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4世紀後半に造られた、神奈川県内最大級の前方後円墳、長柄桜山古墳群へ。逗子と葉山の境界にある丘陵の上にある古墳で、国指定史跡になっています。<br />第1号墳は葉山、第2号墳は逗子。丘陵の尾根伝いに歩いて、この2つの間は10分ほどの距離でした。<br /><br />第1号墳は、古墳の上にビニールのシートがかけられ、ほのかに前方後円墳の形がわかるような感じ。古墳の中に発掘調査用の階段がありましたが、古墳の周りにロープが張られ、一般の人は、古墳の中へは立ち入れないようになっていました。<br /><br />第2号墳は、発掘調査をしたという説明書きと写真はありましたが、現地ではそのあとは確認できませんでした。こちらの古墳は立ち入り制限はなく、古墳の上を自由に歩けるようになっていました。現地の地図と見比べると、ほんのりと盛り上がった円形の丘があり、そこが前方後円墳の口縁部の様でした。第2号墳は、古墳の上を歩き回りながら古墳の形を想像できる楽しさがありました。<br /><br />第2号墳は、円形部分の直径54m、全体の長さ88m。第1号墳もほぼ同じ大きさです。<br />

逗子・葉山の古墳群

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2020/08/09 - 2020/08/09

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旅行記グループ 湘南、鎌倉ぶらり歩き

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ムーミン3

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4世紀後半に造られた、神奈川県内最大級の前方後円墳、長柄桜山古墳群へ。逗子と葉山の境界にある丘陵の上にある古墳で、国指定史跡になっています。
第1号墳は葉山、第2号墳は逗子。丘陵の尾根伝いに歩いて、この2つの間は10分ほどの距離でした。

第1号墳は、古墳の上にビニールのシートがかけられ、ほのかに前方後円墳の形がわかるような感じ。古墳の中に発掘調査用の階段がありましたが、古墳の周りにロープが張られ、一般の人は、古墳の中へは立ち入れないようになっていました。

第2号墳は、発掘調査をしたという説明書きと写真はありましたが、現地ではそのあとは確認できませんでした。こちらの古墳は立ち入り制限はなく、古墳の上を自由に歩けるようになっていました。現地の地図と見比べると、ほんのりと盛り上がった円形の丘があり、そこが前方後円墳の口縁部の様でした。第2号墳は、古墳の上を歩き回りながら古墳の形を想像できる楽しさがありました。

第2号墳は、円形部分の直径54m、全体の長さ88m。第1号墳もほぼ同じ大きさです。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
  • JR逗子駅から歩いて、逗子海岸へ。<br />真夏の海岸、楽しそうです。

    JR逗子駅から歩いて、逗子海岸へ。
    真夏の海岸、楽しそうです。

    逗子海水浴場 ビーチ

  • 逗子海岸の東の端、渚橋のあたりです。

    逗子海岸の東の端、渚橋のあたりです。

  • 渚橋の近くには、石原慎太郎の「太陽の季節」の記念碑があります。

    渚橋の近くには、石原慎太郎の「太陽の季節」の記念碑があります。

  • 逗子海岸の渚橋から、歩いて5分ほどで、蘆花記念公園へ。<br />明治期の作家、徳冨蘆花を記念しての公園です。<br />蘆花の代表作「不如帰(ほととぎす)」によって、「逗子」の名が全国に知られるようになったということです。

    逗子海岸の渚橋から、歩いて5分ほどで、蘆花記念公園へ。
    明治期の作家、徳冨蘆花を記念しての公園です。
    蘆花の代表作「不如帰(ほととぎす)」によって、「逗子」の名が全国に知られるようになったということです。

    蘆花記念公園 公園・植物園

  • 蘆花記念公園の中を通って、長柄桜山古墳群へ。<br />公園は、海岸側の入口に小さな広場があるだけで、あとは逗子と葉山の境界の丘陵の散策路です。<br />長柄桜山古墳群は、この地図の上の端です。

    蘆花記念公園の中を通って、長柄桜山古墳群へ。
    公園は、海岸側の入口に小さな広場があるだけで、あとは逗子と葉山の境界の丘陵の散策路です。
    長柄桜山古墳群は、この地図の上の端です。

  • 蘆花記念公園内、古墳群へ行く山道の途中にあった逗子市郷土資料館。<br />今年の3月末で閉館したという貼り紙がありました。

    蘆花記念公園内、古墳群へ行く山道の途中にあった逗子市郷土資料館。
    今年の3月末で閉館したという貼り紙がありました。

    逗子市郷土資料館 美術館・博物館

  • 郷土資料館のあたりは、逗子八景のひとつ「桜山の春嵐」になっているそう。

    郷土資料館のあたりは、逗子八景のひとつ「桜山の春嵐」になっているそう。

  • 郷土資料館を過ぎると、丘陵の山道は一段と厳しくなりました。階段のように道が整備されていますが、段の高さがかなり高く、かなりきつい道です。

    郷土資料館を過ぎると、丘陵の山道は一段と厳しくなりました。階段のように道が整備されていますが、段の高さがかなり高く、かなりきつい道です。

  • 途中、なんとなくある道を頼りに、道なりで進んで行きました。

    途中、なんとなくある道を頼りに、道なりで進んで行きました。

  • 蘆花公園の入口から、歩いて15分ほど。ようやく古墳(第1号墳、第2号墳)の案内表示が出てきました。<br />第2号墳の方へ。こちらへ行くと、第2号墳の上を通って、第1号墳へ抜ける道になっています。

