2018/08/21 - 2018/08/22
53位(同エリア58件中)
まさとしさん
東アフリカ未訪問国への旅。エチオピア航空がアフリカ各地に安定した運行をしているのでずいぶん旅行しやすくなった。
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モロニからの乗り継ぎ便のキガリ行きはアディスアベバを22時35分に出発。キガリまでは3時間かからないが機内食も拒否してけっこう熟睡できた。機内が空いていて横になれたのはありがたい。
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【8月21日(火)】
キガリに到着。アディスアベバと時差があり、深夜0時過ぎだ。規模は小さいがモダンな空港ターミナルに入った。入国審査で30ドルを支払いビザを取得したが、小さなスタンプのみでマウンテンゴリラのホログラムのシールビザは貼ってもらえなかった。 -
ルワンダのキガリ国際空港。
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空港からホテルへは空港のタクシーを使う事にした。15000フラン。約2000円でずいぶん高く感じる。でも治安がいいとはいえ初めての国で深夜ということもあり、他の交通手段は控える事にした。あとで考えればバイクタクシーで十分だった。
予約してある宿泊先まで15分ほど。街中は整然と整備されたモダンな道路が張り巡らされ、街路灯もしっかり灯されている。アフリカ特有の混沌とした雰囲気が全くない。交通量は全くないが、歩道には時折警官が立っていたり深夜でも警備がちゃんとしているのが伺える。さすがアフリカで一番治安がいいと言われるだけのことはある。
キガリの宿はMIJOホステル。高台にある高級住宅街の中にある。 -
寝床はドミトリーだが値段は15ドルとそこそこする。でも評価の高い宿なので快適に滞在できるだろう。到着したら真夜中なのでシャワーも浴びずにベッドに横になることにした。
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キガリで宿泊しているミホホステルは高台にあり、共有スペースは見晴らしのいいテラスになっていてロケーションは素晴らしい。なんとなく上高地のロッジにでも来ている感覚になる。そう感じるのは日本人の宿泊客が多い事も影響いている。おそらく宿泊客の半数が日本人という状態だった。居心地がいい国とはいえこれほど日本人が集まる場所も珍しい。特に日本人宿というわけではないのだが。
協力隊の人が休暇で何人か来ているらしく、少し話すことができた。
みんなガーナから来た協力隊の人たちで公用旅券を所持していて任務中はイギリスとルワンダと南アしか渡航できないという制限があるらしい。 -
ホステルは朝食付きで7時から食べることができる。トーストは食べ放題でフルーツは別に持ってきてくれる。
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MIJOホステル。
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塀の上を歩くサル。
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今日はブルンジの大使館にビザを取りに行きたい。9時過ぎに出発。宿の周辺は住宅街で交通量がないが、少し歩いたところでバイクタクシーを拾うことができブルンジ大使館に向かった。バイクタクシーの値段は400から500フラン(50円~60円)といったところだろうか。ずいぶん安い。月曜の朝にもかかわらず交通量は少なく、広く整備された舗装道路がずいぶん浮いて見える。
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5分ほどでブルンジ大使館に到着した。しかし様子がおかしい。入口が閉まっているようだ。守衛に聞いたら明日の夜来いとか言う。しかもビザ取得には10日くらいかかるとか言っている。流石にそれは厳しい。
そこまで待っている時間がない。とりあえずキガリでのブルンジビザ取得は断念。
しかし諦めたわけではない。今後移動するウガンダのカンパラやケニアのナイロビにあるブルンジ大使館で取れれば飛行機で往復する事も可能だ。 -
とりあえずキガリを観光をしようと思い、虐殺記念館に行ってみた。ここは実際虐殺が行われた場所ではなく、資料が展示されているだけだ。でも有名な場所なので来るべきだと思った。
時間があればムランビの虐殺記念館に行く必要があるが、今回は少しでも多くの国に行くのが優先なので断念することにした。 -
記念館からダウンタウンの眺め。近年高層ビルがどんどん建設されている。
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明日ウガンダへ移動するためバスターミナルへ切符を買いに向かった。
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バスターミナルにやってきた。
ルワンダ各地に向かうマイクロバスが停まっている。
そんな中、ケニアやウガンダへ向かう国際バスのバス会社を探した。 -
ウガンダへのカンパラまでは10000フラン(1250円)。明日の9時発のバスを予約することにした。11時間ほどかかり、明日の夜にはカンパラに到着する。
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両替屋もある。
