2019/07/05 - 2019/07/07
25位(同エリア323件中)
さくらいろさん
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シアトルのホテルにトランクを預けて、クリッパーでビクトリアに
向かいました。
身軽になって2泊の旅の後はシアトルに戻ります。
滞在するのは「ホテル グランド パシフィック」
クリッパーの乗船場から歩いてすぐで、街の中心までも近く
便利でした。
是非行ってみたかった「ブッチャートガーデン」で花に囲まれた時間を
過ごしました。
ここでもお気に入りの店を見つけて、2回の夕食を同じ店に行くという
ことに。(私達の海外旅行では、とても珍しい)
ビクトリアは「ガーデンシティ」の名の通り、美しい街でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
シアトルのウォーターフロントでランチの後は
ピア69へ。
ビクトリア行きのクリッパーに乗ります。 -
チェックインします。
クリッパーは15:15発。
ランチの前に寄った時に14:30に来れば大丈夫、と
言われて10分前に着いたけれど、たくさんの人が
並んでいました。
あの時にチェックインだけしておけば良かったと
思いました。
それでもグループ2の列に入れました。 -
クリッパーはシアトルとカナダのビクトリア間
(直線で約150㎞)を結ぶ旅客専用の高速船です。
国際航路のためパスポート及びアメリカ入国の際は
ESTAが必要です。
カナダに入る時はETAは必要ありませんでした。
(空港から入る時は必要)
予約は日本でしていました。
料金は季節や条件で変わるようですが、私達がネット購入したのは
ハイシーズンのRound Trip(往復)Advance 2 Days(中2日間)の
チケットです。
2人分で348ドル(38,551円)でした。
ハイシーズンの片道料金は1人119ドルなので、かなりお得でした。 -
予約していたせいか、14:40には船内に入れました。
前方の窓側の席に座りました。
満席ではなく、席もゆったりしています。
クリッパーは440人乗りの双胴船で最高速度は36ノット
(時速約67㎞)
シアトルのピア69とビクトリアのインナーハーバーを
2時間45分で結んでいます。 -
出航してシアトルを離れ、ビクトリアに向かいます。
-
シアトルからビクトリアまで約3時間の
船の旅ですが、窓からの景色はあまり変化が
なかったです。
もうビクトリアが近くなりました。
大型客船も入港するようです。 -
ビクトリアの景色が見えてきました。
-
右方向に私達のホテルも見えています。
-
こちらはフェアモント・エンプレスホテル。
エンプレスは皇后・女帝という意味。
フェアモントグループの旗艦ホテルのひとつで
ビクトリアを代表する名門ホテルです。
さすがに料金が高く、私達の候補に入りませんでした。 -
インナーハーバーに到着したのは18時。
カナダへの入国なので、いくつかの質問を受けましたが
スムーズに通過しました。
歩いてすぐの「ホテル・グランド・パシフィック」へ。 -
こちらでチェックインします。
このホテルもビクトリアを代表するホテルです。
2018年に改装されていますが、ロビーも雰囲気が
あって良かったです。 -
8階の部屋に案内されました。
かなり広くてきれいなツインルームです。
2泊で47,030円(ホテリアから予約) -
バスルームもダブルシンクで広々。
-
バスタブもありました。
-
クローゼットにはバスローブ、セフティボックス、
アイロンもありました。 -
小さなテラスもあって、外の景色が見えました。
-
部屋からの景色。
乗船場から近いのがよく分かります。 -
別の角度からは大型客船が3隻も停泊しているのが
見えました。
クルーズ船にも人気の場所ですね。 -
部屋でコーヒーを飲んで休憩して、夕食がてら
街歩きに出かけました。
ホテルから歩いてすぐに見えるのは「ブリティッシュ
コロンビア州議事堂」
インナーハーバーのシンボルです。
地元では「パーラメント」の愛称で呼ばれています。
ドーム型の屋根が特徴的なネオバロック様式、ロマネスク様式、
そしてルネッサンス様式の3種類の建築様式です。
イギリス出身の建築家によってデザインされ、1897年に完成。 -
観光地らしく馬車に乗る人も。
-
夕暮れのインナーハーバー。
ビクトリアの港の「内側の港」です。
内海に面し、州議事堂やフェアモントホテルなどに
囲まれたエリア。
港沿いに遊歩道があります。 -
フェアモントホテル前の遊歩道を歩いて行きました。
-
街のあちこちに花壇があり、花がきれいです。
歩いているだけで「ガーデンシティ」を楽しめます。 -
夕食に、と夫が調べていた「Fishhook」にやって来ました。
(Fishhookとは釣り針のこと)
夫によるとトリップアドバイザーで、ビクトリアの
レストラン869軒中1位とのこと。
書き込みによると「店は小さく、相席が当たり前、
フレンドリーでリーズナブル、エクセレント」とあります。
さて、どんな店でしょうか。 -
中に入ると、ほんとに賑わっています。
何とか席を作ってくれました。 -
夫は黒ビール、私はラドラーを注文。
-
料理はまず「The Squimp Toast」
スモークしたイカや海老がのったオープンサンドです。
味付けがとてもスパイシー。 -
もう1品は「The Daily Khatch」
本日の魚料理?
何ですか、と聞いたのですが「cod」しか聞き取れず
タラなら大丈夫か、と頼みました。
こちらも今までにない味付けで美味しかったです。
どちらもおしゃれなプレートでスパイシーな味。
すっかり気に入りました。
支払いもチップ込で52.22カナダドル(4,457円)とリーズナブル。
そして相席の人や何人かが頼んでいた料理が美味しそうで、また
翌日も来ることになったのでした。 -
ホテルへの帰りはお土産屋さんを見たり。
-
チョコレート屋さんに入ったり。
翌日、この店でチョコレートを買いました。 -
だんだん暗くなり、州議事堂もライトアップされて
いました。
約3,000もの電球が使われているとのこと。 -
青銅ドームの上にはバンクーバー島を発見した
ジョージ・バンクーバーの像が、芝生中央には
噴水とビクトリア女王のブロンズ像が置かれています。 -
部屋に戻って窓から見たクルーズ船も
とてもきれいに輝いていました。
ビクトリア1日目は終了。 -
ビクトリア2日目の朝です。
朝食はホテル内のカフェへ。
「Courtyard Cafe」 -
中に入るとパンやサンドイッチ、ケーキなどが
並んでいます。
カジュアルな雰囲気です。 -
ローストビーフサンドとレモンケーキ、
コーヒーを注文。
15ドルでした。
気軽な朝食で良かったです。 -
ホテルを出て、州議事堂のトーテムポールを
見ながらバス停へ。 -
昨日、バス停を確認していました。
議事堂の角を曲がった所にある「D」のバス停です。
10時の75番バスでブッチャートガーデンに行きます。
バス停でアリゾナ州から来たというご夫婦と一緒に
なりました。
ビクトリアが大好きで、もう3回目の滞在とのこと。
ブッチャートガーデンの正門前まで約50分です。
調べる前はもっと市内に近いと思っていましたが
かなり郊外にあります(ダウンタウンの北、約20㎞)
車内で1日券5ドルを買いました。
(1回の乗車で2.5ドルなので往復でも同じです) -
車窓からの景色を眺めながら、到着しました。
入園券は2人で70.98ドル(6,060円)
以前にバンクーバーに滞在した時、そこからウィスラーに
行くか、ビクトリアに行くか迷ったことがありました。
その時はウィスラーに決めて、山岳リゾートで良かったのですが
ビクトリアにも行きたいな、と思っていました。
その理由もブッチャートガーデンを見たかったから。
ようやく念願かなって来ることができました。
ここは20世紀初頭にセメント王と呼ばれたロバート・ブッチャート氏の
妻、ジェニーさんが石切り場を庭園にしたことが始まり。
その後も次々に整備され、広大な敷地にたくさんの植物が植えられて
います。 -
敷地は東京ドーム約5個分と広くて、そこに700種類以上、
100万株以上の植物が植えられているとのこと。
ちょうど天気も良くなり、最高の花めぐりができます。 -
ブッチャートガーデンを代表する庭園。
「サンクン・ガーデン」
どのパンフレットにも載っていますが、実際に見ても
本当に美しい。
高い所からガーデン一面の花々を眺めることができます。 -
見学の人もたくさん歩いています。
ブッチャートガーデンはカナダ国定史跡に指定されていて、
年間に100万人以上が訪れるとのことです。 -
地図を見ながら歩いても、広くて迷いそう。
園内は起伏のある場所もあって、展望台のような
所からの景色もきれいです。 -
巨大なクリスマスツリーになりそうな木。
-
水辺の植物もあります。
-
ガーデンの奥まった所にあるのは、ロス・ファウンテン。
ブッチャート夫妻の孫、イアン・ロス氏が開園60周年記念に
建設したもの。
21mの高さにまで吹き上がります。
この庭園は現在でもブッチャート家が所有しています。 -
