2019/11/02 - 2019/11/03
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Tadaboxさん
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この旅行記のスケジュール
2019/11/02
この旅行記スケジュールを元に
マレーシアのコタキナバルへ1人旅。
最初は東南アジア最大の高さを誇る、キナバル山を登ってきました。
私は富士山登ったことがないですが、それを越えた4000m級の超えた山を登頂したのは、一生の思い出でした。
キナバル山はどんな山か、少々厄介なアクセス面やらをシェアしたいと思います。
番外編
・キナバル山までのルート
・キナバル山諸手続き
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
コタキナバル国際空港から直接、キナバル山国立公園へ向かう。
ここまでのルートが結構大変なのですが、それは最後に書きます。車から峠道を眺めていると、目的のキナバル山が見えてきました。
筆者は登山経験は御世辞にもそんなにある方ではないし、今までの旅行経験からだと、個人的には無茶なプランではありました。
4000m登りたいって気持ちと、山頂の絶景を眺めてみたいということが、今回の挑戦の動機でした。
とりあえずキナバル山国立公園内のホテルにて一泊。 -
こちらがキナバル山国立公園の受付。
入山料、ガイド料、等をこちらで済ませます。こちらの詳細は最後に書きます。
諸手続きを終え、次は食事を受け取る。 -
受付の隣のSutera Harbour(現地旅行会社)の施設で、食事を受けとりました。
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天気は小雨。
ちょっと大変な登山になりそうか。 -
こちらが入山証。
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受付から、キナバル山のゲートであるTimphon Gateまでは送迎車が出ています。
ガイドさんと一緒に進む。
ガイドさんは5年勤務しているフレンドリーな方。登山速度もしっかり調整してくれる。 -
こちらTimphon Gate。
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Timphon Gateのゲートです。ここで入山証を見せます。
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ルートは4095mまで。とりあえず1日目は、Laban Rata Resthouseまで進む。
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ゲートを抜けると、さあスタート。ぬかるむ道を進んでいく。
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滝。
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登りに入りました。
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1.0km地点。わりとここまではスムーズ。
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いきなり視界が開けてきたと思ったら、周りは霧。
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再びボルネオの森の中へ。2.0kmで既に2200mくらい。
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この人達は誰でしょう?
答えはもう少し後で。 -
野生動物との邂逅。
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ボルネオのジャングル。
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登り坂の数がどんどん多くなってくる。
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雨であまり地面の状態はよろしくない。
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ジャングル。
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野生動物との邂逅。
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こちらが答え。
上のロッジへの荷物運びの人達(ポーター)です。物凄いスピードで彼らは進んでいきます。
キナバル山国立公園の受付にて、荷物を上に運んでもらうよう依頼しておきます。 -
昼食。Sutera Harbourで受け取った食事。
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こちらも受け取ったお菓子。
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少しずつジャングルから森林限界までやってきました。土も少し変わってきた。徐々に岩山へ変貌してきている。
風も強く雨も強く、かなりキツイ環境。 -
ジャングルは越えましたね。
3000mももうすぐか。 -
しばらくは岩が続きます。
ちょっと雨のおかげか体力がしんどいw -
着いたー。
こちらが本日の宿、Laban Rata Resthouse。
登山から3時間程度かな…。 -
頂上はどこかな……?
岩だらけ。 -
雲海。
飛行機の上とか峠道とかでよく見かけるけど、やっぱりいい。 -
こちら今日の夜ご飯。
バイキング形式です。 -
食堂はこんな感じ。
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夕方の雲海。
やっぱりいいな。
ようやく晴れてきたみたいだ。
食事を取ったらすぐ寝る。
なんせ2時に起きないとならないから。
Laban Rata Resthouseは、ユースホステル等と感覚は同じ。ただ、難点はシャワーが冷たい(温水は太陽光発電で動くという札があった。この日は雨だったので…あっ察し)。電気は山麓から供給されるせいか、つく時間が決められている。
3000m級に位置するロッジなので、防寒対策をしないと流石に寒いはず。ネムレマセンヨ--...... -
2時に起き、ガイドさんと合流して出発。
寒い……。
手袋はつけてないときついかも。
ヘッドライトをつけながら暗い道を慎重に歩く。
下はしっかり舗装されているが、足元はよく見よう。 -
最後のチェックポイント。
ここでも入山証の札を見せる。
ちょっと休憩しておこう。なんせ3000mなんで、酸素が薄い分、無理しない方がよい。
筆者は高山病の心配はなく登れたが、この辺りからキツくなる人も出てくるらしい。くれぐれも無理をしないように。
そこから暫くは岩だらけの道。かなり暗いので写真を撮る間もなかったですが、気がついたらロープを使って岩を登っていました。
この辺りから寒さがかなりキツくなってくる。マイナスに近いか。
東南アジアって何だっけ………。
ちなみに猛者は、この寒さに関わらず半袖半ズボンだったりする。人間の進化とは恐ろしい。
風も強い中、上へ上へと進んでいく。 -
着いた!!!4095m登頂!
個人的な歴史的瞬間です。やりました!
