2019/2020の年末年始、5泊6日で四国4県を巡る旅　その3　こんぴらさんと讃岐そば

2019/12/29 - 2020/01/03

2019/2020の年末年始、5泊6日で四国４県を車で巡った旅の記録。

旅の2日目、鳴門の大塚美術館を見学した後は次の宿泊地である高松へ。高速道路を使えば鳴門から高松までは約1時間ほど。隣りの県であるにもかかわらず意外と近い。今回、高松では観光的なことはしないものの、”骨付鳥”と”讃岐うどん“はしっかりと食べる。そのため、ホテルは朝夕食の付かない素泊まりプランで予約した。結果的に”骨付鳥”は2軒ハシゴし、讃岐うどんも朝食入れて2食いただいてきた。
3日目、大晦日、は同じ香川県にある金比羅山へ。年が明けると初詣客でごった返したようだったので、観光的には年が明ける前に行っておいて正解だった。

表紙写真：金比羅山からの帰り道

エリア 琴平・金刀比羅宮周辺(香川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高松市内のアーケード通り。
今回、宿泊したのは「四国高松温泉ニューグランデみまつ」。市街中心の方にありながら、市内で唯一温泉のあるホテル。食事付きの宿泊プランもあるが、アーケード通りにも面していているので、多少雨が降ってても気にせず食事に出かけられる。

1軒目、骨付鳥を食べに「笑」さんへ。予約無しだったものの、ピーク前だったのでギリギリ入れさせてもらった。地元の大学生グループが忘年会をやってて、この日の店内は終始賑わしく。

「笑」 グルメ・レストラン

香川県の郷土料理、しょうゆ豆。煎ったそら豆を醤油ダレに漬け込んだもの。濃い目の味で、酒のつまみにちょうどいい。骨付鳥は注文をある程度まとめてからオーブンで焼いているので、注文してから出てくるまで少し時間がかかる。その間待つ間のツマミとしてお勧め。

「笑」さんの骨付鳥（若鶏）1000円。
若鶏と親鳥が選べたが、若鶏を選択。大人のお客さんは親鳥頼んでる人たちが多かったかも。皮が香ばしく焼けてて美味しい。

自家製の果実酒、”びわ”と”いちじく”を一杯づつ。”びわ”の果実酒とか珍しいと思って頼んでみたら、お味の方も美味しく。ちなみにこの瓶のようなグラス、ジャムか何かの瓶を再利用してるのかと思ってたら、ウォッカのブランド「スミノフ」正規のグラスだった模様。

2軒目、同じく骨付鳥を食べに「蘭丸」さんへ。「笑」さんの方はガイドブックにも出ていたので候補にしていたところで、こちらの蘭丸さんはGoogleMapでの口コミ評価が高かったお店としてマークしてたところ。「笑」さんへ向かう途中に通りかかったところ、行列が出来ていた。気になったので「笑」さんの後に立ち寄ってみることに。ピークは過ぎていたものの、名前を書いて少し待つ。

骨付鳥 蘭丸 グルメ・レストラン

「蘭丸」さんの骨付鳥（親鳥）、890円。スパイシーな味付け。「蘭丸」さんは元は焼き鳥屋だったらしい。

締めの讃岐うどんを食べに「徳丸」さんへ。夜8時から営業開始するお店。営業開始直後、しっかりと行列が出来ていた。

手打ちうどん 鶴丸 グルメ・レストラン

うどんだけに回転が早い。徳丸さんのカレーうどん、800円。今宵一番の美味。

宿泊したホテル「ニューグランデみまつ」
アーケードのある商店街がホテルの真横から始まり、雨が降ってても出歩き易い。金比羅山まで行ける琴電琴平線の片平駅までも徒歩5分もかからず。目の前に朝9時から夜23時まで営業しているスーパー・マルナカもあって便利。そして、高松市街で唯一の温泉付き。

四国高松温泉　ニューグランデみまつ 宿・ホテル

翌朝、ホテルをチェックアウトして向かったのが「山内」さん。金比羅山を少し通り過ぎたあたりにある。周囲は畑か森しかなく、こんなところにお店があるの？と思うようなところにある。車がないと行きにくいかも。

山内うどん店 グルメ・レストラン

大きなげそ揚げをトッピング。

金比羅山へ。
車は駅の近くの町営駅前東駐車場に駐車。料金は1時間あたり200円。駐車場に無料貸し出しの木の杖があったので借りていくことに。

駐車場から7、8分ほど歩いたところ。観光名所らしい土産物屋や飲食できるお店が立ち並ぶ。

いよいよ階段が。ここから785段の階段が続く。

こんぴら街道 名所・史跡

階段の途中にも鳥居。

金毘羅宮大門

金毘羅宮大門を抜けた後はしばらく平坦な道が続く。

何個目かの鳥居。

神馬「月琴号」
側には「ルーチェ号」（顔を見せてくれなかった）

こんぴら狗。
その昔、旅に出られない主人の代わりに「こんぴら参り」をしたとか。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

ここからまたしばらく階段が続く。

旭社。
立派な建物なので本宮に見えるが違う。
本宮はまだこの先、という案内版も出てる。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

本宮はこの先。

森の中の道を抜け、

最後の階段。

金比羅山本宮拝殿に到着。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

本宮の脇にある展望台。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

遠くは瀬戸内海、瀬戸大橋まで見える。

麓の金比羅町。

展望台から何が見えるか、の案内版。

隣の三穂津姫社

神馬像。

絵馬殿。
船が置いてある。

金刀比羅宮 寺・神社・教会

絵馬殿の中。
船の写真がたくさん。
航海の安全祈願をするところらしい。

船に使われるエンジンの写真も。

日本人として初めて宇宙に行った秋山豊寛さんも。

帰路。
ここからまた長い階段を下っていく。

階段の途中にあった木。神々しい。

ふたたび旭社。

旭社の前の瓶に溜まった水の上に1円玉浮かべてる人たち。

帰りの階段からの眺めがまたいい。

大門のところにあった出店でいただいた甘酒。

備前焼の狛犬。

情緒ある風景。

参道の入り口付近、建物の中に大きな瓶があったので入ってみる。

金陵の郷 美術館・博物館

地元の酒造メーカーの西野金陵さんだった。

中に酒造りについて学べる資料館もあり、無料で見学できる。

金陵さんの中庭にある大楠。金比羅山の参道にあるだけに、こちらも神々しい。帰りに一升瓶を買って帰る。