こちらは開園100周年を記念して2004年に設置された
トーテムポール。
高さ9.1m。 -
トーテムポールの近くには花火と音楽のショーを
見ることができる場所もありました。
土曜日の夜、10時からで、こちらもブッチャート夫妻の
ひ孫のクリストファー・ロス氏が設計したとのこと。
ちょうどこの日は土曜日だったのですが、夜10時は
遅すぎるので残念。
そのために夕方頃から入場する人達がいるようです。 -
子供達が遊べる「チルドレン・パビリオン&
ローズメリーゴーランド」
子供用のプレイエリアです。
室内には手彫りでできた木製のメリーゴーランド
がありました。
楽しそう。 -
ブッチャートガーデン最大の見どころの一つは
ローズガーデン。
250種類以上のバラが7~8月にかけて満開となります。
(私達が訪れたのは、ちょうど7月6日) -
バラのアーチをくぐって行きます。
-
色とりどりのバラの花。バラの香りに包まれます。
-
ハンギングバスケットも美しい。
-
ローズガーデンはいくつか見たことがありますが
ここは別格です。 -
ローズガーデンはフロッグ・ファウンテン
(カエルの噴水)へと続いています。 -
そしてここには日本庭園もあります。
1908年に日本人庭師、岸田伊三郎によって
造られました。 -
日本らしさを感じます。
-
朱塗りの橋もきれいでした。
-
ここがカナダだということを忘れそう。
-
さらに、こちらはイタリアンガーデン。
ヨーロッパ風庭園です。 -
広場にある猪の銅像はイタリアのフィレンツェで
鋳造されたもの。
「鼻を触るともう一度ブッチャートガーデンに来ることが
できる」「鼻を触ると幸せになれる」と言われています。
鼻はピカピカです。
私も触っておきました。 -
ここでしばし休憩して、ジェラートを食べました。
冷たくて美味しい。 -
「猪」の他にも「龍の噴水」がありました。
こちらは中国の蘇州市からの寄贈とのこと。 -
園内には食事ができる所が何か所かありますが
どこもいっぱいです。 -
花に囲まれたダイニングルームももちろん満席。
-
中が見えましたが、ここの花壇もきれいでした。
-
温室もあり、また違った花が咲いていました。
-
園内でランチと思っていたのですが、どこも
人が多くてあきらめました。
2時間くらいの滞在で庭園を散策しました。
花が本当にきれいで、よく手入れされていて
来て良かったと思いました。
14時のバスで帰ることにしました。
園を出た所のバス停で待って、75番バスに乗りました。
行きに一緒だったアリゾナのご夫婦とまた同じバスでした。 -
14時50分にダウンタウン付近で下車しました。
「マーケット・スクエア」を歩いてみます。
ここは、19世紀末期にゴールドラッシュで賑っていた頃に
造られた倉庫街を再開発した場所です。 -
ショッピングモールになっていて、広場もありました。
チャイナタウンやダウンタウンに近く、約30店舗以上が
入っています。
お土産を探して歩きました。 -
マーケット・スクエアや通りを歩いてお土産を
探した後、博物館に行くことにしました。
州議事堂の近くにあります。 -
「ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館」
(Royal BC Museum)
ブリティッシュ・コロンビア州の自然と歴史に関する
博物館です。
1886年に設立され、現在ではカナダ屈指の文化博物館と
なっています。
入場料は大人26.95⇒シニア18.95カナダドルでした。 -
2階は自然史ギャラリーで、氷河期から現在までの
気象や生物などがテーマになっています。 -
マンモスやエルク、ビクトリア周辺の
森と海の立体模型などが展示されています。 -
