2020/02/22 - 2020/02/23
40位(同エリア285件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
南伊豆の旅2日めは朝からまばゆい光に恵まれた絶好の観光日和!
これはとても幸先のいい一日になりそうだ!!とワクワクしながらハンドルを握り、目指すは南伊豆町。
人の賑わう黄色一色の菜の花畑を見た時は一気にテンションが上がったが・・・
しかし、何かヘン???
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
国道135号線を南下し下田市内へ。
続く国道136号線をそのまま道なりに進むと南伊豆町へ。
日野(ひんの)交叉点を右折するとすぐに目に飛び込んできたのがこの光景!
「元気な百姓たちの菜の花園」と命名された菜の花畑には既に多くの人たちが入り込んで、思い思いに春の景色に興じていた。 -
2日めの2/23(日)の観光の目的は、「みなみの桜と菜の花祭り」を観ること。
中心会場となる「道の駅 下賀茂温泉湯の花」付近の駐車場に車を入れようとするも、車を入れるスペースは無し!
それどころか、何かとても肩透かしな光景が目に飛び込んできて・・・
ハプニングその1
桜まつりのはずなのに、どうも既に桜が散ってしまったみたいな・・・
前日の晩、かなりの雨風だったもんなぁ~!
駐車料金払って見るまでもないかな?と瞬時に考え、プラン変更。
そのまま直進。 -
今回は日程上見に行くのは時間的に厳しいかな?
と回避する予定でいた石廊崎へと目的地を定めた。
ドンドン狭くなる道を海沿いへと向かい、曲がりくねった道の先には・・・
なんということでしょう!!
スゴイ景色。
それも想定外の圧倒される景色だったので、咄嗟に車を停め写真を1枚パシャリ! -
ところが、その先にはちゃんと車を停車させて写真を撮れるスポットがあった!!
知らないというのは恥ずかしい事でもあり、強みでもあったりするわけで(汗)奥石廊崎(あいあい岬) ビーチ
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あいあい岬というらしい。
奥石廊崎という名称でも呼ばれているらしく・・・
スゴイ絶景だと思いませんか?
空の青、海の蒼、強風によって岩場に叩きつけられる白波。
僕らがイメージする、自然の猛威に晒された石廊崎のイメージを体現しているのは、もしかしてこっちの方なんじゃないか?と・・・ -
一年中、風の強い場所なのでしょう。
木々もこのような光景に・・・ -
そのまま車を走らせ、昨年完成したらしい石廊崎オーシャンパークの駐車場に車を入れる。
料金500円也。石廊崎 自然・景勝地
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休憩所、案内所、フードコートに土産物処が備わったコンパクトな施設。
外はメチャ強風吹きすさぶ状況だったので、僕一人で石廊崎の灯台へと歩くことに。 -
灯台までの散策路は比較的平坦で歩きやすい。
緩やかな上りの石畳を歩き続けると・・・ -
見えてきたのは石廊崎灯台。
思ったよりもコンパクトです。 -
遠くまで広がる海原。
今日がまだ2月だなんて!
風さえなければとても穏やかでポカポカした陽射しが気持ちいい。 -
案内板
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石廊崎灯台は灯台内はおろか敷地にも入れないらしい。
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石廊崎オーシャンパークから石廊崎灯台までは5分くらいで行ける距離。
来た道を引き返します。
名残惜しくもう1枚写真に収めてから、次の目的地まで。 -
オーシャンパークで待っていた母と合流し車中へ。
やはり菜の花畑は行きたいというので、再び先程の場所にナビをセットして出発!
石廊崎周辺は強風を利用した風力発電機が多く設置されていました。 -
海沿いの道をゆっくりと走る。
漁港や集落を見やりつつ、長閑な春の光を満喫。
再び先程の光景が見えてきました。
「元気な百姓たちの菜の花畑」
先ほどに較べて、車の混み具合はさほどではない様子。
菜の花畑にイチバン近い駐車場に車を停めることができ、協力金という名目の駐車料金500円を払って、いざ散策へ!元気な百姓の花畑公園 公園・植物園
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青野川の堤沿いに植えられている河津桜が、本来ならば見事に咲き誇って、濃いピンク色と菜の花の黄色の競演が見られるはずの景色なのに・・・
菜の花の黄色しか見えてきません!! -
気を取り直して、菜の花畑に行ってみましょう。
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例年ならばこの時期の僕は、花粉症が酷くてとにかく嗅覚がバカになっている季節なのだが・・・
今年はやや症状が軽く済んでいるせいなのか?
それともこの密集した菜の花のせいなのか?
菜の花の独特な脂臭みたいな匂いを体感できたのにビックリ!
