2020/02/21 - 2020/02/23
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willyさん
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2019夏の北海道山旅でひさしぶりに訪ね、知床LOVEが再燃。
絶対冬にくる!と帰り道で流氷クルーズを予約しましたが・・。
https://4travel.jp/travelogue/11538655
1人で行くつもりが家族が一緒にいくことになり、さらに残念ながら猛吹雪でがっかり。また一人でいかなくちゃ。
2月22日 8時ごろの飛行機で釧路
レンタカーで 鶴見台→伊藤サンクチュアリ→摩周湖→屈斜路湖→ウトロ (ウトロ泊)
2月23日 午前 近辺ドライブ→知床自然センター
午後 知床五湖ツアー→羅臼 (羅臼泊)
2月24日 早朝 流氷クルーズ(港内停泊に変更)→熊の湯→道の駅→以久科原生花園→網走監獄→女満別
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝早く羽田をでて釧路空港に到着。レンタカーをかりて出発しました。
まずはツル。
いつか見たい、いつ見られるだろうかと長い間思っていたタンチョウですが、
なんだかあっけないほど簡単にしかもたくさん、見られてしまった。 -
最初に向かったのは鶴見台。
ここは人も多く、ハクチョウもワサワサいてにぎやかすぎて驚く。
次に行ったのがここ、伊藤サンクチュアリ。こちらはバズーカ構えた鳥撮影のひとメインで、鶴見台は観光客向け、バーダーはこっちなのかなと思いました。
野鳥の会が運営しているみたいだし。 -
ずっと長くいていいシーンを狙う、というわけでもないので、
美しいタンチョウの立ち姿や飛翔、ときおりダンスも見られたので大満足。
ほとんど絶滅から今は増えて営巣にも支障が・・という話を聞いて複雑。 -
次は摩周湖へ。夏でも来たことがなかったのでいってみました。
オットは学生時代アイスホッケーをやっていて、毎夏釧路で合宿をしていたので懐かしいらしい。
青い青い摩周湖は、しかし大変寒うございました。 -
お次は屈斜路湖にいきましょう、という道すがら。硫黄山にもよってみた。
誰もいなかった。硫黄の匂いってすき。 -
ご多聞に漏れず暖冬で雪が少ないという北海道ですが、ここはさらに地熱の高い地面がむきだし。硫黄の結晶もむきだし。寒いせいか針状になってきれい。
-
屈斜路湖も岸辺は温泉が湧いているくらいだから暖かい。
白鳥たち、あったまってるかーい。 -
水はとても澄んでいました。
またまた寒いのでレストハウスにはいってみたら、木彫り売りのおじちゃんに「日本人かい」と声をかけられました。「日本人、ひさしぶりだなあ」って。
でも隣国の人もすでにほとんど見かけなくなっていたこの時期。
見かけないといえば。
木彫りも最近はフクロウが主役なんですねぇ。
昔ながらのシャケをくわえたクマは隅っこのほうにひっそりと1匹、二匹いただけでした。 -
そしてたどり着いた美幌峠はよろめくほどの烈風ふきすさび。
たまらずまたまたお土産屋さんに逃げ込む。 -
到着日はウトロ泊。楽しみにしていた流氷を見に峠までいってみました。
やっとみたぞ。そうかー。こんなふうなのかー。
見に来るねと夏に誓ったオホーツクの流氷。
この日、南からの風でやや沖合に離れていました。
そうなんです。暴風だったんです、この日の夜から。
ホテルはkIKI知床で立派な大きなビルですが、夜通し地震かと思うほど部屋が床から揺れて、しかも外を見ると雪じゃなくて大雨が横殴りに吹き付けていました。台風並みでした。 -
流氷を見るという念願かなったぞ~とおもったけど、あれ?どこかでみたような?
