2019/12/29 - 2019/12/29
52位(同エリア1042件中)
KRNさん
2019~2020の年越しは暦のお陰で9連休となりました。
これはもう旅行に行くっきゃない!とクルーズを中心に探したものの、シンガポール発着のクルーズは航空券が高過ぎ&特典航空券は取れなくて断念。
香港発着のスペクトラムオブザシーズのクルーズは香港デモのゴタゴタもあり、クルーズも激安価格が出ていたけれどもチャイナ式のロイヤルカリビアンを見る覚悟が出来ず断念。
今年は家でのんびりして過ごそう。(基本毎年そうなんだけど)
そう言い聞かせていたのにやっぱり連休どこにも行けないのが悔しくてアレコレ検索。
なにも9日間全部行かなくても良いじゃない。
リゾートじゃない近場の中国なら安いかも、と思い立って探すとLCCじゃなくても十分許容範囲の航空券がいくつか出てきたので、今回は初めての地となる『四川省・成都』に決定。
今回は一度は乗りたいと思っていた四川航空でチケット手配。
機内食が美味しくて、追加ラージャオ(辣椒)のサービスがあるのだとか。
でもさすがのチャイナクオリティ。
航空券購入では何度も挫折を味わいました。
予約画面を一通り入力していざ支払いとなりクレジットカード情報を入れてぐるぐる回り出してエラー。
しばらく時間をおいてもエラー。
ブラウザ変えてもエラー。
もうクレジットカード番号3回も入力してるけど大丈夫!?
こりゃ旅行会社通さないとダメかな?
高くなるけど仕方ないか!?
と悩みつつも、翌日再チャレンジしたら大成功!
すぐに予約確認メールも来て予約番号&航空券番号も届いてひと安心。
いや、安心するのはまだ早い。
だって中国だもの。
届いた予約番号を使ってWEBで予約の確認をしてみよう!
『No order information!』
えっ!ホントに!?
翌日も、その翌日もダメ。
予約番号はメールで届いているけどさすがに心配。
そんな時は電話で確認するしかない。
オークションで落としたという8888-8888という中国ではとにかく縁起のいい電話番号にかけてみる。
もちろん窓口は中国本土のみ。
初めに早口な中国語自動音声が流れて、しばらく聞いていると英語で「英語の方は〇番」と流れました。
英語しか選べないので番号を押すと呼び出し音が鳴って、ほどなくしてガチャ!(おっ繋がった!)→ブツっ!(き、切れた!)
チャイナクオリティなのでここで引き下がっちゃいけません。
もう一度電話して・・・繋がった!(結構すぐ繋がる)
「予約確認したいんだけど」
「OK」
「予約番号はABC123」
「航空券番号お願いします」
「(えぇ、、13桁もあるのに・・・)123-45-67-89-12-34」
「123-67」
「No,123-45-67」
「45-67」
「and 89-12」
「eight、、、89」
「違います(ひぃぃ、13桁あるのにいつ終わるの!?)」
こんなやり取りを延々と繰り返して何とか2人分の番号を伝える・・・
「KRN?Narita to Chengdu」
「それです!」
「どうしましたか?」
「予約の確認です」
「???」
「ウェブで確認ができませんでした」
「???」
「ウェブサイトで予約番号入れてもエラーになっちゃう!」
「メール届いてない?」
「届いてる!予約は大丈夫ね?」
「メールもう一度送る?」
「届いてるからいらない!予約は入ってますか?」
「OK!予約取れてます」
「帰りも大丈夫?」
「帰りは・・・1/1 Chengdu to Narita」
「そうです。帰りの予約も大丈夫ですね?」
「大丈夫です」
「良かった!ありがとう!!!」
ブツっ!
いきなり切れたけどこれでようやく不安が解消。
結局ウェブでの予約確認は出来ず仕舞い。
いやぁ、中国さんハードル上げすぎ。
こういう事があるから旅行代理店は無くなったら困るのでしょう。
ちなみに、航空券を予約した後
「武漢で原因不明の肺炎が流行か?」
というニュースが囁かれつつありました。
当時は「またSARSみたいなのが流行り始めてるんだな~」位にしか思わず、武漢と成都の距離がどれくらいあるかを確認したくらいでした。
まさかこの後パンデミックになるだなんて・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- 四川航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Oops!
