サンペドロデアタカマ からウユニへ⑧　ラパス

2020/02/10 - 2020/02/22

長女と２人でサンペドロデアタカマ から陸路でウユニへ。最後はラパスに。
元々ウユニへは行くまいと決めていたが、一年前のニュージーランド旅行の際に知り合った人から強く勧められたのでやはり一度行ってみるかと。
どうせ行くなら普通にラパスから入るのではなくチリから陸路で入るルートがあるのを見つけそちらにトライしてみることにした。
1年前には想像だにしなかった新コロナウィルス騒動、途中で日本人入国禁止とか出ないかとヒヤヒヤものではあったが何とかスルーできた。
ウユニからラパスへ移動。悪名高いアマゾネス航空利用だったが、新コロナウィルス騒ぎで中国人のキャンセルがあったせいか、オーバーブッキングもなく問題なく移動できた。
ラパスでは、少しだけ観光、思ったより治安が良い印象で、安心できた。ただ、坂道が多く、高度高いので結構歩き回るの辛い。そこへ娘と途中ではぐれてしまった。

エリア ラパス(ボリビア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ラタム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

ウユニ空港。
チェックインは前日に済ませているが早めに着いて、荷物を預け入れる。
ブログ等で悪名高いアマゾネス航空だが、ネットにはタマタマのことを大げさに書いているのだろうとたかをくくっていたが、ホテルのフロントからウェッブチェックインした上で、前日午後に再度運行のチェックしろと。その上で空港リムジンを予約してくれと言われてた。なにせ時間変更や便名変更、オーバーブッキングなどトラブルが多くてと困ると嘆いていたのだ。

結局、トラブル無く乗れたが、一説にはコロナウィルス騒動で中国人観光客が多数キャンセルとなって、ブッキングに余裕ができたのがよかったのではというのがあった。
プチ情報：どこにも書いてなかったけど、空港税みたいなの払う必要あり。

ラパス空港到着。新コロナウィルス対応ブースみたいなのが、臨時設置されていた。誰も無関心ではあったが。もちろんマスク姿はなし。
海抜は4000mを超え、首都では世界最高地にある空港らしい。

空港からまず荷物を置きにホテルへ。市内観光のど真ん中にあるので、ここを選んだ。9時過ぎに到着。ここもExpediaのVIP会員ということで大幅に早いアーリーチェックインできた。これはとてもありがたかった。グレードアップされた角部屋に入ってから朝食をとって、街へ出ることに。

この街はすり鉢型が特徴的。街の中枢は、すり鉢の底に。底でも3700mある。すり鉢の縁にはロープウェイが張り巡らされていて便利。まずはこのロープウェイで街を一望できる場所を探してみよう。
基本ここの家の屋根は茶色だ。

ロープウェイは路線ごとに色が違っていて、わかりやすい。駅は周りと違ってモダンな造りなのですぐにわかる。
ラパスの人たちは親切で街角で地図を広げると必ず誰かが寄ってきて、道案内してくれる。ウィルスでアジア人を恐る風でもない。悪さをしようとしているわけでもなさそう。日本に帰ってももう少し道に迷った異邦人に道案内するかな。

これがすり鉢の縁だ。
街を一望できる場所を探し回るが、結構ムズい。

ボリビア風ガチャポン。

FFCC La Paz Train Station
ロープウェイ３本乗り継いで行き着いた古い駅舎。中央駅だな。

ここがラパスの中心であったことがあるのか、LaPasと標高のモニュメントが。

茶色の屋根のはずが、ロープウェイから見える屋根がカラフルに。
新しいインスタ映え狙いのポイントの登場かな。

EL ALTO（エルアルト）
すり鉢の縁、貧困な地域が、空港とロープウェイでオシャレな街に変貌しつつあるように思える。
ここにもモニュメントが。海抜4095mか。