そうだ。一昨年2月のバルト海フェリーでみたのと同じ風景じゃないですか。
あれは流氷とはいわないだろうが。。。 -
翌朝は一旦風は収まってきました。午後から知床五湖ウォークだけど、午前中暇なので、朝ごはんのあとちょっとドライブ。
流氷ウォークは大人気のようですね。
まず知床自然センターを見学。そのあとゴジラ岩のあたりとか道の駅とか見て回ってピックアップを待ちました。 -
しかし。お天気は午後から予報通り再度大荒れに突入。
この日、全国で春一番が吹き荒れた荒れ模様となり、知床付近は暴風雪警報がでてしまいました。
それでもいきます、五湖ウォーク。
当然一面白一色の景色。動物もこんな日は出歩かないよねえ~。
エゾシカくらいみられないかとおもったけど、まったくナニヒトツであえず残念。ガイドさんトークで補おうと一生懸命。伝わりましたよ、あなたの努力。ありがとう。
5時半に五湖ツアーが終わって、本日は羅臼までいかねばならない。
しかし。
すでにもう。
何も見えない。
車も横ずれするくらいの烈風。
猛烈地吹雪。
これはやばいかも。一刻も早くというのでご飯を食べる時間も惜しんで羅臼に向かいます。
遭難するかもとマジでドキドキしながら釧北峠を越える長い道のり。
全く前が見えないからほんとにソロソロしか進めない。全身に力の入る過酷な状況に目も肩も首も痛くてたまらないです。緊張マックス。どこまでつづくんだ・・・いつ終わるんだ・・・と心の叫びを連呼しながらダッシュボードにしがみつく。
街灯なんかもちろんないです。真っ暗闇に猛烈地吹雪。こんな恐ろしいことがありましょうか。
途中除雪車に追いついて、後ろについていればチョット楽とおもっていたら、戦車のような除雪車が路肩に落ちたのか、いきなり傾いて止まってしまいました。慣れた鉄壁の除雪車でさえこの始末。。。
しかたなくまた単独行をつづけていると、今度は目の前にいきなり崖が。危うく転落するところでした。その後もいくつかの危機もなんとか乗り越え、羅臼の宿に着いたときには疲労困憊。膝までの雪にうもれながら部屋に倒れ込みました。
いや~2月上旬に3泊で行った八甲田でも、気温マイナス17度、連日降り続く大雪吹雪の中で大変な目にあいましたが、厳冬期知床には恐れ入りました。なめたらいかんぜよ。 -
翌日はこれが一番肝心な流氷クルーズ。去年の夏の山旅を終えたその時から予約をして楽しみにしていたのですが、前日確認の電話をした時にすでに嫌な予感。
「出航できるかどうか朝判断します」とのこと・・・・。
お願い、と思いながら朝起きると、やった!暴風は収まってる。
これならよかろうと、集合の5時半にいってみると、無事出航するようです。
が。
流氷は昨夜の暴風で遠く沖合に流され一片だに見当たらず。しかも波浪が高くてとても港からでられないとのこと。船のほうでも各社で連絡を取り合いながらがんばったようですが、結局船着場から100Mも離れない港の中だけしか行けませんでした。その分料金は割り戻してくれたようです。 -
やがて朝日が昇ってきました。
素人目には全然波はなさそうに見えるんですけどね、
流氷のあるところはきっと荒れてるんでしょうね、
そうでしょうね、
あれだけの暴風でしたもんね、
ぐっすん。 -
早朝は鳥たちもご飯タイムで活発になります。
ウミネコ、ワシ、カラスまでいりみだれ、それはたくさんの鳥の乱舞でした。 -
ああ、みたかったんだよ~。オオワシ。痺れるなあ~。
防波堤の内側で停泊して寄せてくれたので、見ることはできました。
流氷の上にいるところは次回までおあずけだね。 -
カラスがまとわりついてくるけど、さすが王者。コモノは気にしない。
-
でも実はオジロワシの方が眼光鋭くてかっこよかったんです。
惚れ惚れするなあ。
いや~ほんとにかっこいい。 -
何と凛々しいお姿。
-
そしてツーショット。
同じような場面なんだけど、感覚のなくなった指で何枚も何枚もシャッターを押しました。
周りでは各国からのお客さんも交えてバズーカの人たちの連写音も華々しい。
うらやましく横目で見ながら。。 -
でも、動くものがとても苦手な私のカメラで、これだけ撮れたら満足です。
-
よかったよ~とりあえず見られたし。
2時間近い撮影タイムが終わりに近づくころ、やっと空も晴れて雪もやみました。青空をバックに最後にフィーバー。 -
オオワシもとんでるところを蛇足ながら
-
さて。宿に戻って朝ごはんをいただいてから、本日は帰りの便(夜8時)までフリー。
どこにいく?というので、まずは昨夏撃沈した熊の湯に連れて行きました。
今日は入れました。よかった~。 -
だれかがカワイイ雪だるまを作ってくれていました。
だれもいないので写真を撮らせていただきました。
壁には「この注意書きをよく読むこと。読んでる暇がないという人は回れ右をして帰りなさい」というような内容のことが書かれていました。はいっ!