直訳で笑わせにかかるエラー画面。
まぁ、チャイナクオリティだしね、とここまではまだ余裕な気持ちで見ていられる。 -
オンラインチェックインが出来ないのはわかっていても予約確認くらいしたいじゃない。
No order information!
すると出てくる真っ白な画面。
これだけ表示されるという恐怖。
血の気がサーっと引きました。
余裕ゼロ。
電話するっきゃない! -
ホテルはBooking.comのブラックフライデーセールでグランドハイアットのスイートが激安。
1泊1室約2万円で朝食付、ラウンジアクセスって本当にグランドハイアット!?
イマイチだったとしてもこのお値段なら諦めもつくからモノは試しと予約。
結果、ホテルのサービスやお部屋的にはソコソコだったけれども食事には大満足。
何と言っても立地が良かったし、年末年始があまり影響しない中国のラグジュアリーホテルは穴場かも。
Booking.comでは予約した価格に応じて空港→ホテルの片道無料タクシーサービスがついていたのでラッキーでした。 -
四川航空は今時珍しくオンラインチェックイン無し。
カウンターに早めに行くことが推奨されていたので3時間前に到着すると、まだカウンターは開いていないのになぜか並んでる中国人。
2時間前にならないと開かないって言われてたけど、そこは日本。
2時間半前に開始して、思いの外スイスイ進む。
チェックインも座席指定も無事完了。
乗れればどこでも良い。
2人席を取ってくれたし直行便で預入荷物もないから安心♪ -
並んでる人、温水洗浄便座持ってるよ・・・
一昔前は炊飯器だったけど今はこっちが流行りなのね。 -
搭乗は定刻通り。
中国人が多いのかなと思ったら、年末年始休みだからか日本人が圧倒的に多い。 -
ちょっぴりレトロな機材。
中国系航空会社にありがちな赤いシート。 -
搭乗前に
「風邪ひいた。これはもう成都では寝正月になるかも。」
と言ってた夫。
節々が痛い気がするというので搭乗前に薬を飲んで機内では寝る気満々で搭乗。
機内安全ビデオ上映中はにこやかに待機するキャビンクルー。 -
イチオシ
薬が効いたのか何故か元気が出てきた夫。
飛行機では寝るって言ってたのに
「キャビンクルーが見たことが無いくらい美人揃いだ。」
「みんなニコニコしてる」
「飲み物は何があるんだろう?」
「機内食、美味しい!あれは何を配ってるんだろう?ラージャオ?これは絶対貰う!」(辛党)
→完食。。。。
薬のお陰というよりは美女のお陰で完全復活です。
そりゃこんな美人さんにニコニコされたら嬉しいよね。
私だって何だか恥ずかしくなっちゃうもの。
イマイチ英語は通じないけどとにかく皆さんニコニコ丁寧にサービスしてくれます。 -
機内食がこちら。
久々にエコノミーの機内食で「美味しい」と思いました。
シンプルだけどちょうど良い。
ご飯と炒め物。
もちろん中華味です。 -
こちらはシーフードヌードル。
きし麺のようなものと野菜の炒め物でこちらも中華味。
ラージャオを入れるとぐっと味が変わってこちらも美味。
花椒のスパイスを入れると一気に四川料理です。
変に洋食を出さずに中華料理だけで勝負しているのが美味しい理由かも。
外国人に寄せず、自国の料理の味を出すって大事なことだと思います。 -
成都双流国際空港日付が変わって深夜1:30に定刻通り到着。
超巨大な空港で見渡す限り四川航空だらけ。
もうね、規模がヤバイ・・・・さすが中国。成都双流国際空港 (CTU) 空港
-
降機したらバスでターミナルへ。
こちらは乗ってきた3U8086便。 -
イチオシ
いかにも中国らしいデザインです。
-
空港到着したら外国人はまずはキオスクで指紋登録してから入国審査。
日本語も選べる機械でパスポートをかざして登録。
完了するとレシートが出てきます。
私はパスポートかざしただけでOKって出てきたけど、もういつ登録したんだか記憶がない・・・母と船で行った上海かな?
