チャクリー王朝とタイ古典舞踊を求めてタイへ　　GO!!　（1日目）

2020/01/30 - 2020/02/03

世界史と言えば中国やヨーロッパの歴史は学校で学んだ記憶はありますが、アジア、特に東南アジアの歴史はほとんど知りません。そんなわけで東南アジアの中心にあるタイに行って、アジアの歴史とアジアの料理にふれて来ました。
今回はセントレア・中部国際空港からJALで行くクラブツーリズム「黄金の都バンコクと世界遺産アユタヤ5日間」というツアーに4人の仲間と参加しました。このツアーの全体の参加者は9人でした。思ったより少ない人数です。
1日目はセントレアからバンコクまで行きタイ古典舞踊
2日目はバンコク市内の王宮、寺の見学
3日目はフリータイムなので仲間たち4人と週末市場、カオサン通り、ワット・パクナム、サイアム・パラゴン
4日目はアユタヤ遺跡
5日目は前日のアユタヤでの夕食後にスワナプーム国際空港まで来て、00:55のJALに乗り翌朝8:20にセントレア空港に到着。ここで仲間と解散です。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

1日目
中国、武漢からの新型コロナウイルスのニュースが入ってくる中、セントレア空港はいつもより空いているような感じです。前日から空港内のセントレアホテルに宿泊している西宮と千葉からの仲間とホテルのロビーで合流し、空港内をクラブツーリズムのカウンターへむかいました。そこでＥチケットとスーツケースタグをもらいます。事前チェックインで座席も確保してあるのでチェックインカウンターで荷物を預け、いつものカードラウンジにやって来ました。
やはり、いつもよりも空いているように思います。

セントレア空港のカードラウンジは、ソフトドリンクと簡単なつまみ、それとビールのサーバーがあります。

国内の空港のカードラウンジでフリードリンクの中にビールがあるのはセントレア空港だけと思います。いいですね。
ＬＣＣ用の第2ターミナルも出来てますます便利になっています。

JALに乗るのは久しぶりです。エアーアジアやFDA、エディハト航空、中華航空など安い旅行を心がけるとどうしてもJALやANAから遠ざかってしまいます。

ディスプレーも大きくて、日本語の映画も沢山あります。これが最もうれしいところです。6時間の飛行時間なので3本の映画が見れると意気込みましたが、途中で寝てしまったりして2本しか見ることは出来ませんでした。

食事の前の飲み物はワインの赤を頼みました。以前はエコノミークラスでワインを頼むとプラスチックカップに入れて出されましたが、今回はペットボトル入りの小瓶で出されました。ヤッパリこの方が雰囲気が出て嬉しいですよね。

私の頼んだのは洋食。チキンカレーでした。フツーに美味しいです。

仲間は和食を選んでいました。

デザートのハーゲンダッツのアイスクリーム。

食後のコーヒーと機中でもらえる水です。

地上は曇っていても、雲上は晴天。この景色が何とも言えず旅のテンションを上げてくれます。

バンコクに近づいて来ました。

タイの農地が広がっています。日本の田畑より、ひと区画の広さが大きいです。さすが農業国、コメの輸出国ですね。

バンコク、スワンナプーム国際空港に着きました。大きくてきれいな空港です。
制限区域内の両替所で（KASIKORNBANK),パープルの窓口だったと思いますが、１万円を両替しました。渡されたのは2628.3THBです。翌日街中の両替所、ニューハーフショウーのある通りで（同じKASIKORNBANKでした。）で１万円を両替しますと、渡されたのは2804.0THBでした。175.7THBの差です。日本円で約６５０円位の差がありました。１回分の食事代が賄えますね。やはり口コミサイトにあるように空港より、街中の方がレートがいいですね。因みにセントレア空港のトラベレックスのレートは4.05円/ THB。１万円で2469.1THBしかもらえません。１万円両替するのに現地で両替するのと日本の空港で両替するのでは１２００円以上の差が出てしまいます。ちょっと大きすぎる差ですね。