いや実際。地元の方や有志で守っておられるお湯。ほんとにありがたいです。
ここは暖かいので周りの林にはマムシがいるんだそうですよ。夏に行くときはご用心。 -
女湯はぐるっと目隠しで囲まれているため展望はゼロですが、さすがの秘湯名湯を堪能しました。最初があついのよね。体冷えてるから。
ちなみに男湯には守る会?の会長さんが来ておられたようで、脱衣所で「注意書きをよ~く読んでから入った方がいいですよ」とアドバイスをくださる方がいたそう。
おかげさまでいろいろとありがたいお説を賜ったそうです。 -
青空を映す流氷も
-
青空に映える流氷もどちらもいいです。
長年の夢がかないました。 -
いつもなら普通に街角でであうキタキツネ、やっと最後にであえました。
遠くて速かったからやっとこの程度撮れました。2頭でいたから兄弟かな。 -
おまけ。
北海道鳥仲間が増えました。知床財団ショップ「コムヌプリ」コーナーでであった「どんぐりフクロウ」。
真ん中にいる「ちっちゃどりシマエナガ」と同じく、ふしぎのくにのものづくり工房生まれだそうです。「まんまるエゾリス」とどっちにしようか、さらに目を閉じている子とかぱっちりくんとかいくつか表情があって選ぶのにとっても困りました。
知床財団でお買い物をして、知床を守る流れの一滴になれればさらにいうことなしです。
以下、知床財団からのメッセージより。
「コムヌプリとはアイヌ語で「どんぐりがたくさん採れる山」」という意味。
多くの野生動物たちが暮らす知床がいつまでもコムヌプリであって欲しいという願いが込められています。」
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この旅行記へのコメント (7)
-
- toyonakayamadaさん 2021/12/07 21:36:18
- 冬の屈斜路湖、摩周湖
- 素敵な冬の北海道。湖、野鳥の写真を拝見しました。
来年の1月三連休、レンタカーで女満別空港から、阿寒湖・スキー → 摩周湖 → 屈斜路湖 釣り → 女満別空港
の計画です。が、雪道を車で走ったことがありません。
- willyさん からの返信 2021/12/08 12:42:19
- RE: 冬の屈斜路湖、摩周湖
- toyonakayamadaさん
こんにちは。ご訪問とコメントありがとうございます。
その後気になっておりましたが、八甲田はいかがでしたか?
今シーズンは道東なのですね。阿寒湖あたりにスキー場があるのは存じませんでした。
そして釣りもなさるのですか!寒そうですけどお天気が穏やかであることを切に祈ります。
雪道の走行はコツが必要ですが、どうぞくれぐれもお気をつけて。
我が家は今冬の家族スキーは東北になりました。本当はカナダの予定だったのですが、いつになったら海外で滑れるようになるでしょうか。待ち遠しいですね。
willy
- toyonakayamadaさん からの返信 2021/12/08 19:43:10
- RE: RE: 冬の屈斜路湖、摩周湖
- > toyonakayamadaさん
>
> こんにちは。ご訪問とコメントありがとうございます。
> その後気になっておりましたが、八甲田はいかがでしたか?
