2012/09/24 - 2012/09/26
20位(同エリア25件中)
まさとしさん
9/21 東京(1900)~NZ90~ 機内
9/22 ~オークランド(900/1030)~ナンディ(1330) GATE 8
9/23 ナンディ GATE 8
9/24 ナンディ(500)~FJ231~タラワ(800) Fema Logde
9/25 タラワ Fema Logde
9/26 タラワ(1145)~ON005~ナウル(1300) Od-n Aiwo Hotel
9/27 ナウル Od-n Aiwo Hotel
9/28 ナウル(島一周) Od-n Aiwo Hotel
9/29 ナウル Od-n Aiwo Hotel
9/30 ナウル Od-n Aiwo Hotel
10/1 ナウル(815)~ON003~ナンディ(1115) Downtown BP
10/2 ナンディ(630)~スバ(700/920)~フナフティ(1140)Vailuatai Lodge
10/3 フナフティ Vailuatai Lodge
10/4 フナフティ(1225)~スバ(1445) TRAVEL INN
10/5 スバ~ナンディ Chang Motel
10/6 ナンディ(820)~IE709~ホニアラ(1020) Bulaia Backpackers
10/7 ホニアラ(戦争の記憶) Rock Heven Inn
10/8 ホニアラ Rock Heven Inn
10/9 ホニアラ(1200)~ポートビラ(1355) City Motel
10/10 ポートビラ(700)~タンナ(800) TREE TOP LODGE
10/11 タンナ TREE TOP LODGE
10/12 タンナ(1620)~ポートビラ(1700) City Lodge
10/13 ポートビラ(1330)~FJ260~ナンディ(1630) Sea Breeze Hotel
10/14 ナンディ(1445)~オークランド(1845) Traveller's International
10/15 オークランド(940)~東京(1650)
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【9月24日(月)】
5時のフライトなので3時間前の2時にチェックインが始まった。とりあえず窓際を確保した。島巡りでは離着陸の際、珊瑚礁を見下ろせるかでかなり気分が違ってくる。
5時にキリバスの首都タラワへ向けナンディを出発した。キリバスは世界で一番一日が始まるのが早い。日付変更線の西隣に位置する。昨夜はほぼ徹夜なので機内ではうとうとした状態が続き、あっという間に3時間がたった。 -
朝日が照りつける中、着陸態勢に入った。眼下にはいくつかの環礁を見下ろすことができる。
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その中で最大のタラワ環礁へと最中着陸態勢に入った。
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このまま旋回して真下の滑走路に着陸する。
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キリバスの首都タラワのある環礁はかなり大きい。
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透き通るような青い海と空。そして緑。
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タラワ国際空港に着陸したエアパシフィック航空機。B737-800型機。
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エアコンもないオープンエアの入国審査場。
ここでは南国独特のゆったりした時間が流れているのか。
なので入国審査や税関でかなり待たされることになった。たまにしか来ない飛行機なので職員も仕事をしたいのかその分時間をかけて荷物検査も念入りにしている。何を調べているのかよくわからないがこちらとしては勘弁してもらいたい。 -
結局到着ロビーに出るまで1時間待たされた。
木造平屋のタラワ空港ターミナル。 -
キリバス・タラワでの滞在は2泊のみ。地図もガイドブックもなく当てはないので空港に客引きに来ていた人の宿に向かうことにした。
連れて行かれたのは空港から20キロ以上離れたフェマロッジという宿。1泊55豪ドル(4400円)は結構高いと思ったが共有スペースは清潔でエアコンも効いている。洗濯機も自由に使え、Wi-Fiも飛んでいる。しかしこの日は不安定なのか夕方まで接続できなかった。 -
宿の前には白い砂浜が広がっているが、泳ぐには不向きだ。
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船の残骸もある。
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キリバスのタラワ環礁にはタラワ攻防戦など日本軍の戦跡が残る。タラワ環礁の西端にあるベティオという島がその舞台でここには日本軍の大砲や塹壕(バンカー)が至る所に残っている。それらは町の中に共存している。午前中はまずここへ向かうことにした。
ホテルの前でバス(ハイエース)を待っているとフランス人ジャーナリストがチャーターしたタクシーにどこに行くのか聞かれ、ベティオの方だというと乗せていってもらえることになった。タラワ環礁は南部だけで東西数十キロあるので自転車でも厳しい。 -
