【成都】パンダを見て豚の脳を食す大晦日　3日目

2019/12/31 - 2019/12/31

12月31日

いよいよ2019年も最終日。
まさか中国で年を越す日が来るとは思わなかったな～
これで私の年越し国が1つ増えました。

パンダくらい見て帰らないとね、と午後になってからようやく出かけたパンダ基地。
いつものごとくわざと遠くしてお金を取る戦法と有料の施設内なのに怪しい物売りがいるという中国らしさを満喫。

ついつい疑りの眼差しで見てしまいがちな私ですが、中国大好きです。
偉大な国！（色んな意味でね。）

エリア 成都(中国)

今日も朝から充実した朝食を堪能。
担々麺、粽、鶏の足、ふかし芋などの中華料理三昧。

グランド ハイアット チョンドゥ ホテル

ラウンジでは大好きな腐乳を見つけたのでお粥をいただきました。
でもこの腐乳、麻辣が強すぎる！！！

今日もだらだらな1日で良いよねとお部屋に戻ってぐうたら。

せっかくここまで来たんだからパンダくらい見て帰らないと
「成都って何があるの？」
って聞かれた時に答えられない！
てなわけで午後になって重い腰を上げました。

ホテルから徒歩3分の路地裏は食堂街。

麻辣な串鍋がずらり。
食べたいけどお腹いっぱい。
きっと辛いんだろうなぁ。

はい！
ここでも兎頭です。
前歯の伸び具合を確かめて・・・

新作の茶
「の」が好きな中国人。
この使い方はさほど間違っていない。

人気牛蛙。
柔らかくて酸っぱい味付けなのかな？
店のマークがカエルの手。
カエルが自ら鍋に飛び込んでいるシュールな写真がなかなかのインパクト。
密かにカエルの手模様の五徳なのも可愛らしい。

春熙路駅 駅

今日は無事すんなり購入出来た地下鉄のチケット。
図柄がいくつかあるのか、今回はパンダ基地でした。

地下鉄で熊猫大通駅に到着。

駅を出た所の建物で熊猫基地のチケット＆基地までのシャトルバスチケットを購入します。

なんと！
電子マネー以外では購入できないという。。。
現金かクレジットカードしかない外国人はバスチケットだけを購入します。
でもこれ、店員が決済してくれて、そのQRコード画面を自分のスマホで写真を撮るという結構アナログなやり方。
片言の英語が通じました。

バス停に行くと乗れという。
後で係員がスマホを見せろというのでQRコードを表示するも少し斜めに撮って照明が映り込んでしまったからか上手く読み取れず。
結局係員がチケットカウンターに戻り係員を呼びに行って何とかクリア。
現金くらい使わせてくれよ。

駅から基地まではバスで10分はかからないくらい。
本当にこんなマンションばかり立ち並んでいる所にパンダがいるの？という風景です。
郊外とはいえ整備された都会の一角という感じです。

マンション群を抜けると空き地や畑が目立ち始め、緩やかな丘を登ったところが終点のパンダ基地でした。
I love Pandaがお出迎え。
それにしてもなんでこんなに入口とバス停が遠いのかねぇ。。。

パンダ基地の入り口です。
どうやら赤は春節ではなくクリスマス仕様の模様。

panda.org.cn

成都ジャイアントパンダ繁育研究基地 文化・芸術・歴史

無事チケット購入。
中国って観光地はどこ行っても入場料がかなり高く設定されているけれどもここは安い！

出ました。
わざと遠くして小銭を稼ぐ戦法。
入口からパンダがいるところまでは小高い丘を登る必要があります。（なぜなら山を切り崩して作ったから）

「パンダに早く会いたい人は乗らないかい？」
「この先、ちょっと歩くよ！これに乗れば楽だよ！」

てな感じで有料のサービスを提供してくれます。
優しいなぁ～（足元見てるなー）

私？
そりゃ乗りますよ。
悔しいけどねっ！
パンダに早く会いたいし・・・・じゃなくてラクしたいだけ。
10元なら許容範囲かな。

竹林を抜けてすいすいすーーーーーーい。
歩いている人の多いこと。
そして遠いこと・・・
乗らないと時間を無駄にするぞー。

バスを降りるとこんなつり橋を何本か渡らされます（強制）。
パンダ、どれだけ出し惜しみするんだ！！！

つり橋を抜けるとようやくパンダに出会えます。
巨大なパンダ、ごはんに夢中。
ここはガラス張りなので音は聞こえません。
それにしても大きい。
そして白くない。
やっぱりクマだなぁ。

