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岡山に続き、クロスバイク輪行第2弾・和歌山の海南編。JR黒江駅からクロスバイクで温山荘園、黒江の町並み、藤白神社、善福院、長保寺を巡り、下津駅を目指す旅です。見どころが多く、なかなか面白い全長20kmのコースですが、途中には峠越えもあるので気をつけて走りました。

輪行でめぐる和歌山・海南の旅

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2020/02/01 - 2020/02/01

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Tomo

Tomoさん

岡山に続き、クロスバイク輪行第2弾・和歌山の海南編。JR黒江駅からクロスバイクで温山荘園、黒江の町並み、藤白神社、善福院、長保寺を巡り、下津駅を目指す旅です。見どころが多く、なかなか面白い全長20kmのコースですが、途中には峠越えもあるので気をつけて走りました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
個別手配
  • 京橋から紀州路快速に乗りましたが、輪行している関係で座れず和歌山まで立ち。和歌山できのくに線に乗り換えて3駅、黒江で下車してクロスバイクを組み立てます。

    京橋から紀州路快速に乗りましたが、輪行している関係で座れず和歌山まで立ち。和歌山できのくに線に乗り換えて3駅、黒江で下車してクロスバイクを組み立てます。

    黒江駅

  • 黒江駅から25km/h程の速度で10分ほど走り、明治時代に造られたトンネル・鵬雲洞へやってきました。このトンネルは、南海和歌山軌道線(路面電車)を走らせるために設けたものです。

    黒江駅から25km/h程の速度で10分ほど走り、明治時代に造られたトンネル・鵬雲洞へやってきました。このトンネルは、南海和歌山軌道線(路面電車)を走らせるために設けたものです。

    鵬雲洞 名所・史跡

  • 現在でも琴ノ浦へつながる道として生活に利用され、歩行者・自転車がたくさん通っています。

    現在でも琴ノ浦へつながる道として生活に利用され、歩行者・自転車がたくさん通っています。

    鵬雲洞 名所・史跡

  • トンネルを抜けた先に国指定名勝庭園の琴ノ浦・温山荘園があります。この庭園は、明治21年に日本で初めて動力伝動用革ベルトを製作して、世界有数のベルトメーカーとなったニッタの創業者・新田長次郎氏の別荘として造られたものです。<br />

    トンネルを抜けた先に国指定名勝庭園の琴ノ浦・温山荘園があります。この庭園は、明治21年に日本で初めて動力伝動用革ベルトを製作して、世界有数のベルトメーカーとなったニッタの創業者・新田長次郎氏の別荘として造られたものです。

    温山荘園 公園・植物園

  • 上階は和風、下階はダンスホール・洋館で構成される主屋。見る場所によって平屋、二階建てと見え方が違ってきます。

    上階は和風、下階はダンスホール・洋館で構成される主屋。見る場所によって平屋、二階建てと見え方が違ってきます。

    温山荘園 公園・植物園

  • めずらしいマリア灯籠がありました。

    めずらしいマリア灯籠がありました。

    温山荘園 公園・植物園

  • 素朴な外観の茶室。大正9年築だそうです。主屋、茶室それぞれ四季折々に美しい風景を楽しめるようになっています。

    素朴な外観の茶室。大正9年築だそうです。主屋、茶室それぞれ四季折々に美しい風景を楽しめるようになっています。

    温山荘園 公園・植物園

  • 東池から主屋の眺め。開園当時は皇族や官僚などの著名人が多数訪れたそうです。

    東池から主屋の眺め。開園当時は皇族や官僚などの著名人が多数訪れたそうです。

    温山荘園 公園・植物園

  • 池の南側から茶室の眺め。この日はかなり寒かったので、ほかに観光客が来ることもなくゆっくりとお庭を楽しめました。しかし、本当に寒い。。

    池の南側から茶室の眺め。この日はかなり寒かったので、ほかに観光客が来ることもなくゆっくりとお庭を楽しめました。しかし、本当に寒い。。

    温山荘園 公園・植物園

  • 海の眺望を楽しめる浜座敷へと続く風情ある道。

    海の眺望を楽しめる浜座敷へと続く風情ある道。

    温山荘園 公園・植物園

  • トンネルを抜けると琴ノ浦に出ますが、あたりは工場地帯になっています。

    トンネルを抜けると琴ノ浦に出ますが、あたりは工場地帯になっています。

    温山荘園 公園・植物園

  • 西池の眺め。大きな灯籠、休憩所が建っています。

    西池の眺め。大きな灯籠、休憩所が建っています。

    温山荘園 公園・植物園

  • 飛び石を渡ると、主屋の西冠木門へと続いています。庭園の面積は広く、動画も撮影しているとかなり時間を要し、気付くとお昼の時間になっていました。ふたたび海南を目指します。

