日本画のような山桜と後醍醐天皇が賞賛した樹齢1000年の一本桜

2020/04/02 - 2020/04/04

美作・因幡・伯耆・出雲の旅。山を見ると淡いピンクの花が咲き、まるで日本画を見ているかのようでした。また孤高に咲き誇る樹齢1000年の一本桜も見事でしたよ。近くにはカタクリの群生地もあり、春を感じたい人にお勧めのスポットです。本来なら車から降りて春の訪れを楽しむのですが、世界中で大暴れしている厄介者がいても…また平日でも…お花見渋滞約１時間。地元ナンバーだけならマスク着用で下車したのですが、感染が広がっている地域から来ている人も結構おられましたので、今回はリスク回避で車から眺めるだけにしました。少しだけでも春の訪れを感じていただければ嬉しいです。※醍醐桜の動画を加えました

エリア 岡山

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 自家用車

世界中で大暴れしている厄介者。
こういう時は家でジッとしているのが一番ですが、お尻に火が付いている私は情報収集のため因幡・伯耆・出雲の国へ行くことになりました。
黄色い絨毯は菜の花。

ナガシマスパーランドが近づいてきましたよ。
左下には白鯨が見えますね。
https://youtu.be/6XUnOB4E6n4

ナガシマスパーランド テーマパーク

大阪万博記念公園の辺りでは雨。
天気予報では雨マークはなかったのに…。

感染拡大地域を通り過ぎ、取り敢えず美作で休憩を兼ねたランチです。
備前焼、そして瀬戸大橋と言う文字が岡山らしいですね。

美作に着いたものの、このエリアは右も左も全く分かりません。
県外ナンバーが多いお店を避けたいので、ウロウロしながら食事処を探します。

私が選んだのは、地元密着型のようなうどん屋さん。

手打ちうどんという文字に惹かれ入ってみることにしました。

あまりにもお腹がすいていたので、うどんよりもご飯になってしまいましたが、丼物にはミニうどんが付いています。

甘味は殆どないカツ丼。
卵は柔らかめ。

手打ちうどんの店だけあり、やはりうどん中心にすれば良かったと後悔。
シンプルなうどんですが、正しく「Simple is best!」でしたよ。

店内がこの状態の時は心穏やかだったのですが、今は人(来店客)が増えるのが怖い。
地元民だと分かった後でも不安があるので、ササッと食べて店を後にしました。

桜は満開。

ドライブしているだけでも楽しい季節なのですが…。

さて岡山と言えば桃太郎。
しかしこの看板には、何故か金太郎が描かれていましたよ。
金太郎と言えば私の地元「静岡」のはずですが、何故に岡山で金太郎なのかと思いネットで調べてみると、金太郎は坂田金時の幼名。
そしてその坂田金時の終焉の場が、この勝央町だったようです。

少し走れば桜。
また少し走れば桜。

こんなに長閑な風景を見たら、思わず出掛けたくなりますよね。
それなのに、不要不急の外出は控えましょうなんて涙が出ます。
しかし感染したくないので、今は不要不急以外は殆ど自宅待機している私です。

落合インターチェンジ入り口付近。
パッと見が梅マークに見えたのですが、きっと桜だったのでしょう。

伯耆の国へ行く前に、少し寄り道。
それが醍醐桜です。
人気の桜ですから、どの程度人がいるのか気になりますね。
（人混みが怖い！）

これは別の桜。
ほぼ満開という感じでしたよ。

道中気になったのが住宅の屋根瓦。
あちらこちらの屋根に鯱が載っていました。
※遠目でしたが鯱で間違いないと思います。

写真は小学校の入り口にあったイノシシ。
この近くにカタクリの群生地があるのですが、人が多かったので下車するのを諦めました。
カタクリはとても可愛い花ですから、是非醍醐桜と一緒にご覧になってください。

醍醐桜を見るためには、対向車が来ると少しビクビクしてしまうような細い道を上って行くのですが、今は一方通行になっているので、地元車が来ない限り問題ないと思います。

良い感じの山桜。

花粉とウイルスさえなければ最高ですが…。

ようやく駐車場がある所まで来ましたが、関西ナンバーも多ければマスクをしていない人も多い！
この時点で「下車するのは無理！」と思いましたね。
遊びに来てウイルスに感染するのは自業自得という感じですが、感染した事により迷惑を被る人がいる事を考えると、非常に心残りですがリスクは回避しなくてはいけません。
感染→仕事ができなくなる→収入に影響する→公共料金などの請求は毎月来る…
つまり自分で自分の首を締めることになるので、どうしても感染するわけにはいきません。
残念！！！
またいつか再挑戦したいと思います。

醍醐桜 自然・景勝地

思い切り逆光になってしまいましたが、これが醍醐桜。
何千本と咲く桜を見に行くのも良いですが、一本桜というのもなかなか味があって良いですよ。
https://youtu.be/u-xG7FnGkJM

その②

その③と続きますが、どれも同じ木。

帰り道。
こちらのお宅の自慢の木という感じで、小さな看板が有りました。
確かに立派な桃の木。

橋にも桜。

長閑な日本の風景ですよね。
畑や田んぼがかなり少なくなっているので、このような景色を見るとホッとします。

寄り道にしては、かなり時間がかかってしまいました。
暗くなる前に米子に向かいます。

窓に日が当たってしまいましたが、満開の山桜の木がお分かりいただけるでしょうか？

更に車を走らせ、いよいよ大山が見えてきました。
奥に見える雪山がその大山。
そして、隠岐諸島の辺り一帯までが大山隠岐国立公園になっています。
いよいよ鳥取。
次回は伯耆の国を紹介します。