2019/12/29 - 2019/12/30
79位(同エリア128件中)
AMさん
2019年末 急に休みが取れて、タイへ往訪。タイ北部イサーン地方へ日本製の老朽気動車で向かいました。素敵なレストランにも出逢えました…。
以下4つのブログもアップしています。ご笑覧下さい!
●タイ鉄道旅行のブログ
https://rail-935.amebaownd.com/
●タイの夜行列車のブログ
https://night-rail935.amebaownd.com/
●タイの鈍行列車のブログ
https://furui-rail935.amebaownd.com/
●タイの旧型気動車のブログ
https://rail935rhn.amebaownd.com/
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ファラポーン駅 さあイサーンの地へ向けて行きましょう・・・
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駅の終端部には植栽もあったり、良い雰囲気・・・
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乗車する列車は、東北線の急行便です。
あれ液晶モニター故障かな?
2019年12月29日
バンコク(中央 ファラポーン)駅1005始発 急行71(D)列車
東北線 ウボン・ラチャタニー行き 1950着予定 575㎞走行
途中、ナコンラチャシーマ―まで乗車。 -
故障しても万全の体制ですね!
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出発時刻 10分前になっても列車が入線しません・・・あれ?
隣のホームにはなんと5時間後に出発する南本線の夜行特急が入線??
タイ国鉄さんの操車係さん!順番が違いますよ!
私は、ナコンラチャシーマ―駅で、北へ向かう各停(鈍行)に乗り換えるので、心配になってきました・・・ただし、タイ国鉄さんのマイペースぶりは熟知していますので、接続時間は1時間30分確保しています。 -
ホームで待つお客さんたちも、心配そう・・・
ついに出発時間を過ぎました。まだ来ません・・・ -
すると、タイ国鉄のDJ駅員さん登場!デカい移動式のスピーカーでホームに向かい大音量で何か放送始めました。私(鉄オッサン)はタイ語分からないのでチンプンカンプン・・・。
しかし鉄オッサン 鉄道には興味あるので、放送を予想すると・・・
「本日12月29日、タイ国鉄では帰省でイサーンへ行かれる皆様に、少しでもご乗車頂けるよう臨時増結を行います。只今、その作業中で、入線が遅れております・・・」
通常、東北線の急行列車は3~5両編成ぐらいですが、当日は増結して8両編成でした。 -
アユタヤ駅のホーム外れの古い駅名案内。
30分ほどの遅延でやっと出発!
https://youtu.be/BGR0kXX7tOA
タイ国鉄にお詳しいこの「4トラベル」上での、タイ鉄道組合の諸先輩の皆様の記述では「タイ国鉄では、30分の遅延はむしろ早着に感じる…」というお言葉をかみしめております・・・笑。 -
ケンコイ ジャンクション(分岐)駅を出ると、勾配区間・・・。ディーゼルエンジンが唸ります。
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時間はちょうどお昼時!お弁当の販売です。
ここで一つ話題を・・・
タイの鉄道では多くの地元の住民の方が、乗り込んで車内で様々な物を販売されています。もちろん各種、弁当もあります・・・。
しかし、先日も同じイサーン地方を走る急行列車の車内でも出会ったのですが、タイ国鉄の車掌氏と地元のオバちゃんの二人組で少し大きめの弁当を売られるのです。
これって?タイ国鉄公式駅弁??車掌さんたちも同じ弁当を運転室に持ち込んでおられました。やはり国鉄公式駅弁??? -
公式?駅弁は、他のお弁当より少し大きめです。乗務員さんたちの希望なのかも・・・。
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中はガパオライスですが、日本の吉野家さんや松屋さんのお弁当と同じく、ご飯とセパレートなので、ご飯がグチャグチャにならず、美味しく頂けます!
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車窓を眺めながら、美味しい!
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しかし、鉄オッサン、食事中でも乗務中なので、ノンビリ出来ません。
Map Kabao駅に、おっと!見慣れた車両が・・・。撮影せねば・・・。
日本から移籍した12系客車の廃車体ですね。お疲れ様でした。
まだ何両かの仲間は現役で頑張っていますよ!
https://youtu.be/aUuHo6WRrIs -
さらに別の駅では、1964年ドイツ製の超旧型機関車ヘンシェル型が・・・。初めて現役車を見ましたよ!