山頂の名はRose Peakと言いますが、足場が狭いので登り坂は記念撮影のため列になりました(笑) -
写真を撮り終えたら、夜明けを待つ。
位置的にご来光は厳しそうだが、朝明けでも十分。 -
朝の光が。
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こちらSouth Peak。
薄ぼんやり見えてきました。 -
夜が明けてきました。
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麓が見えます。ラナウ(Ranau)の町かな。
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Southpeakは絶景!!!
下山開始。 -
Donkey Peakというらしい。
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しかし、こんなに岩だらけなのはなぜでしょう。
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氷河の跡のようです。
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氷河が溶けて、このような形になっているとすればロマン。
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山麓もよりクリアに見えました。
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稜線がきれい。
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東南アジアってこんな山だらけの場所なんですね。
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下りの階段。
階段が無ければもはや崖ですよね。 -
Laban Rata Resthouseが見えてきました。
朝食をとり、再び下山。
岩を下りることが続いたせいか、筋肉痛でかなりきつかったですw -
下山完了!!!やったぜ!!!
喜びを噛みしめ、
麓のレストランへ。
めっちゃ暑い。そりゃ気温差がハンパないので。
喉が渇いた。お腹が空いた。
ナシゴレンでお腹を満たそう。 -
帰りは、キナバル山入口を出て、通りで乗合タクシーを待ちました。コタキナバル市街に向かいます。
お客もそれなりに居て、郊外のあちらこちらに連れ回され、市街に着くのに少々時間がかかりました。
安いから良しとしましょう。
コタキナバルの宿にチェックインし、シャワーを浴びてきた。
旅の続きは→
キナバル山。絶景でした。
南国のボルネオ島のジャングルを抜け、氷河跡の岩山を駆け上り、迎える絶景を背に4000m級を登山する。こんなスリルのある登山は初めてで、とても刺激的でした。
距離も登山開始から9km程度で山頂になります。ルートの難易度もそこまで難しくなく、道路がしっかり舗装されているので、安心して登山できました。
ガイドさんも携行しているので、緊急時でも対応してくれます。私も下山時に足が吊りかけて、ストレッチを施してくれました。
個人的な反省点は、山の寒さを舐めていたことと、岩が想像以上に多かったことです。防寒着をスーツケースに忘れていたので、就寝時と登山時がきつかった…。岩山が想像以上に厄介だったのでストックを持参すると良いかもしれません。
高いお金を払うだけの価値は十分にあります。
これは人生で一度は体験して良かったと思う登山でした。
以下、番外編に移ります。 -
番外編その1: アクセス
1人旅の場合、辿り着くまでの難易度が少々高いです。
パターン①として、コタキナバルからキナバル山に行くには、予めツアーを日本の旅行代理店or海外の代理店経由で手配し、そのオプションの一つとして送迎車が付いていることが多いです。この場合は楽。
パターン②として、バス、乗合いタクシー等の利用が挙げられます。
乗合いタクシー(バン?)は、コタキナバルのPadang Merdeka(州立公園)付近で停泊するRanau行き
を探す。人が乗ってこないと進まないので、時間の余裕が欲しいところ。
バスは、InanamのバスターミナルからSandakan行きに乗る。
パターン③はタクシーやgrabを使う。
低確率ですが、移動は可能です。なんせ遠すぎるので、運転手が拒否するようです。
筆者はこちらのパターンで行けました。コタキナバル 空港からgrabで。
最初は運転手も渋々で、とりあえず途中までは行ってくれと依頼しました。移動中何とか会話を続けてたら、どうやら気に入ってくれたのか(後で連絡先を渡されましたw)、キナバル山入口まで連れてってくれました。料金はRM200近くしましたが……。まああまり時間がなかったので運が良かったです。 -
旅とは本当に何が起きるかわかりませんね。
-
番外編その2。キナバル山諸手続き。
キナバル山国立公園の管理は、日本以上に厳しいです。
かかった費用内訳として、
・キナバル山国立公園入園料
・登山許可証
・保険料
・ガイド代(登山人数が多いほどお得)
・受付⇔Timphon Gate送迎費用
・(こちらは事前決済できるかも)Laban Rata Resthouseの宿泊料(+ツアー代その他)
etc…
がかかります。
その他
・ポーター代(オプション)
・登山証明書(オプション)
尚、受付での支払いは現金のみなので、ご注意を。
合計したら、5万、10万、15万……(ツアーによって値段が変わる) 概して、日本の旅行代理店にこれらの手続き代行を依頼した場合はかなり高いはずです。
注意するのは、Laban Rata Resthouseが150余りしかベッドがないので、その日に予約出来るか出来ないかで事実上入場制限となってしまうところです。登山許可にも影響するでしょうね……となると、準備段階で最優先事項は仮押さえですね。
割と早い段階で行いましょう。
私の場合、Laban Rata Resthouseが、現地の旅行会社Sutera Harbourの管轄なのに注目し、こちらでの宿泊込みのツアーを依頼しました。
このように、キナバル山登山はしっかりとした準備が要ります。費用面がネックになる場合もあるので、十分用意しましょう。
おわり。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- あの街からさん 2020/05/20 07:56:40
- 凄い!
- はじめまして(^ー^)
東南アジアと高山というイメージは
全くなかったので それだけでも
どんな所(山)って興味が湧き
まして、Tadaboxさんの映画的手法で
進んでいく旅行記に一票と
初めての東南アジアの山へ誘っねくれた
旅行記に更に一票を!
あの街から
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