2019/08/09 - 2019/08/09
116位(同エリア531件中)
ショコラさん
宮沢賢治の作品が好きで、いつかゆかりの地を訪ねてみたいと思っていました。そして2019年の夏休み、やっとその機会がめぐってきました。
せっかく行くなら『遠野物語』のゆかりの地にも行って、〈SL銀河〉にも乗ってみたい。
というわけで、2泊3日で花巻と遠野へ。物語の世界と日本の原風景にたっぷりひたってきました。
それにしても、北国・岩手なのに、予想に反して暑かった~。
【旅程】 ■この旅行記
■8月9日
東京 ⇒ 新花巻
●宮沢賢治記念館
●宮沢賢治童話村
[志戸平温泉/泊]
□8月10日
花巻 ⇒ 遠野
レンタカー・ピックアップ(遠野駅)
●伝承園/常堅寺&カッパ淵
●山崎のコンセイサマ/山口の水車/佐々木喜善の生家/デンデラ野
[遠野/泊]
□8月11日
●遠野ふるさと村
●卯子酉神社
レンタカー・ドロップオフ(遠野駅)
遠野 ⇒(SL銀河)⇒ 新花巻 ⇒ 東京
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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東京から新花巻に向かう新幹線の車窓から。
岩手に近づくにつれ、のどかな田園風景がどーんと広がってきました。
田んぼは一面の緑。 -
東京から約2時間40分で新花巻駅に到着。
夫もわたしも初・岩手。東京から遠いと感じていたけど、2時間半ちょっとで行けちゃうんだな。
荷物を駅構内のコインロッカーに預けて、さあ、でかけましょう!新花巻駅 駅
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宮沢賢治記念館に行く前に、駅前の広場をちょっと散策。
これ、賢治の『銀河鉄道の夜』だ!
列車が動いているように見えるこのデザイン、センスいいなぁ。アーチには星座のレリーフも。 -
空に向かって走っていきそう。
夜になると、列車と星とアーチに明かりがつくようです。
このとき音楽が鳴っていたのですが、駅から聞こえてきてると思ったら、このアーチにセンサーがついていて鳴っていたみたい。 -
アーチの先の広場の壁面にレリーフがありました。
これは『セロ弾きのゴーシュ』!
物語に登場する、ねこ、かっこう、たぬきの子、野ねずみの親子もいます。
レリーフに近づくと、「トロメライ」の音楽が聞こえてきてびっくり~。
三毛猫が「ひいてごらんなさい」とゴーシュにうながした曲です。
ゴーシュが実際に弾いたのは「インドの虎狩り」だったけど。 -
『セロ弾きのゴーシュ』のその場面が、レリーフに刻まれています。
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さて、駅からタクシーで宮沢賢治記念館へ向かいました(所要5分、料金は800円くらい)。
駅からバスも出ていますが、最寄りのバス停から徒歩10分かかるので、タクシーのほうが便利です。宮沢賢治記念館 美術館・博物館
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敷地はかなり広そう。
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柱にアイアイン製のミミズクがいます~。
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ここにも♪
賢治の作品にミミズクがたくさん登場するけど、好きだったのかな? あるいは、賢治の創作意欲をかきたてる動物だったのか? -
入口を入った先にあった『よだかの星』のモニュメント。
物語のラストシーンで、よだかが青い美しい光を放ちながら天の星に向かって飛んでいくところでしょうか……。あのラストは切なすぎて、思い出すと泣きそうになってしまう。 -
記念館の玄関前にもミミズクの彫像が。
まるで氷でてきているよう。
実際はガラス? -
玄関では『猫の事務所』に登場する猫さんたちがお出迎え。
右の大きい猫さんが事務長で、左が書記?(と、勝手に想像)
真ん中の椅子に座って写真撮影できるようになっています(^.^)
ちょっと恥ずかしくて、わたしは座らなかったけど。 -
入館チケットは、宮沢賢治童話村との共通券を買いました(別々にチケットを買うより150円お得)。
記念館は2015年4月に、32年ぶりにリニューアルオープンしたそうです。
賢治の世界観や宇宙観を、「科学」「芸術」「宇宙」「宗教」「農」の5つの部門に分け、多角的にとらえた展示になっていて、原稿や絵、愛用した品々、石の標本など多岐にわたっています。
賢治の世界を五感で感じることができるように工夫されていました。
わたしはとくに、『銀河鉄道の夜』などの直筆の草稿や、賢治愛用のチェロなどが見られたことが大きな収穫でした。
内部が写真撮影不可だったのが残念……。 -
展示室の見学後、屋外を散策。
ミミズクの街灯♪ -
敷地内にある〈ポランの広場〉へ行ってみます。
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途中にあった案内。ここにもミミズク♪
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〈ポランの広場〉
広場にある、色とりどりの花々が咲いている日時計花壇。
この名は、賢治の戯曲のタイトルにちなんで名づけられたそう。ポランの広場 公園・植物園
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この日時計花壇は、賢治がデザインした設計書を再現したもの。
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作家、詩人、農業技術者、地学者、宗教者など、多方面で才能を発揮した賢治だけど、花壇までデザインしていたとは!
