久々の東京、初めての鎌倉 三泊四日の旅。三日目は少し足を延ばし鎌倉へ。四日目はお昼に東京を出発。

2019/12/28 - 2019/12/31

年末年始、久々の９連休。妻と義母との３人での旅行。
出来れば海外に行きたかったのだが、退職して収入減のため、国内旅行に切替え。
久々の東京観光、うち一日は妻の従兄弟と会うため鎌倉を訪問することにした。
京都から新幹線で東京へ。ＪＴＢで浅草のビジネスホテル（朝食付き）で三泊四日、シングル３室のプランを申し込んだ。この時期としては結構安いと思われる６万円台のプランだった。
滞在した４日間、毎日１回は浅草寺まで行ったのだが、いつ行っても景色はあくまで東京の浅草なのだが、聞こえてくる言葉は圧倒的に日本語以外の言語。
インバウンドのすさまじさを体感した。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

本日は、１０時頃ホテルを出発し、観光客（ほとんどが外国人）でごった返す雷門の前を通って、都営浅草線浅草駅から泉岳寺で京急の快特に乗換え、横浜でさらにＪＲ湘南ラインに乗換えて、まずは北鎌倉を目指す。

所要時間は約１時間１０分。乗換えが多い割には意外と時間はかからない模様で、料金も８９４円と関西で同じくらいの距離を移動することを思うとかなり安い。

雷門 (風雷神門) 名所・史跡

１２時少し前、北鎌倉に到着。
乗降客がとても少ない。
時間的にもちょうどお昼時なので昼食をとろうと決めたが、駅前にはレストランやお食事処のようなものは見当たらない。

駅周辺には人影も少なく、駅前の円覚寺の門を行き過ぎ、線路を渡った向こう側に少し広い道路が見えたのでそっちに向かうが、一見したところまだ食事できるような場所は見当たらない。