Booking.comのサービスでついてたお迎えの人もちゃんと来てました。
気だるそうに名前が書かれた看板を持って、これといった挨拶もなく。
言葉を発さずに荷物だけを受け取ってどんどん車に向かって行っちゃいます。 -
ドライバーさんはどんどん行っちゃうけど、振り返って空港を撮影。
-
四川らしく可愛くないパンダがお出迎え。
この後、鼻が曲がりそうになるほどタバコ臭い車でホテルへ。
PM2.5とタバコ。
究極の二択は匂いがしないPM2.5。(ほとんどわからなかったけど)
寒くても窓開けちゃいます。 -
イチオシ
深夜なので混むこともなく30分もかからずホテルへ。
車寄せに到着してドアマンがドアを開けてくれて中へ。
カウンターがあるけど人は居ない。
しばしエントランスのクリスマスツリーの写真を撮って楽しむ。立地良し、食事良し、環境良し by KRNさんグランド ハイアット チョンドゥ ホテル
-
はて。
どこに行けばいいのかな?
カメラで見てて来てくれるのかな?
それともドアマンが来てくれるのかな?
エレベーター見ればわかるのかな?
ここ、グランドハイアットですよね?
エレベーターを見る。
でもフロントやゲストサービスらしきことは書いてない。(英語でもレストランとか書いてあるだけ)
しばしウロウロ。
深夜3時。
高級ホテルなのにまさかのチェックインで戸惑うの洗礼。
ドアマンに聞いても英語通じず。
中国語で何かを言うけどわからず。
結局その人を引っ張ってエレベーターまで連れて行ってボタンを押してもらう。
15階でしたとさ。
15階に書いてあるのはレストラン名だけなんですけど・・・・ -
がらーんとして誰もいないホール。
奥のチェックインカウンターらしき所には人が居るけど、こっちを見てない。
ここ、グランドハイアットですよね?(2回目)
ずんずん進むとようやく気付く。
チェックインをしたい旨を伝えるとあまり慣れていない方の人が一生懸命英語で対応。
先輩に聞きながらジリジリと綱渡り状態でのチェックイン。
クレジットカードとパスポートを登録。
ここでビックリ。
「デポジットは7,000元です(約11万円)」
「え?チェックアウトの時にちゃんとキャンセルされる?」(とことんチャイナクオリティを信用出来ない)
「デポジットです」
「デポジットはわかったけど、この金額で宿泊予約したんだけど、ちゃんとチェックアウトの時にキャンセルしてくれる?」(グランドハイアットでも信用できない。なぜならここは中国だから。)
「はい、トータルは3,800元です」
「デポジットの7,000元はチェックアウトの時にキャンセルしてくれる?」
「・・・・・」
ここで先輩が登場。
デポジットとして7,000元カードで切るけど(しかもサインまでさせる!)チェックアウト時に間違いなくキャンセルすることを再度確認して何とか無事にチェックイン。
怖すぎるぜ、中国。
宿泊費よりも高いデポジットなんて一時的なチャージでも怖すぎる。
チャイナクオリティだもの。
グランドハイアットと言えども何が起こるかわからないから益々怖い。
激安で喜んでいたけど、実際は7,000元のプランなのでしょう。
朝食の会場、時間、ラウンジの場所、ハッピーアワーの時間を再確認していざお部屋へ。
※写真は翌朝 -
お部屋は29階の角部屋。
-
扉を開けるとリビングスペース。
広い!
天井も高い!
