東欧のローマ人の国の首都で過ごす（その１１で最後です）

2019/10/01 - 2019/10/15

イズボルルレセ公園からスタートです。公園で噴水と像をパチリ、ギリシャ教会、聖ヨアヒムとアナ教会、The Fire Tower、ルーマニア鉄道博物館、オボル公園とスティーブン大王像、オボル市場で休憩。ベランダモール、聖ディミトリウス教会、聖アントニオ大教会、「時計-ギカ夫人」、プルンブイタ教会とプルンブイタ湖で一旦ホテルに戻り、翌日、シナイアへ移動。途中の鉄道でスリル満点の旅をして、シナイア到着。シナイア修道院、ペレシュ城とカロル1世像、ペリショール城を見て見学終了。帰りもスリル満点の旅後編を味わってブカレスト北駅に到着でした。

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

メトロの大学広場駅からカロル1世通りを道なりに東に15分ほど歩いた所にあるイズボルルレセ公園からスタートします。

イズボルルレセ公園の中ほどにある噴水と中央に立っている不思議なニコラエバルチェスクおじさんの像です。髪型がヘッドホンをしているように見えたので思わず写真を撮ってしまいました。

イズボルルレセ公園のすぐ東にあるギリシャ教会です。すぐ東にギリシャ大使館があるので、現在は中に入れないみたいでした。

リガスヴェレスティンリス像です。外交官みたいな説明がありましたが、手に本のようなものを持っていてすました顔をしてるので執筆関係の人かと思ったのですが、詳細不明です。

目玉の絵が描いてあるちょっと不思議系の教会が聖ヨアヒムとアナ教会でした。ギリシャ教会から東に５分ほど歩いた所にありました。この教会も歴史的建造物の表示がありました。

聖ヨアヒムとアナ教会のすぐ北にある消防署ミュージアムのThe Fire Towerです。ここも歴史的建造物です。日本でいう火の見やぐらみたいなものかもしれません。

The Fire Towerの入り口と思しき所にあった表示です。現在は予約制？（チケットを売っている所が分からなかったので）のミュージアムになってました。月曜日から金曜日の８時から１６時みたいでした。

ブカレスト北駅に移動してシナイアに行く際の切符を買いに来ました。販売している窓口が分からず、インフォメーションで教えてもらって窓口付近に来ましたが、やはり分かり難かったです。結局、土曜か日曜日の切符が欲しかったのですが、往路はあるのですが、復路の切符が満席で買えないため、いったん断念。月曜日はシナイアのお城が休みなので切符は取れるみたいなことまでは分かったのですが、ルーマニア語なので大変でした。

ブカレスト北駅に併設している感じのルーマニア鉄道博物館です。

ブカレスト北駅からメトロでオボル（Obor）駅に移動。

メトロのオボル駅から東南に３分ほどの所にあるオボル公園に来ました。公園にあったスティーブン大王像です。ちょっと右に視線を投げ掛けている所が気に入りました。

オボル公園の東側にかなり大きなオボル市場があり、非常ににぎわっていました。屋外部分は煙がかなり上がっていて美味しそうでした。

屋内部分もかなり広く、写真は屋内の半分を中ほどから撮ったものです。平日は７時から２０時、土曜日は７時から１８時、日曜日でも７時から１６時までと年中無休の表示でした。

オボル市場から北に数分の所にあったベランダモール（Veranda Mall）と言うショッピングモールです。Ｈ＆Ｍ、カルフール、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンなどは分かりましたが、他の店の名前は初めてのものばかりでした。

ショッピングモールから北西に数分のところにある聖ディミトリウス教会です。広い道路の向かい側にありました。

写真がピンボケですみませんが、聖ディミトリウス教会の内部はこんな感じです。

聖ディミトリウス教会から広いコレンティナ通りを道なりに北に１５分ほど歩くと聖アントニオ大教会があったのですが、中には入れませんでした。

聖アントニオ大教会から北に１０分ほど歩くとプルンブイタ公園がありました。公園の入り口に「時計-ギカ夫人」と言う時計がありました。名前も面白いけど形もユニークでした。

プルンブイタ公園の奥にあったぷプルンブイタ教会です。プルンブイタ湖に囲まれるようにして建ってました。

プルンブイタ湖の一部ですが広い湖でした。湖上のモニュメントは何を表しているのか不明でしたが、面白い作りでした。

お城が休みでも外観は見れるだろうと思いシナイアへ行くことにして月曜に切符を買いました。切符の上が復路で、中ほどが往路、下が料金です。往路は４号車の４３番シートです。

