松江・松江しんじ湖温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
美作・因幡・伯耆・出雲の旅⑤。<br />今回紹介するのは、国宝に指定されている5つの城のひとつ「松江城」です。国宝5城と言えば、姫路城・彦根城・松本城・犬山城そしてこの松江城ですが、私にとって一番遠い場所にあるのが松江城。上記の中では一番最後の見学になるだろうと思っていたら、意外にも一番近い犬山城が最後になってしまいました。桜満開の松江城。今回は個人的な調査で訪れたのですが、もう一度ゆっくりプライベートで訪れたい観光スポットですね。日本が元気になったら、思い切り旅を楽しませてもらおうと思います。

国宝5城のひとつ「松江城」は春爛漫

42いいね!

2020/04/02 - 2020/04/04

196位(同エリア1332件中)

旅行記グループ ガチマヤ~の旅(山陰編)

0

29

ST&G

ST&Gさん

美作・因幡・伯耆・出雲の旅⑤。
今回紹介するのは、国宝に指定されている5つの城のひとつ「松江城」です。国宝5城と言えば、姫路城・彦根城・松本城・犬山城そしてこの松江城ですが、私にとって一番遠い場所にあるのが松江城。上記の中では一番最後の見学になるだろうと思っていたら、意外にも一番近い犬山城が最後になってしまいました。桜満開の松江城。今回は個人的な調査で訪れたのですが、もう一度ゆっくりプライベートで訪れたい観光スポットですね。日本が元気になったら、思い切り旅を楽しませてもらおうと思います。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
  • 松江に到着しました。<br />https://youtu.be/hpyfSKxzEmU

    松江に到着しました。
    https://youtu.be/hpyfSKxzEmU

  • レトロな雰囲気のバスは、松江市交通局の【ぐるっと松江レイクラインバス】。<br />主要観光地を回るのであれば、この周遊バスを利用するのも良いでしょう。<br />

    レトロな雰囲気のバスは、松江市交通局の【ぐるっと松江レイクラインバス】。
    主要観光地を回るのであれば、この周遊バスを利用するのも良いでしょう。

  • 「ここにおわすお方をどなたと心得る!」は水戸のご老公さまですが、こちらは吉堀尾吉春公。<br />関ヶ原の戦いの後、遠江の国12万石を有していた堀尾忠氏が、父吉春と共にこの出雲の国へ入りますが、忠氏は若くしてこの世を去ります。<br />その後を継いだのが忠氏の長男忠晴。<br />しかし忠晴はあまりにも幼かったため、彼の補佐をしていた祖父吉春が事実上の藩主だったと言われています。<br />そして忠晴が松江城を築城。<br />豊臣政権三中老のひとりとして、秀吉から熱い信任を得ていた人物でございます。

    「ここにおわすお方をどなたと心得る!」は水戸のご老公さまですが、こちらは吉堀尾吉春公。
    関ヶ原の戦いの後、遠江の国12万石を有していた堀尾忠氏が、父吉春と共にこの出雲の国へ入りますが、忠氏は若くしてこの世を去ります。
    その後を継いだのが忠氏の長男忠晴。
    しかし忠晴はあまりにも幼かったため、彼の補佐をしていた祖父吉春が事実上の藩主だったと言われています。
    そして忠晴が松江城を築城。
    豊臣政権三中老のひとりとして、秀吉から熱い信任を得ていた人物でございます。

    松江城山公園 花見

  • こちらが国宝天守。<br />ちなみに国宝5城とは、姫路城(白鷺城)・彦根城(金亀城)・松本城(深志城)・犬山城(白帝城)を指しますよ。

    こちらが国宝天守。
    ちなみに国宝5城とは、姫路城(白鷺城)・彦根城(金亀城)・松本城(深志城)・犬山城(白帝城)を指しますよ。

    松江城 名所・史跡

    桜満開の松江城 by ST&Gさん
  • 春爛漫。<br />本当に良い季節なのですが…。

    春爛漫。
    本当に良い季節なのですが…。

  • 大きな切り株を発見。<br />これ程大きな木を切り倒した理由が気になります。<br />暴風で倒れてしまったのか、それとも病気になってしまったか…。<br />切り株に影が出来ているところを見ると、他の木の邪魔になってしまったのかもしれませんね。

    大きな切り株を発見。
    これ程大きな木を切り倒した理由が気になります。
    暴風で倒れてしまったのか、それとも病気になってしまったか…。
    切り株に影が出来ているところを見ると、他の木の邪魔になってしまったのかもしれませんね。

