1989/10/27 - 1989/11/03
56位(同エリア1730件中)
ほいみさん
表紙の写真は、イスタンブールを出発する「正統派バックパッカー」 1977年。
世界中が激動する予感があった1989年、な~んか仕事が上手く行っちゃってさぁ・・・何処か行く? ところがこの時点で、私には1・3歳の子供と猫と鶏と「妻」がいた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 飛行機
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ちょっと特殊な仕事(逆先進的?)、しかも自営業だったので、毎年クリスマスの頃のスタートで休みなく働いて、売り切ったらお終い。
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順調に生産して早く売り切っちゃうってことは「売り手市場」だったってことで儲かった上に、後半は長い休みを取れる・・・ってわけだ。
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まぁ、いろいろお願いして「ちょっと」旅に出た。
妻も「私の病気」はよく理解してる。 -
往きがアテネ、帰りかマドリッド発のアエロフロート・・・帰りはオープンにしてある。
こう書くと、大体のルートが想像付くじゃんね・・・多分、誰も当たってないと思うけど。 -
デジカメって便利で、何気に撮っても日にちや時間、場合によっては場所までデータとして記録されるが、フィルムだと日付とか入れなかったら「もう記憶が頼り」
って、その記憶力が「昨日のことさえも忘れてしまう」ボケ具合なので、いざ旅日記をアップしようと思ったら、記憶回路とデータ呼び出し機能ン真空管が~・・ -
この旅では、いきなりアテネで「隣町のフーフ」と会ってしまった。
帰国後一度我が家に来られたが、その後、どうしちゃったかな? -
アテネって、当時としてはお土産物屋さんが楽しかった。
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ホテルの通りをデモ隊が行った。
実はこの数年前トルコの町で、私はデモに巻き込まれ、いきなり殴られてケガをするという体験をしているので、デモを見ると今でも怖い。
その時は、ホテルに帰るべく通りを渡っていて巻き込まれ、ホテルの前でヤラれたので、ホテルのオヤジが助けてくれて大事には至らなかった。群衆は怖いで~! -
運よく? 先の近所の夫婦が「これ食べる~?」って、差し入れを頂いたので、この晩は部屋で食べた記憶がある。
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翌日はデルフィとかに行ったように思うが、忘れてしまった。
当時、って言うかずいぶん前から、アテネは航空券が安いという噂があった。
いくらだったかは忘れてしまったが、翌日のイスタンブール往きを買った。 -
飛行場にミニが、妙に似合ってる。
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イスタンブールでは、グンゴーホテルに泊まった。
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初めてイスタンブールに来たのは1977年。当時、イスタンブールといえばグンゴーホテルが、バックパッカーの合言葉だったような。
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朝、グンゴーホテルを出発するバックパッカー
これも1977年の写真です。
アルミフレームのリュックに寝袋を括り付けるのが基本。
当時、バックパッカーは飛行機に乗らないからそれが通用した。私も1982年までは背負子型のリュックだったが、飛行機を多用する様になると、フレームが邪魔になって時代遅れ・・・コインロッカーにも入れ難いしね。
写真の4人は、この後列車でアンカラに向かった。 -
当時の旅って、ちょっと田舎に行くと公共交通機関が貧しいから、こんなのに乗ることも珍しくない。今思えば、フレーム付きリュックってナンセンスだった。
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1989年に戻りました。
ガラタ橋とスルタンアーメットモスク・・・かな? -
ガラタ橋は釣りのメッカ
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魚売りの舟も・・
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ガラタ橋の写真撮ってたら、どうだ~撮れよ・・・だって
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ひとりでレストランに入ると、「おお、ここに座れよ」ってことが多かった。
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バザール
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この頃、私は猫が好きだった
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このオジちゃん、一日中、この猫と駐車場の番をしてるんだって
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世の中、何が幸い?するか分からない。
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私の愛猫の写真を見せてやったさ。
愛猫の写真を見るや否や、これは凄い!
イスタンブールの動物園に同じのがいるから、行って来なよ! -
で、イスタンブールの動物園・・・犬?
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そうか~…イスラムの国では.ブタは動物園なんだ!
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で、猫。
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左右の眼の色が違う
アンカラ猫 -
遠足に来てた
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実は当時私が飼っていた猫は、左右の目の色が違うペルシャ猫。
この猫、どこかで飼われていたのだが、飼い主の都合で「ペットショップに捨てられていた?」のだ。
仕事で三島市内をトラックで走っていたら、ペットショップの店頭で小さなケージに入れられたコイツを発見。ほとんど丸坊主状態だったが、体格は良く、目が金と銀! 店で貰った段ボールに入れて助手席に置いて連れ帰ったら、途中で段ボールを食いちぎって?出て来そうになり焦った。 -
自宅で、段ボールから出そうとしたら、いきなり噛まれて引っ掛かれて、しかも縁の下に逃げられてしまった。
翌日、腕が2倍くらいに腫れて病院に行った。
何日か掛けて、やっと私に慣れたものの、室内に入れると警戒して落ち着かず外に出ようとする・・・どんな風に育てられたんだろうね。
この写真は1年以上過ぎた時だが、相変わらず家の中は苦手みたい。 -
で、しょうがないんで私の仕事場で生活するようになった。
毎日、時間を掛けてブラッシング、月イチでシャンプー…猫を洗うのって怖いね。
4か月もすると、こんなに立派になりました! -
ほらね~・・目が金と銀!
