2020/01/13 - 2020/01/13
174位(同エリア1062件中)
夢道乗光さん
新聞で『常滑「いいとこ撮り」プロカメラマンと巡ろう』というバスツアーの広告記事を見つけて早速申込み、焼き物の歴史が街全体に漂う常滑の町に行って来ました。
ツアー名称もユニークで格安料金。皆さん考える事は同じのようで申込みが殺到しキャンセル待ちでしたが、運よく初回のバスツアーに参加出来ました。
中部国際空港に行き来する時は常滑は素通りするだけですが、常滑の町歩きは初めてで新鮮な気分でした。
常滑は日本六古窯(瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前)の一つで世界に誇る日本古来の技術を継承している所です。
今回は常滑市商工観光課が企画してのバスツアーで昼食代や施設入館料を含めて参加料はたったの2,000円。観光立国を目指して地方創生の助成金が国から出ているとの事で今回の格安バスツアーが実現したようです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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名鉄常滑線の常滑駅で午前8時45分と少し早い時間の集合です。
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常滑市商工観光課が企画してのバスツアー。昼食代や施設入館料を含めて参加料は2,000円。
1月13日と2月24日に開催され、いずれも申込み殺到で満席 -
知多バスの観光バスに乗って常滑市内観光
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『プロカメラマンと撮るフォトジェニックバスツアーin常滑』と長い名前のご一行
成人の日の祝日で老若男女幅広い年齢層の参加者30名が参加。 -
常滑駅から観光バスに乗ってたった5分で常滑陶磁器会館に到着
陶磁器会館前の郵便ポストの上には陶器製の郵便配達員とバイクがお出迎え
自動販売機も土管色! -
陶磁器会館で約30分プロカメラマンによる写真講座を受講。
自分の好きなモノを見つけ美しく撮ろうとせず美しく思って撮ってくださいとアドバイスされ町歩きを開始しました。 -
陶都・常滑に点在する観光スポットを訪ねる散歩道ルート
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先ずは とこなめ招き猫通りを散策
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男ばかりと思いきや意外にも若い女性カメラマンも。
インスタグラムの普及でフォトジェニックな場所を探し求める人が多くなったのも時代の潮流! -
招き猫通りには「ご利益招き猫」39体の多種多彩な招き猫がお出迎え
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美人祈願やボケ封じ、夫婦円満などユニークな招き猫が並んで面白い
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仲睦まじい夫婦円満の招き猫
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航空安全の招き猫
航空安全を祈願して撮りました。 -
航海安全の招き猫
航海安全を祈願して撮りました。 -
常滑で最も大きい招き猫
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常滑は丘陵地帯で起伏が多く坂道や崖が多い。
あちこちの土塀にごく自然に土管が使われ周囲の景観と調和しています。 -
現在は使われていない石炭焼成の煉瓦煙突も町の景観と調和
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フォトジェニックな場所を探し求めて、大人が小学生の遠足のように集団で散策。
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古い民家もフォトジェニック
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常滑市指定有形文化財になっている廻船問屋 瀧田家
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瀧田家の持船の弁財船
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主家は2階も開放されており見学
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現在はここから海は見えないですが、昔はこの丘から湊に出入りする船の様子を瀧田家の主人に伝えていたとの事で「伝の山・・・通称でんでん山」と呼び、この坂はでんでん坂と名付けられたらしい
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土壁には土管が組み込まれ、環境に配慮した当時人々の知恵と工夫が偲ばれる土管坂
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遊び心いっぱいで綺麗な土管坂花園
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登窯広場の展示工房館では周りをぐるりと回り見学
1887年(明治20年)頃に築かれ1974年(昭和49年)まで使用されていた見応え充分の登窯 -
燃焼室が階段状に連なった連房式登窯も見学
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やきもの散歩道で本物の猫ちゃんと招き猫との出会い
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やきもの散歩道には可愛らしい陶磁器の飾り物がいっぱい
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山を崩して道路ができ、その上に掛けた珍しい橋
地元の人が案内してくれるのでこんな発見も。 -
お楽しみの昼食は人気店の活魚料理『まるは食堂』で。
まるはりんくう常滑店 -
まるは食堂名物の特大の海老天が付いた盛りだくさんの昼食
昼食付きで観光バスに乗せてもらって市内観光して2,000円とはお値打ち。
これも地方創生の助成金のお蔭。 -
りんくうタウンから見た対岸のセントレア。
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将来は対岸にクルーズターミナルできる構想も。
国際空港と国際クルーズターミナルが一体化すれば入国審査後に移動距離、移動時間も短いフライ&クルーズハブ拠点港になる可能性も。
北米、欧州、豪州を主としたクルーズ人口2,500万人を対象とする定点定期のフライ&クルーズハブ拠点港が誕生すれば観光立国を目指す海洋国家日本として成長するための大きな起爆剤になる事は間違いなし。
これが実現すれば豪華客船と飛行機をバックにしてフォトジェニックスポットになるのは間違いなし -
昼食した後はセントレアの対岸に位置する坂井海岸へ
離発着する飛行機が見えてここもフォトジェニック -
子供が砂浜に立ち、写真のモデルとして活躍
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商工観光課の担当者はトコタンの赤い法被を着て海を眺めるポーズをとってくれてサービス精神満点!
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次に立ち寄ったのは盛田味の館(170年前の醸造蔵を改装・入場無料)
盛田家はこの地で江戸時代初期に酒の醸造を始め、その後に味噌溜の醸造など事業を拡張し、千石船を購入し江戸航路を開拓。代々の人が今日に至るまで家業を隆盛へと導いたとは何と素晴らしい事でしょう! -
盛田の吟醸酒などの利き酒スペースもあり、日本酒を無料で試飲ができます。
5種類も試飲して千鳥足で帰って来ました。 -
日本酒を試飲して、酔い覚ましをしながら寛ぐバスツアーご一行様
館内では酒、みそ、たまり、しょうゆの製造工程をビデオで見たり、お酒や食品を味わえます。
入場無料でありながら盛田味の館はなかなか充実した内容です。 -
盛田味の館内には「十五代当主 盛田昭夫」が常設展示されています。
盛田本家15代当主でありソニー創業者の盛田昭雄氏。
世界のソニーへと飛躍させた偉業に敬服。 -
盛田昭雄氏の愛用メガネや時計、パスポート、名刺。
国際的ビジネスマンとして世界中を飛び回った盛田昭雄氏の活躍ぶりが窺われます。 -
盛田昭雄氏の年代別に誕生日毎に撮った記念写真
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次に訪れたのはINAXライブミュージアム
常滑は住宅設備機器メーカーLIXILの前身INAX創業の地。
土とやきものが織りなす多様な世界を観て、触れて、感じて、学び、創りだす、体験・体感できるミュージアム。
(入館料700円) -
広々とした窯のある広場
「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」「土・どろんこ館」「ものづくり工房」「建築陶器のはじまり館」の6つの館を散策しながら土とやきものが織りなす多様な世界を体感。 -
建築陶器のはじまり館
大正から昭和初期には新しい時代の建物が次々と建てられ、「建築陶器」と呼ばれるやきもの製のタイルとテラコッタが外壁に飾られました。華やかな一時代の姿が垣間見えます。 -
早朝の8時45分に集合してから観光バスに乗って常滑の町を周遊し、日中たっぷりと歩きながら写真を撮り、参加者の皆さんと充実した気分で夕方4時半に常滑駅で解散。
常滑駅から赤い名鉄電車(6000系)に乗って帰って来ました。
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