夏のワイナリーを巡る旅　 仁木・余市

2020/07/19 - 2020/07/19

仁木・余市のワイナリー4ヶ所を足で巡ってみた。はたして旨いワインには出会えたのだろうか？

エリア 赤井川・仁木(北海道)

JRで札幌から小樽へ向かう途中、銭函を過ぎた辺りから、進行右側の車窓には海が広がる。

あいにくの曇り空だったけど、石狩湾越しに遠く雄冬岬が見えた。

空の光の具合なのか？　水平線が文字通り水平線になっていた。

小樽駅5番線に到着。

ATS地上子の4連チャン。

JR小樽駅 駅

一度、ホームから出て、
駅中のパン屋で朝飯を調達。

小樽サンジェルマン グルメ・レストラン

改めて8:06 小樽発 倶知安行きに乗車。

小樽から先はKitaca・Suica は使えない。

小樽発 8:06の倶知安行き。
H100形気動車の1両編成。愛称はDECMO（デクモ）。仁木まで乗車。

この車両はエンジンで発電し、モーターで走るタイプ。

DECMO乗車記は長くなるので別の機会にスピンオフ予定。

仁木駅に到着。
乗って来たDECMOを見送る。

出発よし！　安全よ～し！

仁木駅 駅

仁木駅は無人駅

場所を借りて朝飯

アスパラベーコンのピザとプチ・デニッシュ3種。

さぁ～てと朝飯も食ったし、最初のワイナリーを目指して、いざ、出発。

途中で見つけたミニトマト畑

さすがプロ！　たわわに実ったトマトが素晴らしい。

余市川

北国の田舎の消火栓は多段式

仁木と言えば‥

サクランボ

ムム！　桃？

もう少しで食べごろだよ

果樹園仕様の軽トラ
枝が邪魔になるので幌とキャノピーは不要だ。

サンドバギーも使うけど、バギーには収穫物は載せられない。

クルミがもうこんなに大きくなっていた。

クリの雄花

やっぱし

さて、JR仁木駅から歩くこと30 分、ようやく葡萄畑が見えて来た。英語では vineyard（ヴィンヤード）と言うらしい。

中学生の時、山で採ってきた山葡萄を一升瓶に詰めて上から棒っ子でグチュグチュ突っついてから栓をして、密造酒を作ったことがあったな。

はたしてあれは酒だったのか。

段々と陽射しが強くなってきた。

ヴィニャ・デ・オロ・ボデガ（Viña de oro bodega）

観光ワイナリーではないので、今日はCLOSE

2ヶ所目

NIKI Hillsワイナリーに到着。

まだ、あそこまで登らにゃあ～ならんのか‥

ようやく登りきり‥

ここのオリジナルワインで一服。

この風景に浸りながら飲むワインは最高～だねぇ。

眺めていると何故かプロバンスを連想してしまう。全然行った事ないし、気候も北海道と南仏では正反対なんだけどね。でも海が近いのは同じだ。海つながりかな‥

もしプロバンスに行く機会に恵まれたなら、サン・ポール・ド・ヴァンスの街まで足を延ばしてみたい。

サン・ポール・ド・ヴァンスは劇場版HEROのラストシーン、ネウストリア公国のロケで使われた街だ。アクロポリスの丘を二回りほど大きくした切り立った城壁に囲まれた丘の街。こんな街が現存するんだと思い、ちょっとびっくりした。レストランの木村拓哉と北川景子の2ショットから徐々に引いてゆき、人混み、街並み、丘の街全体へとシームレスにつながるラストシーン。撮影したドローンのレバーさばき、そのカメラワークの職人芸にすっかり魅せられてしまった。

ワイナリーツアー開始

いろいろ聞いたけど、すぐに忘れた。

樽一つで20万円！

びっくらぽんやぁ～

これぞケラー

来年からは、どんどん樽が増えるぞ。

こちらは気温が一定に管理されたワインセラー

貴重なコレクション

さて、お待ちかねのテイスティングタイム

「初雪」

す～～っと行ける。

「音色」

ほんのりとした甘味があるよ。

ご馳走様でした。

ナッツ姫はどうなったんだっけ？

ガーデン散策

NHK「趣味の園芸」の講師、福森久雄氏のプロデュース。

さすがはプロ

イングリシュガーデンとか憧れるけど

無理だな

葡萄の実はまだ小さかった。

さて、歩くこと30 分、3ヶ所目のワイナリーに到着。

ヴィンヤード

ル･レーヴ･ワイナリー / 葡萄酒夢工房

テラスのソファーで

いただきます。

オリジナルのブレンドワイン。

ポークとラタトゥーユのセイボリータルト

これは旨いわ。

さて、次へと急ごう。

くにざかいを越えたぞ。

看板が見えて来た。あと500m。

とは言え坂道が続く。

ようやく見えて来たヴィンヤード。

Occi Gabi (オチガビ)

