九州食い尽くしと昭和レトロ探しの旅　大乃洗レトロステーション編2

2020/07/04 - 2020/07/04

　熊本県の球磨川の歴史的氾濫で行き先変更を余儀なくされてとりあえず通行止めで熊本より南に行けないことがわかり、熊本泊まりにしました。急遽楽天トラベルで発注。熊本駅周辺、大浴場、朝食バイキング、郷土料理で検索。もれなくドーミイン熊本が取れました。ということで大乃洗の零戦を見に行くことにしましたとさ。

エリア 朝倉・甘木・小郡(福岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

日田インターから約３０分甘木に。なんか晴れてきました。。。大乃洗平和記念館到着。ヘリコプターがありました。

筑前町立大刀洗平和記念館 美術館・博物館

ここは太平洋戦争時代陸軍の大規模な飛行場がありました。ここで訓練した飛行隊が南方のラバウルやトラック島へ。戦局悪化するとここから特攻機が飛んだそうです。

南方のジャングルで見つかったものを苦労して日本に持ってきて復元したそうです。元々は名古屋空港にあったのでいつか見に行こうと思っていたらいつのまにか名古屋空港の展示がなくなり、がっかりしてたらまさかこんなとこで見れるなんて。。。運命は面白い。。。。

アナログな零戦コックピットです。カッくいい！、

この零戦のみ撮影可能とのこと。正月の大和ミュージアム以来です。、。惚れ惚れする機体。

世界初のジュラルミンを使用し、軽量化に努め太平洋戦争開戦当時はスピードナンバーワンだったそうです。

しかもスピードのため防御機能を極力無くして防御を疎かにしてるため、一撃で火を吐くことから、米軍にワンショットライターと揶揄されたそうだ。

そんなことおいといてもこのカラーリングといい素晴らしい。祖父が太平洋戦争に行ってるので昔よくいろいろ話を聞きました。零戦のプラモも作って飾ってましたし、もっと聞いておけばよかった。。。。

確かに操縦席に一発機銃を受けたら終わりですな。

結局この誉エンジン（名前もすごい！！）よりも強力なものができなかったのでB29みたいな重爆撃機は作らなかったそうです。。。。

パンフレットから

パンフレットから

他の展示物は特攻隊の手紙や軍服、大乃洗飛行場の歴史などめりだくさんの内容でした。堪能して外に出ると髪の毛が鬼太郎の妖怪アンテナの如く昭和なモノを発見！！

ズームイン！！！求めていたものが道挟んで向こうにある行かナイト！！

大乃洗。。。今日まで読めませんでした。おおのあらいだと思ってました。謎解決！

太刀洗駅 駅

歴史のあるホーム。もう少し待つと列車が来るみたい。待ってよーっとせっかくだしぃー。

きたきた！わりかし新しい。明知鉄道みたく昔はレールバスでした。

そしてコレ！！太刀洗レトロステーション！！何かの本でこの異様な建物見たことありましたがここだったんですね。。。

太刀洗レトロステーション 名所・史跡

誰もいないし入るのに勇気いるたたずまい。。。マニー行きまーす！！（アムロ風）

入場料500円。かなり歳のおばあちゃんがコーヒー付きと言ってまして。疑問。。。。どこで飲むのだろう。

なんかすごい陳列物。種類別に展示されてますが骨董品屋さんみたいです。

外にも展示スペース昔の台所。

五右衛門風呂です。

おばあちゃんが上も登れると言い、恐々足場を登ると。。。

外の戦闘機の上に。コックピットが。。やはり零戦とは違い分厚い装甲。そしていい景色。

館内に戻ります。そしていろんなお弁当箱。

私より戦中戦後の上の世代ですね。そして突然館長らしき人がこのビデオを見てほしいと、別の部屋に。

なんということでしょう。カフェになってました。ここがレトロカフェ。しかもミュージアムに入らないとたどり着かないシステム？？

コーヒーが出てきまして。お椀にぜんざいでもあるのかなると思って開けたら砂糖でした。。。。

この建物は元々国鉄の駅舎で、先ほどの資料館ができるまではここに戦闘機を復元展示してあったそうです。

この復元した陸軍九七式戦闘機に乗っていた方のお話のVです。

Vの途中で機体の一部のジュラルミンを見せてもらいました。すごく軽い！！！しかも薄い。よく空母に着陸した零戦を人力で押してエレベーターに格納してましたが軽いからなんですね。しかもスピードも速い。しかしこんなか薄いと撃たれ弱い！！

この戦闘機は福岡上空を飛行中にエンジントラブルで不時着したそうです。その後このパイロットは助かったのですが、特攻に出て帰らぬ人になったそうです。これは最後の覚悟の手記です。今まで貯めた軍給をこのように分けて欲しいと。。。。すざまじい世の中でした。。。。。それがあって曲がりなりに平和な今があるんですね。

国鉄時代のコレクション。

そしてなんとホームにつづく地下道が残されてました。

太刀洗飛行場からここを通って列車に乗り、船でラバウルなどの南方へ向かったそうです。

防空壕にもなってるんですかね？頑丈。

ここからホームへ。。。。今は昭和なモノが占拠してます。

なんとこのラジオまだ使えるんです。この時はたまたまダメでしたが。終戦の玉音放送の時によく出てきますよね。家具みたいな真空管ラジオ。

この辺りもそうですよね。

そしてこのレコードプレーヤー実際に動きます。しかも手回し式でした。

懐かしい。。。ソノシート思い出します。館長とは年は離れてますが昭和話で盛り上がりました。

館長オススメ。パナピック一人用カラオケの元祖です。しかも電池でどこでもカラオケできます。私は全く知らなかったですが、高田みづえがキャラクターということは昭和50年代中盤ですかね？？

このレコードのようなものは一曲のみ。上に載せて回って音が出るそうです。しかもマイクをつけれます。まさに携帯カラオケ機のパイオニア！

タバコの歴史。昔は自販機に並んでましたね。私は吸えないけど。

ワープロ世代です。しかも画面は当時二行でした。

サザエさんに出てきたテレビ。

なんとこれも使えるんです。館長が実演してくれました。

私世代は黒電話のダイヤル式と後期はプッシュホンでしたね。

バブルのこれ！！携帯の元祖！！かつがしてもらったらめっ重！！！こんなんずーっとしてたら肩こりになりまする。そういえば中学時代に自分の部屋にどの友達よりもはやく電話の子機を親がつけてくれてみんながものめずらしくてよく遊びにきましたわ。。。そんな記憶が蘇る。。。

そして現代もしっかり押さえてます。このミュージアム。懐かしい。。。。以上になります。館長との昭和話で素晴らしく堪能。なんだかんだで1時間くらいいさせてもらいました。

最後に館長と記念撮影。（いつもの西部警察風大門グラサン使用）多良木に行けなくて途方に暮れてたところを堪能させていただきありがとうございました。

熊本へ爆走します。てりあえず遅い朝昼兼用を食べて早めにホテルにチェックインしてクルマを宿の駐車場に。

目的は東京に遊びに行った時に友達に教えてもらった桂花ラーメンの本店に太肉麺（ターローメン）を食べに行きます。これは多良木のブルートレイン宿に泊まる時に決めてました。くまモン見たら熊本気分に。

つきました。２時半なので空いてます。今回の旅は繁華街など三密を極力避ける旅でもあります。すみません。長くなったのでここで一旦ピリオド。
熊本篇に
つづく

桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン