2019/12/12 - 2019/12/17
80位(同エリア787件中)
みかりさん
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長崎の教会巡りに憧れて数年・・・
今回やっと長崎に行って来ることが出来ました。
短い旅行で全てを周る事は不可能。今後何度か通うとして・・・
それでも時間をフルに使って欲張れるだけ欲張りました。
今回の旅行、節約しないと交通費等々も大変なので・・・
ケチりますけどケチりません。素敵なホテルだって泊まります。
美味しい物も食べる予定。ハウステンボスのライトアップも!
ちなみに1人旅の予定でしたが友人と二人の女子旅です。
キリスト教の弾圧と言う重く悲しい歴史が過去にあった上で
作れた長崎各地の教会。やっぱり魅力的でした。
1日目 長崎市泊(前泊扱い) 夜景の見えるホテルで!
2日目 長崎市内観光&伊王島
3日目 五島列島・福江島観光
4日目 五島列島・上五島観光
5日目 ハウステンボス見学
6日目 平戸観光
五島列島・福江島に上陸です。美しい海と教会、素敵な島です!
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
世界遺産に登録された長崎の教会群は
平戸エリア・長崎・外海エリア・
天草・島原エリア・五島列島エリアと
長崎と一言で言っても広範囲に点在するので
1度の旅行で全てを周るのは無理があります。
中でも私が数年前から惹かれている旅先が
五島列島。ただ教会巡りがしたいと思って
いただけなので、今回五島列島の事を
調べるまでどんな島なのか・交通・島の様子
なにも知りませんでした。 -
長崎旅3日目。朝7時過ぎ・・・
ホテルの鍵が見当たらず1500円支払うと
言う失態に多少落ち込みつつ・・・・
バタバタと長崎港へやって来ました。
五島列島へは空路で向かう方法も
ありますが大半の観光客はフェリーを
利用します。とにかく安く行きたい人は
普通のフェリー・少しでも早く目的地に
到着したい人は高速船&ジェットフォイル。
早朝にも関わらず港はなかなかの混雑っぷり。
九州商船のHPでジェットフォイルを
予約していたので窓口でチケットに交換します。
「九州商船」▼ この時期は片道6,390円
https://kyusho.co.jp/ -
本日は土曜日。当然お宿の値段は
平日に比べてお高くなります。
五島列島を個人で観光する場合
島の移動は思いの他時間とお金が
かかり綿密に計画しないと大変です。
当初島の移動にツアーを利用しようと
思っていました。一石二鳥だと・・・・
「五島列島キリシタン物語 縦断クルーズ」
https://www.nagasaki-tabinet.com/tour/64447/
ツアー催行日が土日祝のみだったので
土日に五島列島を訪れる予定を組んだけど・・・
その後じっくり検討すると日程的に
とてもハードな事がわかり断念。
※写真はパンフレットからお借りしました。 -
私が五島列島に憧れた理由は写真の
(パンフレットからお借りしました)
「旧野首教会」に憧れたから。
旅をするまで五島列島の知識は
長崎の島・長細く結構大きい・魚・海が綺麗
こんなもんしかなかったと思います。
実際・・・五島列島は「列島」の文字通り
1つの島なんかじゃなく島がいくつも
連なっています。なんとなく1つの島の
イメージだったんですけどね・・・。
島間は橋でつながる島もあるけれど基本的に
船を使わないと移動する事が出来ません。
定期船は本数が無く不便。海上タクシーを
チャーターすれば点在する島の教会の
観光も可能ですが少人数だとお金高いです! -
そんな事で小さな島の世界遺産の
教会を巡るのはツアーに参加するのが
便利だと思うのですが、日程を合わすのも
大変。五島列島観光は短期間で欲張るのは
不可能だと思います。今回は自分達の
観光を楽しみたいので縦断クルーズは
断念しました。いつかまた行けなかった
島の教会に行きたいな~。
ジェットホイルの一番後ろの座席は
なんと窓が無かったので景色も見れず
ウトウト寝ていたら「福江港」に到着です。 -
港にはカラフルな船。ツアーで利用したり
海上タクシーだったりするのかな。
五島列島の小さな島々を短期間で個人観光
するなら海上タクシー等の船のチャーターは
