2020/07/23 - 2020/07/25
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Fidelioさん
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県を跨いでの移動が解禁されたため、新生活様式の基本行動を遵守しながら、7月に友人と共に久々の旅行に出かけることにしました。
今回の行先は、岩手。銀河鉄道の夜や注文の多い料理店などで知られる童話作家、宮沢賢治のふるさとである花巻、秋田との県境に位置し、冷涼で自然豊かな山岳地帯の八幡平、南部家が治めた盛岡藩の城下町として栄えた盛岡の街をざっくばらんに観光していきたいと思います。
岩手に行くのはおよそ4年ぶり。早朝7時、埼玉は西川口駅から今回の旅はスタートします。最初の目的地は、宮沢賢治のふるさとの花巻を目指します。
https://youtu.be/JyuqUBTIP_o
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
おはようございます。
翔んで埼玉は西川口駅から失礼いたします。
昨日は浦和で鰻を食べたわけですが、それは今回の旅行の前哨戦、エピソードZeroです。今日からが、岩手旅行本戦です。久々の旅行ですので、楽しみですね。。西川口駅 駅
-
京浜東北線で10分、大宮駅に到着。
ここから東北新幹線に乗り換えます。一応4連休の初日でしたが、時節柄もあってか乗車率は3割ほどでした。大宮駅 駅
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朝食はサンドイッチと野菜ジュース。
日本食堂のラベルがなんともレトロ。 -
いわゆるミックスサンドですね。
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およそ2時間半ほどで、北上駅に到着。
ここで、東北本線に乗り換えます。前駅の水沢江刺もそうでしたが、意外にも下車する人が多かったです。 -
ここから在来線に乗り換え、2駅乗り花巻まで向かいます。
地方の在来線超久しぶりに乗るわ~北上駅 駅
-
花巻駅に着いたら、「まもなくSL銀河釜石行きが入線します」とのアナウンスが!
今回は乗りませんが、いつしか乗りたいと思っていたこの列車。写真に収めんと反対側のホームまで行きます。
ホームにはこれからSLに乗るであろう多くの乗客たちがカメラを向けていました。 -
客車のSL銀河のプレート。
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国鉄C58形蒸気機関車の運転台。
営業路線を走るSLはかなり久しぶりに見ました。
戦前から各地で輸送の一翼を担ってきたこの機関車ですが、非常に手入れもされているのでしょう、古さなどは微塵も感じさせず、力強さが伝わってきます。 -
ホームでは、花巻の伝統芸能「鹿踊り」が実演されていました。
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機関車を正面から。
いいなー、今度は絶対乗ろう(笑) -
花巻駅でコインロッカーに荷物を預け、散策に出発!
バスで移動するので、近くの営業所でバスカードを購入します。
関東では7月は連日雨続きでうんざりしていましたが、ここ花巻は清々しいほどの青空です。花巻駅 駅
-
駅から歩いて15分ほど、商店街の中にマルカン百貨店ビルがあります。
百貨店と言いましても、営業自体は既に終わっており、今は1Fにお土産屋、2Fにおもちゃ美術館、そして6Fに食堂が営業しているのみとなっています。
しかし、この食堂が昭和レトロの名残を残すデパートの大衆食堂で、花巻を代表するグルメスポットなのです。
元々はマルカン百貨店の食堂として市民に親しまれてきましたが、建物の老朽化などにより、2016年に閉店。その後、食堂の復活を望む声が多かったことから、翌2017年にマルカンビル大食堂として奇跡の復活を遂げます。
僕たちも、その奇跡のマルカンビル大食堂に昼を食べに来たわけです。マルカン百貨店 百貨店・デパート