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すっかり心を許したのか・・
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子供とも遊ぶ様になった
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体重は6~7㎏あったので、猫としてはデカい・・・かな。
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1年もすると、どうよ、この態度!
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それでも家の中には入りたがらないので、昼間は私の仕事場で放し飼い。夜は電話ボックスくらいある「手作り、3階建てケージ」に入れて、幸せな3年間が過ぎた。
毛並みは更に美しくなり、そろそろ「猫の恩返し」とか期待しちゃおうかな。といって「ネコ目の少女」に化けて寝室に来るなよ~・・・って、おまえオスだからな!
ところが、ある日、いきなり行方不明に!
え~・・誰か連れてっちゃったの??
数奇な運命をたどったペルシャ猫だった。 -
そんなことで、今日もイスタンブールは暮れていく。
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この写真好きだ。
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トルコの乗り合いタクシー「ドルムシュ」 これは便利だ!
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行きたいところを言えば、どのドルムシュに乗ればいいか教えてくれる・・・くれた?
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バスターミナル
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こんな水道橋の写真があったけど、もしかして有名?
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水売り
そろそろ、国内旅行くらいは出来そうな雰囲気だけど、すっかり怠け癖?が付いてしまい、外出自体がおっくうになってしまった。もしかして、これがコロナの最大の後遺症かもしれない。
そんな理由?で、また過去の旅日記をアップし始めました。
年寄りの話はくどくて長いけど、まぁ適当にお付き合い下さい。
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この旅行記へのコメント (9)
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- くろねこだりゅんさん 2020/06/30 14:50:40
- 白い猫…
- この左右違う色のネコちゃん、白色しか見ないのですけど他の色のネコちゃんっているのでしょうか?
ペットショップの方達も「しかたなく」世話をしていたのかな(笑)
体格がかなりしっかりしていて居なくなっちゃったときはかなり寂しい景色になっちゃったのでは?
この時代のアエロフロート………笑わない客室乗務員だらけだったような気がいたします。
アテネのアクロポリス、修復工事してない写真は貴重ですね( *´艸`)
- ほいみさん からの返信 2020/06/30 21:19:05
- RE: 白い猫…
- こんばんは。
左右の眼の色が違う猫は、三毛猫でも稀に出現すると言いますがどうなんでしょう。うちのはタンバリンという名前を付けて可愛がってましたが、犬みたいな性格で面白かったですよ。あんな猫ならまた飼いたい。
アエロフロートはこの時が2回目だったんですが、確かに多くを期待するのは無理っぽかったかも。珍しい飛行機に乗れますけどね。
この時のアテネは3回目だったかな。市内はアクロポリスしか行ってないかも。そういえば黒猫さんちはメテオラも行ってるんですよね。バルカン半島はほとんど行ったことが無いので、いつかは・・・と思っていたんですが、なんだか無理っぽい。
ほいみ
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- ミータさん 2020/06/24 23:02:07
- コロナは早くも第2波?
- 東京・埼玉は新型コロナ感染者が順調(?)に増えてきた様なので、自粛は継続となりそうです。本当なら1か月後にはスペイン旅行(アルハンブラ宮殿)のはずだったのに。国内旅行もはばかられます。
ところで、1歳と3歳の娘(ついでに猫、鶏)を置いて旅に出ても許してくれる奥様って、偉いですね。
- ほいみさん からの返信 2020/06/25 08:26:23
- RE: コロナは早くも第2波?
- お早うございます。
そろそろ夏休みなのに残念ですね。
私はヒマを持て余して、物置の片づけや大掃除、過去の写真の整理、フォトブックの製作・・・なんかを始めちゃったら、全てが中途半端になってしまっています。
世の中が超衛生的な環境になり、過激なコロナマナー?が当たり前になって来ると、旅自体が面倒臭くなりそうです。
> ところで、1歳と3歳の娘(ついでに猫、鶏)を置いて旅に出ても許してくれる奥様って、偉いですね。
普段から主従関係がはっきりしてます。
もちろん、家にいる間は私が完璧従です。
今日は木曜日、プラスティックゴミのゴミ出し、今の掃除、庭の水やり、洗濯が終了したところです。夕飯までは自由時間です。
ほいみ
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- らびたんさん 2020/06/24 10:03:54
- アテネからいきなりイスタンブール?