必須なんですが・・・少人数だと数万円します。
庶民にはなかなか払える額では無く・・・
今回は周りやすい「福江島」&「上五島」を
メインに観光したいと思います。 -
五島市のイメージキャラクター
「つばきねこ」
何となく目が怖い感じが可愛いです。
今回調べるまで知りませんでしたが・・・
五島列島は椿の自生地としても有名です。
東京に住んでいると椿と言えば「大島」の
イメージがあるんですけどね・・・。
だから椿製品もとても多いし、ゆるキャラも
椿です。福江は椿・椿の島でした。 -
今回・・・憧れている「旧野首教会」がある
野崎島&小値賀島(前泊で必須)に
行くか福江島に行くか最後まで悩みました。
最終的に初めての五島列島だし観光地が
沢山ある福江を選びましたが、とある
名物を食べたいが為に福江を選んだとも
言えるかもしれません・・・。
朝一で買っておかないと売り切れる場合も
あると言う事で到着後すぐにお買い物。
無事にGETしました~。後で食べよう♪ -
福江島観光では「車」は必須です。
路線バスも走っていますが、観光地を
網羅するのは少し無理があるし・・・
レンタカーで周るのが一番効率が良いです。
免許が無い方は島内の主要観光地を巡る
定期観光バスもありますよ♪ ▼
https://www.nagasaki-tabinet.com/tour/62518/
しかし島内の教会巡りをするには車は必須!
今回は友人との旅行なので運転はお任せ~。
島にはいくつかのレンタカー屋があります。
前もって予約しておくのがベターかと・・・ -
レンタカーにはナビもついていますが
地図は無料で貰える大まかパンフレットのみ。
これは自分が事前に送って貰った福江島の
地図だけど、車に置いてあった地図も
同じもの。しかも失くすと500円だって!
無料パンフなのにケチくさいっ!
カードキーの件もあるので気を付けよう。 -
事前の情報チェックで福江島は
なかなか大きく都会的・・・との情報を
見たけれど確かに港周辺の中心部は
ビルやホテル・アーケード商店街と
田舎の町的な雰囲気もありますが・・・・
車で10分走ればこんな風な風景。
内陸部はまったく海を感じないので
離島感は少ないかもしれません。 -
福江島は車で半周3時間程度らしい。
島の真ん中の道以外は海岸線に沿って
道があるので大回りする事も・・・・
また「堂崎教会」から先の一部の道は
道幅が狭く事故が多発しているので
絶対に走らない事と念押しされた・・・。
よって海沿いを1周(半周)は出来ず。 -
離島に来たんだから美しいビーチも
気になるけれど今回の目的は教会。
福江港から半時計周りで島を周る事に
して最初の目的地は「堂崎教会」へ。 -
福江港から車で20分らしいが
途中港を通り過ぎたり、静かな入り江を
眺めたり海岸線を走るから風景の変化が
楽しいんです。写真の静かな入り江は
わかりずらいけど水の色がビックリするほど
綺麗な緑色で透明度もスゴイッ! -
20分後・・・堂崎教会に到着しましたが
同じタイミングで団体さんのバスが
到着したようなので後回しにする事に。 -
長崎の教会を語る上で紹介しなければ
いけない人物が・・・・「鉄川与助」さんです。
日本の教会建築に偉大な足跡をしるした
鉄川与助は福江島のお隣、上五島出身の
棟梁&天才建築家。生涯三十数棟もの
教会を手掛け、今も九州各地で重文等に
指定され輝きを放っています。
今回はそんな鉄川与助が建築した
美しい教会をいくつか訪れる予定です。
ちなみに与助は生涯敬虔な仏教徒として
97歳の天寿を全うしました。 -
福江島の教会はお隣の上五島にある
教会程、数が多いわけではありません。
しかし1日で全て周るのは無理があるかな・・・
とりあえず堂崎教会の先の「半泊教会」を
目指す事に。距離的には大したことは
ないと思うけど、道中はブームになってる
「ポツンと一軒家」に向かうような
そんな山の中の細道・・・・ -
山の細道を海岸に向けて下ります。
道幅は車同士すれ違えないほど
細いので大きな車の人はやめた方が
無難かと・・・。&峠道が苦手な人も。
事故多発で通行止めになった道みたいな
雰囲気だったようです。幸い車は
いなかったので大丈夫だったけれど・・・
助手席に座っていてもかなりドキドキ
するような道でした。 -
坂道を下りきると目の前は海!
