2020/08/15 - 2020/08/15
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chibi-monさん
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GOTOトラブル・・じゃなかった、GOTOトラベル利用で行く、外国人旅行者がまだいない、すいている日本を旅しよう、という位置づけの第一弾、函館・道南旅行(注・決して外国人嫌いという訳ではありません)。
日本人だけでもどこも混んでたのに、政府のインバウンド政策でますます混み混み・・(昨年行った初めての金沢と、久しぶりの京都ステイでびっくりしました)。今は、昔のインバウンド政策前の日本の状態だ。
4日目。この旅、函館に5連泊って、行くところがなくなりそうー。そこで郊外へ出ようとガイドブックを眺める。函館のガイドブックって、あまり郊外についてのページが割かれていないなあ。わずかに出ていた松前、江差へ行くことに。
実のところ、北海道は広いので、日帰りで近隣の町まで行ってくるっていうと、かなり場所が限られるのね・・・。
新幹線で青森まで行くことも考えたけど、天気予報を見ると、北の地、青森でも最高気温が33度も!これでは避暑旅行の意味がなくなるので止めました(笑)新幹線使うと交通費がかかるしね(爆)北海道まで来たのに東北に戻るのはもったいないし(爆)(青森は行きたいところがたくさんあるし)
結果、ガイドブックに申し訳程度にしか載っていないけど、松前も江差も、実際に行ってみると見どころも多かった。この先もそうそう行ける機会は多くは無いと思うので、はるばる今回行けて良かったなあーって思いました。
★印がこの旅行記です。
5泊6日、宿泊は全て函館泊
天然温泉ホテル函館パコ 2泊
天然温泉海神の湯ホテルWBF函館 3泊
8月12日 函館
8月13日 大沼
8月14日 函館
★8月15日 木古内、松前
8月16日 江差
8月17日 北斗のトラピスト修道院、函館
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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4日目。今日は松前に行く。いさり火鉄道で木古内まで行き(1時間)、バスに乗り換えるのだ。函館駅のホームで、いさり火鉄道の切符はどこで買うのかキョロキョロしてしまった。写真には写っていないけど、改札の向かって左側に専用の自販機がありました。
函館駅 駅
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いさりび鉄道。よーく周りを見ると、撮り鉄さんが駅の外からカメラを向けていたりする。
道南いさりび鉄道 道南いさりび鉄道線 乗り物
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これ、何て書いてあるのか、何の意味なのか、初め、わからなかった。「ながまれ」って、道南地方の懐かしい方言で、「ゆっくりして」っていう意味だそう。まさに、「お・も・て・な・し」だったのね(もはや、古いな・・)。
これは、たまたま土曜日だけ運航していた「いさり火ながまれ号」だったようだ。だから撮り鉄さんが外から狙ってたのね。 -
でも観光列車ではなくて、中は普通です。
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松前へ行くには、木古内駅から出て、向かいにある道の駅みそぎの郷きこないの表にあるバス停1番から。バス停を確かめて。。。でも発車まで35分もある。道の駅が空いてたら、そこで時間をつぶそうと考えてたんだけど、道の駅は9時からだ。まだ閉まってる。
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終点、木古内駅に到着。木古内町には3つ、鉄道が走っているそうだ。北海道新幹線と、道南いさりび鉄道、そしてもう1つ。道南トロッコ鉄道だ(今回行ってませんけれども・・)。
木古内駅 駅
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木古内の地図をみると駅から真っすぐ歩くと海に出るみたい。行ってみよう。
木古内のマンホールも気になります。これは、「咸臨丸」という船。木古内のサラキ岬沖で座礁、沈んでいるという。
地元のパンフより、
1857年(安政4年)に完成した幕府海軍の主力艦。オランダのキンデルダイクで建造され、1860年(安政7年)には、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎など百名以上を乗せた日米修好通商条約の批准書を交換するためアメリカへ渡る使節を護衛する随伴艦として太平洋を渡る等、活躍したそうだ。
晩年は、北海道への運搬船となり、1871年(明治4年)9月20日、箱舘経由で小樽へ向かう途中、木古内町のサラキ岬沖で座礁。乗船者は救出されたが、その数日後に破船沈没した。 -
駅前に郵便局にキーコちゃん。キーコはあか牛の男の子。
キーコは木古内町特産の「はこだて和牛」をモチーフに、デザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏が代表の「寛斎スーパースタジオ」と木古内町の協働で生まれた(HPより)
うーん、お金かけれてるね~(笑)新幹線が止まる駅のある街だものねえ。 -
10分も歩かずに海に出ました、海が近い!「みそぎ浜」だ。
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雨が降っていないまでも、朝からどんよりしていたのに、不思議と木古内町にいるときだけ快晴だった。ヘンなお天気。だから綺麗な海がみれました。
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ほんの少しの散策から戻ってきたら、松前へ行くバスが1番のバス停に入っていた。
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実は・・、バスに乗り込んですぐにネットを見ていて見つけてしまった。
「江差・松前周遊フリーパス~千年北海道手形~」。あとバスの発車まで5分も無い!道の駅に急いで駆け込んで購入するには時間が足りませんでした(泣)これを買えば、2日間3000円で松前も江差も行けたのに。。
