室蘭とオープンしたてウポポイ観光

2020/07/23 - 2020/07/23

本来なら２０２０東京オリンピックが開催される予定だった７月下旬の４連休。

コロナがなければ、オリンピックそっちのけでヨーロッパの予定でしたが、海外は厳しくなったので代替の旅行を計画。

丁度ＧｏＴｏも始まったので、人との接触を極力避けながら（飛行機は搭乗時に並ばないぐらいしかできず難しいけど）、レンタカーで北海道を観光しました。

初日は立地的に不便で行ったことのなかった室蘭と、２０２０年７月に誕生した民族共生象徴空間のウポポイへ。

ウポポイは行くまで知らなかったのですが、北海道中の道路に標識やオープンのニュースが出ていて、それを見て興味を持ちました。

７／２３：室蘭、白老（ウポポイ）
７／２４：襟裳岬、大樹町、少し帯広、釧路
７／２５：釧路、帯広
７／２６－２７：富良野近郊

というスケジュールです。

エリア 室蘭(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

コロナのエピセンターになっている東京都内の電車に乗らないようにするため、

自宅からタクシーで空港行バスの出る駅まで移動し、そこから空港直行バスで羽田空港へ。

オリンピックがあったはずの４連休。飛行機はソコソコ混んでました。

新千歳に飛び、空港で早めのお昼。

北海道料理ユックに行ってみました。

北海道料理 ユック 千歳空港ターミナルビル店 グルメ・レストラン

かに、うになどの小さなどんぶりなどのセット、1580円なり。

仕事で苫小牧に行った時に、一度苫小牧までバスで出たことがあります。

その時にそばを通って気になっていたウトナイ湖に最初に行きました。

道の駅になっており、道の駅から湖に出られます。

道の駅 ウトナイ湖 道の駅

展望台からのウトナイ湖です。

天気悪く（雨）、景色はイマイチ。
ラムサール条約登録湿地であり、渡り鳥が飛来することでも知られます。

そして、この湖の近くの場所だから、仕事で行っていたお客様先の地名が「沼ノ端」だったのかな。

ウトナイ湖 自然・景勝地

次の目的地は、人生初室蘭。

函館にいても遠いし、洞爺湖あたりにいてもわざわざ行かないし、それは千歳からでも同じで。

ということで足を踏み入れていなかったのですが、今回初めて訪れることにしました。

高速のICを降り、白鳥大橋を通って室蘭に出ます。

白鳥大橋 名所・史跡

道の駅・みたら室蘭で観光情報入手も兼ねて休憩です。

道の駅 白鳥大橋記念館 みたら室蘭 道の駅

帆船の像と奥に見える大黒島。

室蘭名物のやきとりを食べたくて、まだ空港で食べたお昼も消化しきっていないのに道の駅でやきとりを頂くことに。

室蘭やきとり お食事処 くじら食堂 グルメ・レストラン

やきとりのプレート。
６８０円か７８０円のどちらかだったと思います。

ちなみにやきとりって、豚串ですからね。
函館と一緒です。
あっちは某コンビニが丼にしていますけど。

緑の多い絵鞆岬。

アイヌ語の「エンルム（岬）」に由来する地名だそうで、西側を向いているので噴火湾・有珠山・天気が良ければ駒ヶ岳や函館方面も見えるはずです。

絵鞆岬 自然・景勝地

絵柄岬展望台から、室蘭の港町の景色を見ます。

ここに来るまでに渡ってきた白鳥大橋。

絵鞆岬展望台 名所・史跡

沖に浮かぶ大黒島（かなりドアップ）

大黒島 自然・景勝地

大黒島、その向こうは有珠山の方向なのですが、この天気では厳しいですね。

突端が船の船首のような形をした展望台です。

室蘭駅・地球岬方向に狭い道を走ります。

途中に幾つか見所はあるためです。

銀屏風。
狭い道でノンビリは見れませんでした。

ハルカラモイ。

銀屏風から続く断崖の一部が開けています。

ハルカラモイ 自然・景勝地

室蘭駅。

