2019/12/31 - 2019/12/31
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サンクトペテルブルク2日目。
この日は2019年 最後の日。
この地の観光ド定番の
エルミタージュ美術館へ行き
ペテルブルクで最初に造られたという
要塞へ夜の散歩。そして年越し。
ロシアのカウントダウンはみなさん
お行儀がよくてちょっと驚きました。
スケジュール----
12/28土 成田 → ウランバートル
12/29日 ウランバートル → モスクワ →
12/30月 St.ペテルブルク
●12/31火 St.ペテルブルク
01/01水 St.ペテルブルク → モスクワ
01/02木 モスクワ → ウランバートル
01/03金 ウランバートル → 成田
-
12月31日 10時。
今回宿泊したホテルは朝食なしのプラン。
近くのカフェに朝ごはんを食べに行く。トラディション ホテル ホテル
-
メニュー。これまたどんな料理なのか
わからないのよぉぉ
棚にあったサンドイッチとコーヒーを
片言英語でお願いした。
さて食事をしながら、こちらに来るときに
寝台車に乗るまでの時間が辛かったから、
モスクワに戻る列車の時間まで休めるように
安いホテルを予約することに。
オシッ! 駅近で3500ルーブルの良さげな宿があるっ
ポチーーー OK!!
すると相方が ちょっと予約したとこ見せてと。
。。このホテル、モスクワにあるホテルだよ。
サンクトペテルブルクのホテルを予約しないとだよ。。
( ̄Д ̄ ) 。。
わぁぁぁぁぁぁ!!! -
ハイ。。青森にあるのに東京駅、
東京にあるのに青森駅という風な
名前のつけ方がされてるロシアの駅。
なんの躊躇もせずサンクトペテルブルクに
あるからレニングラーツキー駅近くのホテル!
という認識で予約してしまいました。
ウウッ。。落ち着け私。。(;Д;)
キャンセル不可!の文字は見えたけど
キャンセルしないから大丈夫! とポチり
結局キャンセルするという。。
すぐに問い合わせたら大丈夫かも? という
淡い期待をいだき予約サイトやホテルに
払い戻しができないか連絡してみた。 -
自分の愚かさに打ち拉がれながらも
気を取り直してこの日の観光スタート。アレクサンドルの円柱 史跡・遺跡
-
宮殿広場はカウントダウンの準備。
しかし人が少ない。。
モスクワは日中でもすごい人出なのに。
イルミネーションがないから?宮殿広場 広場・公園
-
すんなり入れたら見学しようという
気持ちで来てみたエルミタージュ美術館。
チケット売り場に行列ができていたら
入るのやめようと思ってたのだけど
思いのほか券売機ですんなり買えてしまった。 -
券売機で買いたくない方たちなのか
知らないけれど、行列ができてる。
それを横目に、チケットを係員に渡して
館内に入る。
で、手荷物検査があるのだけど
ここで コートは脱いで!! と注意され。
地下のクロークに行ったらすっっごい人人人。
ここがいちばん時間かかった。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
中は。ヒャーーー ゴージャス!
-
もとは好奇心旺盛で知られるピョートル大帝が
ヨーロッパ視察旅行で集めた品々から
はじまったエルミタージュコレクション。 -
それをエカテリーナ女帝がドイツの画商から
絵画をごっそり買い取ったことから拡充され
作られた宮殿。 -
そのコレクションよりもまずは
建物の豪華さのほうに目がいっちゃう。 -
あ。あそこの灯台だ。
なんかヨーロッパ絵画のような景色。
あ。ここヨーロッパか。 -
木の窓枠と、歪んだガラス。
大事にされてきた宮殿。 -
こんなシックな部屋も。
-
やっぱり展示物より部屋の装飾を
みてしまうわーー -
一応 絵画も観ますけども。
なんとゆー嘆きの表現。 -
ルーベンス。ローマの慈愛。
-
他の国の王室の方もいたり。
これオリジナル? -
ミケランジェロ。
足から棘を抜こうとしている少年
らしい。。 -
とりわけ印象的だったのがこの部屋。
-
まず絵がとても大きい。
-
そしてひとつひとつが
とーーっても気持ち悪い。
気持ち悪いのに怖いものみたさで
よく見てしまう。 -
イチオシ
聖書の物語が描かれているラファエロの回廊。
この回廊は素晴らしかったです。
ここが一番感動したかも。
エカテリーナ2世時代からこのままらしい。 -
一通り見終えて13:30。
またクロークにコートを引き取るのに時間がかかる。。。
この美術館訪問はコートのいらない季節がいいかも。 -
外に出るとチケット売り場までの列が
ながーーくなってる。
受付の人ひとりしかいなかったけど。。
券売機で買うとすぐなんだけどなぁ。 -
さてランチといきたいところだけど
大晦日のこの日、1軒目にふられ
2軒目もふられ。。
2軒目の店員さんから申し訳なさそうに
良いお年を。。と言われたときは
じーーんときた。 -
この日もまた食事難民となるか。。と
思っていたところで、明かりがついていた
店から出てきた男性が、ここの店いい店だよ!!
