2018/08/22 - 2018/08/24
30位(同エリア42件中)
まさとしさん
ルワンダからバスでウガンダに入国しました。
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ルワンダの首都キガリを出発したバスは10時半にルワンダ側の国境に到着した。ずいぶん早く感じだ。ルワンダは狭い国なので当然だ。国境はバスが集中するので行列ができている。手続きを済ませて未舗装の緩衝地帯を歩き、ウガンダへと向かった。
ウガンダ側の入国審査ではケニアに行くのかと聞かれた東アフリカビザを勧められた。値段は同じでケニア国境で手続きが簡素化されるので取得するのが普通だろう。しかし僕はまだブルンジ行きを諦めたわけではない。カンパラでもしブルンジビザが取れればまた戻ることになる。空路か陸路かはわからんらないが、東アフリカビザが無効になってしまう可能性がある。なのでとりあえずウガンダビザのみ取得した。値段は50ドル。シールビザはなくスタンプのみだった。
バスを待っている間、ウガンダシリングを手に入れるため両替屋に10ドル渡したら25000ウガンダシリングを渡してきた。37000だろと指摘すると少額紙幣だからと32000シリングを渋々渡して来た。もうスマホでリアルタイルで為替レートを正確に換算できるのでだまし討ちにあうことはない。 -
昼食は牛肉の串焼きとチャパティで済ますことにした。
バスは正午には国境を出発した。ウガンダとは時差があり、1時間早くなる。バスは途中ビクトリア湖を眺めるポイントを通過したが、湿地になっていて何も見えなかった。 -
モダンコーストのバスの車内。
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そのまま日は暮れカンパラが近づいてきた。カンパラに近づくと夜遅くまで露店が連なり、営業している店も多く目につくようになった。アフリカらしいエネルギッシュな光景が広がる。
中心部に入ってから渋滞に巻き込まれバスターミナルに到着したのは21時。あと少しというところで1時間以上かかってしまった。キガリからは11時間かかった事になる。 -
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宿はバスが到着した場所とは別のニュータクシーパーク周辺で探すことにした。タクシーパークはミニバスが所狭しとひしめくカンパラを象徴する場所だ。ニュータクシーパーク周辺の「888ホテル」に泊まる事にした。中国人経営の宿だ。部屋は照明は暗いが設備は一通り揃っている。
値段は10ドル。蚊帳があるがこの時期カンパラでは蚊はいないようだ。 -
近くで食べるところを探したが見つからず、結局露天の羊の串焼きとチャパティを買うことにした。羊の串焼きは中央アジアの風味でなかなか美味い。
とりあえず明日ブルンジ大使館に出向いて、今後の行程が決まる事になる。 -
【8月23日(木)】
朝のニュータクシーパーク。 -
宿はニュータクシーパークに面した「888ホテル」。
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タクシーパークはウガンダを象徴する場所だ。周辺は人でごったがえし賑やかだが食べるところはあまりない。
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食事は抜きでバイクタクシーでシェラトンに行ってみた。
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シェラトンホテルに来た理由はネット接続だが、部外者はWi-Fiは使えなかった。そのままバイクタクシーでブルンジ大使館へビザが取れるか行ってみた。
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9時の営業開始と同時に大使館に入った。すると40ドルでトランジットビザが取得可能で今日12時に受け取れる事になった。支払いは指定の銀行振込となる。
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その足で銀行に向かいすぐに手続きを済ませた。銀行周辺はハイソなエリアでKFCなどもあった。銀行での手続きはスムーズ。
支払い証明を片手にブルンジ大使館に戻った。
ビザの受け取りは今日の12時。即日発行ということでかなりスムーズだった。ひとまずビザは取れたが問題は航空券の値段だ。帰国までの間にブジュンブラを往復する事になる。陸路で戻るのか少し考えよう。夜行バスを活用すればかなりスムーズに移動できる。 -
朝食は銀行近くに戻り、KFCでチキンバーガーのセットが700円だった。ウガンダではかなり高価な食事だ。東アフリカにもアメリカ系ファストフードチェーンが進出していたのには驚きだ。たたマクドナルドはないようだ。
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一度宿に戻るもチェックアウトは10時だったらしい。正午が普通だとっていた。やはり確認しなくてはならない。バスターミナル近くの宿という事で早いのかもしれない。今日出発するかわからないが一泊分追加で払う事にした。チェックアウトするつもりだったが宿に急いで戻った意味はなかった。再びバイクタクシーでブルンジ大使館へ向かった。
バイクをフル活用している。カンパラ市内を走り回っているのでカンパラは観光しなくてもいい感じがしてきた。