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広場のところどころにモザイク画もありました。
これは『注文の多い料理店』!
右上にいるのが山猫ですね。
ところで、このモザイク画、岩波少年文庫の『注文の多い料理店』の冒頭の挿絵と同じだった!(あとで気づきました) -
『どんぐりと山猫』もある~♪
山猫も賢治の作品によく登場してますね。
こちらも岩波少年文庫の冒頭の挿絵と同じです。挿絵を元にして制作されたのでしょうね。
ほかにも見つけたけれど、モザイクが欠けたり、はがれたりしていました。
記念館もリニューアルされたことだし、こちらのモザイク画も修復されるといいな。 -
ポランの広場はけっこう広く、時間が足りず、散策はここまで。
近くにある、宮沢賢治の研究施設《イーハトーブ館》も、今回は立ち寄る時間がなかった。記念に賢治グッズを買いたかったけど……。
広場を抜けて国道まで下りていきました。
宮沢賢治記念館に連絡している、趣きのある屋根付きの木造階段。
バスで来た場合は、この階段を上っていくんだな。 -
階段は367段(!)あります。
あまりに段数があって、出口が見えない……。 -
階段の手すりの下に何か文字が書かれてる。
よく見ると、「あ」「め」「に」「も」「ま」「け」「ず」・・・
賢治の詩だ~。
これを読みながら階段を上れば、367段もあっという間? -
ポランの広場周辺の地図
遊歩道がこんなにあるのか。
もっと時間があったら、あちこち歩いてみたかったな。
賢治ゆかりのものも、きっともっと見つけられただろうなぁ。 -
案内版
てっぺんの帽子、賢治が愛用していた帽子をイメージしてる♪
今回はイギリス海岸と詩碑へは行けなくて残念~。 -
国道沿いにフクロウのオブジェがありました。
賢治にちなんでいるのかな? -
こっちにも。
ここ、石材店の敷地のようなので、看板替わり? -
道路の向かいにあるお蕎麦屋さん《なめとこ山庵》。
賢治の『なめとこ山のくま』をもじってる♪
看板もかわいいね~。
今日のお昼はここで。なめとこ山庵 グルメ・レストラン
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賢治記念館の入口にあって場所もいいからか、テーブルはほぼ満席。
旬菜天ざるを注文。
このお蕎麦、とってもおいしかった!
蕎麦の香りも歯ごたえも絶妙。 -
野菜の天ぷらはカラリと揚がっていて、サクッサク。
1,700円ってちょっと高いなと思ったけれど、これなら満足です。
食べログのクチコミ評価が高かったのにも納得。 -
さて、ランチのあとは、宮沢賢治童話村へ。
ランチをした〈なめとこ山庵〉から歩いて5分ほどです。
途中で賢治ゆかりのモニュメントをミッケ!