４号車を駅の人に確認して乗りました。４３番シートなので問題なかったはずでしたが、途中から地元の人が乗ってきて、ルーマニア語で「そこは私の席だ（多分）」と言い始めたので混乱です。結局、若い英語の話せる人が仲介に入ってくれて、私の切符は４号車だけど駅員に教えてもらった車両は４１号車で、４号車は隣だとのことで移動！移動したらそこには人が座っていて、何とか片言の英語が通じて確認したら、空いてたから座っていたことが分かり、やっと着席してシナイアへ。行く途中で完全に疲れ切ってしまいました。

やっとシナイア駅に到着。駅の近くにあったＳＬを見た後、お城に向かいます。

シナイア駅前に行先を案内する表示板があります。

シナイア修道院です。お城までの途中の見どころの一つでした。この修道院でいまいち理解出来なかったのは、グーグルマップ上の表記では３つの宗教施設があることになっているのですが、ガイドブックの修道院の絵と合ってないことでした。全体の写真を撮ったのでエリアとしては間違いないと思います。

やっとペレシュ城です。途中であちこち見ていたのでずいぶん時間がかかりましたが着きました。お天気が良かったのですごく素敵な感じでした。

ペレシュ城も見る角度によってはずいぶん雰囲気が違って見えました。この辺りには他にもいくつかのお城があったのですが、メインはこのペレシュ城でした。休館日とは言ってもミュージアムの話だったのでお城を楽しむには問題はなかったです。

カロル1世の像です。お城を造るのを命じた人です。

ペレシュ城 の少し西にあるもう一つのお城がペリショール城です。

帰りの列車でまた悩みました。表示板の上段の下２つが同じ出発時間で行先が違ってるのです。乗り場は同じ1番ですから、列車は連結してるはずです。おまけに往路と比べるとやたら車両数が多い。

これが復路の切符です。今回は11号車の34番シートです。停車時間もかなり短いみたいなので、どのあたりに該当の車両が止まるのか不明で、駅員に聞こうにも誰もいません。待っている若い夫婦の観光客に聞いたら、適当に辺りをつけて待っていて走るのだそうです。その夫婦は10号車だったので一緒に待つことにしました。何とか乗れたのですが、他の観光客と一緒に走りました。車両番号は窓ガラスの内側から各車両に１枚ずつ、Ａ４の用紙に印刷したものが張ってあるだけでした。なかなかスリル満点の旅でした。翌日ブカレストから日本へ戻りましたが、列車に乗れていなかったらと想像しただけでも怖かった最後でした。

この旅行記へのコメント （2）

• たっこさん 2022/05/28 07:55:00

  2007年のルーマニア

  sirokuma123さん　おはようございます。
  たくさんのいいね！有難うございます。
  
  ルーマニアには2007に訪れており、興味深く拝見しました。
  この時、私達は「ドラキュラ城」に行ってみたくて、シギシュアラ・ブラショフ・ブカレストとまわってきました。当時は24年間にわたるチャウチェスクによる独裁政権が幕を閉じて、十数年しか経っていない時でした。民主主義の確立には時間を要して、2007年にようやくEU加盟を果たした時でした。国民達は自由を満喫しているようでも街はまだ荒れていて暗い感じがしました。ショッピング店も大きなスーパーなども無かったように思います。sirokuma123さんのブログを拝見して懐かしいというより、ブカレストの変わりように驚きました。
  
  これからも楽しみに訪問させてください。宜しくお願いします。
  追伸　仙台は私達は7月に予定しています。
  たっこ

  sirokuma123さん からの返信 2022/05/28 14:00:47

  Re: 2007年のルーマニア

  こんにちは　たっこさん
  
  コメントありがとうございます。
  東欧の中でもルーマニアはちょっとハードルが高かったのですが、行ってみて良かったです。
  コロナでしばらくは厳しいとは思ってましたが、まさか、こんな戦争状態になるとは思っても無かったので、びっくりです。
  
  仙台は七夕祭りが有名なのですが、若い頃に仙台に住んでいたので、今は混雑する時期を避けています。
  7月は函館を予定しています。
  
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  sirokuma123