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2016年の閉店時に、マルカン食堂ファンからの寄せ書き。
11時開店でしたが、既に何人か並んでおり、この寄せ書きは階段の踊り場に飾ってありました。
当時、いかに多くの人に愛され、惜しまれていたのかがしみじみと伝わってきます。 -
巨大な食品サンプルのディスプレイ。
デパートの食堂らしく、和洋中、デザートメニューのラインナップが豊富です。
値段もお手頃。 -
最初にここで食券を買ってから、各自好きな席に座ります。お水、お茶はセルフです。PayPayも使えますよ。
-
500席以上の広いフロア。これだけ席があるにも関わらず、昼時は食事をする人でいっぱいになります。
この雰囲気、懐かしいですね。自分も小さい頃、日本橋の高島屋でお昼を食べるときはこのような専用食堂で食べてた記憶があります。今はもうデパート専属の食堂というのは見なくなりましたね…。マルカンビル大食堂 グルメ・レストラン
-
窓側の席からは花巻市街が一望できます。
んー、ここで大谷翔平が育ったのか。 -
各テーブルの上に置かれている箸置きも有名で、キーホルダーなどお土産にもなってます。
上のオレンジ色の突起を上に引っ張ると、割りばしが広がって出てきて、一膳ずつ取りやすくなるという仕組みです。 -
席に着くと、ウエイターの方が食券をもぎりに来てくれます。
各テーブルには番号札が置いてありますから、これでどの席が何を注文したか把握できるわけですね。
勝手に転卓してしまうと運ばれてくるはずの料理が迷子になってしまうので、どうしても席を移りたければ係の人に申告する必要があります(笑) -
名物のナポリカツと、ソフトクリームを注文。
ソフトクリームはデザートなので、後で来てくれるとのこと。
ワクワク。 -
まだかな~まだかな~と待っていたところ、ついにやって来ました、マルカン食堂名物のナポリカツです!
昔懐かしのナポリタンの上に、薄いロースカツが搭載されているという、食欲しかそそらない一品です。
ナポリタンは麺が太くモチモチで、ケチャップもコクがあります。ロースカツも薄切りで食べやすく、満足感に浸れました。 -
そしてデザートのソフトクリーム。別名、十段ソフトクリームと言います。何でこう呼ばれてるかは見りゃ分かるでしょ(笑)
こいつもマルカン食堂名物で、箸で食べるのが特徴です。これで230円とは安い…。
デカくて量が多いことは知っていたので、最初は友人とシェアしながら食べようかとも考えていましたが、昨今の状況下では、感染リスクを抑えるためにも同じ食べ物のシェアは控えるべきという注意事項を思い出しました。さて、どうしたものか…。そっか、1人1個食えばいいじゃんか!なんだ簡単なことじゃん。
という訳で、贅沢にも1人1ソフトクリームをいただきます。
まあ僕はアイスを食べるのに早いという定評がありますからね(自称)、楽勝楽勝、ちゃちゃっと食べちゃいましょう。 -
さっぱりとしたバニラ味がとても爽快です。
中は空洞になっているので、腹にずっしりのしかかるような感じは一切しません。
余裕ですね。 -
最後の仕上げ、コーンの所まで来ました。このソフトクリーム、とてもしっかりした出来で、一般的なソフトクリームよりも溶けにくく、量が多い割には最後の方まであまり溶けませんでした。
コーンの部分もしっかり食べたところで、ごちそうさまでした!
…今日はもうアイスは食べなくていいかな(笑) -
マルカンビル近くのバス停から路線バスに乗り、宮沢賢治記念館までやってきました。(本数少ないので注意!)
ちょうどこの時期、観光キャンペーンで記念館や童話村などの施設に無料で入館できるチケットがあり、運転手さんから降りるときにもらいました。あざーす!
記念館は山の上にあり、車ならまだしもですが、歩行者は険しい登道を上がっていかなければなりません。
よし、幾三! -
ゼェ……ゼェ……ゼェ………
坂道辛すぎワロエナイ。高校生の時も歩いてここまで来たんだけどこんなに坂険しかったっけか…?
んー、10年も前の記憶は当てにならんな…
(後で気づいたんですが、歩行者用の屋根付きの階段が麓にありました。これ使えば良かったんじゃね…?)