「半泊海岸」です。お天気が悪い&
太陽の位置も悪くて写真で美しい
雰囲気が伝わらないのが残念・・・・
砂浜が多い福江では珍しいのかな?
砂利?のビーチになっています。
ちなみにあの獣が出そうな細道の先
教会近くにお宿が1軒あったので
細道で車と出会う事もあると思います。
訪れる場合はホントに注意が必要です。 -
「半泊教会」はんとまりきょうかい
石垣に囲まれた民家のような建物。
こちらが半泊教会です。小さな十字架が
なければ教会とは思わない外観・・・
江戸時代末期、キリシタン弾圧から
逃れる為に大村藩領から五島にやってきた
数家族が島の北東部の小さな海岸に上陸
しました。しかし全員が住むには土地が
狭かったので半数だけここに留まった事から
この地は「半泊」と呼ばれるようになった
そうです。隠れキリシタンの歴史はこの
地にも残っているんですね。 -
「半泊教会」
アイルランドの浄財と信徒達が
貧しいながら奉仕活動に精を出し
教会の建築資金にあてました。
教会用地として信徒の畑が買収され
3年かけて大正11年に完成しました。
大工は鉄川与助です。
民家のような教会の内部は素朴な木材を
使用しており飾りを抑えた祭壇と壁で
構成されています。祭壇の前は白い壁が
水色で縁取りされた清々しい祈りの空間が。
内部は外観とのギャップにビックリ。
水色の空間は清らかで可愛らしくもあり
この旅で訪れた教会の中でもトップクラスで
印象に残っています。素朴だけど美しい~。 -
残念ながら教会内部は原則撮影禁止
なので興味のある方は検索してみて下さい!
教会から出ると少し陽が差してきました。
人一人いない静かな静かな美しいビーチ。
水も透明でホントに綺麗です。
半泊教会は訪れる人が穏やかに清々しい
気持ちになってここに来れて良かったと
思えるような素敵な教会です。
道中はかなり不安になる道なので・・・・
引き返す人も多いようですが無事に
到着すれば感動間違い無しですよ! -
「半泊教会」
五島の教会は教会が描かれている
大き目なスタンプがあるところが
多いのも嬉しいポイント。 -
あの道を通った時は少し後悔したけど
五島上陸1つ目の教会が半泊教会で
良かった~。ホント素敵な水色の教会・・・
そろそろ団体さんも帰っただろうから
堂崎教会へ向かいたいと思います。
でもその前に・・・行きに通り過ぎた
「宮原教会」でスタンプもらっておくか。 -
「宮原教会」みやはらきょうかい
地区の集会所にある教会。こちらは
周辺に民家があるので到着しても
最初はどこにあるのかわからず通り
過ぎてしまいました。小さな小川を
渡った先にある教会です。
ちなみに小川?用水路?はものすごく
水が綺麗で小魚が大量に泳いでいました。 -
「宮原教会」
屋根の小さな十字架が見えなければ
絶対に民家と勘違いしてしまう教会。
宮原の隠れキリシタン達は地元の寺の
檀徒となり潜伏しました。幾重の苦難を
乗り越え信徒達は外国人宣教師がやって
くるようになると教会を建てたそうです。
信徒にとって待ち焦がれた神父の巡回。
ペリュー師がこの地に訪れミサを捧げてから
当時の総代など十数人が洗礼を受けました。 -
「宮原教会」
内部は長椅子と机があるごく普通の
シンプルな教会でした。 -
時刻はまもなく11時。
到着してからバタバタしていましたが
福江島で一番有名な教会・・・と言っても
現在は資料館に無事に到着です。
車が1台ありましたが団体さんも
いないようだしお隣の車とも入れ違いに
なりそうだし静かに見学出来そうかな・・・ -
堂崎教会のトイレは教会風デザイン。
水洗でウォシュレット付きだったかな?