と教えてくれた。
中をのぞくと 2名様OK! とのこと。
さっきの男性が神様に思えた。
すぱしーーーばぁぁぁぁヤチ 地元の料理
-
ロシアのレストランって半地下の店
多いですね。
家庭的でかわいらしい設えが
とても暖かく感じる。 -
英語メニューもあり注文しやすい。
ロシアの家庭料理を出すお店。 -
ゆで卵が入ったカツレツ。
やさしい味付けが体によさそでおいひー
スタッフさんたちは学生さんなのか
若くて英語通じるし接客が暖かい。
後で調べると結構な人気店でした。
Ять
http://en.eatinyat.com/ -
外にでると。わわわわわ!
どこかの川が凍ってたのかな?
本来ならもっと凍って川を歩いたりするらしい。
そーいうのもやってみたかったなぁ。 -
大晦日だから、夜のレストランは
予約いっぱいで入れなそうな気がしたので
スーパーで生ハムやお菓子を買って
ホテルに戻りました。 -
部屋に戻るとささやかなプレゼントが。
ロシアでは大晦日にサンタクロースならぬ
奇跡をおこすおじいさんが来るそう。
あとから思うと、ロシアの人たちが
いかにこの日を大事にしてるかというのが
わかる。 -
ホテルの部屋で一眠りして19時。
ぐーすかぴーと寝ている相方は置いて
ひとり気になってた要塞へ行くとする。
ホテルからはすぐそこって距離。ペトロパヴロフスク要塞 建造物
-
ぴっきーーーんとそびえる塔を持つ
ペトル・パウェル大聖堂。 -
聖堂はロマノフ朝の皇帝一族が
埋葬されている霊廟となっていて
ピョートル大帝やエカテリーナ女帝も
ここで眠る。 -
が、19時となっては中に入れず
とーーーっても残念。。
またこの地に来ることがあったら
ここに必ず来よう。 -
もう、笑っちゃうぐらい人がいなくて
ちょっと不気味さを感じるぐらい。
それもカラスがすっっごい鳴いてるんです。 -
怖いけど、なんかこの場所を
独り占めしてる感じが心地よい。 -
この要塞、監獄という歴史も持ち
そのまま残されている。
タラカーノヴァ。どこの出かわからない
自称皇女はエカテリーナ女帝によって
この監獄に入られました。
中を覗くと蝋人形が見えて
ちょっと怖いけどおもしろそうです。。
しかしさすがにここも営業は
終わっていて入れず。。残念すぎるーー -
要塞の外側。
なんと。ネヴァ川に降りることもできます。 -
ネヴァとは。泥。
ネヴァネヴァの湿地帯に、モスクワのことが
嫌になっちゃったピョートル大帝が、農奴に
この要塞を造らせた。 -
サンクトペテルブルクは
聖ペテロの街の意味。
Peters=ピョートルの
burg=城市
Petersburgは 実質的には
ピョートル大帝の町 ということらしい。 -
お。人がいた。少し安心する。
ほんとーーに静かな大晦日の夜。 -
大砲がありました。
毎日12時に鳴らすみたい。
わたしらは昼にいつも出かけてたから
一度も聞けませんでした。 -
一応スケートリンクも用意されるのに
ここもだれもいない!
