2019/12/26 - 2019/12/26
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itaruさん
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年末のちょっとした休み。海外に出ようか、とも思ったけれど年賀状やら掃除やらやるべきことをやっていないし、実家にも顏を出さなきゃいけない。日帰りで近場で滑ろうとも思ったけれど、記録的な暖冬でスキー場に雪がない。なんてうだうだしている中で、ふと「ふぐを食べよう」と思いつく。7日前にJALのダイナミックパッケージを調べてみると、山口宇部往復が3万円ちょっと。ただ帰りが昼前後の便しか空いてない。ほかに空いてないかと検索すると、北九州空港なら最終便に空席があり、3万7000円ほど。年末だし、このくらいの値段ならいいか、ってことでふぐを食べに下関へ向かいます
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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年末の朝の羽田空港は大混雑。軒並み便の出発が遅れている。山口宇部空港行きのJAL291便は沖止め。バスから降りて登場したのは定刻7時50分を過ぎた7時55分
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8時20分過ぎ、ようやく羽田を離陸し
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少しばかり遅れて山口宇部空港に到着です
山口宇部空港 空港
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下関行きのバスに乗り、途中城下町の調布に寄ろうと調布駅前で下車(1370円)。実は城下町に行くなら一つ先の停留所の城下町長府が正解(1410円)。長府駅からだと城下町まで3kmちょっとの距離を歩かなければいけない
長府駅 駅
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長府駅から30分ほどの距離にあるのが日露戦争で旅順攻略戦の指揮を執った乃木希典将軍を祀った乃木神社
乃木神社(山口県下関市) 寺・神社・教会
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地元では学問の神様になっているようですが、年末の忙しい時期、ということもあってか訪れる人もなし。境内には夫妻、愛馬の銅像や乃木将軍が幼少期を過ごした家が再現され、宝物館(年中無休、無料ですが入口に寄付金箱あり)も併設しています
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乃木神社から少し歩いたところにあるのが城下町の名残が残る古江小路
古江小路 名所・史跡
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通りにある菅家は代々長府藩の侍医を務めた由緒ある家とのこと
菅家長屋門 名所・史跡
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古江小路の先にあるのが長府藩を治めた長府毛利家が建てた邸宅の長府毛利邸。敷地に入ると長府藩初代藩主・毛利秀元の像が迎えてくれる(入場料200円)
長府毛利邸 名所・史跡
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ここには他にも観光客の姿が。それも隣の国からの家族連れ。なかなかマニアックな選択にびっくり
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ここの見どころは見事な庭園。余裕があれば抹茶をいただき、ゆっくりするのもいい
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冬なので鮮やかさには欠けるものの、落ち着いた雰囲気に包まれている
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部屋も明治天皇の行在所として使われただけあってなかなかのもの
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そして下関市立歴史博物館(常設展、企画展ともそれぞれ210円)で歴史のお勉強
下関市立歴史博物館 美術館・博物館
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歴史を学んだから向かいにある高杉晋作が維新の発端となる挙兵をした功山寺へ
功山寺 寺・神社・教会
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総門から山門を抜け
功山寺山門 寺・神社・教会
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国宝の仏殿へ。HPによると「寺伝に嘉歴2年(1327)創建とあるが、仏殿の南側来迎柱の上部に「此堂元応2年(1320)卯月5日柱立」の墨書があり、鎌倉時代建立の代表的な木造の禅宗様建築で、典型的な唐様仏殿としては、我国最古の物である」とのこと
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そして、長府毛利家の菩提寺ということもあり、奥には歴代藩主らの墓所も
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そして鐘楼の隣には高杉晋作の騎馬像も
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長府の観光を終えたら長府城下町のバス停でバスに乗り唐戸市場へ(360円)。市場の営業時間は基本15時まで。なので14時過ぎでは店じまいのところも多く
唐戸市場【活きいき馬関街】 市場・商店街
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軽く観て回り、ふぐのオブジェに挨拶したらお昼を探しましょう
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対岸の門司だけど、霞んで今一つ
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レストランや土産物屋が入っているカモンワーフ
カモンワーフ ショッピングモール
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奇兵隊でお昼をいただきます。やっぱり下関なのでふぐは外せません。ふぐのたたき丼にふぐの唐揚げ、ふぐの味噌汁などのセットで1683円(税込)也
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お腹がふくれたらフェリーに乗って宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地、巌流島へ。料金は往復もしくは巌流島経由門司港の片道ともに900円(無人島なので片道なし)
巖流島 自然・景勝地
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フェリーを降りると、かわいらしい狸のお出迎え
