2019/10/20 - 2019/10/21
22位(同エリア107件中)
RAINDANCEさん
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長崎県南東部、雲仙市小浜町の温泉地である小浜温泉を訪れました。遅くとも8世紀の肥前風土記に記録があるという歴史ある温泉であり、日本一といわれる放熱量を誇る高温の温泉に、橘湾に沈む美しい夕陽など、雲仙温泉の陰に隠れて知名度はいまひとつながら魅力溢れる温泉地です。
★小浜港を望む老舗旅館に泊まり、温泉に夕陽に郷土料理、そして温泉と湧水があちこちに湧く温泉街を散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎黒ごまそうめん
◎具雑煮
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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レンタカーで長崎市観光のあと、諫早市を抜けて雲仙市に入りました。
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国道251号沿いに、お米が美味しい千々石(ちぢわ)町を抜けて…
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小浜町北本町の小浜温泉に到着。宿に行く前に、「小浜マリンパーク」に立ち寄り。
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小浜マリンパークは、小浜温泉街の中心部の海沿いに野外ステージ・グラウンド・足湯などが整備され、夕日を望めるスポットとなっています。
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公園内の「湯棚」。小浜温泉は、源泉温度は105℃で日本一熱いといわれる温泉。
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隣には、温泉を利用したセルフの蒸し釜。
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さらにそこから、日本一長い足湯とされる「ほっとふっと105」が延びていて、多くの観光客で賑わっています。
(2020年9月現在、台風9号の被害により休業中) -
湯棚から豊富な塩化ナトリウム物泉がドバドバと溢れ、足湯に至るまでに適温まで下がり、かつ長いので温度勾配も付いています。(後ろの方は冷めてぬるくなる)
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もうすぐ陽が沈むころなので、夕陽を見ながら足湯につかるのもいいですね。
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通りに建つ旅館からも湯気がもうもう。
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竹の枝をつたわせて表面積を増し、自然冷却を促進する方法「湯雨竹(ゆめたけ)」が使われてました。
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夕日が沈む前に、小浜港に面するジャカランダ通り沿いの旅館「春陽館」にチェックイン。昭和12年(1937年)に建てられたという本館。
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改修を重ねながらも、ほぼ当時の建築が残ってるそうです。木の趣ある帳場。
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ロビーラウンジ。
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客室は、あえて本館和室を選びました。
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客室の窓からは橘湾のオーシャンビュー。夕暮れ時にはこのように染まります。
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夕陽を眺めた後は温泉へ。
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いいお湯です。敷地内で自噴するおよそ100℃の源泉に、温度調整のため湧水を加水しただけのかけ流し。
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加熱・循環・ろ過・殺菌は一切無く、成分が濃いので加水しても効能は衰えないそうです。
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確かにいい温泉臭がします。湧き出す湯量も豊富で気持ち良い。
なお、画像はありませんが、別館の方に海を眺められる半露天風呂もあります。 -
さて、温泉の後は夕食です。
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刺身、銀杏豆腐、そして”具雑煮”の具。
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釜飯が準備されてます。これは楽しみ。
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黒ごまそうめん。長崎島原の名物です。
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地元の酒造”あい娘酒造”の冷酒をお供に。
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茶碗蒸し。
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カレイのから揚げ
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島原の郷土料理、具雑煮が煮えてきました。島原の乱の後、幕府の移民政策によって移住してきた小豆島系移民によって、素麺と共に具雑煮の原型が伝えられたのが始まりだそうです。
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イカの真子の吸い物。
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小エビ…いや、オキアミかな?…の釜飯が炊けました。吸い物といっしょに。
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デザートのプリンとケーキ。
郷土料理も交えて美味しい食事を楽しめました! -
翌朝…
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朝食も昨夜と同じダイニングルームにて。
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海苔です。卓上コンロであぶっていただきます。そういえば、島原半島の反対側、有明海は海苔の一大産地ですね。
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干物もたっぷりで嬉しい。
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最高の朝ごはんでした。
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温泉に食事に、(そして料金も、)満足度の高い宿でした。