    飛び石を渡ると、主屋の西冠木門へと続いています。庭園の面積は広く、動画も撮影しているとかなり時間を要し、気付くとお昼の時間になっていました。ふたたび海南を目指します。

    温山荘園 公園・植物園

  • 途中、海南市の和歌山ラーメンの名店として知られる楠本屋で小休憩がてら、お昼をとります。

    途中、海南市の和歌山ラーメンの名店として知られる楠本屋で小休憩がてら、お昼をとります。

    楠本屋 グルメ・レストラン

  • とんこつ醤油がベースのスープと鯖寿司の相性は抜群で、とても美味しい!!これで1000円しないのだから、コストパフォーマンスも素晴らしい!ここへ行くなら、中華そばと鯖寿司をぜひセットで注文してください。

    とんこつ醤油がベースのスープと鯖寿司の相性は抜群で、とても美味しい!!これで1000円しないのだから、コストパフォーマンスも素晴らしい!ここへ行くなら、中華そばと鯖寿司をぜひセットで注文してください。

    楠本屋 グルメ・レストラン

  • 黒江の町並みの中で一際目立つ建物がうるわし館で、漆器の展示即売が行われています。観光案内所も兼ねており、終末には漆器蒔絵体験も行われるようです。

    黒江の町並みの中で一際目立つ建物がうるわし館で、漆器の展示即売が行われています。観光案内所も兼ねており、終末には漆器蒔絵体験も行われるようです。

    うるわし館(紀州漆器伝統産業会館) 専門店

  • 室町時代の発祥という黒江漆器。細い路地を入ると、漆器を販売する店舗の古い建物もあります。

    室町時代の発祥という黒江漆器。細い路地を入ると、漆器を販売する店舗の古い建物もあります。

  • ぬりもの館は江戸時代の塗師の町家を改築したもの。店内はおしゃれなカフェで、漆器の器で提供されるそうです。歴史を感じさせる町並みですね。

    ぬりもの館は江戸時代の塗師の町家を改築したもの。店内はおしゃれなカフェで、漆器の器で提供されるそうです。歴史を感じさせる町並みですね。

    黒江ぬりもの館 グルメ・レストラン

  • 黒江の家並みはのこぎりの歯のようになっているのが特徴。その土地によって異なる町並みを見るのが旅の醍醐味の1つ。

    黒江の家並みはのこぎりの歯のようになっているのが特徴。その土地によって異なる町並みを見るのが旅の醍醐味の1つ。

  • 酒造りの道具をインテリアに使った黒牛茶屋。地酒の販売や喫茶コーナーがあり、休憩するのに最適です。

    酒造りの道具をインテリアに使った黒牛茶屋。地酒の販売や喫茶コーナーがあり、休憩するのに最適です。

    黒牛茶屋 グルメ・レストラン

  • JR海南駅はきのくに線では利用客が多く、特急電車も停車する駅です。和歌山市内や大阪府内への通勤圏でもあり、立派な駅舎を有しています。ここからゴールの下津駅までは峠越えもあって険しい道が待つ。

    JR海南駅はきのくに線では利用客が多く、特急電車も停車する駅です。和歌山市内や大阪府内への通勤圏でもあり、立派な駅舎を有しています。ここからゴールの下津駅までは峠越えもあって険しい道が待つ。

    海南駅

  • その途中で立寄ったのが神仏霊場の札所にもなっている藤白神社です。熊野古道の紀伊路ルートでの藤白王子跡として、熊野の入口にあたることから、熊野一の鳥居とも呼ばれています。

    その途中で立寄ったのが神仏霊場の札所にもなっている藤白神社です。熊野古道の紀伊路ルートでの藤白王子跡として、熊野の入口にあたることから、熊野一の鳥居とも呼ばれています。

    藤白神社 寺・神社・教会

  • 藤白神社は、代々、藤白鈴木氏が神職を務め、境内には屋敷跡もあります。「鈴木」という姓が始まった地としても知られ、鈴木屋敷を復元する工事も行われていました。

    藤白神社は、代々、藤白鈴木氏が神職を務め、境内には屋敷跡もあります。「鈴木」という姓が始まった地としても知られ、鈴木屋敷を復元する工事も行われていました。

    藤白神社 寺・神社・教会

  • 拝殿。ここでは語り部の人から、始まった背景や、藤白神社の縁起について話を聞き、特別に権現堂に祀られている本地仏3体を拝観させていただくことができた。<br />豊臣秀吉の紀州征伐で和歌山の文化財は失ったものが多いですが、地元の人がこれらの仏像を隠したことで、焼失を免れたのだそう。

    拝殿。ここでは語り部の人から、始まった背景や、藤白神社の縁起について話を聞き、特別に権現堂に祀られている本地仏3体を拝観させていただくことができた。
    豊臣秀吉の紀州征伐で和歌山の文化財は失ったものが多いですが、地元の人がこれらの仏像を隠したことで、焼失を免れたのだそう。