> 今シーズンは道東なのですね。阿寒湖あたりにスキー場があるのは存じませんでした。
> そして釣りもなさるのですか!寒そうですけどお天気が穏やかであることを切に祈ります。
> 雪道の走行はコツが必要ですが、どうぞくれぐれもお気をつけて。
>
> 我が家は今冬の家族スキーは東北になりました。本当はカナダの予定だったのですが、いつになったら海外で滑れるようになるでしょうか。待ち遠しいですね。
>
> willy
>
> 2021.12.08.
家族でスキー素晴らしいですね。
八甲田スキーは、結局、GO TOなくなり、JTBをキャンセル。
個人手配で、北海道旭川の 広大なスキー場、カムイスキーリンクス と 旭川駅に近い、サンタプレゼントパークスキー場に行きました。
阿寒湖国設スキー場、レンタカー、宿は、いつも通り、すべて個人で手配です。
カナダ のスキー場行を、計画立てたことがありますが、一人旅では難しそう。
早く海外に行けるようになりたいですね。
今計画中は、ザルツブルク近郊の、ベルヒテスガーデンに位置する、ケー二ヒス湖釣り。と、ヒットラーの山荘で有名なケールシュタイン に隣接した ケー二ヒス湖スキー場に行く計画です。
そして、ハルシュタット湖 を 眼下に見える、オーバートラウン のスキー場です。
5泊7日で計画中です。
東北スキー。旅行記を楽しみにしております。
-
- uki2videoさん 2020/03/23 19:34:34
- 峠越えは大変でしたね。
- willy さん
暴風雪のドライブ大変でしたね。
オオワシ、オジロワシの写真はよく撮れていると思います。
次は、流氷のオジロワシ、オオワシに、シマフクロウが見られるとようですですね。
冬の道東は景色も良くて、私も再度行きたいです。
Uki2Video
- willyさん からの返信 2020/03/24 11:01:55
- 今までで一番怖いスノドラでした
- Uki2Videoさん
ご訪問と投票ありがとうございました。
珍しく忙しくてバタバタしておりお返事が遅れまして申し訳ありません。
勤め先はIT企業なのであまり影響はないのですが、それでも年度末ということで・・^^;
お褒めに預かり光栄でもありますが、ついにお目に触れたかと思うと恥ずかしくて穴があったら入りたいところです。
なんとか飛んでいる姿が数枚は捕れたのでよしとしましょう(笑)
ツルはむずかいいですねぇ。これっていういい場面は時間をかけないとだめなんですね。
ワシも、雪の舞う中もいいですが、次は青空をバックに流氷にのったところを見たいです。フクロウもぜひ!
次いかれるときにはお供させていただきたいものですww
willy
-
- らびたんさん 2020/03/19 18:33:39
- 流氷ウォーク
- willyさん、こんばんは!
流氷ウォークってあんなに人がいる…んですか?
コロナがいよいよやばいぞってころだし、大陸の休暇も終わってるからちょっとびっくりな光景でした。
まあ私のとき木曜だったからかうちらしかいなかったんです。
この時期の嵐の中よく長い距離を移動されましたね。
自然が牙を剥くと恐ろしいですよね。
あっという間に人間の命など飲み込んでしまう怖さ。
無事でよかったです。
コスタリカから鳥さんブーム来てますか?笑
らびたん
- willyさん からの返信 2020/03/19 21:32:49
- Re: 流氷ウォーク
- らびたんさん
こんばんはー。つまらぬ記事にごほうもんとぼちっとありがとうございます。
そうなんですよー、いっぱいでしょー?びっくりしました。
我が家はオットが抵抗したのでやれませんでしたが、駐車場にも車びっしりでした。
ほんと、コロナはギリギリだった感じで、翌週爆発的に増えて緊急宣言がでましたから。ホテルもバイキングのご飯が激ウマでしたが、息子曰く、ここはもう観念しようと思ってたそうです。
それでも往復とも飛行機は満席でしたけどね^_^;
しかしウトロ~羅臼は大変でした。翌日はそうでしたが、天気さえ良ければなんてことないのですが。。、
willy
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