密を避けて山陰をドライブ　～天橋立・野村克也ベースボールギャラリー・玄武洞～

2020/07/03 - 2020/07/03

2020年7月。
休日の出勤が続いたこともあり、密を避けての山陰への小旅行。

2日目は、20年ぶりの天橋立。2カ所の展望スポットに行き、北と南から天橋立を見学しました。

その後、思わぬ掘り出し物が、今年冬に亡くなった野球界の偉人・野村克也さんのベースボールギャラリー。
名捕手が生まれた街で、野村さんの業績を再確認。


初日：出雲空港⇒北栄町(コナンの街）⇒はわい温泉⇒鳥取砂丘⇒余部鉄橋⇒天橋立
2日目：天橋立⇒京丹後⇒玄武洞⇒城崎
3日目：城崎⇒出石⇒鳥取（白兎神社）⇒松江
最終日：松江⇒一畑神社⇒石見銀山⇒出雲

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

宿泊先の天橋立ホテルにクルマを置いたまま、徒歩で観光を開始しました。

天橋立温泉 天橋立ホテル 宿・ホテル

天橋立ホテルの庭からの景色。

右手に天橋立の砂洲が見えます。

朝食はコロナの影響でお膳になっていました。
旅行中はこんな感じで、健康的な朝食をどのホテルでもいただきました。

駅近くの線路沿いに、天橋立温泉の源泉タンクがありました。

ホテルの露天にも、源泉の樽風呂がありました。
３０度ぐらいの温度なので、夏の昼間だと気持ち良さそうでした。

天橋立駅。

観光案内所を兼ねていて、案内所では割引クーポンも頂きました。
地味に使えました。

天橋立駅 駅

智恩寺。
天橋立のたもとにあるお寺さん。

日本三文殊のひとつで、智恵を授かる文殊さんとして有名で、受験や資格試験などの受験生やその御家族がお参りに来られるそうです。

日本の国土創生の時、この地で暴れていた悪龍を鎮めるため、智恵第一の仏様「文殊菩薩様」を招請され、悪龍を教化した言い伝えがあるお寺です。

悪龍も言うこと聞くんですから、学問には効きそうですね。

智恩寺 寺・神社・教会

扇子のおみくじを売っていて、木に扇子が括り付けられていました。

智恩寺の多宝塔。

丹後地区で唯一、室町時代の建築が残っているものだそうです。

智恵の輪 灯籠。

江戸時代には、輪の中に明かりがともされ、水路を行き来する船の標になっていたとか。

頭の良くなるパワースポット化と思っていましたｗ

智恩寺の山門です。

廻旋橋。

ちょうど橋に係の人が出ていて、「渡りますか？」と聞かれたので「ハイ」と答えて渡ったんですが・・・

その後、こんな感じで橋がぐるっと回って船が通っていきました。

廻旋橋 名所・史跡

日本三景の碑。

松島・天橋立・安芸の宮島

いちおう、全部制覇しましたよ！

天橋立を横切る道は県道で、日本の道１００選にも選ばれているそうです。

阿蘇海の対岸の高校に通っている生徒は、天橋立を通学路として自転車で通っているとか。

与謝野晶子・鉄幹（寛）の句碑。

与謝野夫婦は天橋立に縁のある夫婦ですね。

天橋立には何千本もの松の木が植えられています。

知恵の松と呼ばれていて、木の幹が３本に分かれていて、「３人寄れば文殊の知恵」から来ているそうです。

咲き誇るほどではないですが、あじさいがあちらこちらに咲いていてきれいでした。

式部の松。

ほっそりとした美しい姿であることから、和泉式部に準えて名前が付けられています。

天橋立神社。

龍伝説がいくつか残っている天橋立の中で、八大龍王を祀っています。
恋愛のパワースポットとしても有名なのだそうです。

神社って何でもありなんですねって最近思う。
神様もなんだっていいし。
リラックマ神社とか作ろうかなｗ

天橋立神社 寺・神社・教会

天橋立神社のお隣に、海に囲まれたこの地で真水が湧く磯清水があります。

磯清水 自然・景勝地

宿泊していた天橋立ホテルとの位置関係です。

天橋立を戻り、ビューランドから天橋立を見下ろそうと思います。

天橋立ビューランド モノレール リフト 乗り物

モノレールとリフトで上がることができます。

こういう所は、やはりリフトが気持ちいい！

ビューランドからの天橋立。

ただ、天橋立はやはり・・・

天橋立ビューランド テーマパーク

こうやって見るものでしょうw

ここから「股のぞき」した時の眺めは、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれているそうです。

股のぞきすると距離感が消えるのと、体勢にやや無理があって視点を合わせることに集中しないので、かなり違った景色に見えますよ。

飛龍観回廊。

龍をイメージした回廊だそうです。

智恵の輪レプリカと天橋立。

レプリカの使い方間違ってるかなｗ

帰りのリフトからの天橋立もきれいです。

これ、冬に見たいですね・・・

少し早めの昼食（コロナ対策で人が少ない時間に食事を合わせた）は、宮津市街地のととまーとへ。

ととまーと内のレストラン漁連で海鮮丼を頂きました。

レストラン漁連 グルメ・レストラン

海鮮丼です。

卵を割って黄身だけつけて食べるのが斬新です・・・・が、白身と黄身の分離に失敗しましたとさw

次は、天橋立の対岸、傘松公園に向かいました。

この辺りは駐車場が少なく、かつ1回700円ぐらいで高いんですよね。
天橋立を観光するなら、駅側に車を停めておいて、自転車を借りるのが良いと思います。

ということで、言えないところに車を停めて、歩いて傘松公園に。