春の匂いって、こういうことなのね(苦笑) -
菜の花畑には犬を連れたお客さんも結構いて、こんな風に犬と菜の花の光景を撮影する人も。
この子たち、よく躾けられているのか知らぬが、とにかく大人しく飼い主に飽きずに付き合っておりました(笑) -
よくよく見ると菜の花の中にひまわりが混在している!
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枝だけになってしまった桜の木、本来のこの時期ならばまだ桜色に輝いていて、菜の花とのコラボレーションをしていたはず。
それを目的にここまでやって来ましたが・・・
自然というのはホント難しいもの。
特に、季節の花々の見頃の時期に旅に行ける保証なんてどこにもないから・・・
その点は残念でしたね。 -
はるばる群馬から南伊豆まで来たのだし、青野川沿いを道の駅まで歩くことに。
この木は特に当日まだまだ頑張っていた木の中の一本! -
何かやはり全体的に見頃はとっくに終わりましたけど・・・
みたいな侘しい光景。 -
いつもの年ならば、こんな3連休は桜まつりのかきいれ時でしょうに・・・
歩く人はまばら。 -
葉桜祭り。
宴の後の侘しさだけが物悲しい感じ・・・ -
河津桜と菜の花のコラボレーションすらショボイ!
というか、やはりここも前日の河津町同様、昨年10月の台風による増水の影響なんでしょうね。
この菜の花の少なさは・・・ -
石碑を見つけたので近寄ってみた。
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昭和51年にこの地は洪水被害に見舞われた場所らしく、そうした説明が彫られていた。
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道の駅のはずなのに、桜まつりの協力金名目で駐車料金を徴取していた道の駅。
なんだか変だよね?
農水産物の直売所だけには多くの人が押しかけていて、とても賑わっていた。
南伊豆で生産された野菜類や、近海の干物等を買い求め、駐車場まで荷物をぶら下げテクテク歩く。
何かとても拍子抜け、消化不良な感じ。
旅の2日目の先行きが案じられるような・・・道の駅 下賀茂温泉 湯の花 道の駅
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再び下田方面へと戻りつつ、次の目的地はここ。
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2年ほど前だったか、JR東日本のCM[大人の休日?楽部」で吉永小百合が訪れてから、一躍人気の観光スポットとなったらしい。
「竜宮窟」
もっと混みあうかと思いきや、案外スムーズに車を停めることができ・・
いざ、散策!龍宮窟 (竜宮公園) 自然・景勝地
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結構な急階段です。
一歩一歩、慎重に下りていきます。 -
降り切った場所から見えた最初の1枚!
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ほんの僅かな岩の切れ目には外海から激しく波が押し寄せます。
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地層もハッキリくっきり!
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「あら?こんな感じの場所だったの??
CMだともっと明るい感じに見えたのに・・・」
他の人がいる前で母がこんなこと言うからビックリだわ!!
「あのねぇ、CMっていうのはたくさんのスタッフがいてライティングも完璧な状態で撮影するんだから、ああいう映像になるんでしょうよ」
こんな説明せにゃならんなんて・・・
ハズイわ・・・(汗) -
案内板
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さっきの竜宮窟を上から眺めてみますかね!
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上から見るとハート型に見えるスポットらしいのだが・・・
太陽の角度や海の満ち引きなどの要素がうまく噛みあった時に、その絶景は素晴らしく見えるのでしょうね、きっと。
当日訪れた時間帯ではこんな感じ。 -
まだまだ斜面を上がります。
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ハート型は反対側からも見えるようなのだが・・・
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完全に影に隠れてハートブレイク状態!(苦笑)
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高台から見え隠れする海の光景。
空の青、海の蒼さのコントラストが美しい!! -
更に別の場所からも。
ま、ちょっと肩透かしっぽいビミョーさ加減に脱力。 -
田牛(とうじ)サンドスキー場が見えてきました。
風によって運ばれてきた砂が、岩場に沿うように堆積してこのような光景に!田牛サンドスキー場 名所・史跡
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果敢に斜面に挑む人ハッケン!
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砂浜の砂の色とは違うんですね~!
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それにしても、浅瀬の海の色は一体、何なの???
こんな色合いが見られるなんて!
まさか伊豆で!! -
斜面を降りてきて初めてこんなものがあったことに気づく始末。
母みたいな高齢者には、こういう支える杖一本の有無でだいぶ歩きが楽になるようなので・・・
こういう取り組みは有り難いと思いつつも、できれば斜面を昇り降りする前の目立つ場所に設置した方が親切かもしれない! -
12時を過ぎたし、そろそろ帰路に着きつつ昼食と観光をもう1箇所だけしようと車を東に走らせたが・・・
ハプニングその2
昼食をする適当な場所が見つけられず!
