サンペドロデアタカマ からウユニへ①　サンペドロデアタカマ

2020/02/10 - 2020/02/22

長女と２人でサンペドロデアタカマ から陸路でウユニへ。最後はラパスに。
元々ウユニへは行くまいと決めていたが、一年前のニュージーランド旅行の際に知り合った人から強く勧められたのでやはり一度行ってみるかと。
どうせ行くなら普通にラパスから入るのではなくチリから陸路で入るルートがあるのを見つけそちらにトライしてみることにした。
1年前には想像だにしなかった新コロナウィルス騒動、途中で日本人入国禁止とか出ないかとヒヤヒヤものではあったが何とかスルーできた。
高地が続くので体調にも気を付けながら、現地ツアーを楽しく堪能。
まずは関空からロス、リマ経由でカラマ空港へ。カラマからは車でサンペドロデアタカマ へ。

エリア サン・ペドロ・デ・アタカマ(チリ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ラタム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

旅の始まりは関空のぼてぢゅうから。楽天カードでゲットしたプレミアムパスがこういう旅行にはとっても重宝。
プレミアムパスが使える関空の施設は2つ。このぼてぢゅうとKALのラウンジ。残念なことにこの両方ともがランド側、イミグレーションの手前にあるのでのんびりはしていられない。
ぼてぢゅうの後、ついでにKALのラウンジにも寄った。食べ物は小さなサンドイッチとクッキー程度しかない。

フライトはラタム航空を利用。といってもJALとアメリカン航空のシェア便がほとんど。
ロスでの10時間のトランジットは結構きつい。プライオリティーパスもKALのラウンジを使用するのだが、開いててもプライオリティーパスの使用できる時間は限られるので要注意。
マスク姿はアジア系のみ。若者の団体マスク群で歩かれるとちょっと威圧感が、、
リマ空港のラウンジは広くて余裕。
新コロナウィルス関連と言えば、LAでのアメリカ入国、チリへの入国時がまずは関門となるが、とりあえずスルーできた。

40時間以上かけてチリのカラマ空港に到着。地方空港の割に近代的で綺麗な空港だが、イミグレーションは係員が少なくて結構時間がかかる。
ここまで来たらマスク姿は無い。てかアジア系は我々だけ。
ここではSIMは売ってない。ATMあったかも記憶無い。
サンペドロデアタカマへは事前にロッジから聞いていたTransVipを使う。
スペイン語できるか？できない人はこちらの列へと英語のできる係員へ誘導される。
これは乗り合いタクシーで6名ほど集まると出発。指定したロッジまで送ってくれるので楽だ。もう一つ同じような会社があったような気もするが、ほとんど独占状態。

ご覧の通りきれいな車ばかりで安心感はあり。
20分ほど待って出発だ。
路線バスもあり安いが、バスターミナルからロッジまで結局タクシーを使わざるを得ないので、選択肢から外れる。

サンペドロデアタカマへの道は荒涼とした砂漠が続きく。

1時間半弱で我々のロッジへ。

宿泊地のケラナロッジに到着。あえて町中心からはずれたところを選んだ。

チェックアウト時に聞いた話、このロッジは2年前に開業して、我々は2組目の日本人グループだったそうな。

フロント横。チェックインにはご夫婦が出てきて、スペイン語できますかと聞かれてできませんと答えたらでは私がと、旦那さんの方が対応してくれた。あと息子さんもいて家族で経営してるロッジのようだ。

朝ご飯は簡単な食事が食べられる。そして1日中コーヒーや水を飲むことができる。

部屋は1つずつコテージになってるタイプ。小さなベランダも付いている。我々の部屋は、フロントに一番近い所だった。

部屋は小さめだが小綺麗。

トイレ洗面所もきれい。特にバスタオルがとってもソフトで気持ちよかった。どうしたらああいう風にに洗えるのか聞いてみたい位。
洗面台がオシャレ過ぎて、少々使いにくい。

プールで泳げる気温だったけど、今後の日程と体調も考え今回は見送り。
ここのロッジの欠点は街中までちょっと距離があってタクシーを使うことになることだ。普通ではタクシーは捕まりにくい。電話しようにもスペイン語しか通じない。そこでそこでロッジからの提案でWhatsAppを使ってロッジに連絡するとタクシーを案内くれると。帰りも同様に利用できる。タクシーの台数が限られているのでこの配慮はとてもありがたい。

ロッジからタクシーで街の中心へ。この道路の周辺だけが繁華街でこの程度、とっても小さな街でここにレストランやお土産屋さん、ツアー業者が集中している。
まず3日後から行くウユニへの2泊3日のツアーの申し込みに。
どこのツアー業者を選ぶか旅行前に結構長い期間悩んだ。変なところを選ぶと妙なトラブルに会うというブログを何件か見たから。
数ヶ月かけて何度かメールのやりとりをしながらEstrella del surに決定。チリ側とボリビア側両方に店があって支払いも事前ではなく旅行社に行った際に払う方法だったので安心。国境越えて両方の国でのオペレーションがうまく連携されていることが大事。
ここで月の谷やTatioへのツアーを申し込もうとしたのだが、チリ国内だけのツアーはやっていないと言うことだった。よってチリ国内ツアーはロッジから推薦されたWhipalaに。

ランドマーク的なサンペドロ教会。
地球の歩き方では「かつては白い外壁だったが改装により赤褐色に」とあったが、また白くなっていた。

SIMを売っているところを探すのは結構苦労だ。
旅行社が教えてくれたのはこんなところ。Entelがいいと旅行社は言っていたけれど、Carloしかなかった。
1週間に2ギガ1時間の通話付きで350円位、めっちゃ安いね。

夕暮れが近づくと人通りが増えるカラコレス通り。
両替がややこしい。ウユニへのツアーはUSドルで支払いだが、国境を越えるのでボリビアーノも必要。
チリ国内の月の谷のツアーはチリペソで。ATMでキャッシングする際、ATMの手数料が馬鹿にならない。それとATMの表示がテキスト表示でとってもわかりにくい。国内ツアーにはクレジットカード払いもできるが、キャッシュだと20%引き、なかなか判断が難しい。

夕食はロッジが推薦してくれたここへ。
acrobatとは関係なさそう。もともとアドベとはこの辺で使う日干しレンガのこと。

味はいける。量が多い。これはどのレストランにも共通することだった。

こちらは別のレストランで頼んだサンドイッチ。どう見てもバーガーだが。

ロッジに戻って、夜空を見るとそこそこ星が。
ロッジのフロントの2階が星空観察用のベランダになっている。実は他の人がいると微妙に床が揺れるので撮影には適しない。

このロッジを選んだ理由の1つが周りに明かりがないことだ。一つ一つのキャビンになっていることも理由の一つ、夜間抜け出して星の観察をしても特に問題は無いし遠くへ行かなくても十分暗い。

星がきれいに見えることで有名なこの場所だが、雨季ということもあってそれほどでもなかった。もう一度乾季に来てみたい。

チリペソだが、空港では換えず、TransVipはUS$払い。ではロッジから街までのタクシー代はというと、ロッジの主人が貸してくれたのだ。返すのはいつでもいいよと結構ラフ。一事が万事、こんな感じのロッジで心地良いものだった。

② 月の谷へ続く。