めちゃくちゃ綺麗な公衆トイレ。 -
堂崎教会から少し離れた場所に
駐車場があり・・・教会までは少し歩きます。 -
すぐ横は海。入り江だから静か。
美しい風景を眺めながら教会へ・・・ -
先ほどまでは雲も多かったのに
少し日が差した事で海の透明度も
良くわかるようになりました。
ず~と見てられるくらい綺麗で穏やかな海。 -
「巡礼カフェOratio」
先ほどから讃美歌が流れている可愛らしい
お店が・・・カフェ・オラショです。
こちらは「堂崎マドレーヌ」が有名との事で
帰りに立ち寄るのを楽しみにしていたのに
なんとこの日は定休日だったみたい。残念! -
カフェ・オラショのお隣にも
古びた・・・でもお洒落な小さな店が。
こちらもとっても有名なお店です。
開いているようなので帰りに寄ろう! -
「堂崎教会」 どうざききょうかい
駐車場からしばらく歩くとレンガの
立派な教会が見えて来ました。
道の先は海。ロケーション最高です♪ -
マルマン神父&ペルー神父像
-
「堂崎教会」 県指定有形文化財
明治時代にカトリックの禁教が解かれた後、
五島で最初に司祭が常駐して教会が立てられた
土地で、下五島地区のカトリック教会の信仰の
中心地であった。 -
「聖ヨハネ五島」の像
日本二十六聖人の一人で五島出身の
聖ヨハネ五島を記念して、「日本二十六聖殉教者」を
保護の聖人としている教会だそうです。 -
-
-
美しい煉瓦造りの天主堂は
設計はペルー神父、施工は野原与吉・
鉄川与助が担当し、1908年に完成した。
煉瓦造・ゴシック様式の平屋で、五島初の
洋風建築とされ、その美しい外観は五島内の
他の天主堂の模範となったそうです。 -
五島のどの教会も内部に入る時は
基本的に靴を脱いで入ります。
内部は木造で、ステンドグラスの模様は
椿をモチーフにしています。
椿モチーフのステンドグラスは五島の
教会ではデザインは違えど良く見かけました。 -
拝観料は300円かかります。
内部は布教時代から迫害を経て復活に至る
信仰の歴史が展示されている資料館と
なっており、また聖ヨハネ五島の聖遺骨も
安置されています。 -
「堂崎教会」
こちらでもスタンプが押せますが・・・
インクが薄かったり汚れていたりで
綺麗に押せないので、こだわる人は
歯ブラシとスタンプ台を持ち歩いた方が
良いかもしれません。赤スタンプは
ここだけかな?基本的に黒&青です。 -
事前に教会巡りのマナー等の
パンフレットは送って貰いましたが
コチラの冊子は帰りに見つけました。
福江港の観光案内所でいただけます。 -
中は五島市の教会の写真&説明。
スタンプを押す場所もあるので
(枠が小さいのではみだすかも?)
この冊子1冊あれば教会巡りの時に
とても役立つと思います。
もちろん無料でいただけますよ~。 -
時刻はお昼になり空は青空に・・・
お天気になれば映える海の色。
底まで見えてしまうくらい透明です。 -
教会見学が終わり・・・お隣にある
名物のお店に立ち寄る事に。
店先のバイクがお洒落~。 -
「BABY QOO」 ベイビークー
テイクアウトカフェです。
コーヒーやバナナフロートの他に
チリンチリンアイスもあるみたい。 -
こちらのお店は看板娘のおばあちゃんが
とっても有名&名物なんですよ~。
笑顔が可愛らしく話していて優しい
気持ちになれるすごく穏やかな
おばあちゃん。五島ののんびり流れる
島時間&綺麗な風景が長生きの秘訣!
ちなみに店先に並ぶのは椿油(食用)
やたらアートなパッケージが素敵。
こちらのラベルの絵は漁師の息子さんが
趣味で書いているんだとか・・・
息子さんもけっこうな歳だよね?
孫じゃなくて息子さんの絵か~ -
お土産にクロスのピンバッチを。
500円。可愛らしい。
ちなみにパッケージの絵も息子さん。 -
記念に息子さん手書きの絵葉書を。
100円。堂崎教会だよね??
