りは19:00ころだったのです。
    展望台についた時には、まだまだ明るいトレドの街が…

  • とはいえ、曇り空になってきたこともあり、徐々に暗くなってきたので、ポツポツと明かりが入りだしました。<br />が、10分の停車時間では、これが限界。あと1時間遅い時間のチケットを買えばよかった <br />o( _ _ )o ショボーン<br />大失敗でした(笑)

    とはいえ、曇り空になってきたこともあり、徐々に暗くなってきたので、ポツポツと明かりが入りだしました。
    が、10分の停車時間では、これが限界。あと1時間遅い時間のチケットを買えばよかった 
    o( _ _ )o ショボーン
    大失敗でした(笑)

  • そして、旧市街に戻ってきた頃、素敵なライトアップの時間となっていました。<br />ホテル横の建物の隙間から見えたカテドラルの塔です。<br />

    そして、旧市街に戻ってきた頃、素敵なライトアップの時間となっていました。
    ホテル横の建物の隙間から見えたカテドラルの塔です。

  • ま、これもいい思い出ということで、気を取り直し夕食を食べに出かけました。<br />なぜか相方は寝てるというので、一人で夕食です。<br />ホテルの隣の店に行ってみたのですが、全く店員が出てこないので、ホテルからちょっと坂を下った「マグダレナ広場」にある雰囲気の良さそうなお店「Asador La Chuleta 」に入ってみました。<br />注文したのは、タコの炭火焼とマッシュポテト(20ユーロ)。あっさりしていてとても美味しかったのです。<br /><br />さぁ、明日はバルセロナに帰ります。トレドの夜を一人で楽しんじゃお~

    ま、これもいい思い出ということで、気を取り直し夕食を食べに出かけました。
    なぜか相方は寝てるというので、一人で夕食です。
    ホテルの隣の店に行ってみたのですが、全く店員が出てこないので、ホテルからちょっと坂を下った「マグダレナ広場」にある雰囲気の良さそうなお店「Asador La Chuleta 」に入ってみました。
    注文したのは、タコの炭火焼とマッシュポテト(20ユーロ)。あっさりしていてとても美味しかったのです。

    さぁ、明日はバルセロナに帰ります。トレドの夜を一人で楽しんじゃお~

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