地形の関係で、東室蘭から支線が延びてターミナルのような形状になってます。
（函館が似てると言えば似てる）

特急はここまで入ってこなくて、東室蘭での接続です。

鉄の街室蘭。この天気が似合うんですよねぇ。
チョット寂れた感じもGOOD。（ごめんなさい）

室蘭駅 駅

室蘭駅から３ｋｍほど。
地球岬に来ました。

アイヌ語の「チケブ（断崖）」が地名の語源とのこと。

地球岬 自然・景勝地

気になったお店。

毒まんじゅうって、政治家か何かのお店ですか？

地球岬の展望台からは、すぐ手元に灯台、そして海の向こうには天気が良いと下北半島まで見えるそうです。

灯台をここまで見下ろすというのも、なかなかできない体験かも・・・

地球岬から千歳に戻る方向に海沿いを少し走るトッカリショ。

トッカリショ展望台 自然・景勝地

メルボルン近郊の十二使徒みたいでした。

砂浜はないけど・・・

イタンキ浜。

いわゆる「鳴き砂」の砂浜で知られています。
・・・が、サーフィンしてる人はいても、鳴き砂体験してる人はいなくて、その掲示も殆どなかったですね。

イタンキ浜海水浴場 ビーチ

お次はウポポイのある白老まで、一般道を戻ります。

途中にインパクトのあるお店があったので撮影だけ。
コロナで休業中でした。

かに御殿 グルメ・レストラン

レンタカーを借りてすぐに国道36号を走っていて看板を見つけたウポポイ（UPOPOY）。

ウポポイは「民族共生象徴空間」の愛称で、アイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターです。

今年7月12日に開園。この日の宿泊先の浦河に行く途中でもあるので、これは寄るしかないですね。

北海道の旅行中、全然関係ない十勝あたりでもウポポイの開園が掲示されていたり、北海道中の関心が高いのでしょうね。

ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館

体験交流ホール（ウエカリ チセ）。

アイヌの文化を体現したアニメーションを上演していました。

ちなみに、ウポポイの中での共通語はアイヌ語です。
「体験交流ホール」は、単にアイヌ語を日本語訳してるだけということになります。

施設はポロト湖に面しており、この湖がまた落ち着いた感じで綺麗でした。

ポロト湖 自然・景勝地

ブロニスカフ・ピウスツキ像。

ロシア皇帝暗殺未遂事件に連座して樺太に流刑になった際に白老に観光に訪れて、アイヌの人々と交流を深めて様々な記録を残しています。

伝統的コタン住居。
日本の当時の家とも似てますね。

メイン施設の、国立アイヌ民族博物館。

コロナの影響もあり、見学は時間を指定した事前予約が必要でした。

・・・の出入り口だけ。

この博物館もそうですが、基本的にウポポイの中での公用語はアイヌ語です。
アイヌ語が書かれている後に、日本語などが書かれています。

夜のライトアップを見たくて、少し時間もあったので併設のフードコート（ヒンナヒンナ　キッチン炎）で夕食。

近隣の白老牛レストランで食べたかったけど、もういいや。

そして白老牛ではなくザンギの定食。

北海道ではなんかもったいなくて、ザンギの定食食べたことなかったので。
スープも含めて美味しかったですよ。

夜のウポポイ。

体験交流ホールを壁にしてきれいな、アイヌをモチーフにしたプロジェクションマッピングをしていました。

この日の宿泊は、翌日の襟裳岬観光に備えて浦河の浦河イン。

誤算は浦河が意外に遠かったことと、ＧｏＴｏ対象ではなかったことｗ
宿泊証明ってなんですか、って感じ。

ＧｏＴｏは大手ホテルから勿論対応してきますし、旅行代理店に一番有利な仕組みなので、やはり大企業救済の面が大きいんですかね。
こういう地方のホテルにも手軽な適用を進めて欲しいです。地方を活性化するという理由なら。

浦河イン 宿・ホテル