カニを求めて西日本鉄船食旅・その7.青春18きっぷ/山口線&山陰本線ローカル線紀行

2019/12/18 - 2019/12/18

第145部-656冊目　7/9

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

さて、冬が来ました。
冬と言ったらカニです。
昨年、4トラベラーとのっち様が山陰へカニを食べに行く旅行記を配信し、それを見た私もカニが無性に食べたくなりました。
てな訳で、今回は青春18きっぷを使って山陰へカニを食べに行く3泊4日の鉄船食旅です。

本編は、山口線と山陰本線/津和野→鳥取 315.2kmのローカル線鉄旅を堪能します。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥益田駅に並んだ新旧ディーゼルカー。

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令和元年12月16日～19日 3泊4日

12月18日(水) 第3日目-2 くもり一時あめ
①普通2533D.益田行
津和野.7:55→益田.8:35
↓
②快速3452D アクアライナー.米子行
益田.9:22→米子.12:53
↓
③快速3424D とっとりライナー.鳥取行
米子.12:56→鳥取.14:35

★宿泊‥鳥取温泉：しいたけ会館対翠閣。

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JR西日本‥2,420円
北海道.駅南店‥1,980円

エリア 鳥取市(鳥取)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:41
皆様、おはようございます。
津和野の民宿みやけに泊り、食事を堪能。
翌朝、再び津和野駅にやってきました。

津和野駅 駅

乗るぜ、山口線！
青春18きっぷを使って、鳥取へ向かいます。

青春18きっぷ3回目は、JR西日本.津和野駅で入鋏されました。

自動改札でないのは、新鮮に感じますね。

澄んだ空気の朝‥
ローカル線の一日が始まる。

今日もルンルン気分♪で、鈍行列車に乗りましょう。
昭和55年から活躍するキハ40です。
おっ、単行だ。

①普通2533D.益田行
津和野.7:55→益田.8:35
[乗]JR西日本:キハ40-2042

車内は、クロスシートとロングシート。
私が座るのは、言うまでもなく‥

ボックス席である。
着席した筆者。

7:55
グオォォー
コマツ製SA6D125H-1Hディーゼルエンジンを唸らせて、津和野を発車しました。

あっ、転車台‥
津和野はSLやまぐち号の起終点なのに、関連施設の見学を忘れてしまいました。
こりゃ、リベンジだな。

8:09
日原に停車。
ここで、普通2538D.新山口行と列車交換をするのですが、トラブルがあったらしく、2538Dは15分ほど遅れるとのこと。
その影響で我々の列車は、10分遅れで発車しました。

日原駅 駅

高津川に沿って、1両列車はトコトコと走ります。

山陰本線と合流。

8:40
津和野から31km/45分。
定刻より5分遅れで、益田に到着しました。

益田駅 駅

グオォォー

おっ！
187系特急形気動車だ。
特急3001D スーパーおき1号.新山口行が発車しました。

レールバスみたいな、キハ120形。
益田は非電化なので、キハ天国だね。

島根県観光キャラクター.しまねっこが出迎えてくれましたよ。
かわいいニャ～

さて、次の列車の発車時刻まで30分少々あります。
今は18きっぷの季節なので、この後到着する山陰本線.長門市発の普通1562Dが到着すると、混むかもしれません。
てな訳で、並んでおきましょう。

私が乗るのは、特急スーパーまつかぜ/おきではなく、快速アクアライナーです。

長門市からの普通1562Dが到着しました。

あれっ！
18きっぷの季節だから、混むと思ったけど、誰も来ません。
待っているのは、私一人だけでした。

9:12
私が乗る、快速3452D アクアライナー.米子行が来ました。
この列車で、米子まで191.5km/3時間31分の鉄旅を楽しみましょう。

②快速3452D アクアライナー.米子行
益田.9:22→米子.12:53
[乗]JR西日本:キハ-126-1

昭和の時代から活躍するキハ47形(左)。
山陰本線高速化事業の一環として、平成13年から活躍するキハ126系(右)。

新旧キハが顔を並べました。
この風景も、いつかは見られなくなるんだろうな。

撮影しておこう。
カシャ。

車内。
ローカル線に相応しいクロスシート。
左側に座ろう。

18きっぷの季節ですが、予想が外れてガラガラでした。
ちなみに、この車両はキハ126-1. トップナンバーなんです。
キハ126の1次車は島根県の資金援助を受けて製造されました。

ありゃりゃ。
雨が強くなってしまったよ。

9:26
益田を発車して4分後‥

あっ！
海ですよ。

おぉぉ～

日本海だよ。
海が時化ていますね。
冬の日本海はこうでなくてはなりません。

のんびり寛ぎながら、ローカル線鈍行旅を楽しむ筆者。
ロングシート主流の東北本線の鈍行旅では味わえない。
これこそ、私が求めていたローカル線の鈍行旅である。←(快速列車じゃないかと、ツっこまないようにお願い申しあげます。)

