夜行バス～サンライズ出雲：弾丸出雲詣でwith小鉄くん

2019/12/29 - 2019/12/29

「兎にも角にも全ては人とのご縁から」という思いで、毎年出雲大社に参詣しています。
関西から夜行バス→参詣→昼前の昼行便で帰る、というのがここ最近のパターンでしたが、今年は7歳の息子が同行です。

理由は、「サンタさんからサンライズ出雲のきっぷをもらった！」から。
臨時便であるサンライズ出雲92号だったら大阪22:29着。その日に帰宅できるので、連れていくことにしました。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

23:15分ごろ、宝塚ICのバス乗り場に着きました。
初めて夜行バスに乗る息子は、エアピローを首に巻いてすでに準備万端。
リュックにはニンテンドーswitchも詰め込んでいます。

バスは23:28発

「来たっ！」はしゃぐ息子。
・・・宇和島行きでした。宇和島行きのバス２本を見送ります。

３本目でようやく到着。５分遅れの発車です。

一路西へ向かいます。

蒜山高原SAで90分(?)ほど運転停車。
その後、各停留所を経て

6:50 出雲大社到着

夜行バスを満喫(?)したの息子はすでにテンション高めです。

バスの乗降場は本殿の西にあるため、本殿へは敷地の脇から入ります。
いつものように神楽殿を左に見ながら、本殿へ。

初詣の準備は整っていました。

6時過ぎとあって、参拝客はまばらでした。

出雲大社 寺・神社・教会

本殿参拝後、周囲の社を順に参っていきます。
まだ日は昇っていません。

一周した後、野見宿禰神社へ。相撲の神さまが祀られているということで、いまはスポーツの神さまとして信仰されているそうです。

私も今年こそ宙返りがうまく跳べますように。。。

境内を出る頃に日が昇ってきました。

出雲大社 寺・神社・教会

8:02　日御碕行きのバスに乗車。30分ちょっと揺られます。
料金表は液晶表示になっても「急停車ご注意」のアナログ感は相変わらずで、なんともエモい。

日御碕は久しぶりの再訪。
ただ灯台に上ろうとするも、早すぎてまだ空いておらず。。。

出雲日御碕灯台 名所・史跡

今回は仰ぎ見るだけです。

出雲日御碕灯台 名所・史跡

崖まで出てみましたが、とにかく寒くて早々に断念。
賞味15分程度の滞在でした。orz

大社まで再びバスで戻ります。
次のバス9:17を逃すと12:06までありません。

あまりに寒いので、「出雲ひのみさきの宿ふじ」のロビーに一時避難させてもらいました。

出雲ひのみさきの宿ふじ 宿・ホテル

大社の前に戻ってきて、「スタバでまったりしましょうかね」と思っていたところ
「おにぎりが食べたい」というので、致し方なくファミマへ。

去年まで、土産物屋さんだったお店がファミマに変わっていました。２Ｆの食堂部分はそのままフリーのイートインスペースになっていました。

おにぎりを食べた後、10:22発の列車で出雲市駅へ向かいます。

待っていたのは元京王の車両。

プレートはそのままに

優先席の座面は、JR西日本の同じもの。このチグハグさが心くすぐられます。

乗換駅の川跡駅では新旧列車のそろい踏み。
バタデンのこの多国籍軍的老若男女的新旧入り乱れ的車両のラインナップがたまらなく好きです。

３列車それぞれが違う方向に向かいます。

10:52出雲市駅に到着。

ちょっと早いですがお昼ご飯に、と「羽根屋」さんに。
すでに長い列です。

献上そば 羽根屋 本店 グルメ・レストラン

趣のある部屋でおそばを頂きました。

13時ごろ、駅に戻ってきたのですが、ここで痛恨のミス！
「13時ごろなら余裕で買えるだろう」と思っていた駅弁がまさかの全部売り切れorz

駅弁買う予定がある方は、どうぞお早めに。

時刻は13:10。列車が来るまでまだ2時間半ほどあります。

はっきり言って、出雲市駅周辺に観光施設はありません。(って観光案内所のお姉さまがおっしゃってました。。。)

さて、どうしたものかと思案していましたが、ここはさすが小鉄。
「サンライズが来るまでずっと電車見てる！」
田舎にしては、そこそこの頻度で図鑑やyoutubeで見る列車が発着するので、飽きないようです。

私はホームの待合室で2時間ひたすら仕事のプレゼン資料を作って過ごしました。

出発10分前。
出雲帰りの観光客、というよりも、鉄分高めの人たちが集まってきました。

あれ、サンライズ出雲って女子旅キャピキャピ(古っ...)な香りがする列車じゃなかったっけ。。。

発車3分前に入線。始発列車にしては慌ただしかったです。

小さい子を持つ親の12月の常套句：
「言うこと聞かへんのなら、サンタさんに帰ってもらうからな！」
・・・よりも効果があった

「言うこと聞かへんのなら、サンライズ乗せへんからな！」
いつもよりも「良い子」を頑張った息子。
それにくらい待ちに待ったサンライズ乗車です。

荷物を置いたら、すぐに4号車のシャワーカードの自販機へ。
ただ、すでに列をなしており、私たちの4人先の人で売り切れてしまいました。

「残念だったね」
部屋に戻る途中、息子を慰めていたら、背後から
「よかったらお譲りしますよ」
鉄分過多のようなお兄さんが声を掛けてきました。

私、もう5回目ですし、岡山で降りますので・・・

ツッコミどころを色々まぶしてくるシャツinのお兄さんでしたが、ここはありがたく頂戴することにし、500円玉1枚で譲ってもらいました。
ありがとう、お兄さん。

シャワーに入るまでの間、車内を探検したり

色んなところをいじってみたり

車窓を眺めてまったりしたり

私は駅弁をゲットできなかった敗北感を味わいながら、コンビニ食糧でチビチビやったりして過ごしました。

そんなこんなで13分遅れで大阪駅に到着。

大阪駅にも息子と似たような小鉄くんがいっぱいいました。

ちょっとレアな表示だったのでパチリ。23時過ぎ、無事自宅に帰りつきました。

ちなみにこの時期のサンライズのチケットは、まさに「瞬殺」完売だったとのことですが、このチケットは比較的余裕をもって買えました。
ご参考になれば幸いです。