詳しい方の情報では、タイ国鉄からは引退し、線路保守の別会社の所有なんだとか・・・。
https://youtu.be/P-fmeT-RidU -
今、走行している線路の隣で、複線化・高規格化の工事が進んでいます。
もう少ししたら、高速鉄道に生まれ変わるのでしょうか? -
タイ国鉄さんの正しい仮駅舎の建て方。大屋根を造り、その中にプレハブ駅舎・・・。
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ナコンラチャシーマ―駅で下車。東に向かう急行列車と別れ、北(ウドンタニー)に向かう各停(鈍行)列車に乗り換えます。お目当てのタイ国鉄RHN型での運行。1971年日本(日立)製の老朽気動車ですが、日本の全国で大活躍したローカル線の主役キハ20系によく似てるんですよね~。
RHN君、また会えたね~? 鉄オッサン、君に会いに、君の生まれ故郷の日本からやって来たよ!今回もよろしくね! -
ナコンラチャシーマ―駅の駅名案内。このデザイン、どこかで見たような・・・
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あら?地元の駅と同じじゃあ~りませんか♪
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似たような写真ばかりですみません。しかしキハ20に似てるなあ~。ザ・ローカル線というイメージです。
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足元の排障器を除いて撮影・・・キハ20だ!
2019年12月29日
タイ国鉄 東北線 ナコンラチャシーマ―1600始発⇒列車番号417(D)・約300㎞北上⇒ウドンタニ―行き(2140着予定)。私は途中の主要駅「コーンケン」で下車しました。
夕暮れのイサーン(タイ東北部)地方をキハ20に似たRHN型(日本で1971年製造)が走ります。
日本で言うと・・・旭川発夕方の稚内行き(260㎞北上)の鈍行かな・・・? -
車内は、キーキー音を立てて、回転式の扇風機が…
これも日本の国鉄時代のキハ20と同じ・・・ -
車内のクロスシートも、持ち手もソックリ・・・
しかし肘掛けがありませんね・・・ -
キハ20に似てるのは車体だけではないような気がする・・・台車はキハ20とほぼ同じでしょうね。
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ブレーキシリンダーには三菱の刻印が・・・
すると後ろから若い鉄道員さんに英語で話しかけられた!「日本から来られました?」「そう、私は日本の鉄オッサンです。(キハ20をナデナデしながら…)彼も日本人ですよね!」と言うと笑ってた・・・(変な奴だと思われた?) -
運転室直後には、タブレット保護棒が・・・懐。
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運転室の仕切り部にはHゴム多用。これも日本国鉄と似てる。
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さあ、イサーンの地へ向けて出発進行!
https://youtu.be/pAU5LtzzNBk -
天秤棒を担いだお客さんも乗って来られました・・・お疲れ様ですね。
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信号進行!
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運転室・・・パネルを除けばキハ20と同じ!
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主幹制御機(車で言うとアクセル)はやはり日本製ですね。
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圧力計も1つだけは日本語で「圧力計」!
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元気そうに見えるRHN君、私 鉄オッサンとほぼ同級生。
お互い疲労してますかね~もう少し、頑張りましょうね~! -
高規格化工事で、無人駅もこんなに立派に!
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夕暮れ時になりました・・・
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夕暮れ・・・ノンビリ進む鈍行列車
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日が暮れますね・・・
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夕暮れの車内で、窓を全開にして風に吹かれながら、ボンヤリしてると、廃止された日本の国鉄ローカル線に乗ってるような錯覚が・・・タブレット保護棒も付いてるし、運転台機器も同じだし・・・(その錯覚のために来たようなものですが…)
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さてコーンケン駅に着きました。沿線では一番大きな街です。
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しかし、まあ、スゴイ 箱だけは大きな駅
高規格化工事で巨大な高架駅になりましたが、
お客さんは少ない・・・中国資本が入っているとかいないとか・・・
タシカニ、中国の巨大駅に似てる・・・タイらしくないなあ -
近代的な巨大駅の駅務室に、古い古い閉塞機器・・・
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待合スペース、お客さんがいない・・・
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さて、夕食です。駅前のセブンイレブンの隣りの「WINE22」というレストランへ。
雰囲気の良いレストランで生演奏も楽しめます。これは良い!
https://youtu.be/ppnVidyhd2s -
トムヤムクン鍋 風? 美味しかったです。
注文はグーグル先生の写真をお店の方に見せて、これ下さい!で通じました! -
もちろんアルコール燃料補給!