このモニュメントは、新花巻駅から宮沢賢治記念館入り口までの約2kmの国道沿いに10基設置されているそう。アーチの先端には、賢治の作品に登場する動物などのキャラクターがぶら下げられています。
このアーチの先端に下がっていたのがなんだったのか、道路の反対側からはよく見えなかった。
アーチの下部に取り付けてある案内板はアートスペースになっていて、その作品を紹介した絵などが定期的に入れ替えられているそうです。ちなみに、これらの絵は、市内の小中学生が描いているとのこと。
賢治の世界を楽しんでもらいたいという、地元の人たちの気持ちを感じます。 -
宮沢賢治童話村に着きました。
駐車場の入り口前にあった、『双子の星』のモニュメント。
青のモザイクが綺麗。これはきっと天の川ですね。
上部の星は、夜になると明かりがつくのかな。賢治の学校 美術館・博物館
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売店前に置かれていたベンチ。
両端にはフクロウがとまっています。 -
売店の隣りは〈白鳥の停車場〉♪
『銀河鉄道の夜』で、ジョバンニと友だちのカムパネルラが途中下車した駅です。 -
停車場の横には銀河トレイン♪
このトレインは乗ってもOKです。 -
そして、童話村の入口は〈銀河ステーション〉だ~。
『銀河鉄道の夜』では、この駅からジョバンニとカムパネルラの銀河の旅が始まりました。
賢治の童話の世界への入口にもなっているんですね。 -
童話村の案内図
敷地は思っていたより広い。全部はまわれないかもなぁ。 -
入口をくぐると、このモニュメントがありました。
『やまなし』に出てくる、お父さん蟹のセリフが刻まれています。
昔この作品を読んだとき、やまなしってどんな梨なのかあまりイメージできませんでしたが、石碑に載っているこれがそうなのか。
あらためて調べてみたら、オオズミとか、オオウラジロノキ、山林檎などと呼ばる、岩手地方の山地に自生している梨らしい。果実は一般の梨よりも小さくて、黄色や紅色に熟すそうです。 -
これは岩手の郷土芸能の鹿踊り。
賢治の作品(『鹿踊りのはじまり』)にも登場しています。 -
案内ルートに沿って歩いていくと、大きな広場(芝生広場)に出ました。
中央のオブジェは『どんぐりと山猫』のどんぐりをモチーフにしているそう。ステンドグラスで作られていて、夏の夕方にはライトアップされるようです。
ネットでライトアップの様子を見ましたが、すっごく綺麗~。
昼間でも太陽に照らされると、芝生に光のシルエットができるそうだけど、この日は曇っていたので見られず。残念。。。 -
向こうに見える建物は〈賢治の教室〉。
まずあそこから見学します。 -
〈賢治の教室〉は7棟のログハウスで構成されていて、賢治の童話に登場する「植物」「動物」「星」「鳥」「石」について学べるようになっています(7棟のうち2棟は、賢治グッズや花巻の名産品を扱う売店)。
こちらは「鳥の教室」。軒下にフクロウのマーク。 -
「鳥の教室」では、『よだかの星』などに登場する鳥たちを映像や音声で紹介していて、まるで森の中にいるよう。
-
「星の教室」
軒下のマークは北斗七星。 -
星座のお話やオブジェが展示されています。キラキラした幻想的な雰囲気。
これは『銀河鉄道の夜』に登場する星座たち。 -
「動物の教室」
軒下のマークはキツネさん。 -
賢治の童話に登場する動物たちが紹介されている教室。
熊の紹介と合わせて、『なめとこ山の熊』の一節が記載されています。 -
ネコの紹介と、『どんぐりと山猫』の一節。
「あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。
とびどぐもたないでくなさい」
これ、賢治の作品の中で、個人的に一番好きな一節です。 -
続いて〈賢治の学校〉へ。
アートのようなこの建物がそれです。
この学校では、賢治のファンタジー世界が体感できるようになっています。 -
〈賢治の学校〉での最初のゾーン「ファンタジックホール」。
「賢治の椅子」と呼ばれる、いろんな形の椅子が置かれた真っ白な空間。椅子に座ると音楽が聞こえ、向かいの壁にあるモニターに映像が映し出され、賢治の代表的な作品を紹介するという仕掛け。 -
それぞれの椅子の前にはプレートがはめこまれています。
こちらは『蛙のゴム靴』の一節。 -
この壁絵(『月夜のでんしんばしら』をイメージしてるみたい)の前はキャベツの椅子。
一番人気の撮影スポット。来場者はここに座ってパチリ(わたしも)。 -
上の写真の葉っぱの椅子の前のプレート(だったと思う)には『十力の金剛石』の一節が。
-
続くお部屋は「宇宙の部屋」。
巨大万華鏡と、光ファイバー、ストロボライトによって表現された宇宙空間。
満天の星空に囲まれ、宇宙空間を体感。
すごく綺麗だったのに、写真はことごとく失敗~。 -
次は風や雲を体感する「天空の部屋」。なぜか写真を撮っていなかった。
そのあとは「大地の部屋」(この写真)。生き物たちの世界を探検できるお部屋。これは子どもたちが喜びそう。
最後のお部屋は、ゆらゆら揺れる水中の世界「水の部屋」。これも写真なし~。 -
宇宙、天空、大地、水中と巡った最後には、賢治の作品をミニチュアで表現した展示室がありました。
展示されていたのは、『セロ弾きのゴーシュ』と『注文の多い料理店』。
これが本当にすごくよくできていた!