12時にビザを受け取った。入国日が指定されているようで申告した明後日25日と書かれていて滞在期間も2日までになっていた。かなり制限されたビザだ。飛行機で行こうと考えたけど片道5万円くらいするので陸路で往復する事になるもしれない。最終的にナイロビに行くことになるのでキガリとカンパラの間を1往復半する事になる。とりあえず時間には余裕がある。ケニアの沿岸部に行くつもりだったが、今回行かなくてもいつでもいけるだろう。それよりもブルンジに行くことの方が大切だ。今回行かないとあとあと面倒な事になる気がする。
(ブルンジだけのために東アフリカ旅行を1回することになるかもしれない。)
とりあえず今夜のキガリ行きのバス予約に向った。キガリまでは40000シリング(1200円)。ジャガーというバス会社だ。 -
夕方まではカンパラ観光だ。カンパラも高原にあるため坂の多い街だ。坂の向こうに見えるセントラルモスクは絶景だ。
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またカンパラを象徴するオールドタクシーパークも圧巻だ。オールドタクシーパーク無数の旧式ハイエースがひしめき、ウガンダといえばこの光景が思い浮かぶ。
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奥の方に入ってしまったハイエースがここから出られるのか心配になるレベルだ。
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カンパラ市内のコロニアル調の建物。
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信号は日本と同じタイプのものが設置されていた。
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カンパラ中心部の高層ビル。
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ビジネス街でインターネットカフェをみつけた。雨が降ってきたので休憩がてらちょうどいい。つかの間のネット接続。ここでブルンジへアクセスを確定させたい。結果としてバスでキガリに戻り陸路でブルンジを目指すことにした。
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雨も止み最後に貨物の扱いのみだがカンパラ駅舎を見学に向かった。カンパラはどこも活気があり、治安は問題ないようで駅周辺もそれほど問題なかった。
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バイクタクシーで宿に戻り、せっかく宿泊代を払っているのだから部屋でくつろぐ事にした。バスの出発は午後7時だ。
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出発の1時間前にジャガーバスの乗り場へやってきた。
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19時発のキガリ行きのバスは外観はアフリカンチックだ。
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でも内装は豪華で座席も綺麗だ。昨日使ったモダンコーストのバスとは大違いだ。
【8月24日(金)】
高地を走るといことでやはり夜行バスは少し寒い。深夜3時半にウガンダの出国地点に到着した。標高1700メートルあるので肌寒い。薄手の長袖では不十分だ。
ウガンダルワンダ国境は見慣れた光景でまた戻ってきた。深夜ということで暗闇だが昨日昼間に来ているの手続きの位置関係は問題ない。バスが集中しているようで長蛇の列ができている。キガリにあまり早い時間に着いても仕方ない。のんびり待とう。
ルワンダ入国では30ドルのビザ代金の支払いが銀行振り込みというのが面倒だ。ちゃんとした国ということかもしれないが、旅行者にとってはややこしいだけだ。敷地内では銀行が深夜も営業していた。
双方の国の手続きに2時間かかった。時差1時間遅くなり、深夜5時前に国境出発。 -
キガリには6時すぎに到着した。雨は止んでいるが路面は泥濘んでいる。
まず最初に明日のブジュンブラ行きのバスの確認をしなくてはならない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- arfaさん 2021/02/04 02:04:18
- トランジットビザ
- こんばんは、arfaと申します。ブルンジのビザはトランジットで40ドルもするのですか!翌日は飛行機でケニアに向かわれますが2日間はちょっと気も焦りますよね。
急病で幻になった西アフリカ旅行があったのですがガーナに入国して近隣国はどこも50ドルなのですが入管でなく郡の基地で取るとガーナの周辺の旧フランス領5ヶ国まとめて100ドルという不思議なビザの話を思い出してしまいました。
エジプトから東アフリカを南下してザンビアからナミビアに抜けるのがまずは夢になっています。まさとしさんの旅行記、楽しいのでまたじっくりと読ませていただきます。
- まさとしさん からの返信 2021/02/04 10:39:47
- Re: トランジットビザ
- arfa様
コメントありがとうございます。また旅行記を読んでいただきありがとうございます。今後の旅行の移動の参考に少しでもなれば幸いです。
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