1979/07/21 - 1979/08/29
117位(同エリア1534件中)
tadさん
古い写真をスキャンするシリーズの続き。今回は1979年夏に国際学会およびその学会の企画した著名学者による集中セミナーへの参加のため、ほぼオーストリアのザルツブルクに40日間滞在した時の写真を一部並べることにした。この学会の夏のセミナーは殆どはアメリカで実施されていたのだが、この年はどういう訳か私の好きな街にあるザルツブルク大学で実施したのだ。当時の学会の中心人物がクラシック音楽好きであることは、当然予測できたし、実際、そうであった。私は大学の専任になって5年目だったが、この学会とセミナーと交友で学んだものはとてつもないものであった。
ザルツブルク自体は、1974年に初めて訪問し、その魅力を知っていたが、この滞在では、世界的な学者と直接やりとりできるという集中的体験に恵まれて、その後は、難関を覚悟で国際級の研究を出すように努めてきた。なお、ここでは2014年に家内とザルツブルクを訪問した際の旅行記も既にある。
スキャンしたプリント写真(富士フィルム)はカラー調整などを施した。Canon FTbで撮影したものである。当時、交換レンズは5本持っていたが、この時の滞在には、恐らく広角から望遠までを兼ねたズームレンズ一本だけで来たような気がする。1975年ヨーロッパと1976年アメリカの旅は交換レンズを複数抱えていたような気がするが、この時は、軽くしたと思う。これ以降も、結局、一眼レフ携帯の時はズーム一本ですますようになった。1980年代までは、そのスタイルだったが、それでも、重く感じるようになってきた記憶がある。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
Salzburg ザルツブルク
-
Salzburg ザルツブルク
-
Salzburg ザルツブルク
ホーエンザルツブルク城塞 城・宮殿
-
ザルツブルク城 Festung Hohensalzburg
-
ザルツブルク城 Festung Hohensalzburg
-
ザルツブルク城 Festung Hohensalzburg
-
ザルツブルク城 Festung Hohensalzburg
-
郊外に見える山の名前を忘れた。。
-
Salzburg ザルツブルク
ザルツブルク市街の歴史地区 旧市街・古い町並み
-
Salzburg ザルツブルク
-
Salzburg
-
Salzburg ザルツブルク
モーツァルト橋
サウンドオブミュージックでは、ここで、ドレミの歌を歌うシーンがある。 -
Salzburg ザルツブルク
-
ザルツブルク大聖堂
大聖堂 寺院・教会
-
ザルツブルク城から大聖堂を見下ろす
-
大聖堂内部
-
ここでかつて上演されたベネヴォリ作曲の「53声部のミサ曲」という超大規模の作品は、この少し前にここで古楽器団体などが集まり、レコード録音された。今はCDとなっているが、作曲家については今では不明という表示になっている。ただ、研究者によってはBiberだという説がある。「ロザリオのソナタ」で有名な作曲家だ。
私は日曜にはここに行っていた。案の定、モーツァルトの生誕の街らしく、彼の遺作「レクイエム」が演奏された日もあった。好きな「戴冠ミサ」もここで聞いたことがある。 -
大聖堂内部
-
大聖堂内部
-
St.Peter Kircheの墓地
-
Salzburg ザルツブルク
サウンドオブミュージックでは、ここで、ドレミの歌を歌うシーンがある。モーツァルト橋も登場していた。40日もいたので、映画にはいろいろな場所が撮影されているのが、すぐにわかる。 -
ここミラベル庭園でもドレミの歌を歌っていた。
ミラベル庭園 広場・公園
-
モーツァルト像。1974年の最初のザルツブルグ訪問で、モーツァルトの家には既に訪問済だったので、この時の滞在中は、行かなかった。
モーツァルト広場 広場・公園
-
馬の水飲み場
-
ザルツブルク
-
音楽好きなら、ここは、知っている人も多い。ザルツブルク音楽祭の会場、フェスティバルホール(ザルツブルク祝祭大劇場)などがあるところだ。
滞在中に、運よく、ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの演奏会を始め、リッカルド・ムーティとウィーン・フィルハーモニーなども聞いた。どちらも、事前に音楽祭本部に手紙を書いて、チケット入手を試みたが、全く無理だった(小澤征爾のチケットだけ残っていた。。)。入口前で、ポスターを持って並ぶという手法で、どちらも運よく手に入れた!直前の病気など、ひとりくらいはいるものだ!複数の会場で音楽祭の間には音楽会が催されるが、私は6か所で聞いた。もっとも、ずっと立ち並ぶ手法でチケットがとうとう入手できなかった音楽会は、ひとつ鮮明に覚えている。それは、カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニーのヴェルディ「アイーダ」だ。彼のLPまで聞いて予習していたものだが。。。
もっとも、今の時代には、こんな原始的な方法はとらなくていい。早めにホームページから予約すればいい。ザルツブルク祝祭劇場 劇場・ホール・ショー
-
ゲトライデ・ガッセ。モーツァルトの家がある通り。好きなレストランもこの近くだった。
ゲトライデ通り 散歩・街歩き
-
ザルツブルク城から眺めたザルツフルク大学のキャンパス。この辺りは新しい建築が多いが、手前から左手には古い校舎もある。
-
ザルツブルク大学で、ランチを食べる時ははるか向こうの正面に見える建物まで行く。ヨーロッパの大学の食堂はイギリスもそうだが、ランチ・タイムでも、先生も学生も必要なら食事時に一杯くらいのワインかビールを飲むのは当たり前の習慣だ。今も変わっていないと思うが。。。アメリカは、その点、だめ!せいぜいコーラだ!自分の勤務先で、この習慣を取り入れようと努力したことがある。勿論、夕食時でいいのだが。。ヨーロッパの学者を迎えた時には、ワインがないと困るのだ。その後、国内の国立大学でも、夕食時にはワインやビールが提供できるゲストも入れる食堂が増えてきた。イギリスの大学は食堂だけでなく、寮の中にもパブがあるほど、開けている。私のような人間にはうらやましい点だった。もっとも、近年の若者の傾向を見ると、なるべくアルコール類は忌避すべきもののようで、寂しい時代になったものだ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
tadさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ザルツブルク(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ザルツブルク(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
29