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どうやらフェリー会社の人たちが餌付けをしているようで
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観光客が来ても
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少しは警戒するものの、近づきすぎない限りはごはんに夢中の様子
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決闘に敗れて命を落とした佐々木小次郎を偲ぶ佐々木厳流の碑は1910年建立
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わざと遅れた武蔵が小舟に乗って悠々と巌流島にやってくる。映画やTVで観た光景
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400年昔に思いをはせ、島をぐるりと巡りましょう
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今の巌流島は埋め立てにより武蔵と小次郎の戦いの時の6倍の大きさだという
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「巌流島憩いの広場」の先にある展望広場に建つ武蔵と小次郎像。関門海峡を前に映画やドラマで一般的な構図は躍動に溢れています
巖流島憩いの広場 公園・植物園
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実際の決闘はこんなに格好良くなかったって説もありますが、ここは素直に2人の剣豪の戦いをリスペクトしましょう
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島の先端。この辺りは埋め立てた場所ですね
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下関側に目をやると
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最後に舟島神社にご挨拶したら
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10分ほどの船旅で門司港へ
関門納涼船 乗り物
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門司港レトロ地区をぶらり。まずはレンガ色のタイルと八角形の塔がレトロな雰囲気を醸し出している旧大阪商船へ
北九州市旧大阪商船 美術館・博物館
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大正10年(1921年)に三井物産の社交倶楽部として建てられた旧門司三井倶楽部。有料(150円)の2階には来日したアインシュタイン博士が宿泊した部屋が再現されているほか、作家の林芙美子記念室になっている
旧門司三井倶楽部 名所・史跡
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九州の玄関口となる門司港駅は重厚な駅舎。構内のスターバックスは昔の3等待合室を再現したもの。お茶を一杯いただくのも良いかも
門司港駅 駅
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門司港駅の前で目に入ったのが「バナナの叩き売り発祥の地」の碑。ドラマや映画では観たことあるけれど、実物のバナナの叩き売りって見たことない
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高くそびえるビルは高層マンション『 レトロハイマート』。31階にはレトロ展望室があり、103m高さからレトロ地区や関門海峡の絶景が眺められるはずだけど、この日の天気では鮮やかな夜景とはいきそうもないので今回はパスしましょう
門司港レトロ地区 名所・史跡
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赤レンガや御影石を使って再建された旧門司税関。残念ながら5時を過ぎたので資料室の見学はできず外観だけ
北九州市旧門司税関 名所・史跡
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北九州市と中国・大連の友好都市15周年を記念して建てられた大連友好記念館。明治35年(1902年)に大連に建てられたドイツ風建築の複製建築
北九州市大連友好記念館 美術館・博物館
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対岸の下関にも灯がともり始めました
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第一船溜にかかるブルーウイングもじは全国で最大級の跳ね橋。できれば開橋した姿をみたいところだけど、16時が最終なので次回チャンスがあればということで。では下関側に戻りましょう
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途中、静態展示されている路面電車や
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関門橋を眺めつつ
関門橋 名所・史跡
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九州と本州を結ぶ関門トンネルへ
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歩いて下関へ向かいます
関門トンネル人道 (福岡門司側) 名所・史跡
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福岡県と山口県の県境を越えて
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最後に壇ノ浦の戦いで敗れ、わずか8歳で入水して亡くなった安徳天皇を祀った赤間神宮へ。小泉八雲の「耳なし芳一」の舞台ともなったこの社は最近パワースポットとしても有名なんだとか
赤間神宮 寺・神社・教会
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ここは高校の修学旅行でも寄ったところ。といっても、バスからガイドさんの説明を聞いただけなので参拝するのは初めて。でもライトアップされているとはいえ、ちょっと不気味なので、早めに引き上げましょう
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その後東京第一ホテル下関にチェックイン。で夕飯は近くの居酒屋たかはしへ
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「ふぐの小鉢2点盛り」(ホテル優待券)、フグ刺し(1200円)、くじらの竜田揚げ(800円)、ふぐ雑炊(800円)にビールやひれ酒をいただき満足です
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