地味にしんどい思いをしながらも宮沢賢治記念館に到着。確かここには猫の事務所のモニュメントがあって椅子に座って記念撮影ができるようになってたはずですが、この日はありませんでした。恐らく感染防止の取り組みの一環でしょうね。
中に入ると検温と消毒。それから来館者の名前と連絡先を記入します。館内は撮影禁止ですが、極力密避け間隔をあけるためでしょう、展示物がやや少なめでした。宮沢賢治記念館 美術館・博物館
-
テラスからは、花巻の自然が一望できます。天気もよく風も涼しく、とてもいい景色です。
賢治は、自らが理想とする世界をイーハトーヴと名付け、生まれ育った岩手の地をその理想郷に見立てていたそうです。
数々の童話の中に登場する土地の名前も日本の実際の地名を文字ったものがいくつか登場しますが、ここ花巻はハーナムキヤと呼ばれています。 -
注文の多い料理店に出てくる西洋料理店の山猫軒。
山に狩りに入った2人の若い男たちが迷い込んだレストランです。
ま、まさか実在していたとは……山猫軒 グルメ・レストラン
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「どなたもどうかお入りください。決して遠慮はいりません。」
やっぱり本物だ。こちとらな、小説読んだから知ってんだ。貴重品預けさせてなんかよく分からんクリーム塗らされて塩かけさせた挙句に最後は来たやつを食っちまおうという魂胆なんだろ?そうは問屋が卸さないぜ。待っていやがれボス猫!お前なんか倒してやるからな!
さあ、意を決して中に入ります…!! -
中に入ると、貴重品を預けたり、クリームを塗ったり、塩を自分に振りかけるなどの特段来客者に対する指令はなく、お土産コーナーと普通のレストランがありました。どうやらあの看板はフェイクだったようです。ふぅ…
少し暑かったので水分補給を。青りんごジュースおいしい。 -
こいつがボス猫か??思ったより小さいな。
テーブルには注意書きがあります。
「ぼくはみんなとおともだちになりたいんだ!!」
なんだ、そうなら早く言えよ。ツンデレかよ(笑)
なかなかかわいいやつですね(ΦωΦ) -
山猫軒で一服した後は、遊歩道を下って山を降ります。
-
階段を下るとそこにはポランの広場(ポラーノの広場)という場所で、花壇と花時計がありました。
実は賢治が設計を行ったものを復元したものだそうです。
ポランの広場も賢治の小説から名付けられていますね。ポランの広場 公園・植物園
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イーハトーヴ館では、賢治の小説やそれに関連する書籍などの展示がしてあり、入館は無料です。シアターもあり、アニメーションの上映もしていました。
(少し寝ちゃった(笑))
館内は外の光が差し込み、開放的な空間でした。
この後は、宮沢賢治童話村まで行きます。道沿いにあるので、もう山道を歩く必要はありません(笑)宮沢賢治イーハトーブ館 美術館・博物館
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白鳥の停車場。
銀河鉄道の夜で、汽車に乗ったカンパネルラとジョバンニが、プリオシン海岸に向かうために降りた駅です。
ここはお土産屋になっており、雑貨や小物がいろいろ揃っています。 -
銀河ステーション。
ジョバンニが町外れの芝の上で星を眺めていたら、突然強い光に包まれ、気づいたら汽車に乗っていました。
その時の乗車駅とされるのがこの銀河ステーションです。 -
まるで別世界への入口のような、ジョバンニとカンパネルラの汽車の旅が始まるような壁画です。
このゲートをくぐると、賢治の童話の世界が広がっています。 -
天空の広場。
ここをくぐっていくと、賢治の学校の入り口です。
ここからいよいよ、童話の世界への旅が始まります。 -
イチオシ
最初の部屋はファンタジックホール。
一面が白い壁に覆われたフロアの中にひと際映えるこの木が印象的です。
満点の星空が描かれていて、賢治の童話の世界への入り口を表しているようです。賢治の学校 美術館・博物館
-
宇宙の部屋。