こちらが『セロ弾きのゴーシュ』。
ゴーシュの家。物語に登場する動物たちが勢ぞろい。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
物語のオープニング。ゴーシュがセロを弾いている活動写真館。
このレトロ感、いいわ~。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
(右)猫の言葉に憤慨したゴーシュが、嵐のような勢いで「インドの虎狩り」を弾くシーン。
(左)かっこうに「ドレミファソラシド」教えるシーン。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
(右)ゴーシュがカッコウを逃がそうと、窓をけやぶるシーン。
(左)たぬきの子の拍子に合わせて『ゆかいな馬車屋』を弾くシーン。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
(右)ゴーシュが子ねずみをセロの孔に入れたシーン。
(左)野ねずみの親子にパンをやるシーン。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
金星音楽団が町の公会堂で第六交響曲を演奏し、聴衆から拍手喝采。
アンコールの拍手が鳴りやみません。 -
『セロ弾きのゴーシュ』
ゴーシュがアンコールに「インドの虎狩り」を弾き終わって、楽屋に逃げ込んだシーン。
やぶれかぶれの演奏は、ゴーシュの予想に反して好評だったのです(長椅子に座っているのがゴーシュ)。 -
続いてこちらが『注文の多い料理店』のミニチュア。
ふたりの紳士が《西洋料理店 山猫軒》を見つける、冒頭シーン。
ミニチュアをよく見ると、窓が目のようだし、ドアは口、家の両側の土台は前脚だよ~。それにドア前の階段は切歯で、両側の突起は犬歯っぽい。
ふたりは山猫の口に自ら入っていくというわけね。
制作者の遊び心に脱帽~♪ -
『注文の多い料理店』
ふたりが店の注文に応じて、髪を整えるシーン。 -
『注文の多い料理店』
ほんと、よくできてる~。
壁の額にはうっすら山猫の姿。ひぇ~(笑)
これらのミニチュア、もう1回じっくり見てみたい。全部写真に撮っておけばよかったなー。 -
〈賢治の学校〉を見学したあとは〈天空の広場〉へ。
このアーチは《のっぼになるゲート》。
歩いていくと、たしかに自分がのっぽになっていくような。 -
『銀河鉄道の夜』に登場する星座が散らばっています。
-
振り返ったところ。
ゲートの一番奥にあるのは鏡だけれど、自分の姿は映らないそう。
ためしてみればよかったなー。 -
天空の広場の先にある〈山野草園〉。
ここでは賢治の作品に登場する山野草が見られるとのこと。
池にはステンドグラスのオブジェがいくつも。一番奥の十字架は、『銀河鉄道の夜』の終着駅のサウザンクロスをイメージしているそう。
ここも夏の夕方はステンドグラスに明かりが灯って、ファンタジックな世界が見られるようです。
晴れていたら、ステンドグラスが池に綺麗に映り込んむんだろうなぁ。今日は曇りでちょっとしか映り込んでない……。 -
最後に〈妖精の小径〉へ。
小径に設置された石のオブジェ。
賢治の童話の主人公たちが列車に乗っています。
左から、ジョバンニ(銀河鉄道の夜)、ゴーシュ(セロ弾きのゴーシュ)、狐の紺三郎(雪渡り)、トノサマガエルのカイロ団長(カイロ団長)、チュンセ童子(双子の星)。
台座にはめ込まれているのは、賢治の童話や詩にしばしば登場する、玉髄と蛇紋石。
それにしても、カイロ団長がキュートで、強欲なヤツにはちょっと見えない(笑) -
〈妖精の小径〉
ここにもステンドグラスのオブジェがあります。夏の夕方は明かりが灯るようです。
この森の中に小径が1kmほど設けられていて、途中途中に、作品にまつわるものが置かれているようですが、歩く時間がなかった。残念無念。。。
次にまた来ることができたら、そのときはもっと時間をかけてゆっくり回りたい!そして、ライトアップもぜったい見たい!!
