2020/02/09 - 2020/02/09
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tokinoさん
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西国三十三所巡礼の旅、バスツアーに参加して第25番播州清水寺と番外の花山院菩提寺と第24番中山寺にお参りしてきました。暖冬といわれる今冬、雪が舞うほど寒かったけれど、どのお寺も素敵なお寺で心はほっこりしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
今日は快晴!
バスの集合場所に行く途中。 -
待ち合わせ場所に10分早く着いて余裕と思っていたけれど、
バスも10分早く到着。
8時25分バスに乗ります。
40人くらい乗れる大型バスですが、今回の参加者は19名で、
1人で参加すると隣は空席で、荷物を置いてゆったりと座れました。 -
宝塚インターから中国自動車道にはいり、舞鶴自動車道の三田南インターで降りたあたり、うっすら雪が積もった長閑な風景が見られました。この冬初めて見る雪に嬉しくて車窓からパチリ。
沢井製薬やらモリタなどの工場のある道を通り、バスは山道を上っていきます。
ゴールドペーパードライバーなので、車で通る道はすごく新鮮です。 -
9時40分頃、標高552mの御嶽山(みたけやま)の山頂付近にある播州清水寺に到着。
寺の創建は627年(推古天皇35年)
インドから来た法道仙人が山上では水に不便することから水神に祈願。するとたちまち霊水がわき出たことが寺名の由来とのこと。
長い歴史の中で山火事で全山焼失したこともあり、再建されきれいなお寺でした。
朱塗りの仁王門。 -
寺の全体図をみると、山の斜面の広い敷地にお寺があり、散策するのが楽しそうに思いました。近くにあって拝観料が無料なら毎日散歩したくなるようなお寺です。
拝観料は500円。ツアー料金に含まれていました。 -
仁王門をくぐり、大講堂に向かう道。
石垣の道。 -
石垣の道
-
「世界に一つ!加東遺産 清水寺と巡礼」とありました。
加東市って、兵庫県に住んでいるけれど聞き慣れない市だと思って調べて見ると平成の大合併で加東郡の社町、滝野町、東条町合併して出来た市だそうです。
このあたりは、東条湖、立杭焼で有名。
小学校の時の遠足で訪れたことがあります。(かなり昔の話です) -
手水舎。
冷たくて手が凍りそうでした。 -
手水舎の近くに薬師堂があったので、まずここから見学。
昭和59年再建落慶。
中には奈良の「せんとくん」の生みの親として知られる東京芸大 藪内佐斗司教授作「十二神将」が安置されています。 -
子丑寅
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卯辰巳
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午未申
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酉戌猪
せんとくんとは違った雰囲気の十二神将です。
古いお寺に新しいアートが加わって
ユニークな感じがしました。 -
大講堂と放水池
大講堂にはいり、中で読経。
大講堂の中にオリジナルデザインのバッグなど置いてあって、もっとゆっくりみたかったけれど、先達さんの案内で次にいきます。 -
地蔵堂
中にたくさんのお地蔵さんがいらっしゃいました。 -
地蔵堂の前の説明書き
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鐘楼
大正2年焼失。大正9年再建。 -
雪がうっすら積もっているのがとてもきれい。
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沙羅の木
祇園精舎の鐘の音・・・
古典を思い出します。 -
根本中堂
推古天皇勅願所
大正6年再建 -
おかげの井戸
開山法道仙人様が水神に祈って湧出した霊泉。
清水寺と称される由緒の地。
この井戸をのぞきこんで自分の顔を写したら、寿命が三年延びると言い伝えられる。 -
みんな一列になって順番に覗いてました。
私も覗いてみました。ぼやっと自分の顔が映ったのが見えたと思う。長生きできるかな。。。 -
約1時間お寺を見学。
仁王門の近くに清水茶屋があって、椎茸茶を試飲させていただきました。
手が凍えそうに寒かったので温かいお茶は嬉しい。
でも猫舌なので、舌をやけどしたようでそのあと舌が痛かった。
10時45分バスにもどり、出発。 -
バスに40分ほどゆられ、11時25分、
「お菓子の里丹波」に到着。
兵庫県篠山市東吹416
http://www.okashinosato-tanba.com/honkan/index.html -
おみやげ&トイレタイムです。
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お雛様が飾ってあり、もうそんな季節なんだと思いました。
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雪だるまと休憩場所
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二階にあがると博物館のように昔の道具が展示されてました。
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籠やら農耕道具やら
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「お菓子の里丹波」の庭園の案内図
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ぱっと見るとヨーロッパのみたい
