2007イタリア・スペイン・モロッコ1人旅⑧～マラケシュ・カサブランカ編～

2007/05/16 - 2007/06/09

⑧は最後、マラケシュ・カサブランカ編です。

こんなことは珍しいのですが、マラケシュへ長い移動となる日の朝に、急に体調を崩してしまい、最後まで回復しませんでした。

モロッコでの最大のお目当ては、フェズの世界一の迷路と、1年中お祭り騒ぎのマラケシュのフナ広場を見ることでした。
体調が悪い中、フナ広場の昼の陽気さと、夜の熱狂振りを体験できたので、満足しています。

【スケジュール】
5/16～5/23：イタリア編
5/24～5/31：スペイン編
6/1：タンジェ
6/2～6/4：メクネス、フェズ
6/5～6/6：マラケシュ（★)
6/7～6/8：カサブランカ（★)
6/9：ドバイ経由名古屋着（★)

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

6月5日
フェズ～マラケシュ間の鉄道移動は、体調を崩してしまい、辛い思い出となっています。
そんな中でも、面白かったのは、1人分だけ空いていた8人掛けコンパートメントに入れてもらい、最初は7人家族で乗っているんだと思うほど、全員が均等に会話していました。
それが、途中の駅で1人、また1人と降りていき、全く他人だったんだと分かりました。
僕はというと、トイレに立って戻って来るタイミングを待っていたように、国はどこだとか、どこに行くんだとか聞かれたのですが、すぐに会話が続かなくなり、モロッコ人だけの会話に戻りました。

マラケシュで2泊した、HOTEL de FOUCAULD。
バス・トイレ付、朝食付きで210DH、約3100円。
特筆すべきは、部屋がフナ広場に面していたことです。

部屋の模様がどこかモロッコ風。

フナ広場名物のオレンジジュースの屋台。
この当時は3DH、約45円で統一されていました。

そのため、競争が激しく、売り手の話術によって売上が左右されます。
それと、売り手の写真を撮ること→客が売り手に写真を撮ってもらうことがセットになっていました。

夕食はフナ広場の屋台で、ハリラスープとサラダで約150円。
体調が完全でないため、これしか食べられませんでした。

たまたま日本人女子大生2人組が通りかかり、店員が気を利かせたのか誘ってくれ、一緒に食事しました。
彼女らは明日、ワルザザードに行くと言っていました。

ホテルで休んだ後、フナ広場の賑わいを見に行きました。
どの屋台も火を使うので、煙がすごい。

6月6日
ホテル代に含まれていた朝食。

部屋がフナ広場に面しているのが災いし、夜中まで大騒ぎなので、うるさくて寝られなかったのが、体調が回復しなかった一因でしょう。

マラケシュのシンボル、クトゥビア。

地元の小学生を撮影。

マラケシュ博物館。
入館料は高いのですが、涼めるのでまぁいいかとなっちゃいます。

マラケシュでも、重い荷物を運ばされているロバや馬がいました。

かなり、がんばっているお土産屋さん。
モロッコらしいので、表紙の写真にしました。

フナ広場に面したカフェの2階から撮影した、オレンジジュースの屋台。

16:30頃から屋台の準備が始まります。

見たところ、路面にマークがあるわけでもないのに、正確に組み立てていきます。

もうちょっと見ていたいけど、次々と人が訪れるので、ジュース1杯だけでは30分以上、粘れませんでした。

写真を撮っていたのはこの屋上です。

夕食は、昨晩とは違うフナ広場の屋台で。
まだ体調がベストではないので、ハリラスープとサラダで約150円。
これだけしか注文しないので、店の人からいい顔をされませんでした。

明日、カサブランカでもう1泊しますが、日本に帰る国際便のある町というだけで、実質的にはマラケシュで終わりです。
そのため、ホテルで少し休んだ後、最高潮のフナ広場を見に行きました。

そして、ライトアップされたクトゥビアを目に焼き付け、旅の終わりを実感しました。

6月7日
最後のホテル、カサブランカの HOTEL DU CENTRE。
バス・トイレ付、朝食なしで、約2400円。

通常、最後の夕食は贅沢するのですが、体調がますます悪くなり、ヨーグルトだけしか食べられませんでした。

何とも締まらない終わり方ですが、これが実際なので、仕方ないです。
結果的に、イタリア6泊、フェリー1泊をはさみ、スペイン8泊、モロッコ7泊だったので、ほぼ均等でした。
ホテルを予約しないで現地で探し、自由度を持たせたのはこれが最後で、自分的には、最後の旅らしい旅だったなと評価しています。

新型コロナの影響でステイホームとなったGWに、13年前の2007年の旅行記を投稿するのは、楽しかったです。
その後も2008年ベトナムなど、未投稿なものもいくつかありますが、それらを投稿することはないです。
それよりも、近い内に新たな旅の投稿ができることを願います。