空港出口で現地ガイドのララワンさんに迎えられて、三菱のマークの付いた大型バスに乗ります。空港出口から外へ出るとムワアッ～と夏の暖気が襲ってきます。気温は32℃です。冬から急に夏へ大変身です。でも寒いより暑い方が楽な気がします。バスの窓から街を見ると道路は車、バイク、トクトクで一杯です。車線は無視して、少しでも間隔が開くとどんどん車のあたまを隙間に突っ込んできます。こんな光景見たことありません、中国やインドでももう少しましだったように思います。ガイドさんの話ではバンコクは車が多く朝夕のラッシュ時は日常的に交通停滞を起こすそうです。

一旦ホテルでチェックインした後、夕食はシーロムビレッジに来ました。観光客向けの食事付き観劇設備のようです。

正面に舞台があって、掘りごたつ形式のテーブルが舞台から４列伸びています。何だか昔のヘルスセンターの雰囲気です。

舞台では王宮で演じられていた踊り、「ラコーン」が踊られています。手の繊細な動きに重要なポイントをおいた舞踊劇だそうです。しかし私達の席は一番後ろですので手の動きまではよく見えません。

料理はセット料金に入っていますが、飲み物は別料金です。フレッシュパイナップルジュース170THB。

名前だけはよく知っているシンハービールです。初めて飲みます。味は香ばしくて黒ビールのような味わいです。170THB。

料理が出てきました。器はタイの伝統柄パイナップルの皮をイメージした「ブルー＆ホワイトパイナップル柄陶器」で揃えられています。
真ん中に取り皿を置き、左下から①トムヤムクンスープ、時計回りに②キャベツ、ベビーコーン、ニンジン、青菜の野菜炒め、③白身魚の甘酢あんかけ、④蒸し貝のニンニク＆バター、⑤エビ入り揚げ春巻き⑥ご飯です。さすが観光客向けの料理だけにタイの代表料理（だと思う。）が少しづつ松花堂弁当のように並べられています。辛さや酸っぱさは調整されているのか、どれも美味しく頂けました。

デザートはスイカとパイナップルです。

舞台ではタイ仏教の大叙事詩「ラーマキエン」、これは古代インドのヒンドゥー神話にも強い影響を受けている古代歴史ドラマだそうです。仏教もヒンドゥー教も元々バラモン教からの流れですから影響も受けるのでしょうね。この大叙事詩劇やタイ古典舞踊などが行われ最後は出演者全員が舞台に並びご挨拶で終了です。タイの雰囲気満点でした。

夕食のあとホテルへ帰って来ました。
ホテルの部屋で、日本でAmazon経由で買っておいたSIMを入れ替えました。AISの「7日間データ通信無制限100分無料通話付き」というSIMです。470円です。送料無料でネット注文したら翌々日に茶封筒に入って送られてきました。現地で設定してくださいとのことで、テストも出来ず持って来たので上手くつながるか若干不安な面もありました。ＳＩＭを入れ替えて設定しようとしたら、取説と違う表示が出たりして、だいぶ焦りました。でも何回か試行錯誤を繰り返すと繋がりました。そしてタイに滞在中は問題なく使えました。

ウインザースイーツホテルには3連泊です。荷物の移動がないので大変楽なホテル生活が送れました。
ドアーを開けて入ると応接室風の部屋があり左側にはテーブルセットと洗面所が付いています。

右側には姿見の鏡と冷蔵庫、その上にポットとコーヒー、お茶セットが置いています。今回は1回も使いませんでした。

奥のベッドルームの入り口に金庫、その向かいがバストイレです。
シャワーは毎日使いましたが問題はありませんでした。若干水圧が弱目ぐらいです。

バック置き場も十分な広さがあります。

ベッドルームから入り口ドアーを見たところ。

ベットはツイン。寝心地はいいのですが、部屋のエアコンが効きすぎでした。セントラルエアコンなのでファンの調整で室内温度の調整をするようなのですが、寒いくらいだったのでエアコンのコントローラーをOFFしました。ところがエアコンの吹き出し口からは風が流れてきます。毛布をかぶって寝ると、何とか凌げそうなのでそのまま3日間過ごしました。

窓の外はアソーク駅方面のビル群が見えます。
1日目はこれで就寝です。明日はバンコクの王宮や寺院の見学です。