エルアルトの露店街。木曜日にじゃがいも市で賑わうようで、本日は残念ながら水曜日。

ここの駅にも地名のモニュメントがあるかと探し回っているとすり鉢のふちに物見櫓があったので、上れるか行ってみた。
柵があって、鍵がかかっているような開いているような状態だった。
横に物売りのおばちゃんがいて、３ボリビアーノって。
７、80円なので払って上る。最後までは螺旋階段だが、最後はハシゴなので結構怖い。

上がってみるとラパスを一望。すり鉢状がよくわかる。底の中央にだけ高層ビルが集中してるのも。
この景色を見て満足感が。その先の路線に乗り継ぐのはやめて、下界の観光へ。

Plaza Murillo
市の中心、ムリリョ広場。そんなに大きくない。
昼間ということもあり、治安の悪い雰囲気はない。

Palacio Legislativo De Bolivia
時計が逆を向いている、わかるかなぁ。

昨年暴動が起こっているので、武装警官も群れをなしている。
実弾をベルトにこれ見よがしに付けている、デカいライフルのだろう、これは威圧感ある。

Plaza Murillo
鳩が多すぎ。

Church of Our Lady of La Paz
中に入れる。思ったより広く荘厳な場所だ。

次の場所に移動中、娘とハグれてしまった。この辺りかな。
通り過ぎる車の前と後ろを別々に渡っただけなのに。
まわりを探していないので、次行ったであろうPlaza San Franciscoへ行ってみたが、いなかった。
ホテルに帰る前にお土産を買うのにThe Witches' Marketに行くと言っていたので、先回りしてみることに。

The Witches' Market
ここは普通の土産物屋通りではない。１つ１つの店の置いている物に個性があるのだ。店ごとに違う物が置いてあるので、見ていて楽しい。
ぶらぶらしていると日本語がわかる店があって、日本人客を呼び込んでたので娘を探してて、それらしい娘がいたら教えてねと言っておいた。

ぶらっと１周してその店に戻ってみると、あなたの娘さんいたよと言って、今いる店まで連れてってくれた。なんとか再会、向こうも最悪、ホテルで会えればいいかと思っていたようだ。ボリビアでは娘にSIM買ってないので、私だけがGigSky入れてても連絡もつけようがなかったわけだが、とにかくめでたしめでたしというわけだ。

娘を探してくれたこともあり、その店でちょっと買い物をして、ホテルへ戻った。

懐かしいボンネットバスだ。

娘がバラマキ土産に小物の食べ物が欲しいというので露店で調達。ぶら下がってるのはバナナの干物スナック。

ホテルのルームメニューだ。酸素ボンベを１本サービスとある。もう１週間3800m以上の高地にいるので我々には不要だが、一気にここまで上がると必要なのかも。
高地順応はできているが、ラパスの街は坂だらけなので普通に歩きは辛いけどね。

この旅最後の夕食なので、ホテルで贅沢。
しかし、肉系を頼むと量が多そうなので、鮭にしたが、やはり多くて全部は食べられなかった。

次の朝、ラパスからサンチアゴ、リマ、ＬＡ、関空とまた長い旅が待っている。
サンチアゴでは７時間以上トランジットがあるので、街に出てみようかと計画もしていたが、ツアーで一緒だった娘さんが暴動もまだ続いているのと７時間では出国入国、空港～街の時間を考えるとやめておいた方がいいとアドバイスがあったので、空港で大人しくしておくことに。プライリティパスのラウンジは６時間滞在可なので、特に問題ない。
ＬＡではまた、KALのラウンジ。辛ラーメンのカップは世界中で提供されてるみたいだ。カップ麺の方がちょっと辛めマイルドかな。

５ヵ国を経ても、スーツケースは無事関空へ。
行きもそうだったが、座席的には結構ラッキーだった。
LATAM航空の場合、LATAM便、AMERICAN便は事前の座席指定ができるが、JAL便はできないので要注意。案の定、JAL便が４席並びの中２席という最悪の座席を選ばれてて、困ったが、LAには、フライト６時間前に着いたのでチェックインカウンター開くと同時に行って、いい席に替えてもらえた。そろそろコロナウィルス騒動で行きほどの混み具合ではなかったのが幸いしたのかな。