スマホで検索すると、東慶寺の方に歩いていけば何軒か店があるようなのでそちらに向かう。

北鎌倉駅 駅

歩くこと数分。東慶寺を通り越してすぐのところに、この「お食事処　新とみ」という店を発見。

外からは、店内は電気もついていないように暗く見えるのだが暖簾が出ていて、メニューなども外に置かれているので、開いていることは間違いなさそうなので店に入る。

新とみ グルメ・レストラン

外に置かれていたメニュー書きでは、ラーメン屋か寿司屋かよく分からない感じの店。

テーブルに立ててあったメニューの一面

上のメニューの裏面。

やっぱり寿司屋かラーメン屋かよく分からない。

ラーメンセットを注文。

ラーメンにいなり寿司２個がついて７８０円。

ラーメン、いなり寿司とも、どちらもややあっさりしすぎた感じの味だった。



腹ごしらえを終えたので、東慶寺を訪問することに。

♪源氏山から～ 北鎌倉へ～　・・・　たどり着いたのは～縁切寺♪

さだまさしのいた「グレープ」のヒット曲でこのように唄われている「縁切寺」とは、この江戸幕府公認だった『東慶寺』のこと。

東慶寺 寺・神社・教会

階段を上がったところにある山門の真下に志納金箱が置かれていた。

鐘楼

北鎌倉は、鎌倉の隣の駅で寺院なども多くあるのに、境内の観光客は数えるほどしかいなかった。

東慶寺 寺・神社・教会

本堂。

東慶寺 寺・神社・教会

本堂内部

墓苑へと続く石畳。
正面は金仏（釈迦如来の銅像）。

東慶寺 寺・神社・教会

菖蒲畑。
奥の建物は、立礼式の茶室「白蓮舎」

東慶寺 寺・神社・教会

十月桜が咲いていた。

東慶寺の見学を終え、鎌倉に向かう前に北鎌倉の駅前にある円覚寺に立ち寄ろうとしたが。。

円覚寺 寺・神社・教会

三門を上がったところで、かなり広そうなお寺であり、この後の行程を考えると時間的にも無理そうなので、ここで手を合わせて鎌倉に向かうことにした。

円覚寺 寺・神社・教会

鎌倉駅の到着。
同じ駅構内に、江ノ電の鎌倉駅もある。

鎌倉駅 駅

鎌倉では、鶴岡八幡宮を参拝することにしていた。

参道ではなく、小町通商店街を通って向かうことにする。
この商店街は、参道と並行する形で鶴岡八幡宮の方に続いている。

北鎌倉とはたったひと駅の違いなのに、観光客の数がこんなに違うのに驚いた。

鎌倉 小町通り 名所・史跡

しばらく商店街を歩いたが、あまりに人が多く歩きにくいので、途中で参道を歩くことにした。

由比ヶ浜から鶴岡八幡宮へと真っ直ぐ続く参道には、海側から一ノ鳥居・二ノ鳥居・そして三ノ鳥居が立っているが、二ノ鳥居と三ノ鳥居の間くらいから参道を歩いた。

鶴岡八幡宮の参道である鎌倉の目抜き通り「若宮大路」は由比ヶ浜の「一ノ鳥居」から始まる。通りの中央に正式な参道があり、鎌倉駅から参道に入ると歩いて数分で二ノ鳥居に行きつく。
一の鳥居から約2キロ続く参道を歩くには、由比ヶ浜方面に戻る必要がある。

鶴岡八幡宮　三ノ鳥居

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

三ノ鳥居をくぐり、参道をまっすぐ歩くと、本宮（上宮）と大石段の下に舞殿（下拝殿）が見えてくる。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

舞殿を過ぎ、大石段を登ったところに本宮の楼門がある。

楼門。
扁額に記された八幡宮の「八」は鳩の向き合う形を表している。

本殿の写真は、参拝客が列を作って並んでいたため撮れなかった。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

楼門から大石段の下を振り返ると、舞殿の向こうに三ノ鳥居や参道が見える。

参拝後、境内で可愛らしい動きをする小動物、リスを見かけた。

この後、鎌倉駅から江ノ電に乗って、長谷寺と鎌倉の大仏の見学に行く予定だが、参道の途中で喫茶店で小休止。

ちょっと変わった「おてらＣａｆｅ」という店に入る。

おてらCafe グルメ・レストラン

西本願寺派のお寺の住職が経営している喫茶店とのことで、店内に仏像が飾られていたり、メニューに『プチ写経セット』なるものがあった。

暫し休憩した後、鎌倉駅から江ノ電に乗って、長谷駅に向かう。

江ノ電 乗り物

長谷では、まずは長谷寺に参拝。

山門と「門かぶりの松」。

長谷寺は四季折々の植物が楽しめる花寺で、鎌倉屈指のアジサイの名所として知られている。紅葉の名所でもあるらしい。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

庭園

阿弥陀堂

阿弥陀如来像

観音堂

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

見晴台からの眺め。手前に由比ヶ浜や材木座の町並み、その奥に相模湾を望める。

弁天窟(入口)

インスタ映えする可愛らしい「和み地蔵」

夕暮れが近づいてきたので、急いで高徳院（鎌倉大仏）に向かう。

高徳院（鎌倉大仏）の冬季の閉門時間は午後５時。

お寺の入り口、「仁王門」に着いた時にはもう５時になっていて、お寺の人が入口を閉めようとしていたが、早くおいでと言いつつ少し待ってくれ、最終入場が出来た。

ライトアップされた大仏様。

高徳院(鎌倉大仏) 寺・神社・教会

斜め横から見た大仏像。


この後、大船に戻り、駅前の居酒屋で妻の従兄弟らと夕食を共にし、その後ホテルに戻った。

一夜明け、旅行最終日。

朝食後、浅草寺へ朝の散策に。

もちろん花やしきはまだ開いていない。

今回の旅行では、浅草寺には毎日来ていたが、浅草神社には初めてのお参り。

浅草神社(三社さま) 寺・神社・教会

明日は初詣の人で混雑するんだろうなぁ。

大晦日の朝は、閑散としていた。

毎日、浅草寺には来ていたが、本堂の中に入ってお参りしたのはこの日が初めて。

浅草寺 寺・神社・教会

浅草寺から仲見世へ。

すっかり、お正月飾りの準備も整っていた。

浅草新仲見世商店街 市場・商店街

雷門に到着。

雷門 (風雷神門) 名所・史跡

浅草公会堂

浅草公会堂 名所・史跡

浅草六区通り

浅草六区通り 名所・史跡

まるごとにっぽん

まるごとにっぽん ショッピングモール

「まるごとにっぽん」に入ってみた。

諸国菓子コーナー。
一番前の列、右から二つ目、愛知県半田市の名物「生せんべい」を買いました(笑）

帰りの「のぞみ」は１２時４０分発なのに、１時間以上前に東京駅に着いてしまった。

駅構内は人で一杯で、待合室も満席。
この日も良い天気で、大晦日だというのにとても暖かかったので、ホームに出て待合室内ではなく、外の待合いすに腰掛けて列車の時間が来るまで待つことにした。

東京駅 駅

「のぞみ」の車内からの富士山の眺めも最高！

午後３時前に京都に着。
自宅への帰途に着く。