    蘆花公園の入口から、歩いて15分ほど。ようやく古墳(第1号墳、第2号墳)の案内表示が出てきました。
    第2号墳の方へ。こちらへ行くと、第2号墳の上を通って、第1号墳へ抜ける道になっています。

  • 第2号墳の少し手前。ここだけ視界が開けていました。<br />手前が逗子海岸、先に見える島が江の島です。

    第2号墳の少し手前。ここだけ視界が開けていました。
    手前が逗子海岸、先に見える島が江の島です。

  • 第2号墳に到着。<br />現地にあったこの地図によれば、「現在地」は、前方後円墳の台形の部分の端の様です。

    第2号墳に到着。
    現地にあったこの地図によれば、「現在地」は、前方後円墳の台形の部分の端の様です。

  • 第2号墳の説明書き。簡単な発掘調査がされたそうですが、この写真のような跡は、周辺をくまなく歩きましたが、確認できませんでした。

    第2号墳の説明書き。簡単な発掘調査がされたそうですが、この写真のような跡は、周辺をくまなく歩きましたが、確認できませんでした。

    長柄桜山古墳群 名所・史跡

    第一号墳と第二号墳をセットで回りたい by ムーミン3さん
  • 特にロープは張られていませんが、このあたりは古墳の台形部分の上の様です。周囲よりも少し盛り上がっています。

    特にロープは張られていませんが、このあたりは古墳の台形部分の上の様です。周囲よりも少し盛り上がっています。

  • ここは、円形の小高い丘になっているところ。おそらく、これが後円部。

    ここは、円形の小高い丘になっているところ。おそらく、これが後円部。

  • 後円部と思われるところの頂から。周囲は斜面になっています。

    後円部と思われるところの頂から。周囲は斜面になっています。

  • 第2号墳の、別の説明書き。これは後円部の近くにあったもの。

    第2号墳の、別の説明書き。これは後円部の近くにあったもの。

  • 長柄桜山古墳群の標識、柱。<br />第1号墳の所にはなく、この標識は、ここだけにありました。<br />この標識の先に見える小高い丘が、たぶん後円部。

    長柄桜山古墳群の標識、柱。
    第1号墳の所にはなく、この標識は、ここだけにありました。
    この標識の先に見える小高い丘が、たぶん後円部。

  • 第2号墳をあとに、丘陵を尾根伝いに歩いて、第1号墳を目指します。<br />現地のマップによれば、ここには「ふれあいロード」という名前がついているらしく、第2号墳までのラフな散策路に比べると、歩きやすく整備されています。

    第2号墳をあとに、丘陵を尾根伝いに歩いて、第1号墳を目指します。
    現地のマップによれば、ここには「ふれあいロード」という名前がついているらしく、第2号墳までのラフな散策路に比べると、歩きやすく整備されています。

  • 樹が覆いかぶさって薄暗いですが、一応道はあります。<br />

    樹が覆いかぶさって薄暗いですが、一応道はあります。

  • 第2号墳から10分ほど歩いて、第1号墳に到着。

    第2号墳から10分ほど歩いて、第1号墳に到着。

  • 第1号墳には、古墳の周囲にロープが張られていました。<br />この場所は、台形部分の端です。

    第1号墳には、古墳の周囲にロープが張られていました。
    この場所は、台形部分の端です。

  • 古墳に張られたロープに沿って歩き、後円部へ。<br />後円部は出土品が埋葬されているところなので、ビニールシートをかけて、保護してあるようでした。公園の中央部に向かって、発掘調査用の階段もありました。でもこれは、ロープ内なので、ロープの外からです。

    古墳に張られたロープに沿って歩き、後円部へ。
    後円部は出土品が埋葬されているところなので、ビニールシートをかけて、保護してあるようでした。公園の中央部に向かって、発掘調査用の階段もありました。でもこれは、ロープ内なので、ロープの外からです。

  • 丸く盛り上がっている後円部が、はっきりと見て取れます。

    丸く盛り上がっている後円部が、はっきりと見て取れます。

  • 後円部があるところに、この説明がありました。現地の実際のものと見比べることができ、形状がリアルにわかりやすい。<br />

    後円部があるところに、この説明がありました。現地の実際のものと見比べることができ、形状がリアルにわかりやすい。

  • 説明書きの後方に、盛り上がった後円部がはっきりと見えます。

    説明書きの後方に、盛り上がった後円部がはっきりと見えます。

  • ロープの内側、古墳の部分一面にシートが張られていて、その上に草が生えているみたいです。

    ロープの内側、古墳の部分一面にシートが張られていて、その上に草が生えているみたいです。

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