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市内の移動手段はバイクタクシー一択。
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キガリ市内の見所は少なく、行っておきたい場所はルワンダの虐殺をテーマにした映画「ホテルルワンダ」の舞台になったミルコリンズホテルくらいだろうか。
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敷地内にはルワンダ虐殺関連の石碑が建っている。
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ホテルはこじんまりとしているが敷地は広く優雅な雰囲気が漂っている。中庭のカフェでコーヒーでも飲む事にした。
建物はリニューアルされているが、当時のままのものだ。ホテル内部は観光客も多く、リラックスできる環境で居心地がいい。 -
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ホテル内のカフェでコーヒーと頼むことにした。
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ミルコリンズホテル周辺がキガリの中心部となり、この辺りを見学してしまうと行きたい場所は無くなってしまう。とにかくキガリには旧市街のような古い町並みは残っていないので面白みに欠ける。植民地時代の建物も全く残っていないのが不思議だ。
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ロータリーのマウンテンゴリラのオブジェ。
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昼食はルワンダ料理を食べたいが結局街の中心ではローカルな食堂を見つけられず、混沌としたバスターミナルの近くでルワンダ料理にありつけた。短期滞在の場合、バスターミナル周辺に宿を取る方が何かと便利で庶民的な雰囲気もあり面白いかもしれない。
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昼食は肉団子とビ宿への戻りはバイクタクシーをつかうことになるが、なかなか場所を説明しても理解してくれない。今泊っている宿の欠点は場所が分かりづらいことだ。周りに目印になる場所もない。結局僕が運転手にナビをして宿に戻る形になってしまった。ーフシチュー、豆の煮込みなどだ。値段もリーズナブル。
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キガリの道路は広く信号もしっかり機能している。
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幹線道路沿いには公園のような広い歩道が整備されていて、他のアフリカ諸国なら浮浪者の住居になってしまいそうな環境だが、キガリでは全くそのようなことがない。
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モダンなバス停。キガリでは中国製の大型バスを使用した市バスもよく見かける。
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宿から近いロータリーにあるラディソンホテルの横にショッピングセンターがある。
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この中にスーパーマーケットがあり、レジ袋がどうなっているのかと思ったら紙袋だった。空港では特にチェックはなかったがルワンダではレジ袋が禁止されて、持ち込むと罰則があるらしい。東アフリカ諸国はその傾向にあるようだが、ルワンダが際立って厳しい。
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夕食は高級住宅街の中の「グスト」というイタリア料理店でカルボナーラを食べる事にした。値段は10ドルくらいだが味は良かった。
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キガリでは宿が不便だったため夜出歩くのも大変だ。治安は良くても不便なのでホステルでゆっくりしよう。
【8月22日(水)】
朝食は7時半からなので出されると同時にいただくことにした。食事を終え宿をチェックアウトし出発。バスターミナルへ向かう事になる。これからウガンダのカンパラに向かう事になる。 -
宿を出た。
通学途中の子供たち。この国は子供たちに教育が行き届いている。
宿の周辺は高級住宅街のため、なかなかバイクタクシーが見つからない。少し歩いて見つけることができた。しかし目的地が遠いので1台目は乗車拒否された。でも別のバイクでカンパラ行きのバスが出るニャブゴゴバスターミナルに向かうことができた。 -
ニャブゴゴバスターミナル。
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バスは9時発のナイロビ行き。モダンコーストというバス会社だ。
車体はボロいが座席はゆったりしている。バスは定刻通りに出発。
10時半にルワンダ側の国境に到着した。ずいぶん早く感じだ。ルワンダは狭い国なので当然だ。国境はバスが集中するので行列ができている。手続きを済ませて未舗装の緩衝地帯を歩き、ウガンダへと向かった。
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