錦川鉄道に乗る　その３

2019/08/25 - 2019/08/25

2019（Ｒ１）年（昨年）８月の旅です。

乗ったことのない路線に乗ろう、行ったことのないところへ行こう、ということで、山口県は錦川鉄道・錦川清流線に乗ることにしました。

終着・錦町（にしきちょう）駅に到着したところからの様子です。
ちなみに、現在は、錦町駅の所在地も岩国市内となっています。錦川清流線は全線岩国市内の路線ということになりますね。前回（　https://4travel.jp/travelogue/11626846　）の景色を眺めた後に知ると、ちょっとびっくりしますが。

画像が多いので、何回かに分けることにします。
本当は、もっとじっくり見て回って、とことこトレインに乗ってみたり、島根県側に入って、ＪＲ山口線方面にバスで向かってみたり、と、いくらでも「深掘り」できる路線だと思いますが、今回は旅程の都合上、あっさりと眺めております。

エリア 岩国(山口)

錦町駅に到着したところから。

乗車記念。
顔ははめこんでおりません。一人だったので。

「にしきまち」でなくて「にしきちょう」駅。
元は岩国市でなく、錦町（にしきちょう）という単独の町に所在していたのでこの名称だったわけですが、市町村合併で岩国市内となったときに、所在地の名称自体は「にしきまち」になっているみたいですが、駅名はそのままとなっています。

来た道。
川西・岩国方面。
すごく樹で覆われていますが。

まちぐるみ博物館、が主題の看板ではありますが、ニッキーにちょっと注目（笑）

改札を抜けます。

観光案内板。
やはり、今は岩国市錦町（にしきまち）。
市町村合併したところの場合、結構市町村の表記の部分だけ直したりして、修正がバレバレになっていることもあるのですが、ここはそんな感じではなさそう。
合併からもう10年以上経過していることもあるのでしょうか。

錦町駅周辺だけアップにしてみました。

まちぐるみ博物館。
錦川を挟んで、片側（画像上）はたぶん前からの商店街、錦川の向こう（錦町駅から錦川を渡ったところ）が国道となっていますが、いずれもそれほど広い道ではなさそうです。

錦町駅周辺をアップにしてみました。

ここで、改めまして、錦町駅。

錦町駅 駅

とりあえず、駅前。
画像奥の道路を右方向に進むと、上のまちぐるみ博物館の看板に出ていた広瀬商店街。

バス停がありますが、岩国市の生活交通バスとなっています。
いくつか路線があるのですが、このうち、六日市線という路線に乗り、六日市駅（島根県吉賀町。実際には鉄道の駅はないのですが、このように称しているみたいです）まで乗り、ここで別事業者（六日市交通）の便に乗り換えると、かつて計画されていて工事も進んでいたものの実現しなかった現・ＪＲ山口線の日原（にちはら）駅まで行くことができます。
六日町駅については、石見交通の「六日市」という別の（遠くはないらしい）バス停から、広島～益田間の便で日原駅の隣の青原駅まで行くことができるようです。（日原では道の駅にのみ停車するみたいで、日原駅には遠そう）
【ただし、六日市線も六日市交通も、日曜・祝日は全便運休、六日市線は週３日しか運行しない便もあり、そもそも相互接続は微妙なので、乗ろうと思ったら十分確認が必要です】

…でも、ここまで書いたら、今になって、日原まで抜けるバスのルート、乗ってみれば良かったかな？と、ちょっとだけ後悔しています（笑）

錦町駅には、このような部分が併設されているようです。

こう見ると、もう、すぐそこまで緑一色の山が迫ってきている感じ。

錦町駅の改札と窓口。
表紙写真もこちら。
錦町駅の券売機では、ＪＲの近距離切符まで買えるようですね。

待合室はなかなかきれい。

ホームに出てきました。
信号機は現役のものではないような気がしますが。

上の画像の信号機は、夢しるべ。

錦町駅前をちょっとウロウロとしただけで、折り返すことにします。
概要にも書いたのですが、もっとじっくり眺めてまわるところ、もっと面白そうな？ルートはあるのですが、旅程の都合上、こちらを選択。

結局、岩国から乗ってきた車両の折り返しなのですが。

線路はここまで。
延伸の場合は、画像右方向にかなりカーブすることになるはずだったのでしょうかね。

青いラッピング車両の奥にあるのが車庫。
その手前（画像奥）に、とことこトレインの乗り場があるらしいのですが、このときはパスしてしまいました。

５２３Ｄとは、今（掲載時）であれば岩国発８時台の錦町行きの便のことですが、通学などが多くて２両にしている、ということなのでしょうかね。

車内。
転換クロスシートもありますが、出入り口付近はロングシートがあります。
いわゆるセミクロスシート。

転換クロスシート。
普通列車としてはありがたい、と思うので、行きと同じ座席ではありますが、再度掲載。

ここで、窓の上にちょっと目を向けると…

各駅の車内からの見所が。
ただ、上を見ながらポイントを確認して、窓を見て、の繰り返しになると、なかなか忙しいかも（笑）

トンネルとか道路とか周辺の動物とか。
なかなか詳しい。
全駅分撮ろうかと思ったのですが、さすがに行儀が悪いかと思って断念しました。

折り返しは、さすがに、岩国へまっすぐ戻って、とはいかず、途中で降りることにしたのでした。
良い座席、良い車内で、ちょっと降りるのが名残惜しかったのですが。


この先の様子は、また別の旅行記で。