部屋全体が万華鏡のようになっており、360度見渡す限り星が輝いています。
銀河鉄道の夜や双子の星、よだかの星など、賢治の作品には宇宙や星を題材とした作品が多くあります。 -
はくちょう座か頭上に見えます。
ジョバンニとカンパネルラも、銀河鉄道の旅でこのはくちょう座を通り南十字星まで向かいます。 -
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
賢治自身が作詞作曲した「星めぐりの歌」は、作品の中でも度々登場します。(童話村でもBGMで流れていました)
さそりは、自らがこれまで数々の生命殺めてきたことを後悔し、「どうか私の命を次の命へとお与えください」と神様に願い、その直後さそりは赤い火に包まれます。これがさそり座が赤く輝く理由とされており、自己犠牲の象徴として描かれています。
銀河鉄道の夜はカンパネルラの他人のための自己犠牲について描かれており、「本当の幸せとはなにか」を問いかけます。 -
大地の部屋。
昆虫や植物がとても大きく、こちらが小さくなったようですね。 -
セロ弾きのゴーシュの一場面を描いたミニチュアです。
これも僕の好きな作品の1つですが、ちょうど山猫がゴーシュにトロイメライを弾くようお願いするところですね。
まあ結局機嫌を損ねたゴーシュは「うらぁぁぁ!!」と言わんばかりに印度の虎狩りをけたたましく鳴り響かせて猫を追い出すわけですが(笑) -
こちらは注文の多い料理店で、2人の男が西洋料理店「山猫軒」に入っていくところ。
お前たち腹が減ってるのは分かるけど入ったらどうなるか知らんぞ‥ -
童話村を一通り見たあとは、帰りのバスまでまだ時間があったので、すぐ隣にある花巻市博物館に寄ってみました。
こちらも無料の共通チケットで入館できます。
宮沢賢治関連の展示ではなく、花巻市の歴史に関する展示がメインです。花巻市博物館 美術館・博物館
-
月夜のでんしんばしらのモニュメント。
主人公の恭一が線路脇を歩いていたら、電信柱が一斉に行進を始めるというユニークなお話ですね。
ドッテテドッテテ、ドッテテド、
でんしんばしらのぐんたいは
はやさせかいにたぐいなし
ドッテテドッテテ、ドッテテド
でんしんばしらのぐんたいは
きりつせかいにならびなし -
バスで花巻駅まで戻り、電車で40分ほど揺られ盛岡までやって来ました。
ここから徒歩で、まずは宿泊先のホテルを目指します。盛岡駅 駅
-
盛岡市内にかかる開運橋。別名二度泣き橋というそうです。
転勤族の間でできた言葉のようで、1度目は赴任時に「こんな遠くまで来てしまった‥」と泣き、2度目は異動時に「ついに離れることになってしまった」と泣くことに由来するそうです。
なんじゃそりゃ。開運橋 名所・史跡
-
ホテルは20時からのチェックインでしたので、先にフロントで荷物だけ預けて夕食に。
盛岡冷麺発祥の食道園というお店にやって参りました。
市内に数ある冷麺のお店の中でも人気があるだけに、名前を書いて待つ人が多かったです。
まあ名前さえ書いておけば並んでおく必要はないのですが、日本人らしい規則正しさを発揮してしまいみなさん並んでました(笑)
それを見た店員さんが「順に名前をお呼びしますので固まらないようにお願いしまーす」と言ったので、待っている人は蜘蛛の子を散らすように四方に散らばりました。
三密回避! -
20分少々待ち、入店。
安定のノンアルコールビールで乾杯。 -
まずは焼き肉から。
昼間はガッツリナポリカツやら巨大ソフトクリームを食べましたが、坂道を歩いたりしたのですっかりその分のカロリーは消費しきってましたので、いっぱい食べたいと思います。 -
焼きます。もうひたすら焼きます。
-
〆はなんといっても冷麺!このために来たんですからね。
これまで盛岡で冷麺を食べたことは何度かありましたが、この食道園の冷麺はまったく別物でした。
麺自体に深い味わいがあり、とてもモチモチの食感でした。
これは美味いわ。やはり元祖だけありますね。
食べ終わって帰ろうとしたらまさかのゲリラ豪雨。
途中コンビニに避難したりして何とかホテルに戻りました。
久々の遠距離の旅行、宮沢賢治の世界に浸りおいしいご飯も食べられたので満足です!