基地内は整備されていてとても綺麗です。
ゴミも落ちてないしタバコ吸ってる人もいなかったなー。

でもね、いるんですよ。
だって中国だもの。
何がいるって？
そりゃオフィシャルじゃないパンダグッズを売り歩く人達ですよ。
パンダがついたカチューシャや帽子を売り歩いてます。
これがまた可愛くないんだ。
でも着用率が高いんだ！

こんな爽やかな竹林だけど歩てる人はお客さん４、物売り１の割合！？
それにしてもCANADA GOOSE率とMoncler率の高いこと。
そしてそのどちらでもないのだけれどもどちらかに見えてしまうようなロゴの物も多数。
それにしてもMoncler、ウルトラライトダウンだなぁ。。。
本物じゃないんだろうなぁ。（偏見）

順路案内がイマイチわかりにくい基地内をさまよってようやく次なるパンダに出会えました。
ちょっと大きめのお子様パンダ。
かなり高い所でお昼寝中。
お昼寝してるハズなのに、プリプリと落とし物をする姿がまた衝撃。

竹をものすごい音をさせてバキバキ食べていたこのパンダ。
もしかしたら雄浜君かもしれません。（違うかな？）
ブリーディングローンで和歌山アドベンチャーワールド生まれのパンダです。
ものすごーく食欲旺盛で竹のこだわりも強い偏食家。
子宝に恵まれまくりの子だくさんパパパンダです。

あ、これは可愛いかも。
正直ね、パンダ大きい。
大きすぎてあまり可愛くない。
だって汚い色してるんだもの。

ようやく子パンダに会えました。
赤ちゃんパンダは午後行ったため展示時間終了。。。
この子は唯一近くにいたまだ幼児のパンダです。
でも寝てるなぁ・・・

お、顔上げた！
子パンダはまだ白い！
可愛い！

手を舐め舐め。
寝ぼけているのかな？
指しゃぶりかな？

カジカジ。
歯が痒いのか手が美味しいのか。

ん？
何か気になるものがあったのかな？
可愛い～
この表情をした時の周りの中国人、みんな同じような反応。
言葉はわからないけど「可愛い～」という感じでした。

そしてまたひたすら手のひらを舐める。
そして頭をつけて寝てました。

結論。
パンダは小さい方が可愛い。
大きい方はただの熊。

竹林を歩いてると足元をカサカサっ！と歩き回る小さな鳥さん。
まさかこんな小さくて可愛らしい鳥だったとは！
足がホッソくて雀よりも一回り小さなカラフルな鳥さんです。

成年パンダエリアに到達。
デーンとひっくり返ってお食事中。
なんてはしたない！

更に足も使ってお食事続行。
お行儀が悪いですよ！

さすがに足は下したけどそのまま寝っ転がって観客にアピール。
確かに動きが緩慢で可愛い。
でもね、白くないのよーーーー。
白黒がパンダの基本カラーなのにセピアなのよねー。

デデーン。
コレ可愛いか？？？

レッサーちゅぁぁぁぁぁん。
こっちの方が可愛いに違いない。
小さいは正義。

お、野良孔雀。

オスの孔雀が居ました。
見事な尾羽。
でも重そう。
首元の色も自然の色とは思えない美しさです。

いたいた！
コロコロくるくる飛び跳ねるような歩き方のレッサーパンダ。

思ってたよりもモッコモコで大きかったレッサーパンダ。
一人かけっこ＆木登り大会のこの子はとっても元気。
尻尾が太くてふわっふわっ！

最後に見かけたパンダはもうお家に帰りたくて扉の前で待機。
夕方になったら外で愛想振りまくのは終了なのかな？

池には黒鳥＆白鳥。
天気が良かったらな～

パンダ基地のシンボルを撮り忘れてました。
なぜならトラムに乗ってしまったから。
復路は下りなので歩きました。
それにしても広い。

お土産を物色。
残念ながら可愛らしくないものが多い＆もうパンダ！って騒ぐ年でもないので郵便局で絵葉書を探します。

せっかくだから出してみよう！
ということで変面スタイルのパンダ絵葉書をこのポストに投函しました。
中国って近いよね。
でも1か月近くかかって到着です。
検閲が厳しいのかな！？