でもなんというか、広いだけで高級感があるかと言われるとそんなでもない感じ。
グランドハイアットという名前がついているからかなりお得に感じるけど、そうじゃなかったら1泊2万円なりで「まぁ、そんなもんか」と思わなくもないかも。(サービスも含めて)
中国は中国ブランドの5つ星ホテルも1泊1万くらいで泊まれてゴージャスなので欧米ブランドの方がちょっと割高なのかも!? -
お水も大量にあるしお茶も完備。
おつまみやソフトドリンク、お酒は有料でした。
ネスプレッソがあるのが嬉しい。 -
シェードは電動。
どこにスイッチがあるのか探すのに苦労した。。。
開けると全面窓。
明日どんな眺めなのかが楽しみ。 -
深夜3時過ぎの眺めはこちら。
成都の中心部なのでビルに囲まれているけれども上海のように高層ビルだらけというわけでもない。
巨大な交差点が目を引きます。
白っぽいのは大気汚染なのでしょうか。
ぼんやりした光が近未来都市のようだと思うことにしようかな。 -
リビング広々。
テレビはブラビア。
相変わらずチャンネル数が多くて、深夜なので抗日ドラマバリバリ放映中。 -
反対側はウォークインクローゼットでその先がベッドルーム。
セーフティボックスもあるので安心。 -
トイレはこちら。
巻きの緩いトイレットペーパーが一つだけ。
替えが無い・・・
後日、補充されていないので電話するもこれがなかなか通じず、英語が出来る人が出てくるまで時間がかかりました。
グランドハイアットだけど成都だから仕方ない。
いや、1泊2万だしこんなものでしょう。
あ、本当はもっとするんだった・・・ -
なんともシンプルなベッドルーム。
ベッドもアメリカに比べるとそこまで広くない。
クイーンサイズかな?
ベッドサイドランプがオシャレ過ぎてスイッチ探すのに苦労しました。(2回目)
オシャレなホテルに泊まり慣れていないから色々苦労します。 -
バスルームはこちら。
こちらもいたってシンプル。
鏡張りで鏡の中にテレビが埋め込まれているのだけど、なぜか音量が上がらず。(抗日ドラマしかやってないけど)
シャワーブースは奥にありました。
水温、排水、水圧は文句なし。
中国のホテルだとごく普通のことだけれども、アメニティが充実。
室内散策を一通り終えたらバスソルトを入れて疲れを癒し、翌日に備えて就寝です。
朝食が楽しみ!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2020/05/21 22:32:24
- クルーズ旅行じゃなーい\(◎o◎)/!
- こんばんは、ムロです。
成都へ行かれた旅行記を拝見しました。
四川航空、乗りたいって思っていたのにビックリしたんです!
そんな興味あったんだと意外に思った私です。どーなさったんですか(◎_◎;)(笑)???
しかもクルーズ旅行じゃないのも驚きです。
行き先が成都!
私も行ってみたい旅先ですが、KRNさんが興味あったというのも驚きです。
機内食も良さげで、CAさんも良さそうな気がしました(^_-)-☆。
そうそう、中国で航空券押さえるならスカイスキャナー経由でC-tripで手配した方が無難かなぁって感じてます(^_^;)。
保険の意味を込めてます。
私も調べてみましたが、連絡先が成都にしかないって\(◎o◎)/?!
ハードル高いって思いましたが、KRNさんもすごいって思いました。
旅の経験値を上げたなぁって(^_-)-☆。
ムロろ~ん(-人-;)←慎重派
- KRNさん からの返信 2020/05/22 09:27:13
- RE: クルーズ旅行じゃなーい?(◎o◎)/!
- ムロさん、こんにちは。
中国、歴史もグルメも奥が深いので大好きなんですよ〜
どれを見ても日本の祖だなと思えるようなものばかりでスケールの大きさ、歴史の深さに圧倒されることが多いです。
過去の中国は偉大で、現代の中国はエネルギッシュ。
政治的な観点を除けばとっても魅力的な国に見えます。
四川航空のCAさん、とっても可愛らしかったです。
中国国際と中国東方はあまりニコニコしてないんですが、四川航空と海南航空は笑顔が素敵でした。
ただ航空券を買うのは難儀。
C-tripは一度だけ中国の国内鉄道を買うのに利用しました。(最終的に航空基地円でキャンセルしたけど)
航空券購入で公式がトラブったらC-tripもありですね。
成都に電話するのはさすがに勇気要りましたよー(笑
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