童話村から新花巻駅まで歩いて戻ろうと思っていましたが(徒歩だと約20分)、出口でタクシーが客待ちをしていたので乗っちゃいました。
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旅行記グループ
宮沢賢治と遠野物語の世界にひたる旅
この旅行記へのコメント (4)
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- ホーミンさん 2020/07/31 19:11:09
- 宮沢賢治の世界
- ショコラさん
こんばんは。
4トラのトップページで、面白そうなお人形の写真があるのに惹かれてやってきました。
もしかしたら、このようなお人形がいっぱい登場するのではないかと思い、ワクワクして読み進めました。
(というのも、自粛中にドールハウスに興味を持ち、老眼で遠のいていた読書にもハマり始めたからです)
ミニチュアの世界は、参考になりました。
腰板の使い方が縦だったり横だったり。
鏡(ガラス?)に、このように何かを映し込むのもいいアイデアですね。
私はお恥ずかしながら、宮沢賢治をほとんど読んだことがないのです。
小学4年生の時だったか、国語の教科書に「やまなし」が載っていました。
当時の私にとっては摩訶不思議なお話で、全然読み取れませんでした。
「やまなし」が「梨」であることも、今回初めて知りました。( ̄▽ ̄)ソウダッタンダ~
「クラムボン」とかいう訳の分からないものまで登場してたし。
もう少し大きくなってから「銀河鉄道の夜」を読んだけど、これも読み取れなかったです。
「アメニモマケズ」は理解できました。
そんなこんなでとっつきにくく、宮沢賢治には興味がありませんでした。
でも今回ショコラさんのお写真とコメントを拝見して、興味がふつふつ湧いてきました。
ショコラさんは作品を深く読み込んでおられて、それらに愛着を持っておられるのを感じました。
そこまでいかなくとも、今なら私もいくらか理解できるかな・・・と。
ショコラさんの旅行記で、予備知識も得たし。
良い作品なら、出会っとかないとソンですしね。(*´艸`)
『〈賢治の学校〉での最初のゾーン「ファンタジックホール」・・・』のお写真が、とてもすてきですね。
新しい世界(私にとって)を紹介してくださって、ありがとうございます!
- ショコラさん からの返信 2020/08/01 18:14:17
- RE: 宮沢賢治の世界
- ホーミンさん、こんにちは。
旅行記を見てくださって、コメントまでありがとうございます。
ご推察の通り、〈賢治の学校〉には、賢治作品を表現したお人形がずらりと並んでいました。その出来栄えが本当に素晴らしくて、見入ってしまいました(あのミニチュアだけでも、もう一度見に行きたいくらい)。
けっこうじっくり見ていたのですが、腰板の縦や横までは気づいていませんでした!
今見直してみたら、たしかに〜!
ドールハウスにご興味をお持ちとのことなので、このミニチュアはおすすめです。
『注文の多い料理店』のミニチュアの家が山猫をイメージしているのは気づきましたが、ホーミンさんがご覧になったら、ほかにもいろいろ気づかれるところがあるかも。
宮沢賢治の作品、わたしもよくわからないままのところもけっこうあります。「クラムボン」はわたしもわかりませーん(笑)読み手の想像に任されているのかな。
ホーミンさんの「バービー旅物語」、面白かったです〜。バービー目線の旅行記って、目からウロコ♪ それに、顔や手、腕がまるで動いているように見えました。「バービー旅物語」ぜひぜひ続けてください(*^.^*)
ショコラ
-
- たらよろさん 2020/07/16 19:53:03
- 宮沢賢治の世界観
- こんばんは、ショコラさん。
宮沢賢治の世界をめぐる…良いですねー
実は私は正直、今まで人並みの知識しかなく、
特に宮沢賢治が好きってわけでもなく、
普通の関心だったと思います…が!!!
昨年、テレビドラマで杏ちゃんが出ている偽装結婚だったかな??
それで宮沢賢治の銀河鉄道がクローズアップされていて、
凄く興味が湧いちゃって…
そして調べてみたら、岩手県で行ってみたいと思うところがいろいろあるじゃない!って。
コロナが落ち着いたら宮沢賢治の世界を楽しみに行ってみたいです~
また、旅行記を参考にさせていただきますね。
たらよろ
- ショコラさん からの返信 2020/07/18 11:00:57
- RE: 宮沢賢治の世界観
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たらよろさん、こんにちは。
コメントくださってありがとうございます〜。
杏ちゃんのドラマで銀河鉄道がクローズアップされていたんですね!
知らなかったー。それは見たかったな〜。
花巻周辺は宮沢賢治にまつわる場所がたくさんあって、まさに賢治ワールドでした。
この地方はファンタジーが生活とともにあるという感じで、ファンタジーの世界に身を置いているような不思議な感覚でした。
岩手に行かれるときは、ぜひ〈SL銀河〉にも乗ってみてください♪
子どもはもちろん、大人のわたしもすっごく楽しかったです。
岩手は初めてでしたが、人々のあたたかな空気感がとてもよくて、その空気を感じにまた行きたいと思いました。
ショコラ
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