奥志賀高原　奥志賀高原ホテル

2020/08/08 - 2020/08/10

山田温泉の後行ったのは、奥志賀高原。暑い日本の中で避暑できそうなところだと選びました。
志賀高原は子供のころ春休みに熊の湯にスキーに連れて行ってもらったことがありましたが、奥志賀高原は初めてでした。
1500mくらいあるとか・・猛暑のニュースが伝わる中涼しく過ごせました。古くからのいいリゾートでした。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

山田温泉から向かったのは奥志賀高原。
奥志賀高原にはいくつかのペンションなどのほかにホテルが二つあります。今回は奥志賀観光ホテルに2泊、フェニックス奥志賀に3泊しました。
最初は奥志賀観光ホテル。
今はグランフェニックスに泊まるらしいけど、その前は天皇家はこちらに滞在していたと聞きました。比較的古く建て増していった気配。以前は長野電鉄の経営だったけど、今は海外資本になったとか・・。

東京からは他県に行かないように言われたためか思ったより東京の車は少なそうだけど、それでも品川や多摩ナンバーはいました。

チェックイン時間には早かったけど、部屋を用意してくれました。

ロビーには大きいカウベルが飾られていました。

私たちが泊った新館に行くまでの廊下には小澤征爾とその仲間の写真が飾られていました。
ここには森の音楽堂というのがあります。

部屋に行ってからはのんびり。大浴場に行ったくらいか・・。大浴場は展望風呂と言われるけど、同じ棟の地下にありガラスの半分は見えないように曇りガラスで外は見えるけど少しだけでとても展望風呂と言えるものではありませんでした。でも混んでいないしのんびり入れるのがいい。温泉ではありませんが、志賀高原の水を使っているという気持ちのいいお湯でした。

空気はひんやり。25度くらいで湿気がありません。エアコンがついてない。風呂上りは少し暑かったけど、大丈夫か・・。

レストランは、フレンチと日本料理。鉄板焼きもあるけどこちらは冬だけらしい。
どこに行くにも少し階段で上がり下がりがありました。

到着日は、フレンチを予約。
日替わりでコース料理が用意されているのですが、この日はアラカルトがおいしそうでアラカルト。
それほどいっぱいではなく、ソーシャルディスタンスは保たれていました。
サービスしてくれた男性は、ベテランらしい。飲料の係はフランス人。マルセイユ出身で数年いると言い、日本語も少しできます。

ワインは、アメリカの赤。

私が食べたいと思ったのはきのこのソテーとラタトゥイユ。これをシェアしたのですが、どっちもおいしかった。長野はきのこがおいしい。

オニオングラタンスープもおいしかった。

夫は牛のほほ肉の煮込み。。

私は信州牛のフィレ。これもおいしかった

デザート。

どれも満足で、翌日は日本料理も考えていたけど、翌日のコースのメニューを持ってきてくれるサービスでおいしそうだったのでこちらをまた予約しました。

奥志賀高原ホテルの朝、ゆっくり起きて朝食へ。
従来はビュッフェの朝食だけど、この時期コロナで洋食か和食の定食。
この日は洋食にしました。一通りありました。ヨーグルトがあるのがありがたいし、サラダも果物もありました。パンは冷凍のものか？？

前日、スタッフに森の音楽堂の話を訊いたら中を見せてくれるとの話でした。
音楽堂のオープンは1991年。141席と小さいホールです。小澤征爾さんのアドバイスで誕生しました。オープニングは小澤さん指揮の「森のオーケストラ」によるベートーベン「第九」で、その後、クラシック、ジャズ、中国音楽、能楽など多岐にわたるコンサートが開催されています。小澤さんの室内楽アカデミーの公開練習や発表会、勉強会もあるそうです。今年はコロナで減っているらしいけど、それでも使われることがあるみたい。こんなところに泊まって音楽が聴けるっていいだろうなあ・・。

見学後、ラウンジで休憩。フリードリンクのチケットをもらっていたのでアイスティーを飲みました。
冬には暖炉に火がともるようです。

ホテルの通路には小澤らの写真のほかに水彩画がいくつかかかっていました。

少しホテル周辺を散歩し、大浴場が開いた午後に入りに行きました。
自生のオレンジ色のユリがあちこちに咲いていました。

次に泊まることになっているグランフェニックス奥志賀もすぐそばです。

部屋から見えるのはこの高さになると白樺。
窓からは小川が見えました。

二日目の夜も前夜予約したフレンチ。コース料理のメニューを見せてもらったらおいしそうだったから・・。
この日は前日よりお客が増えているらしい。

前菜は、カニのロワイヤル　ポン酢ジュレと温度卵で軽いわさび風味のクリームが添えられていました。

スープは洋葱とポテトのポタージュコンソメのヌイユ　しっかりしたおいしいスープでした。

普通は魚料理か肉料理を選択するのですが、追加料金で両方のフルコースにできます。
どちらもおいしそうで選べず、フルコースを欲張りました。

魚は、海の幸のラビオリ見立てアメリケーヌソース夏野菜添え

お肉は仔牛のコルドンブルー軽い赤ワインソースでどちらもおいしかったです。

デザートはクリームチーズのムース、スターアニスのアイスオレンジ風味。

ワインは確か白だったと思うけど写真がありません・・。

おなか一杯になり満足しました。

サービスしてくれた男性は昨日と同じ方で、翌日はグランフェニックスに移るだけで時間がありそれをつぶせる場所を訊ねました。教えてくれたのは馬曲温泉。翌日は天気がいいから景色がいいだろうとのことでした。しかし・・ちょっと遠そうで・・結局行かないままになり申し訳なかった・・。いつかまたこの辺りに行くときに行ってみたい。

食後もう一度お風呂に行き就寝。

翌日の朝食は和食のセット。
鮭や卵焼きなど普通の和食だけど、サラダがたっぷりなのとヨーグルト、フルーツがついているのがうれしい。

朝食後チェックアウトの時間までのんびり。