ベティオへは浅瀬の砂浜を埋め立てたコーズウェイでつながっている。日本の援助で作られたらしい。
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タラワ環礁の最西端の島・ベティオに入った。
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ベティオの日本軍が残した大砲。結構新しく見える。
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町の中心部には塹壕(バンカー)が残る。
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海岸沿いの塹壕(バンカー)。
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砂浜には今でも鉄くずが残っていて泳ぐのは危険な場所もある。
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浜辺の塹壕と大砲
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それにしてもベティオの島は結構広い。日中は日差しも強いので徒歩での観光は無理だ。
フランス人ジャーナリストのミッシェルのタクシーチャーターに乗せてもらえて助かった。戦跡のポイントは島に点在しているので案内されないとわからない場所もあった。彼らのおかげでタラワの大半の見所を半日で回ることができた。 -
ベティオの中心に残る巨大な塹壕。
昼食はあまり地元向けのレストランが見あたらないのでホテルで食べることにした。マグロのステーキにライスがついて5ドルほどだ。しかもこのマグロが分厚い。キリバスではチキンは高級肉で牛や豚は一般的ではない。ほとんどの食材にはマグロが使われていてこれが一番安い。 -
午後は東の方へいってみた。おそらくキリバスでもっとも近代的な政府庁舎。
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一本道だからか救急車をよく目にする。
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南国らしい茂みにたたずむ教会。
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AMBOという地区では浅瀬と無人島がマッチした美しい風景が印象的だ。
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この国は数少ない台湾と国交を結んでいる国だ。大統領官邸があるバイリキに台湾大使館があった。ということはこの島の中国人は台湾系が多いことになる。しかし中華料理屋はあまり見かけない。夕食は台湾大使館の近くのゴールデンレストランという中華料理店に行ってみた。店内は政府機関顔負けの広々としたスペースを持っていて高級感があるが値段はそんなに高くない。
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ここでワンタンスープを頼んだ。しかしまずかった。アルメニアのエレバンで食べたチャーハン以来のまずさだ。中華料理は世界中ではずれはないのだが、失敗した。ちなみに注文したのはワンタンスープ7豪ドル、ライス1豪ドル、中国茶2豪ドルの計10豪ドル(800円)
【9月25日(火)】
昨夜から大雨が降り続き、朝になっても雨がやむ気配はない。空は厚い雲に覆われてすぐに回復するような感じではない。しかも夜中から停電が続いていて復旧したのは10時なってからだった。午前中は結局宿から出ることはなかった。 -
昼食は昨日と同じマグロのステーキを食べることにした。昨日とは違い安っぽい切られ方だが味は同じだ。
雨もやんだのであてもなく観光することにした。とりあえず昨日とは逆の東の方へ行くことにした。 -
この島唯一の一本道を行く。かなりの悪路だ。
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もう昼を回っているので学校を終えた子供たちをスクールバス(トラック)が各自の家へ送り届ける。
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海が見えてきた。バスの終点は東端にあるTEMAIKUという集落、空港滑走路の北にあるTANAEAという集落でこの二つとベティオを結んでいる。東端のタマイクへはバスの本数が少ないので分岐点からヒッチハイクして向かったが何もない。
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途中に台湾系の施設があったその先にはただきれいなビーチが続いているだけだった。
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TAMAIKUのビーチ。
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空港滑走路の北にあるタナエアにも行ってみた。
空港から北へは島が続いていて橋でつながっている。
こちらも水や砂浜はきれいで天気のいい日にゆっくり過ごすには都合が良さそうだ。どこものんびりしている -
帰宅途中の子供たち。
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出迎えるお母さんと妹。
