2017/07/06 - 2017/07/09
94位(同エリア182件中)
実結樹さん
前編の瀬棚&奥尻島観光に続き、後編では4日目の江差港上陸から松前城下の散策記録です。
【全行程】
初日 2017/7/6(木)
はやぶさ11号 →新函館北斗駅 →館の岬 →せたな・親子熊岩 →貝取澗温泉「国民宿舎あわび山荘」泊
2日目 2017/7/7(金)
立象山展望台 →三本杉岩 →「わっかけ岩」にてイクラ丼 →せたな港からフェリー →奥尻港 →球島山展望台 →「湯の浜温泉ホテル緑館」泊
3日目 2017/7/8(土)
復興の森 →賽の河原公園 →宮津弁天宮 →「叶寿司」で海鮮丼 →鍋釣岩 →うにまる公園 →時空翔 →津波館 →奥尻ワイナリー →北追岬 →同上ホテル連泊
4日目 2017/7/9(日)
奥尻港からフェリー →江差港 →江差散策 →松前散策 →木古内駅:はやぶさ30号
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
奥尻島に2泊した後、
-
4日目 2017/7/9(日)
9:00 ハートランドフェリーで約2時間、「江差港」に着きました江差港フェリーターミナル 乗り物
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一旦、港近くの「江差追分会館」に立ち寄り、ここで解散して、
10:00までの約1時間、江差の町を自由散策です江差追分会館 美術館・博物館
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ガイドさんおすすめの「法華寺」に向かいます。
坂道をかなり上ります。
山門は300年以上前に檜山奉行所の正門として建てられ、北海道最古の建物の一つです。
入場料は300円。法華寺 寺・神社・教会
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本堂天井に描かれた「八方睨みの龍」は池大雅の作と伝えられています
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その後、私はフェリーから見た帆船が気になったので時間は押していますが駆け足で行ってみることにしました。
高台にある寺の脇道からメインストリートの「江差いにしえ街道」沿いの「横山家」が見えました。 -
「横山家」は250年以上の歴史がある廻船問屋の旧家です。
300円で内部の資料などが見られますが、パスして一目散にマリーナに向かいます。 -
とはいえ、道を挟んで「横山家」の正面にある「姥神大神宮」も見逃せない。
文化14年(1817年)には「正一位姥神大神社宮」の号を勅許された北海道最古の神社です。
夏には江差町を代表する「江差姥神大神宮渡御祭」が行われ、豪華な山車が夜を徹して町中を練り歩くそうです。 -
9:20「開陽丸」が停泊している「江差港マリーナ」着。
入艦料は700円。 -
「開陽丸」はオランダで造艦され、1867年(慶応3年)江戸幕府の軍艦となりました。
しかし、それから僅か1年数ヶ月後の
明治元年11月15日に江差沖にて暴風雨に遭い、座礁・沈没してしまいました。
昭和50年に大砲やシャフト等の遺構から古文書まで3万点以上の遺留品の引揚げが行われ、
平成2年4月、史料館として開陽丸が復元されました。 -
士官たちの打ち合わせ
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甲板
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下々の乗組員
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大砲
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大砲隊発射体験ができ、赤いボタンを押すと爆音が轟きます。
この他にも各種資料や引き揚げられた遺物の展示がされています。 -
イケメン土方歳三と開陽丸
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9:50「江差追分会館」に戻って来ました
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江刺のゆるキャラ「しげっち」
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会館の前にあった歌碑です
鴎のなく音に ふと目をさまし
あれが蝦夷地の 山かいな
江差追分は日本を代表する民謡であり、「民謡は江差追分に始まり、江差追分に終わる」とも言われています。
ツアーのメンバーの中に何処かの会社の社長さんが居て、その人の配慮で図らずも名人といわれる歌い手さんの生の唄声を聴くことができたのには感激でした。 -
会館の前の浜辺で漁師さんが雲丹を水揚げしていました。
上記の社長さんが「潰れているウニでいいから一つ食わせろ」と半ば強引に交渉していて捕れたてウニを食べていました。
私たち数名もお相伴に与り、潰れていないウニなのにその場で割って貰って頂いてしまいました。
自分で飲もうと思って開陽丸の近くのローソンで買って来たビールをお礼に受け取って貰いました。