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カリカリ揚げ豚「ムーグロープ」 ビールのお供に最高!
ウエイトレスさんもすごく親切で嬉しかった!
コップンカップ!ありがとう! -
さて燃料補給の終わった鉄オッサン、なんと、もうバンコクへ戻ります。旧友?のRHN君に会えたので、もう目的は達しました。(鉄オッサン、サラリーマンなんで、そんなにたくさん休めないのです悲)
今夜の宿はタイ国鉄さんの夜行列車です。
私の乗る新型特急寝台の前に旧型車の夜行快速が・・・ -
タイでは小荷物輸送が盛んで、快速や急行の夜行には、必ず荷物専用車が・・・
これは旧型の3等客車を荷物車に転用していますね。 -
窓から積み込み・・・
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車内は・・・
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他の客車は・・・
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この電球式の「3等表示」味がありますよね。
これって、日本から輸出された大昔の客車に付いていたので、今も続いているような気がします・・・
(日本のメーカーさんの発想では?日本国鉄にも寝台車には付いていましたしね、タイ現地設計なら省略しそうな気がします) -
客車はステップ付いていますが、ホームが高規格化で、高くなり・・・でもそのままマイペンライ・・・気にせず・・・しかし、普通に乗ろうとすると、確実に線路に落ちますのでご注意を!
※国鉄さんの名誉のために追記。一部の車両は、折り畳み式の高床ホーム用渡し板を取り付けています。しかし全車ではありません…。
さらにこの後、RHN君を増結した急行列車が入線してきました。しかし私と同級生=1970年代生まれのRHN君、これからバンコクへ往復1500キロの急行運用、大丈夫でしょうか?変速機の調子が悪いような…?
https://youtu.be/3SEhjOFRC40 -
さて私の乗る新型寝台です。コイツは快適なんですよね。
良心的なタイ国鉄さんの料金のお蔭で、バンコクまで450kmもありますが、寝台料金込みで4000円弱・・・夜行列車好きには嬉しいです。
タイ国鉄 東北線 寝台特急26レ ラオスとの国境の町 ノンカーイ1910始発 バンコク行き 途中コーンケン2138発 -
各寝台にライトとコンセントが・・・これがありがたい、充電できますのでね。
このコンセントがあるので、私はタイ国鉄さんの夜行列車に乗る時は、この最新型か、味のある最旧型の非冷房ファン式寝台車の2極しか選びません…。 -
さて深夜の私のベットのテーブルです。タコ脚配線で充電中・・・
軽く?夜食のセブンイレブンのガパオ弁当とむぎ茶(ではなく、麦茶と同じ色の大人の飲み物が入っています。詳細は秘密!) -
上段寝台への折り畳みハシゴ。日本の物よりコンパクトで設計上手いな!この車両は中国製です。
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各車両に液晶画面があり、現在地が分かります。まるで航空機のよう。タイ国鉄さんも進化したな~でも変わらないのは遅延。画面に表示されているように、定刻5:57のところ、実際の現在時刻は6:27です。30分遅延・・・。
https://youtu.be/lZw2Ma0B-1Y
バンコク(ファラポーン)到着時の車内放送です。
(定刻600着 当日の遅延約30分)
女性車掌さんによる優しいお声での案内です。 -
なお寝台は運行中には客室係さんの手で片付けられ、使用済シーツは山のようにデッキに置かれます。下車するお客さんが優先なのか?シーツが優先なのか?
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バンコク(中央 ファラポーン)駅 到着!シーツは台車に載せられます。
私はこの後、この旅行唯一の観光地、ホアヒンへ向けて旅立ちます・・・。
もちろん鉄道利用ですが・・・
いったいどんだけ~♪乗り鉄すれば気が済むのやら・・・笑。
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