  • 桜満開。<br />この時期はどこへ行ってもお花見を楽しむ人たちで賑わっているのですが、今年は様子が違います。<br />しかし境港の水木しげるロードや出雲大社と比べたら、結構人がいました。

    桜満開。
    この時期はどこへ行ってもお花見を楽しむ人たちで賑わっているのですが、今年は様子が違います。
    しかし境港の水木しげるロードや出雲大社と比べたら、結構人がいました。

  • ナント、ナント、お殿さまもマスク着用です(笑)。<br />勿論この装いですから、白マスクは似合いません。<br />小っちゃな子どもが溝に何かを落としてしまったようで、優しいお殿さまもお宝探しに駆り出されていました。<br />「どこじゃ、どこじゃ…?」<br />お殿さま口調を貫きながら、子どもたちに振り回されているその様子があまりにも可笑しくて、笑いを堪えるのが大変でした。

    ナント、ナント、お殿さまもマスク着用です(笑)。
    勿論この装いですから、白マスクは似合いません。
    小っちゃな子どもが溝に何かを落としてしまったようで、優しいお殿さまもお宝探しに駆り出されていました。
    「どこじゃ、どこじゃ…?」
    お殿さま口調を貫きながら、子どもたちに振り回されているその様子があまりにも可笑しくて、笑いを堪えるのが大変でした。

  • こちらが国宝の松江城。<br />真っ白な姫路城とは対照的に、黒が基調となっています。<br />黒と言えば、松本城もそうですね。<br />名前も松江城・松本城と似ていますが、色もお揃い。<br />ちなみに松本城の別名は深志城ですが、烏城(からすじょう)と言う人もいます。<br />岡山城は烏城ですが、こちらの読み方は「うじょう」。<br />う~ん、ややこしい!

    こちらが国宝の松江城。
    真っ白な姫路城とは対照的に、黒が基調となっています。
    黒と言えば、松本城もそうですね。
    名前も松江城・松本城と似ていますが、色もお揃い。
    ちなみに松本城の別名は深志城ですが、烏城(からすじょう)と言う人もいます。
    岡山城は烏城ですが、こちらの読み方は「うじょう」。
    う~ん、ややこしい!

  • 天守には複合式望楼型と層塔型がありますが、この松江城は複合式望楼型。

    天守には複合式望楼型と層塔型がありますが、この松江城は複合式望楼型。

  • 姫路城・彦根城・犬山城も望楼型で、松本城は層塔型となります。<br />

    姫路城・彦根城・犬山城も望楼型で、松本城は層塔型となります。

  • 天守の石垣は牛蒡(ごぼう)積みですが、お城によっては複数の積み方(石垣の積み方の種類)をしている所もあります。<br />大手木戸門の階段の石垣にはハートの形をした石があり、女性たちにも人気の撮影スポット。<br />誰が最初に見つけたのかなと思いましたが、松江城のハートの絵馬と一緒にカワイイ写真を撮影してみましょう。

    天守の石垣は牛蒡(ごぼう)積みですが、お城によっては複数の積み方(石垣の積み方の種類)をしている所もあります。
    大手木戸門の階段の石垣にはハートの形をした石があり、女性たちにも人気の撮影スポット。
    誰が最初に見つけたのかなと思いましたが、松江城のハートの絵馬と一緒にカワイイ写真を撮影してみましょう。

  • ソーシャルディスタンスを気にしながら、城内を移動します。

    ソーシャルディスタンスを気にしながら、城内を移動します。

  • 二の丸にある松江神社。<br />入り口にいるのは、この動物です。<br />右は口を開けた獅子(阿/あ)。

    二の丸にある松江神社。
    入り口にいるのは、この動物です。
    右は口を開けた獅子(阿/あ)。

    松江神社 寺・神社・教会

  • 左は口を閉じた狛犬(吽/うん)。<br />しかし、ここの動物たちはどちらもソックリ!<br />頭に角があればはっきり狛犬だと分かるのですが、この2つは口を開けているか閉じているかの違いくらいで、本当に良く似ていました。<br />(獅子の方は子獅子を抱えていますが…。)<br />もう少しじっくり見ると、先ほどの獅子は顔が四角く獅子舞のような顔をしていますが、こちらの頭部分は少し丸味を帯びていますね。<br />鼻の形も微妙に違う?<br />いや気のせい?<br />良かったら皆さんも違いを探してください。<br />狛犬と言えば、この動物が狼(完全に犬や狼の姿)なら日本武尊に関係がある神社。<br />猿なら、比叡山延暦寺の守り神である日吉大社や日枝神社と関係がある神社なので、訪れた時にその辺りもチェックしてみましょう。

