2020/02/23 - 2020/02/23
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tokinoさん
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西国三十三所のバスツアーに参加して大阪奈良のお寺にお参りしてきました。コロナが心配される中、中止になるのではないかと思いましたが、催行。みんなマスクをしての参加でした。
5番葛井寺6番壺阪寺7番岡寺8番長谷寺と番外法起院の五ヵ所をお参りしきました。ずっと関西に住んでいて、有名なお寺ばかりなのに、5ヵ所とも初めてお参りするお寺でした。一日に5ヵ所を訪れると頭の中は飽和状態。だいぶん忘れかけていますが、備忘録として残しておきます。
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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おはようございます。
朝8時前の大阪梅田。今日は快晴です。
集合場所に向かう途中「貢茶(ごんちゃ)」を発見。
正面に見えるビルは阪急電車本社ビル。 -
集合場所の梅田芸術劇場前。
今日は他のバスツアーの集合時間と重なっていてたくさんの人がいました。和歌山方面イチゴ狩りツアーや丹波方面カニツアー。
梅田から難波を経由して、最初の目的地第5番札所葛井寺(ふじいでら)へ。 -
9時20分。近鉄南大阪線藤井寺駅前でバスから降りて、
徒歩5分ほど商店街の中を歩いて行くとお寺の西門がありました。
葛井寺の手水舎 -
第5番札所
紫雲山葛井寺(しうんざんふじいでら)
町中にある小さなお寺でした。
このお寺では、お線香は立てるのでなく、寝かせそうで、
みんなに見習って、3本寝かせておきました。
本尊は十一面千手先眼観音菩薩。
一般的に千手観音の手は42本(×5で1000本)だそうですが、
ここ像は実際に1041本あるそうです。
毎月18日に開帳。
この日は23日なので拝見できませんでした。 -
境内に藤棚が。
藤で有名なお寺です。 -
寺の始まりは、飛鳥時代。
百済からの渡来者によって繁栄し、
百済王族の子孫という葛井氏の氏寺として開かれたとのこと。 -
西門から入って、南の南大門からでてきました。
両脇に仁王像。 -
葛井寺の南大門のすぐ近くのくず餅のお店。
10時開店のところ少し早く開店され、味見させていただきました。
くず餅2種類あって、たくさんの方が購入されていました。 -
葛井寺から次の目的地長谷寺と法起院へ。
1時間ほどで到着。 -
まず番外の法起院(ほうきいん)にお参りしました。
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法起院境内案内図
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法起院
西国巡礼を創始した徳道上人が晩年を過ごしたお寺。
白洲正子さんが1964年に巡礼しまとめられた「西国巡礼」(新潮社)に
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ささやかなお堂と石塔が崩れたままで残っている。
上人が閻魔大王の啓示を受け、巡礼を思い立ったのはここであろうか。
ここでなくてもこんな庵室だったに違いない。
七堂伽藍が美々しくととった長谷寺より、この寂れたお堂の方が今度の旅では印象に残った。
ーーー
と書かれています。
現在は、寂れた感じはなく、丁寧に手入れされた小さなお寺という感じがしました。 -
法起院
お地蔵さんたち -
仏足石
この「仏足石」は故壺阪寺長老常磐勝憲師のご好意により、印度で制作されました、と記されています。 -
霊を呼ぶ木
招霊木(おがたまのき) -
はがきの木
多羅葉の木。
葉の裏に字を書くと浮かび上がる特性があり、「郵便はがき」の語源とされる。
はがきの木の裏に願い事を書くと叶うと古くから言い伝えられているとのこと。 -
西国三十三所砂踏み場
1番2番3番・・・と一枚ずつ踏み歩きました。
33所お参りするのと同じ御利益があるかな・・ -
法起院にお参りしたあと、
すぐ近くの長谷寺へ。 -
長谷寺 受付近くにあった手水舎
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登廊(のぼりろう)を上っていきます。
上中下に分かれていて、
まっすぐ上って右に曲がる。 -
登廊
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登廊の横を見るとわらをかぶせたボタン。
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もうじききれいに咲くでしょう。
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途中にあった手水舎
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近づいてみます。
尖っているけれどかわいい龍。 -
さらに登廊
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紀貫之の句碑
人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける (古今集)
中学生の頃を思い出す有名な句碑に足を止める。 -
蔵王三鈷(ざおうさんこ)
お手を触れて、
七難即滅(世の中の七つの大難はたちどころに消滅し)
七福即生(七つの福が生まれる)を願い
難を滅ぼして福を招きましょう。
とあります。 -
本堂の前。
お線香とろうそくを立てて、中へ。 -
本堂正面「大悲閣」と書かれています。
ご本尊は十一面観世音菩薩
10mを越える巨大な仏像。 -
長谷寺のびんずるさん
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本堂の舞台
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下をみるとかなり高い。
清水の舞台みたい。 -
舞台から五重の塔を見たところ
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鐘楼
12時にちょうどにホラ貝の音色が聞こえました。 -
納経・集印所 御守授与所
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長谷寺の御朱印
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納経のあと境内をぐるっと回ってみました。
弘法大師御影堂 -
五重塔
昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重の塔で「昭和の名塔」と呼ばれている。 -
立派な五重の塔
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五重の塔の南側に三重の塔跡
いつか再建されるのでしょうか。。 -
本長谷寺(もとはせでら)
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大黒堂の前の左に打ち出の小槌
財宝を招く大国天さんの持ち物です
お手を触れ福徳幸運を授かりましょう
・・触らせていただきました。 -
大黒堂の前の右側の福袋
財宝の詰まった大黒天さんの持ち物です
お手を触れ富貴福沢を願いましょう
・・・触らせていただきました。 -
いくたびもまいる心ははつせでら
山も誓いもふかき谷川 -
長谷寺は見所が多くて、一日かけてゆっくり廻りたいお寺でした。
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12時40分バスに戻り、
お弁当が配られました。 -
ぱっと蓋をあけると、色鮮やかで美味しそう。
おいしくいただきました。 -
30分ほどで岡寺に到着。
一昨年の台風の土砂崩れのあとが残っていました。 -
第7番札所 岡寺
東光山 龍蓋寺(りゅうがいじ)
日本最初のやくよけ霊場 -
龍りゅうの梅
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満開できれいです
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手水舎
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ダリヤの花が浮かんでいる
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岡寺はあちこちにお花がありました。
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ところどころにあるお花が和ませてくれます
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鐘楼堂 厄除鐘
順番に鐘を鳴らしました。 -
本堂
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びんずるさんは、修理中
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龍蓋池
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龍玉願い玉
願いごとを書いて木につるす。 -
岡寺の三重塔
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新しそうな三重塔でした
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大師堂
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三重塔あたりからみた本堂
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岡寺から生駒方面をながめたところ
1時間ほど滞在して、バスにもどり次のお寺へ。 -
岡寺から20分ほどで到着。
第6番札所 壺阪寺
「壺坂霊験記」でも知られる眼病封じのお寺 -
手水舎
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門を入ると始めに出迎えてくれた仏像達
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千手観音
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インドから招来されたそうです
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三重塔
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八角堂
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壺阪寺は壺坂霊験記で有名
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お里沢市投身の谷
ここから身を投げたとか、
覗いてみます。 -
お里・沢市の像
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大観音石像の御手
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インドから渡来した
大観音石像と大涅槃石像 -
壺坂寺からの眺め
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「感謝の風の手紙」供養塔
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壺坂大仏
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壺坂観音は古くから眼の観音さまとして
信仰されている
そのご縁で昭和36年
我国初の盲老人ホーム「慈母園」が創設された -
壺坂霊験記の名セリフ
「妻は夫をいたわりつつ
夫は妻を慕いつつ~」 -
15時半壺阪寺のお参りを終えて、
バスで10分ほどの「柿の葉すし本舗たなか」へ。 -
店内は春色、
柿の葉すしの試食などさせていただきました。 -
バスに乗って約1時間、難波経由で大阪梅田へ。
17時15分頃、無事に帰ってきました。
旧大阪中央郵便局前で解散します。
旧郵便局の敷地は大阪の名所が描かれた壁に囲まれて工事中。
この場所に、商業施設や劇場、ホテルが入る
39階建ての高層ビルが2024年完成予定だそうです。
大阪駅前周辺がどんどん変わっていきます。
変わっていく大阪をずっと見続けていきたいと思います。
同行した先達さんのお話から思いました。
こうしてお参りできるのは
自分は今、恵まれている環境にあるのだと思います。
お参りできる時間とお金と体力があるから。
本当に御利益が必要な全ての方に
御利益がありますように・・・
お参りを続けていきたいと思います。
次は和歌山方面へ。(続く予定)
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2020年西国三十三所巡礼の旅
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