猫とかの方が絵的に可愛かったけど
せっかく堂崎教会に訪れたので記念・記念。 -
静かな入り江に建つ堂崎教会。
素敵な小さなビーチもあります。
こちらもとても美しい場所なので
福江島に来たら是非訪れて下さいね♪ -
「浦頭教会」うらがしらきょうかい
ノアの方舟をイメージした白亜のモダンな
教会。中もかなり広く現代的な教会です。
あまりの大きさに写真に納まらなかった・・・
高台に見下ろすような感じでありますよ。
堂崎教会から福江港に戻る途中に
見つけた教会でした。 -
浦頭地区には、1888年に最初の教会が
建ち、1921年に2代目が・・・・さらに
1950年に増改築され、1968年集落の
高台である現在地に建てられました。
五島宣教の中心だった堂崎教会の老朽化や、
交通機関の変化も伴い、浦頭が一帯の中心の
教会となります。だから大きいんですね。
ちなみにスタンプは教会内部になかったので
近くに信徒さん向けのお店があったみたい
なのでそちらに置いてあったのかな・・・? -
堂崎教会からの先の道は
通行しないように強く言われたので
1度福江港に戻ってから内陸の道を通り
再び堂崎教会先の海岸エリアを目指します。 -
「楠原牢屋跡」
楠原教会を目指す途中に道沿いに
ありました。明治の始め、キリシタン
迫害のために牢屋として使われた建物(復元)
五島崩れは、明治時代に五島で隠れキリシタン
が摘発された事件の事。久賀島ではキリシタン
約200人が約6坪の狭い牢に入れられ水攻め等の
拷問を強いられました。ここ楠原にも沢山の
潜伏キリシタンがいて、拷問を受けたり
禁教を強いられたのでしょうね。 -
「信仰の自由100周年記念祭」の時に
立てられた記念碑「祈りの像」。 -
「楠原教会」くすはらきょうかい
楠原地区は1797年の五島藩要請で、六方の
浜から上陸した第1陣の外海キリシタンが
移住し、開墾した地域です。五島では
珍しい山間部にある教会です。
仏教徒を装っていたときは穏やかな暮らし
でしたが、久賀島から始まった五島崩れは
楠原にもおよび、信者が捕らえられました。
禁教の高札がおろされたのちの、1912年、
ようやく現在のレンガ造の教会が建ちました。 -
ファティマの聖母と牧童の像
-
どの教会も内部をお見せ出来ないのが
ホント残念!内部は白を基調にした木造で
アーチ状の天井・リブ・ヴォールト天井が
とても美しい教会です。また十字架が
描かれたステンドグラスなども印象的。 -
ステンドグラスは外から写真に撮っても
当然ながら綺麗さが伝わりません。
教会の内部から見るとホントに美しいです。
教会の入り口にあったステンドグラス。
今まで訪れた教会はこのようなわりと
シンプルなステンドグラスの所が多く・・・
大聖堂のような荘厳な感じではなく
ただただ静かで厳かな空間でした。
ステンドグラス越しに日が入ると
教会内部が赤や青に染まり・・・
ホントに綺麗で感動しました。 -
「楠原教会」
レンガ造りのゴシック様式の教会は下五島に
現存する教会としては、堂崎教会に次ぐ
2番目に古い教会だそうです。
パッと見、堂崎教会にも似ている赤レンガの
建物は鉄川与助が手掛けました。
すごく鉄川与助の教会だ~と感じられる
デザインの教会です。とても立派で白を
基調とした内部は上品な感じでした。 -
「楠原教会」
こちらの大きなスタンプはボロボロ・・・
デザイン的に綺麗に押したかった~。
歯ブラシ必須です。 -
教会を見学しながら車を走らせる事
1時間強くらいか・・・やっと海岸線に
戻れました。島を海岸沿いに半周出来たら
早かったのに~。まっ内部を走った事で
楠原教会にも行けたから良しとしよう。 -
「水ノ浦教会」みずのうらきょうかい
鉄川与助の名作でもある木造の教会。
高台に建つ白亜の教会はロマネスク、