社長さんになるくらいの人は、いい意味での ”人たらし” の要素が有るんですね。
10:20 バスで走る事80分、 -
11:40 松前に着きました。
ここでは自由昼食時間も含め
13:30まで約2時間の自由散策です。 -
先ず昼食のランチです。
城下をざっと歩くとそれなりに雰囲気の有るお店も結構目に入りますが「松前温泉旅館矢野」のレストランに決めました。ランチに松前漬けの和風スパゲティを「温泉旅館矢野」で by 実結樹さん松前 温泉旅館 矢野 宿・ホテル
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本場の松前漬けで和えた和風スパゲティ(税込800円)。
松前漬けのチャーハンもありました。
メニューにあった「藩主料理」(税込3,520円)は松前藩主第14代徳廣候の婚礼の祝膳を参考にした名物料理です。
ただし前日までに要予約なのでツアーでは難しいかもしれません。 -
店内は照明を落とした落ち着いた感じです。
ツアーの最中のオプションランチっていうと、特定のドライブインに連れて行かれて、そこの団体様御膳か軽食を頂くという例が多いけれど、街中で好みのお店の好みのメニューを頂けるっていいですね (^_^)v -
レストラン併設の売店には女将さん手作りの松前漬けも売っていました
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食後「松前城」に向かいます
松前城 名所・史跡
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お城の東方の「大松前川」に架かる木橋を渡り「馬坂」を西に進むと
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「搦手二ノ門」があります。
これは近年復元されたものです。 -
正式には「福山城」というんですね
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お城の入口の前に「桜前線本道上陸標準木 品種 染井吉野」の木が。
松前は桜の名所でもあり、GW前後は250種10,000本の桜が次々に咲くそうです。 -
天守閣は昭和24年に火事で焼失し、昭和35年にコンクリート製で復原されました。
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焼け残った本丸御門は国指定の重要文化財
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天守からの眺望
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中は資料館になっており、入場料は360円
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藩主一族の女性が使った化粧道具
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藩主着用の甲冑
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お城の北側に在る「松前神社」に行くこともできました
松前神社 寺・神社・教会
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「松前神社桐章」
松前家5世慶廣が秀吉から拝領したといわれています -
「旧福山城本丸表御殿玄関」
明治8年に開校した松城小学校校舎として使用され、
明治33年の新校舎建築にあたって撤去されました。
表御殿の玄関部分のみ新築された小学校の正面玄関に再利用され、
昭和57年に曳屋されて現在地で保存されています。 -
この後、80分ほど北東に走り
16:30「木古内駅」発
20:32「東京駅」着の北海道新幹線「はやぶさ30号」にてこの旅を終えます。
奥尻島も観光客は激減しているそうです。
2005年には年間65,000人が訪れましたが、
2018年には最盛期の3分の1の22,000人にまで落ち込みました。
おまけに唯一団体客受け入れのキャパのある「湯ノ浜温泉ホテル緑館」が
2019年で閉館し、ツアーが成り立たなくなっています。
フェリーも今回のツアーで往きに使った瀬棚 ⇔ 奥尻島航路は
2019年3月31日で休止となり、現在は江差港からの発着しかない状態です。
私が行ったのは
2017年7月だったのでツアーで行くことができましたが、そういえば最近は旅行会社のパンフでも奥尻島のツアーは見なくなってしまいましたね。(尤も、パンフ自体も来ないか、極薄っぺらですが・・)
今は昔の幻の団体ツアーでの奥尻島観光でした。
余談ですが・・
昨今、新型コロナの関係で旅行自体が行けない状態です。
予約もキャンセル&キャンセルで、少し前まで当たり前に好きな時に好きな所に行けていたのに、それが夢のような気がします。
「旅行行けないじゃん。行きたいよ~」で私達は済みますが、観光業に携わっている皆さんにとっては死活問題です。
全世界の人達が今本当に大変な時期。
一日も早くこの事態が終息してくれることを願って止みません。
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