帰りはこのシャトルバスに乗って駅まで行きます。
そのまま街の中心地や観光地にも行けるけど、渋滞にはまるとイヤなので熊猫大通駅まで。
ちなみに帰りは窓口で現金でバス代払えるのですよ。
なんなの？もうっ！

駅構内はパンダ一色。
ちょっと待って。
真ん中のカンフーポーズはDisneyさんから怒られそうですよ？
キックしてるのではなく、バレエをしているんだと言い訳をするのだろうな、とそこまで考えちゃう。

わー、可愛くなーい。
本物のパンダ見たことない人が作ってるの？

春熙路駅に到着。
駅直結のビルの地下街が綺麗な食堂街だったのでチラ見。
やっぱり串がいっぱい。
その名も串串。
お口直しなのかスイカもいっぱい。
若い女の子が一人で食べてるのよね～。
日本じゃ見ない光景だわ。

鉄板で何かを焼いて売ってるお店発見。
辛そうだけど気になる。

お店の看板はこれ。
1個15元。
240円くらい。
安いよね？

はい。
買いました。
猪脳花。
そうです。
豚の脳味噌です。
キモーーーーっ！
兎頭より気持ち悪いじゃないかとお思いのアナタ！
これはねぇ、白子ですよ、白子。
羊の脳味噌のカレーも美味しいと思ったけど、豚の脳味噌も負けてないねっ！
白子好きにはたまらんね！
でも辛いんだよ！辛すぎるのっ！！！
脳味噌の下にはスティック型のニンジンがたっぷり。
お口直しじゃなくて、ラー油漬になってるからもちろん辛い。
でも後引く旨さ。
豚脳花、お試しあれ。

狭ーいエリアに飲食店がひしめいています。
でも綺麗だし臭くないしお腹が空いてたら全部試したいくらい。
隣のエリアはネイルのお店が多かったなぁ。
安いよー！

ホテル近くの路地の食堂街もまだ営業中。
食べたいけど我慢。

食事を控えたのには訳がある。
今日もハッピーアワーを堪能せねばなのです。

グランド ハイアット チョンドゥ ホテル

シャレとるわっ～！
小さめなお料理が多いから色々試せる！
メニューも豊富！

デザートだってこのとおり。
船のデザートよりはさすがにランクアップです。

スパークリングワイン、ビール、ワインと頂いて大満足。
もちろん担々麺も忘れずに。

大晦日の夜、車道が激込み。
やっぱり大都会だわ。

お土産買いましたー！
四川特産という大きな看板が出てたお店で購入。
オバちゃんがかご持ってぴったり後ろをついてきてあれこれ説明してくれるけど全く分からない。
しきりに何か言うけどカタコト英語も通じず。
もどかしく思ったのか若い店員を引っ張ってきてスマホに翻訳をさせると
「タイ人？」
と聞かれてました。
タイ人か～。
何だろう、私、化粧が濃かったのかなぁ？
オカマっぽく見えたのかなぁ・・・
肌の色は黒くはないはずなんだけど。。。

日本人だというと驚いていました。
なぜ驚くのだ！？

せっかく成都に来たので四川省っぽいものを購入。
麻辣ソース、火鍋の素、麻婆豆腐の素、花椒の青と赤。
そして原味トウチ。
麻辣トウチも薦められたけどノー麻辣です。

中国だし旧正月じゃないからカウントダウンとかはやらないんだろうな～と思いつつもホテルのバーをのぞくと混み合っていてなかなか派手なイベント開催中。

カウントダウンとともに花火が噴出しました。
さすが中国。

一応外に出てみたけど、これといって盛り上がった形跡なし。
小雨がぱらつく中、みんな何してたのかなー。
若者ちゃんがただ集まったという感じで爆竹の音もせず静かなもんでした。

この後、部屋に戻ってTVを付けると各局（省のテレビ局）がそれぞれ紅白歌合戦のようなかなり大掛かりな歌番組を放送してました。
これがまた日本では考えられないくらいの規模！
しかもスポンサーはどの局も一社のみ。
私が見てたのはどこの放送局か忘れたけれどもスポンサーがレクサスの所でした。
中国、お金の使い方が激しいっ！