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ミオール館という洋館
コンサートや結婚披露宴などに使われるようです。 -
ミオール館前にあった車
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ドイツ館
石釜焼パン工房でドイツパンやドイツ製ソーセージが食べれるらしい。
ドイツビールやピザもあるようですが、今日はお休み。 -
茅葺きの家
中にはいってみると囲炉裏がありました。 -
なかなか見応えのある庭園でしたが、
人があまりいないので急いでバスにもどりました。
バスに乗り、昼食場所に向かいます。
ここからバスで5分ほどで昼食場所に到着 -
昼食は「さやま玉水」というお店
丹波篠山市乾新町148
https://tamamizu.jp/ -
団体観光客用のレストランみたい
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黒豆ご飯、味噌汁、漬け物、黒豆、みかん
天麩羅(オクラとエビとレンコン)
すき焼き鍋(肉少し、エノキと麩と白菜にうどん)
最近少食になったと思う私でもぺろっと食べれるくらいの量でした。
一つ一つの量が少なくて物足りない
私たちが食べていると、蟹食べ放題のツアーの団体客が入ってきて、賑やかでした。「今から1時間蟹食べ放題です」と大声でアナウンスがあり、大皿に蟹の足がどっさり。別に蟹が食べたいわけではないけれど。。
グルメツアーと巡礼ツアーの違いでしょうか。。。 -
食事場所の篠山からバスに乗り、三田に向かいます。
約50分、13時25分頃着。
番外の花山院菩提寺へ。
バス停のあるここでバスからタクシーに乗り換えてお寺に行きます。
徒歩だと25分くらいかかるそう。けっこう急坂でした。
大型バスは上っていけないので、用意されたタクシーに順番に乗っていきました。 -
山門。
西国33所のキーパーソンである花山法皇が気に入り晩年を過ごしたお寺で西国霊場のなかでも別格の聖地とされるとのこと。 -
手水舎
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小さなお寺ですが、本堂が2つあり、花山法皇坐像を祀る花山法皇殿で読経。
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正面から見たところ。
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右側に薬師堂。
同じような建物が並んで建っていました。 -
薬師堂の右側に幸福(しあわせ)の七地蔵
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幸福はまず家庭から、そして自分も世の中も幸福になるように
それぞれのお地蔵さまが差し出す救いの御手を両手でしっかりと握って、自分の役割を全うできるように「お力」を頂戴してください・・・ -
この門をくぐって寺務所のほうへ。
-
左のほうにいくと、展望所がありました。
有馬富士、六甲山脈、小豆島までみえる。
晩秋の頃、当山(421m)と有馬富士の間に霧がでます。その景色はたいへん美しく、その昔当山で隠棲されていた花山法皇(65代天皇)が和歌に詠まれました。
と。
有馬富士 麓の切りは海に似て
波かと聞けば 小野の松風 -
有馬富士、意外と小さな山です。
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有馬富士のバックに六甲山系が霞んでみえる。
下山もタクシーで。タクシーからバスに乗り換え、
次は宝塚にある中山寺まで、約1時間。 -
15時過ぎ、中山寺に到着。
今回のバスツアーに参加している人たちにとって中山寺は地元のお寺。
みんな何度か訪れたことのあるお寺です。
私にとっても小さい頃から馴染みのあるお寺で、今更ツアーで来なくてもいいのではと思えるほどよく知っているお寺です。
小学校の時の遠足で来たり、友達と来たり、安産祈願、お礼参りなど何度も訪れて
います。
が、久しぶりに訪れて改めて知らないことが多いということがわかりました。
中山寺は聖徳太子が約1400年前に開いた日本最初の観音霊場だそうです。
(へぇーそんな有名なお寺だったんだ)
また、西国巡礼復興の舞台となったお寺でもあります。
(すごいお寺なんだと思います) -
本堂に入る前の手水舎
大きな蓮の形。 -
アップ
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石の櫃(からと)
中山寺古墳
西国三十三所のキーパーソンである徳道上人が宝印を埋納したところといわれています。 -
本堂の前に記念撮影用の場所
バックは大願塔 -
五重塔
平成二十九年に再建された五重塔は深い青色でひときわ目をひきます。
初めて見ました。 -
スマホの写真なので鮮やかな青色がわかりにくいですが、
とてもきれいな色です。 -
近くから
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五重の塔のあたりから南側を眺める。
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大師堂
真言宗の粗、弘法大師空海を祀るお堂。 -
お寺の中にエレベータやエスカレータがあり、
妊婦さんやお年寄りに優しいお寺になっていました。
16時10分。
バスに集合してお話を聞き、地元なのでここで半数の方が解散されました。
西国巡礼バスツアーに一人で参加してみて、
意外と居心地が良く、
同行の先達さんのお話を聞くのも楽しいので、
西国三十三ヵ所巡礼の一巡目はバスツアーで満願してみようと思います。
巡る順番は、番号通りではありませんが③に続く。(予定)
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