大きな海の生き物も。
-
3階はブリティッシュ・コロンビア州の人々の
歴史がテーマ。
先住民の生活様式の再現。 -
同じく先住民の文化やヨーロッパ人の進出とゴールドラッシュなど
現代までのさまざまな展示品が揃っています。 -
入館したのが15:40頃で、17時には閉館でした。
駆け足で見学することになり、まだ見たかった展示も
あったのですが残念。
付属のサンダーバード公園にも行けませんでしたが、
とても充実した博物館でした。
ここは「ビクトリアで是非立ち寄りたい場所」と
ガイドにあり、その通りでした。 -
一度、ホテルに戻りコーヒーを飲んで休憩しました。
18時から夕食へ。
昨日と同じ店「Fishhook」です。
他にも調べていたのですが、夫がここを気に入っていました。
日本ではあまりないスパイシーな味付け、相席で地元の人と
話しながら食事する雰囲気、リーズナブルな価格などが
気に入った点とのこと。 -
それで、私達の海外旅行では初めてのこと、
連日同じ店に来たのでした。
前日と同じ(感じのいい)ウェイトレスさんが
一瞬「あれっ」という顔をした後、笑顔で迎えてくれました。
メニューを見て、今日はどれにしようかなと探します。 -
飲み物は、ハイビスカスサングリア(白ワイン)
(22ドル)
白か赤のワインを選んで、ハイビスカスシロップ、ライム、ぶどう、
ミントなどと共にソーダで割っています。
ピンク色できれい、美味しいです。
グラスが7ドル、ジャグは22ドルだったので、ジャグにしました。
グラスに10杯分くらいありました。 -
料理は前日、運ばれるのを見て「美味しそう!」と
思った「シーフード・ホットポット」(26ドル)
ムール貝1ポンドに3種の魚と香草を加え、白ワインブイヨンで
蒸して、レモンバゲットが添えてあります。
やはりスパイスが効いてシーフードが美味しいです。
スープも絶品。 -
もう1品は「The Belly」というサーモン・サンド。
大きなサーモンがベーコンやスパイシーザワークラウト、
マスタード、ピクルスなどと共にサンドイッチになって
いました。
ボリュームがあり、食べ応えも充分、味も良いです。
お腹いっぱいになりました。
サングリア片手にテーブルの方達と話しながらの
楽しい時間でした。
2日続けて大満足な夕食となりました。
支払いはチップ込で79.41カナダドル(6,779円)
帰りにチョコレートやメープルクッキーを買って
ホテルに戻りました。
2日目も終了。 -
翌朝、ビクトリア最終日です。
午前中のクリッパーでシアトルに戻ります。
朝食は前日と同じ「Courtyard Cafe」で。
ハム&チーズサンドイッチとパウンドケーキ、コーヒー
です。15ドルでした。 -
ホテルを10:15にチェックアウトしてクリッパーの
乗船場に向かいます。
どこに行くにも近くて、便利な場所にあり良いホテル
でした。 -
シアトルへのクリッパーは11:30発です。
乗船場で、クリッパーのチェックインをします。
時間に余裕があると思っていましたが、予想に反して
たくさんの人が並んでいました。
シアトルからビクトリア行きの時よりもずっと多いです。
かなり並んでチェックインしてボーディングパスを受け取り、
さらに並んでアメリカの入国審査を受けます。
グループ6で、間に合うのかしらと心配しましたが、ちゃんと
間に合って11:30には出航しました。
船内はほぼ満席でした。
ビクトリアを離れる時に見えた、フィッシャーマンズワーフ。
海に浮かぶ家(フローティングハウス)があります。
シアトルに向かいます。
続く。
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