結局、帰りにここで2日間を購入して、翌日、江差に行く時には使いました。距離があるせいか、バス代の設定が高いため、江差往復の1日分だけでもお得で、元はとれたんですが・・・。
とは言え、国内旅行に不慣れなのがまたも出てしまいました。国内旅行では、「フリー切符・パス」類のチェックが必須なんだと、この時知った・・・。
(1周約280キロの広大なエリア内の路線バスに乗り放題。奥尻島へのハートランドフェリーや、話題の道南いさりび鉄道の運賃が割引になったり、立ち寄り先の指定施設で使える割引クーポンもついて、お得感たっぷり)
発売期間 2020年4月1日~2021年3月29日(3日券)、3月30日(2日券)
有効期間 乗車日から2日間または3日間
料金 (2日券)大人3000円、こども1500円 (3日券)大人4000円、小人2000円(いずれも税込)
発売場所 函館駅前バス案内所、北斗市観光交流センター観光案内所(新函館北斗駅内)ほか -
松前行きのバスの車内です。9時過ぎ発のバスだけど、数人しか乗らなかったみたい。ほとんど車の生活の場所なんだろうなあ。車が無いと生活できない場所なんでしょうねえ。
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1時間半のバス旅です。
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カモメさん
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真夏とは思えない荒々しい風景。
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地の果てまで来ちゃった感じ。
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目的のバス停「松城」に付きました。えー、こんな場所にバス停が?
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驚きました。
一番いい季節だろう・・・今は夏なのに、夏とは思えないほどに波が荒々しい。黒い岩が波間からゴツゴツ出ていて、波がぶつかって白く立ち上がっているのが一面に見える。いったい、凍てつく冬はどんななんだろう。海が荒れ狂っていそうだよ。
一応、バス停に待合コーナーがあって、二重に囲われているけれど・・・。冬にこんな場所でバスを待てるのだろうか・・・。自分もかつて雪の生活をしたことがあるけれど、こんな場所はなかったなあ。 -
生活するのに厳しい場所なんだろうなあ・・・。そんな風に想いをめぐらせながら歩き出す。
木古内では綺麗に晴れていたのに、松前はどんより。
バスに乗って来た方向へ少し戻ると「松前公園」の案内板が見えてきた。 -
天神坂門へ続く階段。
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天神坂門。かつて城内へ通じる坂は馬出口・天神坂・馬坂・湯殿沢口、新坂の5ヶ所だったが、そのうちの一つ。細い風情ある石段が続き、三の丸跡への入口に天神坂門が建つ。(HPより)
松前城 名所・史跡
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(自分の歴史知識不足のため・・・メモしまーす。興味のないかたは読み飛ばしてください)
松前家の初代藩主・松前慶広がこの地に築城したのは、1606(慶長11)年のこと。その後の火災や修築などを経て、十七世藩主・松前崇広は1849(嘉永2)年7月10日、外国船の出没に備え津軽海峡の警備強化を図るため、幕府から築城を命ぜられ、城主大名になり、安政元年(1854年)に完成させた。5年の歳月をかけ、1854(安政元)年9月に完成した松前福山城は、日本最後の日本式城郭になりました。
設計は当時の三大兵学者の一人である高崎藩の市川一学に一任した。
一学は海防上から福山は無理であり、箱館後方の桔梗野にある庄司山付近に築城するよう上申しますが、藩士たちは移転を好まず福山館を拡大して築城することになった。
(HPなどより抜粋) -
完成した新城は面積約7万7800平方メートルで、本丸、二の丸、三の丸、楼櫓6、城門16、砲台7座を備えていました。
1941(昭和16)年に国宝に指定され、戊辰の役や開拓使の取り壊し、太平洋戦争にもかろうじて残った松前福山城天守閣でしたが、1949(昭和24)年6月5日未明に松前町役場から出火した飛び火により焼失してしまいます。
現在の天守閣は町民の切なる願いと、全国からの善意により1961(昭和36)年に再建されたものです。 -
松前は日本最北の城下町。
箱館戦争では、土方歳三が率いる旧幕府軍が11月5日(1868年12月18日)に防衛線を突破し松前城を攻撃。
藩主・松前徳広は10月28日に館城へ移っており、松前城の守備は城代家老の蠣崎民部と軍事方の三上超順を中心に、南門(搦手門、大手門、天神坂門)に45名、北門(寺町御門)に50名の兵だけであった。
旧幕府軍は陸上のほか回天が城内に向け艦砲射撃を実施。彰義隊の搦手門への攻撃に対して、松前藩兵は門を開いて大砲を発射しては門を閉めることを繰り返す作戦をとった。これに対し旧幕府軍は門が開くのを待って突撃し白兵戦となった。
北門側では旧幕府軍が堀・塀を乗り越え北の丸に侵入、本丸で激しい戦闘が行われた。しかし兵力差は大きく、この明治元年11月5日(1868年12月18日)に落城した。(ウィキペディアより) -
しかし、翌明治2年4月9日、新政府軍は蝦夷地奪還に向け、乙部に上陸した。
新政府軍は江差から海岸線を松前に向け進撃し、4月17日に旧幕府軍と松前西方の江良・立石野で戦闘。激戦となるが甲鉄ほかの艦砲射撃により旧幕府軍は敗退する。この間に松前藩兵が山中を抜け松前城下に進入、城を奪回した。(ウィキペディアより) -
明治維新後、天守などを除く城の大半が取り壊されたが、天守は国宝保存法に基づく国宝に指定された。しかし1949年(昭和24年)6月5日に類焼により焼失。
そのため、創建当時から現存する建築物は切妻造の本丸御門と本丸表御殿玄関(北海道有形文化財)および旧寺町御門(現在の阿吽寺山門)のみである。今も残る曲輪・石垣などを含めた城跡が国の史跡に指定されている。(松前町のHPより) -
松前藩はコメが獲れない無高の大名であったが、アイヌとの独占的な交易やニシンなど豊かな蝦夷の経済発展を遂げ、宝暦4年(1754年)までには、城下町だけで人口5000人を超えるほどに繁栄した。
