2019/10/21 - 2019/10/22
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RAINDANCEさん
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長崎県南東部、雲仙市の雲仙妙見岳の中腹にある雲仙温泉を訪れました。飛鳥時代の開山以降は修剣の場だった様ですが、江戸時代には宿場が形成され、明治・大正には上海租界の欧米人がやって来るほどの保養地として栄えました。昭和には国民温泉保養地にも指定され、多くの観光客が訪れる様になりました。
★温泉ホテルに泊まり、”雲仙地獄”をはじめとした周辺散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎鯛(長崎県は天然鯛の漁獲量日本一)
◎千々石の「じゃがちゃん」(長崎県はじゃがいもの収穫量日本で2番目)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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島原方面から望む雲仙岳。1991年6月3日16時8分、雲仙岳のうち普賢岳の噴火による大火砕流が手前の麓の水無川流域を襲い、43名の命が奪われる惨事となりました。
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雲仙温泉は、この雲仙岳の向こう側になりますので、峠を越えていきます。
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「雲仙天草国立公園」に入りました。
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「雲仙温泉」に到着。あちこちで噴き出す湯けむりと硫黄臭。
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まずは「ゆやど 雲仙新湯」にチェックイン。温泉街の南東の端、雲仙地獄からもほど近く、”雲仙お山の情報館”や”観光協会”にも近い、観光には好立地の温泉ホテルです。
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エントランスとフロント。
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ロビーラウンジ。
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ウェルカムドリンク(ハーブティー)とスイーツ(ようかん)。
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8畳和室の客室。
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別室もあって、広くて快適でした。
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バス・トイレ・洗面付き。バスは使いませんが。
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客室からの眺望。
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少しだけ”地獄”が見えます。
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さっそく周辺の散策へ。ホテルの隣には「雲仙新湯温泉館」、地元の方々に愛されている共同浴場。
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「雲仙地獄」の入口。
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まずは「泥火山」。
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序盤は軽い地獄で。
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閻魔大王が座る「葬頭川の婆石」。
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亡者の善悪を見分ける「浄瑠璃の鏡石」。
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「邪見地獄」。
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その隣は「大叫喚地獄」。現在、最も噴気が激しく出ている場所とのこと。
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噴気口の轟音が叫喚に聞こえることからその名が付いたそうな。確かにスゴイ噴気、温度は120℃もあるそうです。
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「雲仙温泉休憩所」からの地獄絵図。
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「真知子岩」。(昭和29年)1954年に映画「君の名は」のロケがおこなわれた際、岸恵子が演じるヒロイン・真知子が手を添えた岩。
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その奥に見える十字架は「雲仙地獄キリシタン殉教碑」。この地で湯壺につけられるなどの拷問を経て殉教したキリシタン33名を称える記念碑。彼らにとっては文字通り地獄だったに違いありません。
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「地熱を感じるベンチ」。
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地熱を感じるための注意事項。
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この辺りは「お糸地獄」。
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温泉余土も広くて湯けむりも多く、地獄の銀座通りともいえそうな場所です。
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「雲仙地獄工房」なんてのもあったりして。
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温泉たまごの販売はすでに営業終了。残念!
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この地獄窯で茹でるんですね。
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人がいなくなったお店では、ネコたちがまったりしたり…
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…じゃれ合ったり…
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さらに進むと「八万地獄」。
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噴気の勢いは時とともに西から東へと移っており、ここは既に沈静化してきているそうです。(現在は、東の大叫喚地獄が最も噴気の勢いが強い)
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八万地獄のすぐ裏には老舗旅館「富貴屋」、2018年に老朽化等を理由に103年の歴史に幕を下ろし閉館しました。温泉観光の勢いも移ろいゆくもの…といったところでしょうか。
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八万地獄から国道57号に出ます。すぐに目に入るのが「温泉(うんぜん)神社」。
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創建は大宝1年(701年)、古くから島原半島一帯に18社ある「温泉神社」の総本山だそうです。
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雲仙岳周辺に4箇所創建され、「温泉四面神」…地元では「おしめんさん」と呼ばれ親しまれてきたそうな。
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雲仙温泉で唯一、純一枚手焼き”湯せんぺい”を継承し店頭で実演販売をしている「遠江屋本舗」。
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大宝元年(701年)に行基が開山したと言われる「満明寺」。
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国道を少し南下すると「清七地獄」。
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この地獄は、キリシタンの”清七”さんが処刑された時に噴き出したのだそうです。
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道路を挟んだところにある「旧八万地獄」へ。
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湯まつり広場を囲む地獄は、現在は噴気が見られません。先述の様に、噴気の勢いは東へ移動していることを示してます。
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「湯神少彦名大神」、温泉の神を祀る岩。
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こちらは「雲仙お山の情報館」。写真等で雲仙の歴史などが紹介されている施設。
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雲仙は、飛鳥時代の開山以降は修剣の場だった様ですが、江戸時代には宿場が形成され、明治・大正には上海租界の欧米人がやって来るほどの保養地として栄えたそうです。
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大正14年(1925年)、ご婦人方の温泉登山の写真。この頃には小浜温泉から路線バスが開通していました。その後、昭和9年(1934年)には日本最初の国立公園として指定され、その際に漢字が”温泉”→”雲仙”(どちらも読みは”うんぜん”)に変わったそうな。
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冒頭に書いた90年代初めの雲仙岳の噴火。198年ぶりの噴火でした。
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そして、1991年に深江の町を襲った火砕流。風化させてはならない自然の猛威。
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「雲仙お山の情報館 別館」、雲仙の自然の写真展示と休憩所があります。
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ホテルに戻りました。
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温泉へ。
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男性大浴場「絹笠(きぬがさ)の湯」、第三源泉の高濃度の湯。
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源泉かけ流しの硫黄泉。これぞ雲仙。
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温泉の後は夕食です。
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「旬の訪れ」(季節の前菜…栗とそうめん揚げ、海老のすり身春巻き、芋チップス、フォアグラ玉子じめ、鴨と里芋、銀杏餅)
「梢をわたる風」(菊花真丈の清まし汁)
「お凌ぎ」(茗荷寿司)
「有明海、橘湾の海の恵み」(鯛、太刀魚、イカ、の刺身盛合せ) -
冷酒をお供に。
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「旬の一品」(鯛のしゃぶしゃぶ鍋)
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「ちょっぴり洋風のお楽しみ」(クリーンポークの朴葉味噌焼き)
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「蓋物」(鯛の酒蒸し)
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「お食事の締めに」(鯛めし、香物・止椀付き)。
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「旅の余韻」(季節のデザート…ヨーグルトのプリン=ブラン・マンジェ)
季節のものとして鯛を前面に出した夕食でした。長崎県は天然鯛の漁獲量日本一!ご馳走様でした。 -
食後は別の風呂へ。男性大浴場「香仙翔(かせんしょう)」と…
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…「満月庵」、半透明の第二源泉で放流循環併用式。泉質は、絹笠の湯の方が断然良いです。
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翌朝、朝食会場。
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ビュッフェではなく個別の献立。料金を考えれば充実の内容でした。
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食後にはセルフのコーヒー付。
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朝食後、チェックアウトし”雲仙地獄”以外の周辺の見どころも少し。雲仙温泉で最も古い歴史を持つという「湯の里温泉共同浴場」。
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その向かいには「雲仙焼 窯元」。
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雲仙焼は大正15年(1925年)頃に東京から雲仙に来た茶人が窯を開いたのが始まりだそうです。
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そろそろ、雲仙温泉を後にします。
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雲仙温泉から県道128号を西へ5kmほど下ると、「棚田展望台」があります。
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ここから、岳という地区の「清水の棚田」が一望できます。
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棚田の近くまで行ってみました。見栄えは展望台の方がいいかな。
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棚田のそばに「磨崖仏・大日如来像(キリシタン遺物)」がありました。
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さらに10kmほど西へ進むと海が見えてきました。
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「千々石(ちぢわ)展望台」に立ち寄り。
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「千々石観光センター」。
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千々石名物「じゃがちゃん」なるものがありましたのでゲット。国内じゃがいも生産量の1位はダントツで北海道ですが、2位は長崎県なんだそうで、この”じゃがちゃん”も中々の知名度の様子。
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展望台から眺める雲仙。日本最初の国立公園の温泉景勝地は、苦戦している旅館はあるものの、いまだにその規模で温泉地としての風格を保つ『ザ・温泉保養地』でした。同時に、その温泉の恩恵をもたらす火山の猛威には、畏敬の念を感じざるを得ません。
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