    左は口を閉じた狛犬(吽/うん)。
    しかし、ここの動物たちはどちらもソックリ!
    頭に角があればはっきり狛犬だと分かるのですが、この2つは口を開けているか閉じているかの違いくらいで、本当に良く似ていました。
    (獅子の方は子獅子を抱えていますが…。)
    もう少しじっくり見ると、先ほどの獅子は顔が四角く獅子舞のような顔をしていますが、こちらの頭部分は少し丸味を帯びていますね。
    鼻の形も微妙に違う?
    いや気のせい?
    良かったら皆さんも違いを探してください。
    狛犬と言えば、この動物が狼(完全に犬や狼の姿)なら日本武尊に関係がある神社。
    猿なら、比叡山延暦寺の守り神である日吉大社や日枝神社と関係がある神社なので、訪れた時にその辺りもチェックしてみましょう。

  • 手水舎。

    手水舎。

  • そしてこちらが松江神社。<br />どなたが祀られているのかと確認したところ、主祭神は松平直政公(松江藩初代藩主で徳川家康の孫)。<br />合祀神・徳川家康公、配祀神・松平治郷公、配祀神・堀尾吉晴公(松江城を築城)と書いてありました。

    そしてこちらが松江神社。
    どなたが祀られているのかと確認したところ、主祭神は松平直政公(松江藩初代藩主で徳川家康の孫)。
    合祀神・徳川家康公、配祀神・松平治郷公、配祀神・堀尾吉晴公(松江城を築城)と書いてありました。

  • 賽銭箱は三つ葉葵の御紋付き。

    賽銭箱は三つ葉葵の御紋付き。

  • まぁ立派な井戸だこと!

    まぁ立派な井戸だこと!

  • 続いて紹介するのは興雲閣。<br />こちらは【松江市工芸品陳列所】として建てられたものだそうです。

    続いて紹介するのは興雲閣。
    こちらは【松江市工芸品陳列所】として建てられたものだそうです。

    興雲閣 美術館・博物館

  • 明治時代に建てられたということもあり、モダンな造りになっていますよ。<br />中には喫茶室(カフェ)もありますので、歩き疲れたらこちらで休憩するのも良いでしょう。

    明治時代に建てられたということもあり、モダンな造りになっていますよ。
    中には喫茶室(カフェ)もありますので、歩き疲れたらこちらで休憩するのも良いでしょう。

  • 二重の南櫓。

    二重の南櫓。

  • さくら~さくら~♪<br />入学式と言えば、私がイメージするのはこちらの桜。

    さくら~さくら~♪
    入学式と言えば、私がイメージするのはこちらの桜。

  • しかし桜色で思い浮かべるのは、やはりこのピンクです。

    しかし桜色で思い浮かべるのは、やはりこのピンクです。

  • 花びらが少し大きめの枝垂れ桜でしたが、綺麗でしたよー。<br />調べ物のためにここへ来たというのに、どっぷり観光客気分を味わってしまいました。<br />満開までもう少し。

    花びらが少し大きめの枝垂れ桜でしたが、綺麗でしたよー。
    調べ物のためにここへ来たというのに、どっぷり観光客気分を味わってしまいました。
    満開までもう少し。

  • 堀川めぐり運行中。<br />「いや~さすがにこの時期はやっていないでしょうね~。」と思ったら、船頭さんたちは普通に仕事をしているようでした。<br />まだまだ平和な松江ですね。<br />

    堀川めぐり運行中。
    「いや~さすがにこの時期はやっていないでしょうね~。」と思ったら、船頭さんたちは普通に仕事をしているようでした。
    まだまだ平和な松江ですね。

  • 車窓からチラリと見えた武家屋敷。

    車窓からチラリと見えた武家屋敷。

    武家屋敷 名所・史跡

  • 城下町だけあり風情があります。

    城下町だけあり風情があります。

  • こちらは小泉八雲記念館。<br />地元静岡にも小泉八雲ゆかりの場所がありますが、この地を訪れて益々親近感がわいた出雲の国でした。

    こちらは小泉八雲記念館。
    地元静岡にも小泉八雲ゆかりの場所がありますが、この地を訪れて益々親近感がわいた出雲の国でした。

    小泉八雲記念館 美術館・博物館

42いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP