2020/01/24 - 2020/01/24
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mochimochi_kingdomさん
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12月も中旬を過ぎた頃、1月下旬に連休が取れる事が分かり大急ぎでプランニング。航空券の値段やマイルで発券するなら必要なマイル数とか空席状況、旅程、等々勘案した結果「やっぱりタイ」。少し遅いお正月休みはチェンライに行ってきました。
人見知りなので、真ん中より端っこが好きです。タイとラオスとミャンマーの端っこが集まるゴールデントライアングルは、そんな人見知りな自分が行ってみたかった所の一つ。チェンライからバスを使って簡単に行けるのも良い。今日は、14世紀にチェンセン王国の都として栄えた古い城郭都市チェンセンを経由して、ゴールデントライアングルを目指します。
■日程
◇2020/01/22
東京→バンコク→チェンライ
・ワット ロンクン(白い寺院 )
◇2020/01/23
・ワット プラケオ(エメラルド仏陀の複製)
・ワット ロンスアテン (青い寺院)
・バーンダム ミュージアム(黒い家)
・ポンプラバート温泉
◆2020/01/24
・チェンセン
・ゴールデントライアングル
・メーサイ&タチレク
◇2020/01/25
チェンライ→バンコク→東京
■1バーツ(THB)≒3.5円
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おはようございます。
2020年1月24日(金)晴れ 気温は12℃
6:45 行動開始 -
チェンセンへ向かいます
7:00 チェンライBT1出発
チェンライBT1⇒チェンセン B37 -
パホンヨーティン通りを爆走
北部の朝は寒い。運転手も車掌さんも乗客も毛糸の帽子、セーター or ダウンを着て防寒対策はバッチリ。だったら窓を閉めようよ。 -
8:40 チェンセン到着
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13世紀後半までタイ北部で栄えたランナー王国の都として、そして14世紀前半以降はチェンセン王国の都として栄えた町。ランナー王国の創始者マンライ王の出身地でもある。タイ北部の藤原京的な街かな?
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現在はメコン川を介した交易の街として注目されている(らしい)。
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アジアの大河 メコン川
現在は乾季だから水量は少なめ。でも、河口から約2000km離れていてもこのボリューム。なんか感動。 -
対岸はラオス
ここからタイ⇔ラオスの船に乗れるのは、タイ人とラオス人のみ。船着き場(出入国管理事務所)は、沢山の荷物を抱えたタイ人とラオス人で大賑わい。 -
メインストリート沿いの市場を散策。このあと、ゴールデントライアングルを経由してメーサイへ行くので、ソンテウの時間を確認。観光できる時間は1時間30分位。
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朝ご飯
何と表現したらいいんだろう? 飾りっけなし。どストレートなタイメシ。 B40 ごちそうさまでした。 -
ワット チェディールアン
チェンセンで一番由緒正しいと思われるお寺。
1344年にチェンセン王国初代国王のセンプー王によって建立された。 -
御神木的な・・・
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~お願い事~
家族みんなが健康で過ごせますように。これからもステキな旅ができますように。 -
チェンセンで一番大きなチェディー。2014年5月の地震で損傷したが、バンコクのテレビ局の支援で修復された。
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タイ北部には「チェン○○」という地名が多いけど、「チェン」は、「街」とか「城」という意味。センプー王の街で「チェンセン」。メンライ王の街で「チェンライ」。新しい街で「チェンマイ」。
昔の城壁の跡が旧市街を囲む様に残っている。 -
メコン河岸からここまで約1km。旧市街はここまで。折り返す。
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旧市街には古いチェディーが多数。それこそコーナーごとにあるくらい。
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ゴールデントライアングルへのソンテウ乗り場まで戻って来た。
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2020年1月現在の時刻表。下調べ通り。しかし、なぜ午前中だけなんだろう?
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ソンテウを待っている間「日本人でしょ」って綺麗な日本語で話しかけられた(「~ですか?」じゃなくて断定された)。なんでも、貿易の仕事で横浜に20年住んでいたインド人で、メーサイに泊まっていて彼女(チリ人)と旅行中なんだって。
10:40 チェンセン出発
チェンセン⇒ゴールデントライアングル公園 B20 -
彼らはチェンセン観光を終えてメーサイへ帰る途中。車中では、今まで行った国の事や日本での事とか色々話を聞けた。昨日はドンサオ島に行ったけど「イマイチ」との評価。時間的な事もあって、ドンサオ島に行くか悩んでいたから、今日は行く事を止めにした。経験者の話は大切だよね。
10:55 ゴールデントライアングル公園到着
彼らともここでお別れ。短い時間だったけどありがとう。 -
まずは大きな仏像がお出迎え。
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モニュメント その1
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モニュメント その2
右奥がラオス。左奥がミャンマー。手前がタイ。真っすぐ河を上れば中国。そして、チベット高原。 -
モニュメント その3
あれっ、なんか急に人気がなくなった。 -
対岸はラオスの観光特区(経済~ではない)ドンサオ島。今日は眺めるだけ。
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高台からゴールデントライアングルを眺めよう!
なんだかすごい迫力のナーガ。 -
なんか京都っぽいでしょ? でも、ここはタイ。
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ラオス側は中国資本によるリゾート開発が進行中。少し川下に専用の埠頭があって(来るとき、ソンテウから確認)、中国人(たぶんね)がいっぱいいた。
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小さな寺院(ワット サームムゥムムアン?)
~お願い事~
家族みんなが健康で過ごせますように。これからもステキな旅ができますように。 -
ドンサオ島へ向かう船は中国人観光客に大人気。
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212麻薬阿片博物館
かつては、世界最大の麻薬密造地帯であったゴールデントライアングルの歴史と阿片について展示する博物館。
入場料 B50 -
北部山岳地帯に住む少数民族
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生々しい阿片中毒者の蝋人形
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ケシの生育過程
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現在、法的にはミャンマーもタイもケシの栽培は禁止されている。 -
ケシの実から果汁を採取する方法と道具
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ミャンマーでは19世紀の初めから、麻薬の原料としてケシの栽培がされていた。 -
アヘンを取引する際に使用した錘や道具
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第二次世界大戦後、中華人民共和国の成立によって逃れてきた国民党の残党が、麻薬取引を活動資金源として活用。また、ビルマ共産党も反政府運動の資金源として独自に麻薬ビジネスを展開。付近一帯の麻薬取引は一大産業化する。 -
阿片パイプ
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ケシの栽培は北部山岳地帯に住む農民にとっては貴重な現金収入。タイ、ミャンマー両政府は、ケシに代わる作物の栽培を進め、付加価値の高いコーヒーや烏龍茶の生産など成功事例もある。 -
加工を繰り返すことで阿片→モルヒネ→ヘロインになる
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タイ側ではケシの栽培はほぼ無くなったが、近年は麻薬の価格上昇にともない、ミャンマー側ではケシの栽培が再び盛んになっているのが現在の状況。 -
実際、見た事はないけれど、一面に咲くケシの花畑は綺麗なんだろうね。
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麻薬王クン サー
1996年までミャンマーの反政府組織を率いてきたが、ミャンマー政府と停戦合意。以降、麻薬取引で得た資金を元手に事業家として活動。2007年にヤンゴンで死去。長年、アメリカは彼の引き渡しをミャンマー政府に要求していたが、ミャンマー政府は拒否し続けた。 -
小さな博物館だけど、ゴールデントライアングルの歴史をコンパクトに学べた。
一転、2階は少数民族の衣装の紹介など、平和な内容。メコン川名物(?)のメコンオオナマズ漁の様子を再現。現在では、上流域での開発の影響による水質の悪化や水量の減少で絶滅の危機にある。
以上で、ゴールデントライアングルの観光は終了。 -
現在、気温は27℃。少しバテ気味。
ポリスステーションの反対側でメーサイへ行くソンテウを待っていたら、お土産屋さんのおばさんが気になったらしく声をかけてきてくれた。
メーサイに行くソンテウを待っている事を伝えたら(英語でね)、電話をし始めて「あと、5分位でくるからココで待ってなさい(タイ語 たぶんそんな感じ)」って確認してくれた。やさしいね~。 -
12:15 ゴールデントライアングル公園出発
ゴールデントライアングル公園⇒メーサイ B40
チェンセン発の最終が12:00発だから、予定通り。お土産屋さんのおばさんありがとう。コープン クラップ! -
ゴールデントライアングルからはメコン川を離れて内陸部へ。ゆっくりと標高をあげていく感じ。
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12:45 メーサイ到着
商店や食堂が沢山並んでいて人も多くてにぎやか。国境の街って感じ。
このあと、国境を越えてミャンマーのタチレクへ向かいます。
【2020年タイ】少し遅いお正月休みはチェンライ3/4 チェンセン&ゴールデントライアングル編 終了。
【2020年タイ】少し遅いお正月休みはチェンライ4/4 メーサイ&タチレク編 に続く。
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