    藤白神社 寺・神社・教会

  • 久々に神仏の御朱印。とても美しい楷書ですね。

    久々に神仏の御朱印。とても美しい楷書ですね。

    藤白神社 寺・神社・教会

  • 藤白坂の入口に、熊野古道の石碑が立っていました。この坂を上っていくと地蔵峰寺などに続いています。

    藤白坂の入口に、熊野古道の石碑が立っていました。この坂を上っていくと地蔵峰寺などに続いています。

  • 藤白峠を越える前に高台から冷水浦の景色を眺めました。このあたりは製鉄・石油の工場が多いですが、ヨットが妙に似合う風景。ここから先はトンネルが続き、もともと歩行者が通ることを想定していないため、歩くための道幅もなく、自動車に気を付けながら進んでいきました。

    藤白峠を越える前に高台から冷水浦の景色を眺めました。このあたりは製鉄・石油の工場が多いですが、ヨットが妙に似合う風景。ここから先はトンネルが続き、もともと歩行者が通ることを想定していないため、歩くための道幅もなく、自動車に気を付けながら進んでいきました。

  • 慎重に走り、40分ほどかけて善福院までやってきました。10年ほど前に訪れているのですが、全く覚えていません。

    慎重に走り、40分ほどかけて善福院までやってきました。10年ほど前に訪れているのですが、全く覚えていません。

    善福院 寺・神社・教会

  • かつては七堂伽藍を有する大きなお寺だったそうですが、現在ではこの建物・釈迦堂が残っているのみです。

    かつては七堂伽藍を有する大きなお寺だったそうですが、現在ではこの建物・釈迦堂が残っているのみです。

    善福院 寺・神社・教会

  • 鎌倉時代の禅宗様建築で、国宝に指定されています。本瓦葺の仏殿で、木割が太く立派な建築物ですね。観光向きではないですが、古い建築物が好きな方にはおすすめのお寺です!

    鎌倉時代の禅宗様建築で、国宝に指定されています。本瓦葺の仏殿で、木割が太く立派な建築物ですね。観光向きではないですが、古い建築物が好きな方にはおすすめのお寺です!

    善福院 寺・神社・教会

  • 善福院から15分ほどでしょうか、紀州徳川ゆかりの長保寺に着きました。入口の大門はさっそく国宝です。

    善福院から15分ほどでしょうか、紀州徳川ゆかりの長保寺に着きました。入口の大門はさっそく国宝です。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 大門の先には風情ある石段があり、ここを登ると本堂が建っています。

    大門の先には風情ある石段があり、ここを登ると本堂が建っています。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 1666年に紀州藩主であった徳川頼宣はこのお寺を菩提寺としました。境内には墓所もありますが、台風による倒木の影響でこのときは拝観できませんでした。本堂もすばらしい建築で国宝に指定。

    1666年に紀州藩主であった徳川頼宣はこのお寺を菩提寺としました。境内には墓所もありますが、台風による倒木の影響でこのときは拝観できませんでした。本堂もすばらしい建築で国宝に指定。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 多宝塔は南北朝時代の1357年に建立されたもので、国宝に指定されています。大門・本堂・多宝塔がそろって国宝指定というのは法隆寺以外にあるのでしょうか、とても珍しい。

    多宝塔は南北朝時代の1357年に建立されたもので、国宝に指定されています。大門・本堂・多宝塔がそろって国宝指定というのは法隆寺以外にあるのでしょうか、とても珍しい。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 長保寺の塔は、全国の多宝塔の中でも、かなり美しいものと思います。アップで見てみるとそれがよくわかる、精巧な造りをしています。

    長保寺の塔は、全国の多宝塔の中でも、かなり美しいものと思います。アップで見てみるとそれがよくわかる、精巧な造りをしています。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 正面からみた多宝塔です。見るからに古い。純和様での塔で、一重と二重との釣り合いがすばらしい。

    正面からみた多宝塔です。見るからに古い。純和様での塔で、一重と二重との釣り合いがすばらしい。

    長保寺 寺・神社・教会

  • 帰りも3時間近くかかるので、途中のスーパーで間食を買って、下津駅へ。駅前で自転車を袋に収納しました。一休みして和歌山行きの電車に乗車。和歌山からは座って帰ろうと、1本後の紀州路快速で大阪へ帰ることにしました。滋賀、岡山でも輪行を考えているのですが、これから先は花粉症があるので悩むところです。

    帰りも3時間近くかかるので、途中のスーパーで間食を買って、下津駅へ。駅前で自転車を袋に収納しました。一休みして和歌山行きの電車に乗車。和歌山からは座って帰ろうと、1本後の紀州路快速で大阪へ帰ることにしました。滋賀、岡山でも輪行を考えているのですが、これから先は花粉症があるので悩むところです。

    下津駅

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