東海道を歩いてみました 府中・丸子・岡部・藤枝

2009/01/04 - 2009/01/04

東海道を簸たすら歩いてみました動機は単純です。
直立二足歩行のＤＮＡに従うまでのこと
たまたま住居が東海道沿いであること
そして安価な方法であること
この安価な方法を駆使することで脳の活性化(呆け防止)ができる
健康維持はすなわち医療費の削減
始めはどうなることかと想いきや
結構楽しむことができました
箱根はやはり天下の険でした
歩きやすさは三重県が一番
愛知は最悪、車最優先、トヨタの険
天下の東海道とは名ばかり
これからは歩き優先のゆったり社会の筈
歩くスピードが心地よくいろいろな人に出会えました
さて次なる処は・・・

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

草薙駅前の小売店
クロネコヤマトの幟がまだそのままに
真新しい掲示、シャッターもまだ美しい

静岡市内中央のペガサートビル前
西郷隆盛山岡鉄舟会見之史跡碑
慶応４年1868年3月9日、その後西郷勝会談、無血開城へ

西郷 山岡会見之碑 名所・史跡

札の辻レリーフ版
法令などの高札が立てられ駿府城正面に当たる
京都から下れば正面が城
これを右に曲がれば江戸となる
今でも静岡の繁華街の中心

今ではこの辺りだけなのでは・・
映画館の多くはシネコンに変貌
　 シネマ通りにふさわしく映画館が連なる
通りには昔の映画用カメラ、ライトが展示されている

長年の夢が叶いました
テレビ映画黎明期【そろりと参ろう】
のシーンがどうやら釣果はなかったよう忘れられず
　 いつかきっと・・と思ってはや50年
どなたかご存知ありませんか？確か三角一郎が出ていた・・

石部屋 グルメ・レストラン

店内は多分当時のままでは・・
勿論まったく同じ手順で・・・
正に安倍川餅でした。屋号は石部屋

安倍川 自然・景勝地

安倍川を渡りしばらくいくと丸子
地名は丸子、鞠子ともいわれる
古い地蔵堂があったその一軒屋だけ当時を感じさせる

名物とろろ汁の丁子屋あまりの混雑のため食事はパス
そのほとんどは車で載りつけ写真を撮って・・・
歩いて食べに来るのとではさぞかし味が違うのでは・・

丁子屋 グルメ・レストラン

芭蕉の句碑
梅わかな丸子の宿のとろろ汁
今度は春の平日に来よう

宇津ノ谷峠の手前は巨大な採石場
そのうち山が消えてしまうのでは
平日はダンプが行きかう谷戸に変身か

東海道 宇津ノ谷峠越 名所・史跡

宇津之谷峠を下ると横添
少し下った右に西行笠掛松
入り口には竹製の杖が用意されていた、幸い自力でＯＫ

この非常板は厚さ10粍程の鉄版
昭和63年製と銘記・・火災等のためのものか？
今での非常時は・・・振り込め詐欺？？

静かな街道の雰囲気が漂う
広い歩道が整備されていた
岡部町役場界隈は整備が進む
立派な建物に安置されて満足げの石像たち

ちらりほらりと気のなる看板
表札とも違う名・石橋姓の表札も何軒か・
そう謂えばくぐった横打橋、法の橋も石橋だった

岩村藩田中藩の境の標識
これより藤枝宿となる
かすかに残る松並木

街道沿いに僅かに残る松
その松を必死で守る人がいる

見事な大楠でした　樹齢４００年以上
須賀神社の御神木
処どころには治療の跡も

案内板のすぐ横には・・
正に現代を象徴する幟
【振り込め詐欺に注意】

藤枝の商店街は東海道沿いに数箇所ある
駅が近くはないのに元気な街
だいぶ暗くなっての大慶寺の巨松『久遠の松』そして金星

久遠のマツ 自然・景勝地