静かすぎる大晦日。
家で新年を迎えるのが通例なんだろな。 -
暖冬で雪が見られないと思ってたけど
寒い国ならではの景色も見られ。
ちなみにこの要塞は21時まで空いてます。
散歩するだけなら無料です。 -
結構吹雪いてきて手も冷たいしで
ホテルに戻りました。
寒いところから暖かいところに入ると
眠くなるんだよね。
で、休んでいたところ今度は相方が起き出して
ホテルの人がシャンパンどうぞというから
行こうよと。 -
寝ぼけながら共有スペースに行くと
みかん。
そうそうスーパーでもみかけたので
気になったのですが、ロシアでは新年を
迎えるにはみかんがかかせないそう。
日本みたいじゃないですか?
調べるにソ連時代の粛清時、お正月に
手に入れられたのがこのみかんだけ
だったそうで。 -
オーナーさんが、このあと外に
たくさんの人が集まって、花火が
3時くらいまであがるのよ!
すっごいにぎやかよ!
みたいなことを言うので、眠かったけど
頑張って起きていることに。 -
0時近くなると、だーれもいなかった外に
人が集まってきてた。
みなさんネヴァ川の向こうの宮殿の方を見てます。
あまりバカ騒ぎしてないところをみると
家族で来てる方が多いみたい。 -
灯台にも火が点けられててお祝いムード。
奥に聖イサアク大聖堂が見える。 -
おおっっ 花火が上がりました。
お昼に見た、エルミタージュ美術館の
とこの広場でやってるやつですね。
あっちは賑やかなんだろな。 -
オーナーさんが言ってた花火って
これのことかなぁ。
てっきりこの近くで上がると思ってたけど -
みなさんほんと静かにこの花火を眺めてる。
これがロシアの新年の迎え方なのかぁーー
ロシアでは大晦日の夜が楽しくなければ
次の1年はつまらない年になると言われてる
らしいから、これをみとかないといけないって感じ? -
お酒を持ち込んでる若い人もいたけど
基本的に礼儀正しくてこのあたりは
ロシア人ぽいなと思いました。
では静かに私らも。
2020年 ハッピーニューイヤー!! -
このあと寒くてホテルに戻った後
外で花火の音が賑やかだったけど
眠気が勝って起きる気にもなれず
朝までスヤスヤと眠りました。
つづく~
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モスクワ
この旅行記へのコメント (2)
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- 琉球熱さん 2020/02/24 00:52:56
- 文化の違い
- picotabiさん、こんにちは
一連のロシア旅行記、貴女のコメントはともかく(笑)、出てくる風景やら建物やら美術品・工芸品が、どれもこれも美しい~
これがキリスト教の文化なのか? 特にここの冒頭に出てくるナントカ美術館の内装(と言ってもいいの?)は見事としか言いようがないね
日本じゃ絶対見られない
凄い
語彙崩壊…
ロシアの人が京都や奈良に来たら、同じような感想を持つんだろうか?
やっぱ、異文化に触れるって大事だね~
---------琉球熱--------
- picotabiさん からの返信 2020/02/24 14:41:03
- Re: 文化の違い
- 琉球熱さん こんちはです!
ロシア、美しいですよね。私もこの国の美的センスはとても好きです。あらゆるデザインが好みで。ちょっと田舎くさいところがあったりするとこも好き。無表情なスタッフさんもわりと好き。食べ物も美味しいんですよ。音楽も物悲しいラフマニノフは素晴らしい。この美術館、記事にも書きましたが部屋の装飾が素晴らしかったです。絵画よりも圧倒時に装飾が印象的でした。
>ロシアの人が京都や奈良に来たら、同じような感想を持つんだろうか?
日本のわびさびは人気みたいだから、ロシア人にも。。どうなんでしょう。そーいえば。。寿司とかうどんとか見かけなかったなぁ。。アニメは若い人にはすごい人気ですよね。なんか自分は外国の普段の日常に触れてその国と日本をいつも比較してしまいます。そこには尊敬も、もちろん偏見もあるのですが。
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