上野庭切通(横浜市港南区野庭町)－2020年春

2020/05/30 - 2020/05/30

　横浜市港南区野庭町にある上野庭切通（https://4travel.jp/travelogue/11625713）は庚申塚（https://4travel.jp/travelogue/11625722）を伴う切通である。今日はこの切通を踏破することを試みる。
　カフェこやぎの西側にある谷道（https://4travel.jp/travelogue/11626003）を上って野庭団地の端の道路に出、上野庭切通を探すが、あいにく、端の道は途中で途絶えてしまい、そこから竹藪を下りたが、そこは上野庭切通の入口にある上野庭東口の庚申塚がある崖に続く尾根であった（https://4travel.jp/travelogue/11626002）。尾根の下に確かに掘割道がある。途中から掘割道に下りても良かったのだが、尾根の入口から入ろうと団地の端の道路に戻った。
　野庭団地スポーツ広場辺りが入口のはずなのだが、テニスコートは2本の鉄塔の間に広がっている。団地の端の鉄塔の直ぐ先は切通風に掘削され、その先に山道があり、下の竹藪へと続いている。
　竹藪に残る掘割道は枯れた竹と倒れた竹で足の踏み場もない。おそらくは100mに満たない距離なのであろうが、中々進まない。この10年来、ここを通った人はおそらくは一人もいないだろう。切通の下に農家の母屋が見えているのだが、遅々として進まない。足で踏みつけて竹がパーンと折れる音がこだましている。この掘割道は勾配はさほどない。カフェこやぎの西側にある谷道よりは勾配がない。ようやく出口に近づき、庚申塚が見える辺りから足元がきつくなる。何とか道路に出られた。
　帰りにこの農家のご主人が西洗の丘の畑（https://4travel.jp/travelogue/11623685）にいたので、寄ってこの切通道が何時頃から人が通らなくなったのか質問した。昭和40年（1965年）頃かなあということだ。丁度、山の上が造成され、昭和48年（1973年）10月から野庭団地に入居が始まる。そんな時期に合わせて、この上野庭切通は通る人が途絶えた。「今では下のこやぎの横の道が一番使われているから。」ということだ。
(表紙写真は上野庭切通)

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

野庭団地スポーツ広場を過ぎた団地の端。

団地の端にも山道。立入禁止だ。

団地ｎ端の道路。

先には鉄塔。三叉路の道路は鉄塔のメンテ用の道路のようだ。

鉄塔の足元に山道。

さらに先の鉄塔の足元からも山道。

切通風の山道への入口。

山道。草が刈られている。

草の刈られた山道。

尾根道。下の道を行く。

山道。

野庭団地スポーツ広場にあるテニスコート。

ここから切通。

上野庭切通の入口。

山道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

竹藪の中に掘割道。

崖が高くなる。

上野庭切通。

上野庭切通。

上野庭切通。

上野庭切通出口の崖。

中腹に庚申塚。

崖。

出口。

出口。

ここの農家の左側の裏山に切通が通っている。奥の谷間に出る。