- ほいみさん、こんにちは(^^)
アテネからいきなりイスタンブールに飛ぶとはいきなりルート外れますねw
猫ちゃんエピソードもおもしろいし、ほいみさんに「世界ふれあい街歩き」放送してほしいなって思ってましたけど「ほいみさんの世界ネコ歩き」とかも俄然おもしろそう!
デモは怖いですね…友人は石が当たって失明しましたよ。
若い頃は興味本位で見ただろうし、夜遊びも多かったんですが、今はすっかり年取りました…宿で酒があれば十分です。
さてそろそろ動き出そうかと思ってますが、リハビリが必要ですね。
らびたん
- ほいみさん からの返信 2020/06/24 14:47:56
- RE: アテネからいきなりイスタンブール?
- こんにちは。
アテネからイスタンブールは、出発前からほぼ決まっていたのです。本当は船で行きたかったのですが、これが無かったのか?時間が掛かり過ぎるのか?は忘れてしまったけど、飛行機になっちゃいました。
この頃は完璧な「猫派」でした。犬ってさぁ、死ぬまで首輪とリード付けられて、一生人間に信用されない奴らなんだなぁ・・・って本気で思ってたし。犬は友達・猫は恋人という言葉も好きでした。この後も、ずっと猫と一緒だったのに、シフォンにやられました。
外務省の渡航情報だっけ、よく人が大勢集まるところには近寄らない様に・・・みたいなこと書いてあるけど、あれってホントかも! 別に激しい感じのデモ行進じゃなかったのにね。
なんか、引き籠りに磨きが掛かっちゃって、自粛の呪いが解けても出掛ける気になるかなぁ?
ほいみ
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- olive kenjiさん 2020/06/24 05:20:36
- 必見、イスタンブール動物園
- ほいみさん おはようでございます。
これまた、古臭い旅行記を持って来ましたね。
でも写真の鮮明な事、なんで私のとえらい違いなんだ。
トルコのデモで殴られたって、また貴重な体験をなさいましたね。
私はそんな人初めて知りました。いっぱい隠し話を持っているんだ。
写真がいいですね~ 猫と遊ぶおじさん、乗合タクシーの運転手さん、そして懐かしきバックパッカー4人の後ろ姿、私ならこれを表紙かな。
アルミフレームのリュックは我が家の家宝として、家の隅に鎮座していますが、またこれで、どっか行こうかな。おー懐かしいと旧バックパッカーが寄って来るかもね。
イスタンブール動物園は私も行きました。
貧乏なのか、あまり珍しい動物はいなくて、象とかキリンなど基本動物だけでした。
それに驚いたのは、やはり犬を展示していたことですね。
でも流石に豚と猫は見なかったな。今この旅行記を見て、見逃したこと凄く惜しい気分になっています。現在もこんなことしているんでしょうかね。誰か最新クチコミ書いてくれないかな。
また豪華なペルシャ猫を飼っていたのですね。これって007の宿敵スペクターの親分が抱いていた猫ですよね。それも片目がゴールドの目をした猫。セレブ、金持ち!
またお嬢様と歩く姿、猫大きすぎません。まるで秋田犬ですぞよ。
それにしても、一番の謎は、ほいみさんがどんなお仕事をなさっていたかですね。
- ほいみさん からの返信 2020/06/24 08:02:12
- Re: 必見、イスタンブール動物園
- お早うございます。
今朝は「ビンの日」だったので、貯め込んであった酒ビンを始末して気分が良いです。
小さな町のメインストリートで「何だか分からない」デモ行進をしていて、延々と途切れない。「ごめんよ、ごめんよ・・」って渡り切る直前に殴られました。誰に殴られたのかも分からず倒れたので、状況はかなりヤバかったです。ホテルのオヤジが飛び出してこなかったら、どうなってたことやら。
アルミフレームのリュック、とってあるんですか?
それはなんとなく羨ましい。
実は10年くらい前、最新型の小型フレームリュックを買って、富士山や日本の山を幾つか、台湾の玉山に連れて行ったのですが、全ての点で「普通のリュック」に負けてました。普通の?リュックザックは進化が著しいってことか?
あの金銀猫は、ペットショップに捨てられていたわけですが、管理料?として3000円取られました。夜は野良猫にやられるのでデカいケージに入れておきましたが、昼間は自由だったので「昼行動する猫」になっちゃいました。
イスラムの国では「豚は動物園にいる」ってことは聞いてましたが、「マジか~」って驚きました。
私の仕事は生き物関係ですが、詳しく書くと検索一発でバレちゃいます・・・って、引退したからいいんですけどね。
ほいみ
- ほいみさん からの返信 2020/06/24 08:08:33
- Re: 必見、イスタンブール動物園
- そうそう、適切なアドバイスに従って、表紙の写真を変更しときました・・・って、もっと古い写真でした。
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旅行記グループ 最後のバックパッカー旅 中東
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