ゴシック、和風建築が混合した美しい
教会です。青空ならもっと映えたのに・・・
木造教会堂としては最大規模なんだそう。 -
-
教会の脇にはキリシタン墓地が・・・。
五島はキリシタンの人口が多いので
もっとキリシタン墓地を見かけるのかなと
思っていましたが、道を走っていて
見かけたのは普通の墓地が多かったです。 -
「水ノ浦教会」
真っ白でホントに絵になる美しい教会です。
大村藩から移住した潜伏キリシタンのうち、
水ノ浦には5人の男性とその妻子が移住しました。
厳しい弾圧を経てカトリックに復帰し、明治13年に
最初の教会堂が完成。その後老朽化のため
建て替えられ現在の教会になりました。 -
高台にある教会からは湾(港?)を
一望する事が出来ます。とても
静かで美しい場所です。お天気ならな~ -
「水ノ浦教会」
こちらは小さなスタンプしか
置いてありませんでした。
教会内部はリブ・ヴォールト天井
・・・コウモリ天井の教会らしい
美しい内装をしていました。 -
水ノ浦教会のトイレも
教会風デザインでお洒落。 -
私が訪れた時は小雨がパラつくような
お天気でしたが花の季節で晴れていると
こんな風な美しい風景が見れるそうです。
今回時間の関係でどの教会も周辺散策が
キチンと出来ていませんが、教会の裏手
にも周る事が出来るみたいですよ! -
水ノ浦教会から今度は島の西の
先端にある三井楽教会へ向かいます。
福江島はもっと平坦な島だと思って
いたのですがとても起伏のある島です。
海岸線以外には山の間を縫うように
走る事も多くトンネルも沢山あります。
三井楽町方面に向かうトンネルは
素敵なデザインが色々描かれていました。 -
道の駅「遣唐使ふるさと館」
時刻はずいぶんお昼を過ぎて
しまった感じ。中心部を離れると
お昼を食べるような店もなかったような・・・
とても立派な道の駅だけど観光客は少なく
地元の子供や主婦がお喋りしたり遊んだり
している市民センターのような雰囲気も・・・ -
道の駅の中には立派なレストランも
あったようですが、私たちは到着時
港でこちらの商品を買ったので
テーブルだけお借りしてお昼ご飯にしよう!
その名も「鬼鯖鮨」緑は炙り鬼鯖!
クチコミによるとこのお寿司が絶品らしい。
五島列島のどの島に行くか考えた時に
福江に行きたかった最大の理由は鬼鯖鮨かも。 -
さば寿司って福井とか京都とか有名な
ところ沢山ありますよね。
焼き鯖寿司がブームになった時も
少しハマったし、どうしても京都の
いづうの鯖寿司が食べたかった時は
お土産はそれだけでも良いと言って
買って来てもらいました・・・
確かにいづうは伝統の味だけあって
とても美味しかったけど、あまりの
お値段にハーフサイズ。それでも
2600円くらいしましたかね・・・
お醤油で汚くなっていますが・・・
鬼鯖鮨は1本1,620円。炙りは少しだけ
安かったと思います。すごい安いっ!
・・・とは思わないけど手が出せない事もない。 -
切り方があまかったので汚くてスミマセン。
こんな風にとっても身があつくて
脂ものっていました。しめ鯖もフレッシュで
生っぽい感じかな。シングルでもこれだけ
身はあついですがダブルもあります。
あぶりも焼き鯖寿司ほど焼いていないので
表面だけサッと炙っている感じです。
でもしめ鯖とはまた別物で生が苦手な人も
食べやすいかな。どちらも捨てがたい・・・
ホントにどちらも大変美味でした。
三井楽水産の鬼鯖鮨はお取り寄せも
出来ますし物産展で全国を回っているので
東京や他の都市でも食べる事が出来ます。
https://onisaba.com/
しかし物産展ではあぶりは出せないらしい。
(日本橋に買いに行ってしまった)
是非、五島・福江島に行ったら鬼鯖鮨を! -
道の駅「遣唐使ふるさと館」で
忘れてはいけないのがソフトクリーム!