松前城資料館 美術館・博物館
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現在内部は、松前資料館になっています。
[開館・公開時期]4月10日~12月10日
[開館・公開日時]9:00~17:00(入館時間は16:30まで)
[入館料]大人360円
チケットを買う時、何県から来たのか聞かれましたw
「松前藩屋敷」とのチケットもあるそうで、その場合は600円/大人。
ただ、この「松前藩屋敷」は少し遠いんですよねー、と係のかた。徒歩15分ほどだというので、一応どっちも観れるチケットを買った。「松前藩屋敷」も単体の場合は、360円/大人。120円ほどお得にはなっている。 -
夷酋列像特別公開をやっていました。
『夷酋列像』(いしゅうれつぞう)とは、江戸時代後期の松前藩の家老で、画家としても高名な蠣崎波響(1764~1826年)が、北海道東部や国後島のアイヌ乙名たちをモチーフに描いた連作肖像画で、一部はフランスのブザンソン美術館に収蔵されているものもあるそうだ。 -
イコトイ(乙箇吐壹)
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これがメインの展示物かな。「松前屏風」
松前出身の絵師・小玉貞良(こだま ていりょう)により、1751-1763年の宝暦年間(江戸時代)の松前城下の様子が描かれている。 -
松前城
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松前城
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松前城
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雨が止んでました。
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昼食は、浜ちゃんぽん。通常のちゃんぽんより細麺・縮れ麺。魚介の出汁がきいてて美味しかったです。地元の人で混んでいました。
三久 本店 グルメ・レストラン
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メインストリートから右へ曲がる道が散策路
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この辺りは桜がキレイなところのようだ
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素敵な木道の散策路を行ってみよう、行き当たりばったり。
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標識があるのでわかりやすいです。
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突き当りにお寺が。松前は観光客も少なくて、地元の人もお店の人以外あまり見かけなかったけど、お墓参りをしている人が数名いらしたので少しほっとする。
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お寺にいた猫。ボス顔。
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案内板が。
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この先に共通券を買った「松前藩屋敷」があるらしい。全然先が見えないのでやや不安に。「まあ~、良く来たね」ってサインが。まったくそのとおりだわ(笑)
恐らく、観光バスや車で来ることを想定して作った場所なんだろうなあ。インバウンド観光客が観光バスで大勢来ていたんだろうなあって思いながら歩く。 -
ようやく「松前藩屋敷」の看板が見えた。
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松前藩屋敷:
城下町の当時の様子を武家屋敷、奉行所、廻船問屋、商家、旅籠、髪結など14棟の建物で再現している。松前藩屋敷 名所・史跡
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松前藩屋敷
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奉行所の再現
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商家
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商家の内部
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廻船問屋
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武家屋敷
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武家屋敷
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武家屋敷
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武家屋敷のお庭
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武家屋敷
ガイドブックによると、「甲冑・着物 着付け体験」あり、鎧や着物で松前藩屋敷内を歩くこともできる・・・と書かれているけど、そんな催しをやってる様子では全然なかった。あまり人がいなかった。インバウンドが来ないと大変そうですね。 -
駐車場の先には庭園も。
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金子鴎亭(おうてい)(1906~2001)の銅像。北海道松前出身。長年にわたり近代詩文書運動をすすめ、現代書に新分野をひらいた。そう言えば、前日に行った函館美術館に展示がありました。松前のご出身だったんですね。
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また来た道を戻り松前城公園に戻ってきた。