車窓は日本海。
黄昏る筆者を撮影したが、海と筆者がうまく撮影できない。
読者の皆様には、中年男を見るより、日本海を見て頂きたいので、この画像でお茶を濁そう。

街に入りました。
まもなく、浜田です。

グオォォー
コマツ製SA6D140Hディーゼルエンジンが唸ります。
特急用キハ187系と同じ450馬力の高出力エンジンらしいので、走りが軽やかです。

再び日本海。
山陰本線。
いいね。

11:32
益田から129.9km/2時間8分。
出雲市で、7分停車します。

あっ、381系が停まっていますよ。
見に行きましょう。

出雲市駅 駅

特急1016M やくも14号.岡山行です。
今や数少なくなった国鉄形特急車両の381系‥
クリーム4号ベースに赤2号の横帯が入る国鉄色の方が良かったな。
この列車は、出雲市で快速アクアライナーからの接続客を乗せ、先に出発します。
私には乗る資格がないので‥

特急 やくも 乗り物

引き続き、快速アクアライナーで移動します。

一畑電車線と並走。
何か来ないかと、カメラ構えていたけど、何も来なかったです。

山陰本線.出雲市-直江を走行中。
斐伊川を渡ります。

11:58
宍道に停車。
特急1007M やくも7号.出雲市行と列車交換。

宍道駅 駅

山陰本線.宍道-来待を走行中。

進行方向左側‥
おっ、海か？

いや、宍道湖ですよ。

宍道湖は、東西約17km・南北約6km・周囲長47kmある日本国内で7番目に大きい湖で、先ほど渡った斐伊川本流の一部でもあるそうです。

へぇー

12:16
益田から162.6km/2時間54分。
まもなく、島根県の県庁所在地.松江に到着します。

さらに山陰本線を東に向かい、タラコ色(首都圏色/朱色5号)のキハが並ぶ光景を目にすると‥

12:52
益田から191.5km/3時間30分。
快速アクアライナーの終点、米子に到着。
乗り換え時間は3分！
ドアが開くと同時に、向かい側の列車に急いで乗り換えました。

③快速3424D とっとりライナー.鳥取行
米子.12:56→鳥取.14:35
[乗]JR西日本:キハ126-13

米子駅 駅

14:06
快速3424D とっとりライナー.鳥取行。

米子から70.2km/1時間10分。
青谷で3分停車します。
米子では撮影する余裕がありませんでした。
てな訳で、ここでカシャ。

青谷駅 駅

14:15
浜村に3分停車。
実は鳥取市内に泊るか、浜村温泉に泊るか迷ったのですが、18きっぷなので、鳥取まで行ってしまうプランに決めました。

浜村駅 駅

山陰本線.宝木-末恒を走行中。

進行方向左側‥
おっ、日本海か？
いや、水尻池と言う池らしいです。

水尻池は、小さな湾となっていた水尻海岸が、砂丘の発達によって塞がれてできた潟胡で南北約700ｍ・東西約500ｍに広がっています。
西因幡県立自然公園に指定され、コハクチョウが飛来する池なんだそうです。

山陰本線.末恒-鳥取大学前を走行中。
進行方向右側には、日本最大の池 '湖山池' を眺めます。

山陰本線。
本線だけど、単線非電化。
すばらしい。

14:37
米子から92.7km/1時間39分。
鳥取県の県庁所在地.鳥取に到着しました。

鳥取駅 駅

鳥取駅は新幹線の駅みたいだけど、キハ40が並んでいるのは関東人民の私が見ると、不思議な光景です。
架線もありませんね。

県庁所在地の駅で非電化なのは、高知・徳島と、ここ鳥取だけとなりました。
ある意味、貴重な存在です。

あっ！
なんか、こっちに向かって来ますよ。

なっ！
なんじゃこりゃ。

京阪神-鳥取を結ぶ、特急スーパーはくと号。
智頭急行所有のHOT7000系と言うらしい。
国天然記念物.オオサンショウウオに見えるのは、私だけか‥

後ろはこうなっている。
流線形の1両列車‥
異様な光景だ。
※実際は5両編成で運転されるそうです。

青春18きっぷ3回目は、鳥取駅で終了です。

さて、3回目.12月18日の利用実績は‥
1.津和野→鳥取．315.2km/5,500円。
‥移動距離315.2km･正規運賃5,500円を2,420円で移動しました。

14:50
今夜は、鳥取市内に泊るので、駅を出ました。

すると、カメラが不調！
私のデジカメ、たまに機嫌が悪くなるんです。
なので、駅をスマホで撮影。

100均で買った、スマホ用の魚眼レンズを使ってみた。
微妙に広角になっています。
100円ですからね。
こんなもんでしょう。

15:05
鳥取駅南口から1.2km/徒歩15分。
「回転すし北海道 駅南店」に着きました。

今回、鳥取を訪問するにあたって、鳥取出身の知り合いがコンシェルジュとして、色々と教えて頂きました。
ここは、地元でも人気の回転寿司なんだそうです。
お昼用に、テイクアウトのお寿司を買っていきましょう。

→回転すし北海道
http://www.sushibenkei.co.jp/

回転すし北海道 駅南店 グルメ・レストラン

15:23
次にやって来たのは、学術研究機関.一般財団法人日本きのこセンターです。
これから、学会に参加。
ではなくて‥

こちら、日本きのこセンターの関連施設が今宵の宿なんです。

宿の名はズバリ！
「鳥取温泉 しいたけ会館 対翠閣」です。

今夜は、温泉で旅の疲れをゆっくりと癒そうと思います。
本編は、ここまででございます。

拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。

鳥取温泉　しいたけ会館　対翠閣 宿・ホテル