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ちなみに、本館の隣のこの建物が別館です。半露天風呂は2階のベランダ。
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さて、宿のチェックアウト後は、小浜温泉街の周辺散策へ。
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こちらは、小浜港の横に建つ「小浜温泉観光協会」。
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この中に観光案内所がありますので、観光情報を仕入れます。小浜温泉のゆるキャラ、”おゆっぴー”。
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この地図の左(実際の方角で言うと北)の方から巡ってみましょう。
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西中地区の「いぼとり地蔵」。
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言い伝えによると、いぼとりを願う際「このいぼとれ!」と言わないといけないそうです。「とって下さい。」ではいぼが戻ってくるのだとか。
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「雲仙市小浜公会堂」、雲仙が国立公園となった昭和9年(1934年)に建造された、長崎県内に現存する木造としては最も古い公会堂、今も現役とのこと。
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公会堂の裏には「上の川湧水」。春陽館の風呂はこの湧水で加水してました。
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「庄屋元前の湧水」として近隣住民に親しまれ、水を汲みに来る方も多く生活用水などに利用されています。
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上の川通りを南下すると、「炭酸泉」があります。
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ボコボコと音を立てて湧き出している、硫黄臭がする冷泉です。
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付近の地表からもプクプクと湧き出してます。激熱の食塩泉、硫黄の冷泉、湧水、が狭い範囲に湧き出している…この辺りの地下構造は一体どうなっているのでしょうか。
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雰囲気良さそうなカフェがありましたが、この日は開いていませんでした。
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こちらは「光泉寺」。
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脇には上の川湧水が流れてきています。
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このお寺、吉永小百合主演の映画「長崎ぶらぶら節」のロケ地にもなったそうです。
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続いて「小浜神社」へ。
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島原の乱の後の延宝7年(1679年)に、島原藩主の松平定房により造営され、小浜町民の氏神・温泉の神として崇められているそうです。拝殿と土俵。
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江戸の文化・文政時代(1800年代前半)に活躍した小浜村出身の力士「玉垣 額之助」をたたえる頌徳碑がありました。
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本殿。
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本殿の天井絵、一夜で描かれたとされる龍。
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大きな木。ご神木でしょうか。
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「本多湯太夫邸(小浜歴史資料館)」、湯太夫とは温泉を管理する代官のことだそうです。残念ながらこの日は開いていませんでした。
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その傍らには味のある酒屋。
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酒屋の裏には、寛永年間、初代の島原城主だった松倉重政も島原から湯治に来たという温泉「豊後湯」の跡。
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さらにその近くには、慶安年間に中国の僧で漢方医だった入徳が入った湯の跡。入徳が湯の効能を広めたことで温泉観光地になったといいます。小浜温泉にとって彼は陰の恩人なのだとか。
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さて、最後に見ていくのは「水路」。
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この町は、あちらこちらに湧水があり、家々の間を通る入り組んだ水路がひとつの見どころなのだそうです。(宿のスタッフ談)
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このように、家屋の下をくぐったりするのが趣深い風景。
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水が湧くところには大体お地蔵さんが居ます。
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あと、この辺りは猫が沢山。
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十数匹いましたかね。
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猫たちに見送られ、そろそろ小浜温泉を後にします。
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これから、海岸線に沿って島原半島を左回りに周ります。
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小浜温泉から2kmほど南、金浜川に架かる「金浜眼鏡橋」、弘化3年(1846年)に架けられたアーチ型の石橋をちら見。平成5年(1993年)に改修されたそうです。
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遅くとも8世紀の肥前風土記に記録があるという歴史ある小浜温泉、日本一といわれる放熱量を誇る高温泉に、橘湾に沈む美しい夕陽など、雲仙もいいですがこちらの方が味がある温泉地だと思います。
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春陽館
3.29
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