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公園内にある観光案内所。そしてその隣りに美味しそうなソフトクリームが・・・
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(写真がボケてしまいましたが)桜もちの粒が入っていて美味しいソフトクリームでした。こういうご当地ソフトはいいですね!
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そろそろ函館に戻りましょう。帰りのバス時間が近づいてきた。海沿いの道路へ向かう道には桜。
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木古内方面へ向かうバス停とバス待合所です。待合所は、冬は寒いからなんでしょうね。トイレもありました。
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バス停「松城」。一日にこの本数、10本程度しかバスが来ません。その内、木古内駅前まで行くのも限られている。
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バス停にある待合所の内部です。コインロッカーもあった。
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時間通りに路線バスが来ました。木古内駅前へ戻ります。
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路線バスにもUSB電源が。初めて見ました。
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右手側に海を見ながら。
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夏とは思えないほど荒々しい海です。
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途中の街は漁師町が点々と続いて。
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木古内へ近づくと不思議と晴れてます。
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木古内駅前の道の駅「みそぎの郷 きこない」に到着しました。なぜか木古内は青空なんだよねえ。
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このバスに乗ってきました。
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フォートラさんでの評判をバスの中で読んで。道の駅の中にあるキッチンキーコへ。
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みそぎの塩オレンジソフトにしました。これもご当地ソフトで美味しかったです。ただ、これもすぐ溶け出す・・・温度設定が。
道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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木古内駅から再びこの電車。
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そう言えば、道の駅の中で「道南のバス2日間乗り放題切符」を買ってきました。最初、入ってすぐにあるインフォメーションに行きましたが、奥にある売店のレジで売っているとのことで無事に買えました。明日、江差に行くだけの使用になってしまうかもしれないけど、函館―江差のバス往復だけでも通常運賃よりもお得になりますので。
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函館山が見えてきた。
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函館駅に戻りました。
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函館駅前で最終日に乗る函館空港行きのバス停を確認。駅のすぐ前の1番乗り場でした。
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函館駅前のビルの地下に入っている「回転寿司 根室花まる」へ18時過ぎに行ってみましたが、すでに大勢待っておられたので諦め。。。18時では遅いですね。
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この頃はお店がまだ閉まっているところが多くて。。。選択肢が少なかった。ラッキーピエロ駅前店へ。
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テイクアウトで買ってきましたが、30分くらい待ちました。
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ようやくホテルの部屋で夕食。ようやくチャイニーズチキンバーガーを。それとポテトとウーロン茶のセットに。函館グルメチケット1000円券を使いたかったので、さらに中華のお餅のお菓子も追加(明らかに食べ過ぎです・・)。
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このホテルは、温泉の後は、アイスキャンディーをもらえます。
ホテルWBF函館 海神の湯 宿・ホテル
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明日は晴れそうだ。
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明日は江差に行きます。北海道は涼しくて良かった。
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2020夏休み 公共交通機関で函館、道南の旅
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