途中にあった元伊勢籠神社。
（ここを途中という時点で、場所は特定されてしまうかも）

元伊勢籠神社 寺・神社・教会

伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事があり、山陰地方で最も格式ある大社だそうです。

天にいたイザナギノミコト（男神）がこの地にいたイザナミノミコト（女神）のもとに通うために天橋立を通ったなんていう話もあるほどで。

もっとじっくり見ればよかったです・・・
が最近神社は政治色が強くて嫌いなんだった。

傘松公園に向かう、天橋立ケーブルカー。
リフトの方は、コロナの影響でクローズでした。

天橋立ケーブルカー 乗り物

ケーブルカーからの天橋立。

公園の展望台まで来ました。
木製のスカイデッキから天橋立を一望します。

ビューランドに比べると、規模も小さく地味な感じは拭えませんが、ビューランドは遊園地まで兼ねていますので、仕方ないですね。

傘松公園 公園・植物園

傘松公園からの天橋立。

股のぞきを再現ｗ

こちらからの景色は龍が天に昇っていく様子に似ていることから、昇龍観と呼ばれているそうです。

続いて、パンフで見つけた野村克也さんのベースボールミュージアムに向かいました。

途中にあった「道の駅 丹後王国食のみやこ」
食のみやこの名前に釣られて行ってみましたが・・・殆ど営業していなかったです。

道の駅 丹後王国「食のみやこ」 道の駅

道の駅のお隣に、お漬物でおなじみ「辻利」の工場がありました。

こちらの方が印象的でした。

鳴き砂で知られる「琴引浜」。

せっかく狭い道を通ってきたにもかかわらず。

琴引浜 自然・景勝地

今日は砂は鳴りませんｗ

細い道に入ってくる前に出しといてくれｗ

鳴き砂文化館で鳴き砂を再現してるとのことでしたが。

そこを有料で見せるのは違うだろと思いパス。
無駄にいい施設でしたね。

琴引浜鳴き砂文化館 美術館・博物館

その鳴き砂文化館と比べると、昭和を感じるアミティ丹後。

その中に・・・

アミティ丹後 お土産屋・直売所・特産品

京丹後（元網野町）の生んだ大スター、野村克也氏のベースボールギャラリーがあります。

野村氏が獲得したタイトル・トロフィーの数々です。

生涯一捕手。

こんな吠えてるノムサン珍しいかも。
野球ファンなら必見の展示だと思います。

京丹後から豊岡に向かう最中にあった、カニが派手に見えたお店。

実際にはツアーの立ち寄るお土産屋さんみたいな感じでした。
手軽にカニを食べられるかと思ったら、そういうお店ではなかった・・

かに一番 久美浜店 お土産屋・直売所・特産品

昼食を早めに食べたこと、夕食は城崎温泉の地ビール店でおつまみ程度を考えていたので、おやつにマックｗ

カルビマック、初めて食べました。

マクドナルドは最近どこもお店がきれいでいいですね。

豊岡から天橋立方面に円山川右岸を北上し、玄武洞を見学。

160万年前に行われた火山活動により山頂から流れ出したマグマが、冷えて 固まる時に作り出した玄武岩の柱状節理がきれいにみられる場所です。

玄武洞公園 自然・景勝地

青龍洞。

玄武洞に次ぐ2番目に大きな洞窟です。
洞窟の前に小さな池があって水がたまっているのもいい雰囲気です。

青龍洞 自然・景勝地

ここから３つは、玄武洞から少し階段を登ります。

白虎洞。
柱状節理が石垣のような感じに見えますね。

白虎洞 自然・景勝地

南朱雀洞。

晴れた初夏の午後、洞の中に差し込んだ日の光が水面を反射し、節理の天井に光を映すことがあるそうです。

その姿が、まるで朱雀が羽をはためかしているかのような光景とのこと。

南朱雀洞 自然・景勝地

北朱雀堂。

形が朱雀が羽を広げた姿に似ていることから、この名前が付けられています。

北朱雀洞 自然・景勝地

玄武洞を見終わって、駐車場に戻る階段。

小さなカニが結構な数歩いていました。

会社のアクションラーニングでカニ捕まえたな、そういえば。
青い甲羅だとポイント10倍でしたｗ

玄武洞の駐車場には、ミュージアムショップとカフェ、そしてミュージアムも併設。

このミュージアムショップがなかなかお土産も充実、レストランも美味しそうでした。時間が合わず立ち寄れませんでしたが。

レストラン＆カフェ玄武洞 グルメ・レストラン

玄武洞ミュージアム。

せっかくなので入場しました。JAFの会員証で10%割引です。

玄武洞ミュージアム 美術館・博物館

玄武洞ミュージアムは、玄武洞の成り立ちを展示するものではなく・・

鉱石や化石の展示、豊岡地区の歴史の展示が主です。

きらきら光る鉱石に紫外線を当てて輝かせる展示がきれいでした。
ずっと係の人がいて写真に写り込んでしまうので、写真がありませんが。。

ミュージアムの全景。

アジアゾウの骨格が復元されていました。(写真下）

ミュージアムを見た後、城崎温泉に移動です。

この旅行記へのコメント （1）

• たらよろさん 2020/09/06 23:07:32

  玄武洞

  こんばんは、ぱくにくさん
  
  野村克也さんの記念館ってあったんですねー
  峰山出身で、京都人なら誰でも知っている野球人ですが、
  記念館があるのは知らなかったー
  
  ところで鳴き砂！
  たしかに細い道に入る前に出しておいてくれ、ですね（笑）
  そして、なんと言っても玄武洞が凄い。
  ここは是非、いってみたいなー
  
  たらよろ