ロンドンの魅力満喫一人旅 その１　フライト～ホテル～年越し花火

2019/12/31 - 2020/01/05

　年末年始休暇を使って、ロンドンを中心に6日間にわたって行きたいところに行ってきた一人旅の記録です。
　プレミアリーグ観戦、ミュージカル「オペラ座の怪人」観劇、大英博物館などの博物館、美術館巡り。そして日帰りバス旅行で行ったストーンヘンジなどについて現地で気付いた事を紹介します。

　その１はANAのビジネスクラスの新シート「THE room」の感想、ホテルまでの移動、年越し花火などについて。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

　行きのフライトは羽田空港11:35発のNH211便です。直行便かつ新シート搭載のB777-300ERということで選びました。
　大晦日の羽田空港は、人がごった返すような混雑ではなかったためスムーズに搭乗することができました。

　ANAのビジネスクラスの新シート「THE room」にはシート配列上、進行方向と逆向きのシートがあり、行きのフライトは逆向きシートを選びました。離・着陸時の感覚が少し気持ち悪い気がしましたが安定飛行の間は気になりませんでした。ただし乗り物酔いしやすい人は避けたほうが良いような気がします。個人的には、次に乗る機会があれば進行方向のシートを選びます。また、シートベルトが3点支持タイプで斜めのベルトがきつく感じました。
　シートの座り心地は2人がけソファに座っているような感覚で、とても快適でした。旧型のスタッガードシートと比べてスペースに余裕があります。食事の際も小さい方のドアは締めた状態で問題ないため、隣の席の視線も気になりません。

　小物入れの下にある端子類が、とくに秀逸で、

　こんなふうに、扉を閉めたときに、テーブル周りがスッキリします。
　ちなみに座席横にもUSB端子があったのでiPad miniを充電しようと繋げましたが、ケーブルが悪かったのか電圧が足りないのかわかりませんが、充電できませんでした。この小物入れの下のUSB端子だと充電できました。

　ホテルまでの移動は地下鉄と迷ったのですが、ヒースローエクスプレスのチケットをHISのサイトから35日前割引で16.30￡で事前に購入しておきました。
https://activities.his-j.com/TourLeaf/LON0370/

　ANAが到着するターミナル2からヒースローエクスプレスの乗り場は結構遠くて、歩いて10分程度かかりました。
　事前にQRコードの載ったバウチャーを印刷しておいたので改札でQRコードをかざして無事に入場。なおホームは写真でいうと手前から奥側に電車が進むのですが、なるべく前の方の車両に乗れるよう奥まで進んでおくとパディントン駅に到着したとき改札が近くなります。注意点として両端の車両はビジネスファーストクラスシートですので乗らないようにしましょう。
なお、スターアライアンスゴールドメンバーは自動アップグレード特典があり、普通車両チケットで改札を通り、ビジネスファーストクラスに着席して車内改札で係員が回ってきたときにチケットと一緒にスターアライアンスゴールドのクレジットカードを示すだけでOKです。ビジネスファーストクラスには1人席もありスペースに余裕があるため、大きな荷物で移動が大変な方にはオススメです。

　結果論ですが、ヒースロー空港～ロンドン中心には地下鉄のピカデリー線で行くほうが安くて良いと思います。とても狭くて混雑する電車ですが、空港からなら便数も多く、ほぼ始発で座れるので問題ないと思います。

　パディントン駅からタクシーに乗るときは、床の案内を辿っていくとタクシー乗り場までたどり着きます。初めて来る駅で右も左も分からない状態だったので、大変助かりました。
　タクシーでセブンダイヤルズ近くのホテルまでは所要時間20分、料金はチップ込みで16￡でした。
空港からホテルまでのコストとしては割高だと思いますが、冬のロンドンは16時頃には暗くなり、土地勘もない場所でとにかく楽にホテルに到着する手段としてはアリかなと思います。

　ちなみにタクシー乗り場はパディントン駅からリフト（エレベーター）で降りたところになります。レーンが２つあって、どちらか空いている方へ乗って良いようです。このときは誘導の係員の人はいませんでした。
ぼーっと手前のレーンで待っていたら、奥のレーンに止まっているタクシーの運転手さんに手招きで呼ばれました。

　泊まったホテルはラディソン ブル エドワード マーサー ストリートです。コヴェントガーデン、レスタースクエア、トッテナムコートロードの3つの駅に歩いて5～10分で行くことができ、大英博物館やピカデリーサーカスなどにも歩いていける抜群の立地でした。
　部屋も一人で寛ぐ分には十分な広さと清潔さでした。朝食も美味しかったです。

ラディソン ブルー エドワーディアン マーサー ストリート ホテル ロンドン ホテル

　バスルームには浅めですがバスタブもあり、旅の疲れを癒やすことができました。タオルウォーマーが設置されているのも良かったです。シャワーが固定タイプで使いづらいのがマイナスポイント。アメニティは、歯ブラシとスリッパが無かったです。スリッパは飛行機で使ったものを持ってきておいて助かりました。

　年越しカウントダウン花火（London New Year’s Eve Fireworks）があることをロンドン到着後に知って、せっかくなら見に行こうと思って23:40頃トラファルガー広場の北東、セントマーティン・インザフィールズの横で待っていたのですが、これが大失敗。建物で隠れて全く花火が見えませんでした（ちょうど広場の東側で花火が上がるため）。トラファルガー広場の南側まで移動すれば見れそうでしたが、とにかく人混みが凄くて移動する気にもならず、空が赤く燃える様と花火の音だけを聞いてホテルに戻ってきました。時間は00:00~00:15くらいの短い時間で、皆花火が終わるとともに一斉に帰路につく感じでした。

　後でWebで調べたところ、よく見える場所は事前のチケット制で、かつチケット配送の関係で現地の方しか受け取れないようです。また10月頃発売開始されるそうですが人気のためすぐ売り切れるそうです。