例えば下田市内の観光で、車を伴わない場合ならばいくらでも昼食場所に事欠かなかったでしょう。
しかし、車で訪れた場合、事前に余程きちんと調べて目的地を設定していかない限り、通りすがりで食べる場所を探すのは困難かと思われ。
で、食べそびれながらも到着した次の目的地はこちら。 -
駐車場からは蒼い海が・・・
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毎年1月には一足早い春を呼ぶ、スイセンの花が咲き薫る場所。
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その名は爪木崎。
早速散策してみましょう!爪木崎 名所・史跡
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すっかりスイセンの見頃は終わり、草は風に倒されたまま。
その向こうには澄んだ蒼や碧や青のグラデーション! -
浜辺に近寄ってみました。
うわぁぁぁっぁぁ~!
何という色なんだ!! -
柱状節理の岩場も見えますネ!
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階段を登って灯台方向へ。
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爪木崎灯台は別名「恋する灯台」とも呼ばれているのだとか。
昨今多いよねぇ~!
こういうの。(笑) -
緩やかな坂を登れば・・・
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爪木崎灯台。
絶好の灯台鑑賞日和だわ!! -
薄汚れた年代物の案内板が。
海の向こうにも灯台があるのだという・・・ -
神子元島という、下田港の沖合11kmほどの場所にある無人島で、日本最古の洋式石造灯台が設置されているらしい。
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石廊崎ほど強い風も吹かず、海もどちらかと言うと穏やか。
紺碧の海の美しさは甲乙つけがたい! -
カップル御用達っすか?(笑)
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爪木崎のある須崎半島を紹介する案内板。
そういえばここに来る途中で、須崎御用邸の前を通りかかりました。
温暖で良い場所にあるんだなぁ~!と感慨。 -
柱状節理の岩場。
険しい階段を降りてすぐ近くまで行けるようだが・・・
登って来ることを考えると、自粛。
僕も年を取った・・・!
と、ふと淋しさの風が吹きわたる。 -
1泊2日で伊豆の南端までやって来て、案外いろいろと回れるんだな!と感じた。
今までは伊豆はちょっと遠い場所!という心理的壁があったのだが、やってみると案外ドライブは楽しい。
爪木崎を出発したのは午後2時。
今回は新型コロナウイルス流行の影響で想像以上に人出も少なかったし、混雑にも見舞われなかったし・・・
夜の8時過ぎには家に帰りつけるだろう!と楽勝気分でいたのだが・・・
ハプニングその3
伊豆を舐めたらあかんぜよ!とばかりの、大渋滞の洗礼。
国道135号線を北上し、河津町までは快調なドライブ。
河津桜見物の渋滞をかわしたまでは良かったのだが・・・
今井浜海岸の温泉あたりから嘘のように車が進まなくなった。
びっしりと大渋滞。
最後の最後で落とし穴!
やはり伊豆観光は正午までに!という話は本当だったんだ!!
と痛感するものの、後の祭り。
昼食は結局食べそびれ・・・
トイレ休憩を兼ねて大川温泉付近のコンビニに辿り着いたのは午後4時半。
売れ残っていたサンドイッチを腹に収め、再び運転。
海は日が徐々に翳り、あれほど煌めいていた蒼の美しさも鈍い色へと化す。
自分の後悔と重なるような心象風景の色だ!
車中から写真一枚撮る気も失せる程・・・ -
やっとこさっとこ伊豆高原の南端まで辿り着いたのは午後5時過ぎ。
混雑回避のため、伊豆スカイラインで北上しようと山側へと進路を取る。
再び快調に車が走れたのはほんの一瞬。
やっぱり同じように渋滞回避の長い渋滞。
伊豆スカイラインの天城高原の料金所に到着したのは、すっかり日も落ちた午後6時過ぎ。
何でこんなに酷い渋滞なのか?その理由を知ったのは料金所での話。
なんと、伊豆スカイラインで箱根方向へは向かえないのだという。
それを確認するために、通過する車1台1台に目的地を確認していたものだから・・・
恐ろしいくらいの渋滞の車列が生じていたって訳で。
ハプニングその4
予定していた道で帰ることが無理だと知った時
結局、冷川で伊豆スカイラインを降りて、大仁まで下ってから、結局、伊豆縦貫道路で沼津に出て、新東名・東名経由で家路に着くことに。
我が家に辿り着いたのは午後11時15分。
*伊豆観光の教訓
日曜日の東伊豆の渋滞を侮ってはならない!
観光は正午までに済ませ、さっさと家路に着こう!!
それでも、いつかちゃんとバッチリ予定を練りに練って、リベンジしたい伊豆の旅(笑)
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