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あまり時間もないので来た道を戻り、宿の少し西にあるバイリキへ向かうことにした。ここは一応大統領官邸や各種大使館がある官庁街だ。大使館といっても見かけたのはオーストラリアとニュージーランド。そして台湾だけだ。台湾大使館は辺境の島国でしか見られない。
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中華民国(台湾)
駐キリバス共和国大使館
宿に戻ろうとしたが、夕方の帰宅ラッシュ時で官庁街のバイリキからくるバス(ハイエース)はすべて満員で乗せてくれない。
待っている場所が町はずれで満員のバスしか通らないようだ。 -
なのでトラックをヒッチハイクすることにした。これならお金も取られない。
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このトラックは親切でちんたら走っていたらほかのトラックに追い抜かれた。
そんなわけで日が暮れる前に宿に戻ってきた。夕食は宿でチキンカレーを食べることにした。
刺身を食べようと思っていたが、魚が切れているらしい。
【9月26日(水)】
タラワの宿は空港送迎が無料なのですごく助かる。普通迎えは無料で送りは金を取られることが多いが、キリバスは良心的で好感が持てる。11時45分のフライトだが余裕をみて9時に宿を出発することにした。空港までは40分かかる。 -
今日は昨日とは一転、青い空が広がっている
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キリバス最高地点の丘を通過。標高3メートルだ。
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丘からの眺め。
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2時間前に空港に到着。普段無人の空港ターミナルだが、今日は人がたくさん集まってた。早く来た理由は確実に窓際を確保することだ。
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木造のタラワ空港。
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日本とのプロジェクトの案内。
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空港の職員たち。
心配なのはこれから向かうナウルはビザが必要だということ。公式情報としては事前にビザを取得しないといけないらしい。しかしビザは持っていない。日本にナウルの大使館があるわけもなく、ナウルビザを取得する方法はオーストラリアの領事館で取得するしかない。しかしオーストラリアに立ち寄っている時間などないのが普通だ。商用で行く人たちはナウルの入管に入国する旨を伝える電子メールを送り、返事をプリントすればビザの代わりになるような話も聞くがこの返信メールが戻ってこないようでこの方法は評判が悪い。なので先人たちの情報としては強行突入しかないとのこと。それに習って僕もビザなしで強行することにした。 -
簡素なチェックインカウンターで手続き。
第一関門がナウルへの便の搭乗手続きだが、チェックインの際ナウルのビザはあるのか聞かれドキッとした。でも僕はナウルからの出国用の航空券を見せて「ナウルで到着ビザがとれるから大丈夫だ」と適当なことを言ったら問題なく搭乗券が発券された。飛行機に乗ってしまえばこちらのものだ。乗る飛行機はブリスベン行きなのでキリバスに戻される心配はないし、ブリスベンに行かされることはもっとあり得ない。ナウルが面倒をみてくれるだろう。 -
一週間に一本のナウル経由ブリスベン行きで、ちゃんと飛んでくるのか心配したが定刻通りに飛来してきた。
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搭乗するのはナウル国籍のアワーエアという会社だ。しかしそのような機体は存在しないのか到着したのはオーストラリアのノーフォークエアの機体だ。B737-300と少し旧式の機体だ。一応ノーフォークエアに貸してもらったアワーエアという表示が機体に表示されている。
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飛行機の写真を撮っていた女の子。
キリバスの出国税は20豪ドル(1600円)。最近航空券に含まれていることが多いので現金で徴収されるのは久々だ。タラワ空港にはエックス線の検査をする機械はないようで検査はすべて手作業だ。この国でテロの心配はないのだろうが盲点ではある。 -
11時45分発のナウル経由ブリスベン行き。搭乗口で待つ乗客は5人くらいしかいなかったのでナウルまでガラガラかと思っていた。
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いざ搭乗。
しかし到着した便は月に一度のマジュロ(マーシャル諸島)からの便だった。タラワで降りる乗客はほとんどいないなかったが、機内はほぼ満席だ。乗務員はナウル人のようで機内誌もアワーエアのものが置かれていた。タラワからナウルに向け離陸。 -
さらばキリバス・タラワ環礁。
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