2019年9月　イランでレンタカー旅⑤マースレー村とラームサル

2019/09/18 - 2019/09/18

※新型コロナパンデミックで旅行ができないこの頃。今日は子どものために在宅しながら、さぼっていた旅行記を書いています。
---------------------------------------------------------
2019年9月、イランでレンタカーを借りて旅行してきました。イランでレンタカーを借りた先人の旅行記を見つけることができなかったので、準備は手探りで行き当たりばったりでしたが、素晴らしい旅になりました。

イラン旅行5日目

○9/13　東京→シンガポール
○9/14　シンガポール→ドーハ→テヘラン
○9/15　テヘラン→ソルタニーィエ→タブリーズ
○9/16　タブリーズ→トルコ・アゼルバイジャン国境
○9/17　タブリーズ→アルダービル→バンダレ・アンザリー
●9/18　バンダレ・アンザリー→マースレー村→ラームサル
○9/19　ゴンバデカヴース→ゴレスタン→ゴルガーン
○9/20　ゴルガーン→テヘラン
○9/21　テヘラン→ドーハ→ストックホルム
○9/22　ストックホルム→ロンドン
○9/23　ロンドン→(機中泊)
○9/24　→東京

エリア ラームサル(イラン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前7時半。カスピ海の朝焼け。

毎日ハードな旅が続きます。今日は8時過ぎにホテルを出て、内陸にあるマースレー村を目指します。ネットで見つけて気になった村。途中、日本のように茶畑が広がる風景。

山奥にあるマースレー村に到着。車を駐車場に止めて、さっそく街歩き。

家屋の屋根が道路になって、積み重なっています。ファイナルファンタジーに出てきそうな不思議な光景。

お土産の人形屋さん。イラン人の観光客も多く、お土産屋やカフェが多くあります。

行列はパン屋さんでした。

写真屋に飾られた民族衣装の記念写真。

狭く入り組んで、屋根の上にも道があって迷路のよう。

他では見ない光景です。

テラスのある眺めの良いカフェでお茶。ちなみに、コーヒーは置いてませんでした。この辺りはお茶の産地ってこともあるのかな。

マースレー村を降りて、東に向かいます。ギーラーン州のこのあたりでは、名物のクッキーの看板をよく見かけました。こちらはフマーンの町の人気店 Tafazoli Traditional Cookie。若いお兄さん2人で切り盛りしていました。

同じようなクッキーを売るお店を何十軒も見かけましたが、ググって一番評価の高かったお店です。不思議な模様が刻まれています。

食べてみると、表面はさっくり、中は柔らかめの生地。上品な甘さのマジパンのような餡が入っています。予想外に美味しいです！

こちらのクッキーはステラおばさんのクッキーのよう。見た目通りに美味しかったです。

午後1時。ラシュトの街を迂回してラーヒージャーンの街を過ぎたあたりの国道沿いのレストランでランチ。
定番のサラダはどこのお店も新鮮。

主菜はどこでもグリル料理が定番なのだけど、ここのチキンはジューシーで感動的なおいしさ。

午後2時半。ギーラーン州からマーザンダラーン州に入ってすぐの街、ラームサルに到着。ラームサルは温泉保養地で、1971年、湿原の保存に関する国際条約であるラムサール条約が調印された場所として知られています。
自然放射線量が非常に高い地域でもあり、この街にいるだけで日本の20倍以上の放射線を浴びることになります。

パフラヴィー朝の夏の離宮。現在は博物館になっています。

池には大きなチョウザメがいました。

パフラヴィー朝は1979年のイラン革命で倒れました。

宮殿博物館には、可愛い土器や日本製の古いラジオ、象牙細工などさまざまな展示物がありました。

お茶を売る屋台があり、格安で購入できます。イランの通貨安のために、国内製のものはとにかく安いです。

ラームサルから東に1時間チャールースの手前のビーチで休憩。イランののどかな日常。

夕方5時。ノンアルビールで喉の渇きを潤す。
今日の宿はまだ決まっていません。マースレー村でゆっくりし過ぎたので、とにかく東を目指さないと旅程が追い付きませんが、カスピ海沿いは交通量が多く、イランのドライブマナーは酷いので運転は結構疲れます。

夜8時。読み方もわからない Fereydunkenar の街にあるホテル Kish Mehr Hotelに投宿。実は、このときにイランリヤルが尽きてしまいました。2年前と違い、町の両替商は営業しておらず、ホテルでの外貨両替はできません。ホテルのフロントで聞いたところ、両替できる銀行も限られている様子。明日の朝、銀行にいって両替して支払いをする約束をしました。

私が体調を崩したので、このホテルでも2部屋確保して友人とは別部屋にしました。しばらく横になって落ち着いてから、ホテルのレストランで夕食にしました。
定番の豆スープ。

炭水化物も摂取します。右側のペラペラのパンはやはり美味しくないｗ

毎日のグリル料理に飽きたのでピザを食べました。

ホテルの前のビーチは若者で賑わっていました。

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2020/06/30 18:15:35

  幻レンタル

  KOSUKETANさん
  
  イランもレンタカーで楽しめるのですね。
  イカシテます。
  
  でもレンタル料が恐ろしく高いのですか...^^;
  1ドルが11万リヤル。
  大金持ちになった気分でここはレンタルですかね♪
  

  KOSUKETANさん からの返信 2020/07/05 10:41:13

  RE: 幻レンタル

  コメントありがとうございます。
  
  イランの運転マナーは酷いので、慣れるまでは怖い思いをしますし、レンタカー代もクレジットカード払いができないので、大量の現金が必要になるのも面倒ですが、自由を満喫できました。ガソリン代が安いので、気兼ねなく乗り回せます。
  イランで地方を周遊するのであれば、レンタカーは最高に楽しい経験ができると思います。