2020/08/06 - 2020/08/06
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Adventure K&Fさん
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千葉と苗場の往復でいつも通っている大間々町ですが立ち寄ったことがありませんでした。テレビでも紹介されていた ”ながめ余興場” 今日は近くの公園での散歩を兼ねてお弁当持参で出かけました。渡良瀬川沿いに作られている散歩道は余興場の名の通り”ながめ”が良く川の流れに癒されます。コロナ禍で見学者もなく、一人でしたが、係りの方の案内もあり楽しく見学してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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苗場からは赤城山の裏側を通り日光からのR122で渡良瀬渓谷添いに2時間のドライブでした。ながめ公園の一角にありレトロな建物ですぐ分かります。無料駐車場あり。
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建物は市指定文化財で歴史は古く、大正14年に高津戸峡を見渡す”ながめ遊園地”が開園され、その後客寄せに昭和4年に掛小屋を建て芝居を見せていたそうです。当時は娯楽が少なかったため行楽地として関東一円から集客を持ったそうです。今の建物は昭和12年に竣工され、以後芝居、浪曲、映画など地域行事にも利用され、戦後は歌謡ショーも開催されていたそうです。
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楽屋の入り口
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正面玄関へのアプローチ
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こちらが正面入り口。木造2階建ての切妻入り劇場建築。正面の屋根が奇麗な唐破風でした。
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両脇にも千鳥破風がつけられ劇場らしい意匠でした。破風→屋根への雨水の侵入を防ぐ板。
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花道と座敷席。 二階席の優雅に描く曲線は見事でした。
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舞台からの客席。650人収容。天井もレトロ。
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椅子、柱や舞台は光沢のある飴色。綺麗でした。
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個室楽屋。役者用の姿見鏡。窓枠にも昭和を感じます。
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ちゃぶ台にブラウン管?のテレビ。
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大部屋の楽屋。志らくさんはここがお気に入りだそうです。
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綺麗に使われてます。
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舞台下手にある関係者控室。大入り袋やご祝儀が置かれる場所。
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ここは廻り舞台の下、いわゆる ”奈落の底” 今では全国的にも数少ない手廻しによる最後の廻り舞台を持つ余興場。現在は自動になっています。
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今は奈落の底は展示場になっています。 中村勘三郎、勘九郎、七之助のポスターも貼ってありました。 プレバト俳句で人気の梅沢富美男さんは親の代から使っていたそうです。
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花道への出入り暖簾。
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入場料は案内付きで300円。ここは歴史的建物だけでなく、今でも日常的に使用されている”生きている身近な文化”です。昭和を体験して来て下さい。個人使用も商業使用も可能です。
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