・・・だそうです。建物の外で売っていますが
大人気!五島牛乳のソフトクリーム250円。
お値段もお安いのですが、ビックリしたのが
味です。濃厚なミルク味なのにサッパリも
していてホント~に美味しい本格派。
下手な牧場のソフトより絶対に美味しい!! -
鬼鯖鮨1本食べて、デザートにソフトを
食べたらお腹一杯。ちなみに大変鬼鯖鮨を
気に入った友人・・・お土産に持ち帰れないか
聞いた所、翌日が限界のようでした。
私達はまだこの後があるから諦めたけど
帰る日または前日ならお土産にも・・・
道の駅内部はそれほど広いお土産屋では
なかったけど雑貨類から食品までなかなか
お土産は充実しています。他の観光地の
ように綺麗で広いお土産屋は無いので・・・
貴重なお土産スポットの1つかもしれません。
時刻は14時すぎ・・・少し急がないと福江の
代表的な観光スポットを周り切れないかも。
教会巡りはまだまだ続きます~。
NO4へ 最後まで教会巡り&福江の絶景編!!
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旅行記グループ
長崎・キリシタン物語
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この旅行記へのコメント (2)
-
- hokkaさん 2020/01/14 11:08:51
- 教会巡り
- こんにちは、みかりさん。
長崎のホテルではちょっとトラブルがあったようですが、無事に福江港に着いて教会巡りをされている様子を興味深く拝見しました。
私は日帰りの「五島列島・キリシタン物語ツアー」に参加して思ったことが、勉強不足だった~ということを痛感しています。
もっとしっかり訪れる先を調べてから行けば、もう少し深く感じることができたかな?と思っています。
その点、みかりさんはしっかりポイントを下調べて訪れて旅行記に書かれているので、とても勉強になります。
全く同じコースで福江島に行ってみたいなぁ!なんて思いますよ。
特に半泊教会を見学をしてみたいですし、看板娘のおばあちゃん(TVでは見ました)にも会ってみたいですね。
そして旧野首教会は私も気になっていたところです。ちょうど同じ時期に訪れたトラベラーさんの旅行記で詳しく拝見しました。
やはり是非とも訪れてみたいところですが、福江島へ行くだけでも大変なのに更に前泊・後泊が必要そうで・・。でも、その分の感動も味わえるのでしょうね。
hokka
- みかりさん からの返信 2020/01/15 00:59:51
- RE: 教会巡り
- hokkaさん、こんばんは!
今年も宜しくお願いします♪
> 私は日帰りの「五島列島・キリシタン物語ツアー」に参加して思ったことが、勉強不足だった?ということを痛感しています。
私も旅行記では詳しく書くものの、事前知識無しで旅立つ
タイプなので、もっと勉強しておくべきだった・・・と思う事が多いです。
でも後から復讐して歴史を知るのも楽しいですけどネ。
キリシタン物語ツアーは是非参加したかったですが、hokkaさんの
旅行記で行ったつもりで今は満足です。(笑)
> 全く同じコースで福江島に行ってみたいなぁ!なんて思いますよ。
けっこう効率よく全体的を見たと思います。
もう少し見たい場所もあったけれど1日だと厳しいですね・・・
> 特に半泊教会を見学をしてみたいですし、看板娘のおばあちゃん(TVでは見ました)にも会ってみたいですね。
半泊は実際に見て感動する教会だと思います。
ギャップがいいですよ〜。&ベイビークーのおばあちゃん
有名な人なのでもっとパワフル元気タイプかと思いきや
ものすご〜く穏やかなお婆ちゃんでなんだか癒されました。
> そして旧野首教会は私も気になっていたところです。ちょうど同じ時期に訪れたトラベラーさんの旅行記で詳しく拝見しました。
> やはり是非とも訪れてみたいところですが、福江島へ行くだけでも大変なのに更に前泊・後泊が必要そうで・・。でも、その分の感動も味わえるのでしょうね。
私も4トラや他ブログ等チェックしたけれど、なかなか大変ですよね。
色々調べた結果、福岡からのフェリーで朝に到着すれば
後泊1日で行けそうなんですけどね・・・上五島からのツアーも
日付を選べばありそうだけど、泊りがけの方が感動はしそうですね!
みかり
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旅行記グループ 長崎・キリシタン物語
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