おじゃまします。

オチガビワイナリー グルメ・レストラン

レストラン

スパークリングワイン

ツヴァイゲルトレーベ と 森のオードブル

滝川産 鴨の燻製、自家製パテ、スペイン産生ハム、ポークリエット

シャルドネ と 海のオードブル

自家製サーモンマリネ、積丹産穴子の燻製、ホタテ貝のブルギニオン、タコのカルパッチョ、ピクル

ご馳走様でした。

豚肉と魚介の臭みを抜くのが今後の課題だな。カッコいいメニューだけ揃えてシェフの腕が追いついていない感がある。

余市駅へ移動

途中で見つけた林檎。少し色づいてきた。

ここでアイスクリームでもと思ったんだけど、行列ができていたんでスルー。

余市川が見えて来た。
向こうに見える赤い建物はニッカウヰスキー。余市駅まであと少しだ。

果物屋さんで‥

イチゴとサクランボを購入。

前回、入れなかったＹ‘n。

4トラの口コミにもない、正にワインバーの穴バーだ。週末の金土日のみの営業。

おじゃましま～す

シャルドネをオーダー

つまみは、おまかせ。

〆はメルローをハーフで

ご馳走様でした。

余市16:04発の列車で札幌へ帰るぞ。

疲れたぁ～　10km以上は歩いたな。
ワイナリーのはしごは疲れるけど、たまには歩かないとね。

余市駅 駅

この旅行記へのコメント （10）

• ムツゴロウさん 2020/07/22 17:35:23

  うらやましい！！

  　ワイン好きというか、酒飲んべの口と心をめちゃくちゃ攻撃してきますね。車を捨てて、何とか追随してみたいと思いました。最後のメルローは写真だけでも香りを感じることができそうです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムツゴロウ

  エフサさん からの返信 2020/07/22 18:08:01

  Re: うらやましい！！

  コメントありがとうございます。
  
  〆はやっぱり赤にしようかなと思って、メルローをハーフでお願いして、ゆっくりと味わいました。
  
  はしご酒は車では無理。ワイナリー巡りができるのも今の内と思って歩いてみました。二日後に腰に筋肉痛が来ました。

• ateruiさん 2020/07/21 09:19:16

  にほんでないよう

  いらんからぷて　エフサさん
  フランスのような感じですなぁ
  NHKの朝の連続テレビ小説で余市や蘭越のリンゴやってましたね前
  思い出しました
  浴びるほどワインのんでみたいなぁ！
  いやいらいけれ　aterui

  エフサさん からの返信 2020/07/21 21:10:33

  Re: にほんでないよう

  やったぁ～、今度浴びるほどワイン飲みましょう！　樽で持っていかにゃあ、ならんかなぁ。弾けて饒舌になったアテさんにお会いしたいです！
  
  ニッカウヰスキーと言えば日本果汁で日果。昔からこの辺りは果物栽培が盛んだった様です。あと、リンゴは札幌南区、長沼、増毛、神居古潭なんかで作られています。
  あっ、函館の七飯町もありました。

  ateruiさん からの返信 2020/07/21 21:41:40

  Re: にほんでないよう

  ピーチで今　かなりお安く　行けますな
  今日もまたセールやってます
  やはりこの時期で　売れ行きがさっぱりのようですな
  
  バニラがなくなって　ピーチのお客さんになりました
  いやいらいけれ　エフサさん
  aterui

• ロータスさん 2020/07/21 07:35:27

  エフサさん、おはようございます

  風光明媚な光あふれる余市周辺ですね。
  北海道ではワインも作っているんですね！
  知りませんでした。
  寒いし熊も出るし、、、作るのは大変だったと想像します。
  でも作ってしまう人の情熱は凄いですね！！
  飲んで食べて１０キロも歩くって、、、エフサさんも凄い！！！！

  エフサさん からの返信 2020/07/21 08:00:54

  Re: エフサさん、おはようございます

  おはようございます。
  
  日焼けでハゲの皮がむけそうです。バンダナ巻いてたんですけど、何度も汗を絞っているうちに面倒なのと気持ち悪いのとで、さらし者にした結果、焼けてしまいました。この歳で一皮むける必要はないのですが‥
  
  札幌の南区もそうなのですが、果樹園を営む方が高齢化してリタイヤする農家さんが増えてきました。放棄された果樹園に熊がタダでサクランボ狩りに来るので問題になています。仁木や余市ではこの様な果樹園をワイナリーに作り替える動きが増えてきました。
  
  自分の葡萄畑からワインができるまで5年かかるそうです。ワイナリーツアーをさせていただいた所も、皆さん全くワインの知識がないところからのスタートだったそうです。案内してくれた人はワシと同年代の方でした。
  ワインの違いはよく判りませんが、とても手間がかかる事が良く分かりました。

• 電動自転車さん 2020/07/20 22:14:21

  余市！

  余市に住もう！
  そしてアル中になる！
  
  いつもながら素敵なアップありがとうございます。
  余市いいですね。
  北海道は車ないと行き難い場所多くあり、呑み助としては困るのですが、歩いてっていいですね。
  安心して酔えそうです。
  お泊まりできるトコ探してみます。
  ワイン畑じゃなかった葡萄畑を眺めて酔いつぶれたいです。
  おかげで予定が次々決まります(笑)
  
  また素敵なアップお願いいたします！
  
  電動自転車

  エフサさん からの返信 2020/07/21 07:38:23

  Re: 余市！

  おはようございます。
  
  旅行記には書いていませんが、デイバックにスポーツドリンク4本入れて、汗だくになりながらワイナリー巡りしました。かなり日焼けもしました。でもってワインのはしご酒。あまり健康的とは言えないですね。
  
  NIKI Hillsワイナリーは宿泊もできますが、1名様でもOKかどうかは判りません。レストランは2名からの要予約となっていたので、食事がネックになるかもです。

  電動自転車さん からの返信 2020/07/21 07:42:41

  Re: 余市！

  追加の情報ありがとうございます。
  
  飲めればいいです(笑)
  
  感染拡大し心配増えますが、ワインのためになんとか考えます。
  
  また、よろしくお願いいたします！