明日は、八幡平へ向かいます。
ー〈第1幕〉【1日目:ハーナムキヤ編】 了 ー
→〈第2幕〉【2日目:八幡平編】に続く
https://4travel.jp/travelogue/11648806食道園 グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (4)
-
- エヌエヌさん 2020/09/30 19:38:03
- 憧れのマルカン・・・
- Fidelioさん
こんばんは!
いいね!上限に達してますので明日いいね!しますね。
TVで見たマルカンだぁ!
いつか行ってみたいとおもってたんですよ!
有名なソフトやっぱり大きいなぁ(#^.^#)
子供の頃と同じ食券もぎりが泣けます。なつかし
今や貴重なお店ですね。
また山猫軒
ほんとにあったんですね!
- Fidelioさん からの返信 2020/09/30 21:11:04
- Re: 憧れのマルカン・・・
- エヌエヌ 様
こんばんは。
メッセージをお寄せいただき、ありがとうございます!
私も昔テレビでマルカン食堂のことを見て、これはいつか行きたいと思っていたのですが、今回ついにそれが叶いました(笑)
10段ソフトクリームは確かに大きいですが、本当にさっぱりとした味わいですので1個ペロリといけちゃいます!
…と言っても、実際1人1個食べてる人は少数派でしたが(笑)
12時にはほぼすべての席が埋まり入店待ちの列が出来るので、開店30分前の10時半頃には現地に着いていると安心です。
あのようなスタイルの店はもう貴重ですので、いつまでも残っていて欲しいものですね( ´∀`)
山猫軒は実在するお店でした(笑)
今回は食事はしませんでしたが、イーハトーヴ定食や鹿踊そばなど、地元岩手にちなんだ料理を食べることができます。決してボス猫に食われることはないので、心配は御無用です!
エヌエヌ様の旅行記、また拝見させていただきます。
Fidelio
-
- mistralさん 2020/09/29 11:58:59
- 宮沢賢治の世界で。
- Fidelioさん
はじめまして。
mistralと申します。
夫の奥穂高岳の旅行記にご投票いただき、ありがとうございました。
Fidelioさんの八幡平の旅行記から盛岡へと移り
宮沢賢治の世界を堪能させていただきました。
盛岡あたりを歩くと (それほどの経験がある訳ではないですが)
なんとなく宮沢賢治の世界観があちこちで感じられて
現実と小説の世界との境界が分からなくなるような錯覚に陥ります。
山猫軒に入る時が、そんな感じ?(笑)でしょうか。
各地のグルメ情報もバッチリで、召し上がったもの、どれも
美味しそうでした。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
mistral
- Fidelioさん からの返信 2020/09/29 18:54:49
- Re: 宮沢賢治の世界で。
- mistral 様
初めまして、Fidelioと申します。
こちらこそ、コメントをお寄せいただき、またイーハトーヴの2つの旅行記に投票いただきまして、ありがとうございました。
mistral様の奥穂高岳の旅行記、どれも素晴らしいお写真です!
山登りはしなかったものの、上高地は私も以前訪れたことがあります。透き通った川の水や山の景色がとても印象的でした。(あとホテルの人に「夜は熊が出るから外に出ないように」と言われたことも(笑))
山頂からの景色は、まさに登頂した人だけが見ることができる特権ですね。お天気もよろしかったようで、旅行記を見ているこちらもなんだか感動いたしました。
実際花巻を訪れてみますと、街中のベンチやモニュメントにさりげなく賢治の小説の登場人物など(猫、鳥、汽車など)があしらわれており、またお店など場所の名前にも小説をもじったものが目立ち、いかに地元で愛されている存在かがよく分かります。
賢治自身、生まれ育った花巻の自然や動物からインスピレーションを受け、そのイメージを小説に現しましたから、花巻の街そのものが賢治の童話の世界なのかもしれませんね。
来月には、3日目に盛岡を散策した時の旅行記を作成しますので、ぜひご覧になってください。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Fidelio
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旅行記グループ 2020夏 奥州・イーハトーヴの旅 〜賢治が思い描いた理想郷に思いを馳せる〜
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